神秘の丸池様 可憐な梅花藻! 遊佐町
2022年7月7日 そろそろ梅花藻も咲いているころだろうと思い、丸池様と牛渡川を見にに行ってきました。例年だと6月末から7月初旬くらいが開花時期だそうなので、とりあえず、えいやっと行ってきました。去年は早すぎて見れなかったので・・・1年越しの楽しみです。梅花藻を見たいと思っている方、参考にしてみてください。
丸池様
鳥海山の麓、山形県遊佐町に丸池様はあり、エメラルドグリーンの水面は、幻想的な美しさです。水の透明度が高く、太陽光が当たり、光の屈折や吸収などの諸条件が揃うことで、グリーンやブルーの色に見えるそうです。
水の中に沈んでいる倒木などが朽ち果てないのは、水温が年間を通して約11℃と冷たいのと、池の底から絶え間なく水が湧いて入れ替わっているため、池に沈んでいる樹木が腐敗しないからだそうです。鳥海山からの伏流水を水源とした湧水が町のいたるところに見られる遊佐町で、丸池様も、直径20メートル・水深3.5メートルの大きさで、湧水だけで満たされています。
鳥海山の山上にある鳥海湖と丸池様の水脈は、地中深く通じているという言い伝えもあるそうです。丸池様というのは一般的な呼び名で、正式には鳥海山大物忌(おおものいみ)神社の境外末社に当たる「丸池神社」という神社で、古くから池そのものが御神体として崇められてきました。
2008年に、鳥海山信仰の一翼を担う重要な史跡として国指定史跡にも指定され、池の周りにはうねった原始林が生い茂っており、町の天然記念物にも指定されています。底の砂地のところから、ぼこぼこと水が湧いています。いつ見ても、丸池様は神秘的でオーラを感じます。
牛渡川(うしわたりがわ)
「牛渡川」は鳥海山の麓、山形県遊佐町を流れる全長3㎞の小さな川です。水源が100%鳥海山の湧水のみであるという全国でも希な川で、川の水が極めて美しく澄み渡っています。
そのため、清流でしか育たない梅花藻の群生を見ることができます。初夏には、梅の花に似た可憐で小さい花をつけ、藻といっしょに浮き上がってきます。
夏の陽射しを受けて、梅花藻の花が光の中に可憐な姿を見せてくれます。梅花藻は、キンポウゲ科の水草で、清流にしか繁殖しないと言われています。
また、秋から冬にかけて大量の鮭もこの川に帰ってきます。梅花藻、見事に咲いていました!
夏の暑い1日でしたが、丸池様の神秘的なエメラルドグリーンの美しさと牛渡川の澄み切った清流の流れる音、梅花藻の可憐な美しさに癒された一日でした。
神秘の泉に魅せられる!庄内屈指の映えスポット・丸池様|旅の特集|やまがた庄内観光サイト – 山形県庄内エリアの観光・旅行情報 (mokkedano.net)
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