毎年、8月5日~7日の3日間行われる山形花笠まつりです。
華やかに彩られた山車を先頭に、「ヤッショ、マカショ。」の勇ましい掛け声と花笠太鼓が高らかに響き渡ります。
まだ、神社で待機中の踊り手さん達です。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0747-1024x588.jpg)
あでやかな衣装に身を包んだ踊り手が、『紅花』をあしらった笠を手に、群舞を繰り広げます。
趣向を凝らした「創作踊り」など、多彩な踊りも見られる真夏の夜の祭典です。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0748-1024x614.jpg)
JR山形駅東口より会場まで徒歩約10分程度で到着です。
祭りのコースは、山形市中心市街地(十日町・本町・七日町通り~文翔館前)の直線コースとなります。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0750-1024x666.jpg)
今年の「ミス花笠」の皆さんです。
パレードは18時10分から始まり、21時くらいまで、休憩をはさんで5回踊ります。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0752-1024x576.jpg)
さあ、いよいよ祭りが始まります。
ちなみに、山形花笠まつりの歴史は、蔵王開山1,250年にあたる昭和38年(1963年)、蔵王の観光開発とPRを目的に「蔵王夏まつり」が開催され、そのイベントの一つでした。
蔵王権現さんの顔ちょっと怖いです!
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0754-1024x576.jpg)
「蔵王夏まつり」のイベントの一つだった「花笠音頭大パレード」が、昭和40年(1965年)からは単独の『山形花笠まつり』となりました。
山形県の花である紅花をあしらった花笠きれいですね。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0756-1024x576.jpg)
その後、昭和45年(1970年)大阪万博にて、花笠踊りを披露したことから、『山形花笠まつり』の知名度が全国に広がったそうです。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0762-1024x576.jpg)
いまでは3日間で踊り手が1万人を超え、多くの観客を集める大きなまつりとなり、東北を代表する夏まつりの一つとして成長しました。
渡辺えみさんも応援にやってきていました。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0767-1024x576.jpg)
今年は残念ながら、コロナのため、規模を縮小して開催です。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0770-1024x576.jpg)
今年は、郵便局前あたりがスタートで、文翔館前がゴールとなっていますが、郵便局前あたりは結構混んでいます。
市役所前を過ぎたゴール近辺が比較的広くてゆっくり見られそうです。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0777-1024x576.jpg)
踊りも様々ありますので、行く前に確認しておくといいと思います。
- 正調花笠踊り ~薫風最上川~(通称:女踊り)
- 山形県の「母なる川」最上川を渡る爽やかな風と、稲穂の揺れをイメージした優雅で華麗な正調花笠踊り。
- 正調花笠踊り ~蔵王暁光~(通称:男踊り)
- 蔵王連峰の夜明けと、大地をしっかり踏みしめ、自然の恵みへの感謝をイメージした勇壮な正調花笠踊り
- 笠回し系花笠踊り
- 花笠踊り発祥の地・尾花沢系の豪快に花笠を振り回すダイナミックな花笠踊り
- 創作花笠踊り
- 参加者が独自に趣向をこらした花笠踊り
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0781-1024x576.jpg)
ゴール地点の文翔館前で、きれいな電飾が飾られていますが、皆さん一様に踊り疲れています。
お疲れさまでした!
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0782-1024x576.jpg)
テツ&トモもゲストでやってきていました。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0785-1024x576.jpg)
こんな、フラダンス風の踊りもありましたよ。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0791-1024x576.jpg)
やまがた舞子さんも来ていました。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC_0792-1024x576.jpg)
最後に、ミス花笠の皆さんが締めて本日の祭りは終了です。
花笠音頭の歌詞
- そろたそろたよ笠おどりそろた秋の出穂よりまだ揃ろた
- 蔵王権現さんもお盆の夜は笠のおどりに浮かれでる
- 吾妻十湯白布に五色うば湯なめ川谷に湧く
- 赤湯ゆ煙りただようあたり恋の花咲くぶどう園
- 菊は宮内あやめは長井ばらの名所は東沢
- 肌の白さよ情けの深さあの娘湯のまち上山
- 嫁ごとるならさくらんぼ娘寒河江そだちの色のよさ
- 花の山形紅葉の天童雪を眺むる尾花沢
- 秋の山寺紅葉も見頃私しゃ年頃紅もさす
- 招く東根自慢のものはお湯にりんごにさくらんぼ
- 酒田港へ紅花積んで流す舟唄最上川
- そろたおばこのすげ笠ごしに浮ぶ鳥海出羽の富士
- 温海岳から吹浦かけて出羽の三山夕涼み
- 蔵王むこどの鳥海嫁ご出羽の三山仲人役
- 西の月山おがんできょうはひがし蔵王の夏まつり
コメント