『山形花笠まつり!2022 艶やか』津々浦々 旅!山形

山形県
DSC_0750

毎年、8月5日~7日の3日間行われる山形花笠まつりです。

華やかに彩られた山車を先頭に、「ヤッショ、マカショ。」の勇ましい掛け声と花笠太鼓が高らかに響き渡ります。

まだ、神社で待機中の踊り手さん達です。

DSC_0747

あでやかな衣装に身を包んだ踊り手が、『紅花』をあしらった笠を手に、群舞を繰り広げます。

趣向を凝らした「創作踊り」など、多彩な踊りも見られる真夏の夜の祭典です。

DSC_0748

JR山形駅東口より会場まで徒歩約10分程度で到着です。

祭りのコースは、山形市中心市街地(十日町・本町・七日町通り~文翔館前)の直線コースとなります。

DSC_0750

今年の「ミス花笠」の皆さんです。

パレードは18時10分から始まり、21時くらいまで、休憩をはさんで5回踊ります。

DSC_0752

さあ、いよいよ祭りが始まります。

ちなみに、山形花笠まつりの歴史は、蔵王開山1,250年にあたる昭和38年(1963年)、蔵王の観光開発とPRを目的に「蔵王夏まつり」が開催され、そのイベントの一つでした。

蔵王権現さんの顔ちょっと怖いです!

DSC_0754

「蔵王夏まつり」のイベントの一つだった「花笠音頭大パレード」が、昭和40年(1965年)からは単独の『山形花笠まつり』となりました。

山形県の花である紅花をあしらった花笠きれいですね。

DSC_0756

その後、昭和45年(1970年)大阪万博にて、花笠踊りを披露したことから、『山形花笠まつり』の知名度が全国に広がったそうです。

DSC_0762

いまでは3日間で踊り手が1万人を超え、多くの観客を集める大きなまつりとなり、東北を代表する夏まつりの一つとして成長しました。

渡辺えみさんも応援にやってきていました。

DSC_0767

今年は残念ながら、コロナのため、規模を縮小して開催です。

DSC_0770

今年は、郵便局前あたりがスタートで、文翔館前がゴールとなっていますが、郵便局前あたりは結構混んでいます。

市役所前を過ぎたゴール近辺が比較的広くてゆっくり見られそうです。

DSC_0777

踊りも様々ありますので、行く前に確認しておくといいと思います。

  • 正調花笠踊り ~薫風くんぷう最上川もがみがわ~(通称:女踊り)
    • 山形県の「母なる川」最上川を渡る爽やかな風と、稲穂の揺れをイメージした優雅で華麗な正調花笠踊り。
  • 正調花笠踊り ~蔵王ざおう暁光ぎょうこう~(通称:男踊り)
    • 蔵王連峰の夜明けと、大地をしっかり踏みしめ、自然の恵みへの感謝をイメージした勇壮な正調花笠踊り
  • 笠回し系花笠踊り
    • 花笠踊り発祥の地・尾花沢系の豪快に花笠を振り回すダイナミックな花笠踊り
  • 創作花笠踊り
    • 参加者が独自に趣向をこらした花笠踊り
DSC_0781

ゴール地点の文翔館前で、きれいな電飾が飾られていますが、皆さん一様に踊り疲れています。

お疲れさまでした!

DSC_0782

テツ&トモもゲストでやってきていました。

DSC_0785

こんな、フラダンス風の踊りもありましたよ。

DSC_0791

やまがた舞子さんも来ていました。

DSC_0792

最後に、ミス花笠の皆さんが締めて本日の祭りは終了です。

花笠音頭の歌詞

  • そろたそろたよ笠おどりそろた秋の出穂よりまだ揃ろた
  • 蔵王権現さんもお盆の夜は笠のおどりに浮かれでる
  • 吾妻十湯白布に五色うば湯なめ川谷に湧く
  • 赤湯ゆ煙りただようあたり恋の花咲くぶどう園
  • 菊は宮内あやめは長井ばらの名所は東沢
  • 肌の白さよ情けの深さあの娘湯のまち上山
  • 嫁ごとるならさくらんぼ娘寒河江そだちの色のよさ
  • 花の山形紅葉の天童雪を眺むる尾花沢
  • 秋の山寺紅葉も見頃私しゃ年頃紅もさす
  • 招く東根自慢のものはお湯にりんごにさくらんぼ
  • 酒田港へ紅花積んで流す舟唄最上川
  • そろたおばこのすげ笠ごしに浮ぶ鳥海出羽の富士
  • 温海岳から吹浦かけて出羽の三山夕涼み
  • 蔵王むこどの鳥海嫁ご出羽の三山仲人役
  • 西の月山おがんできょうはひがし蔵王の夏まつり

山形花笠まつり (hanagasa.jp)

コメント

タイトルとURLをコピーしました