『山寺…松尾芭蕉の世界を感じよう!』津々浦々 旅! 山形

山形県
  • 山寺は、正しくは宝珠山立石寺といい、貞観2年(860)清和天皇の勅願のよって慈覚大師が開いた、天台宗のお山だそうです・・・山形市から比較的近くの山寺ですが、何とも言えない静かさを感じます。
  • 閑さや岩にしみ入る蝉の声・・・元禄2年(1689)、おくのほそ道をたどり、山寺を訪れた松尾芭蕉の有名な句です・・・この芭蕉翁の句をしたためた短冊をこの地に埋めて、石の塚をたてたものが、せみ塚といわれています。

山寺観光協会 (yamaderakankou.com)

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  • お山の自然にそってつくられたこの参道は、昔からの修行者の道で、結構上るのは大変ですが、空気が澄んでいて気持ちの良い参道です。
  • 一番せまいところは約14センチの四寸道で、親子道とも子孫道ともいわれていて、そびえる百丈岩の上に、納経堂や開山堂、展望随一の五大堂がたっています。
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  • 岩に巌をかさねた岩場は、釈迦が峰といい、今では修行者以外の登山を禁じられています・・・よくこんなところで、と思うぐらい結構危ない感じがします。
  • 立石寺を開いた慈覚大師のお堂を開山堂といい、大師の木造の尊像が安置されており、朝夕、食飯と香を供えています。
  • 岩の上の赤い小さな堂は、写経を納める納経堂で、山内で最も古い建物です・・・県指定文化財で、昭和62年に解体修理がおこなわれました。
  • 納経堂の真下に、貞観6年(864)歿の慈覚大師が眠る入定窟があり、頭上の建物は五大堂といい、五大明王を祀って天下泰平を祈る道場で、山寺随一の展望台でもあります。
  • 景色は最高ですね・・・鎌倉時代の建立といわれる山門から、開山堂、大仏殿のある奥之院までの石段は800段を超えています・・・結構ヘロヘロになりますよ~。
  • 四季折々日本の原風景を感じさせる山寺でした・・・秋の紅葉の時期が一番いいいかもです。

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