不思議な洞窟‐亀岩の洞窟の魅力
- 350年ほど前の江戸時代に水田耕作を目的として作られたのが「亀岩の洞窟」だそうです・・・この洞窟が人工なんて凄いですよね・・・千葉県君津市の清水渓流広場内にあるこの洞窟は洞窟内に亀に似た岩があることからその名が付いたと言われています・・・下の写真ではこれ以上近くに寄れないのでよくわからないです・・・「亀岩の洞窟」は春分の日と秋分の日あたりの6時30分〜7時30分頃に朝日が当たると水面に反射した太陽の光がハート型に見えることで有名です・・・その幻想的な光景を写真に収めようと多くの人が訪れるそうですがタイミングよく見れるといいですね・・・下の写真でも水面に洞窟が写っていますが洞窟の後ろから光が差すと確かに幻想的な風景になるのは予想できますね。
- 「亀岩の洞窟」は「濃溝の滝」という名称でも知られているようですが「濃溝の滝」は正式には「亀岩の洞窟内にある滝」のことを指すそうです・・・君津市のサイトでは洞窟内に流れる滝のことを「濃溝の滝・亀岩の洞窟」と表記されています・・・ちょっとややこしい話ですが風景はそんなこととは関係なく何とも穏やかな空気が流れている亀岩洞窟でした。
清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟) – 君津市公式ホームページ (kimitsu.lg.jp)
天気が良くて太平洋が何処までも続く野島埼灯台!
- 房総半島の最南端の野島埼に立つ白亜の八角形をした大型灯台で「日本の灯台50選」にも選ばれています・・・1866年5月にアメリカ・イギリス・フランス・オランダの4ヶ国と結んだ「改税条約」によって建設することを約束した8ヶ所の灯台の中の一つです・・・ちなみにその8ヶ所は観音崎(神奈川県横須賀市三浦半島)・野島埼・樫野崎(和歌山県串本町沖の紀伊大島)・神子元島(下田港沖南11km)・剱崎(神奈川県三浦市東部)・伊王島(長崎市にある島)・佐多岬(鹿児島県大隅半島)・潮岬(和歌山県岸本町)でこれらを条約灯台と呼んでいます。
- 野島埼灯台は内部の見学が可能な参観灯台で(参観料:大人300円2023年8月3日現在)周辺は南房総国定公園に指定されていて雄大な太平洋のパノラマが展開しています・・・この日は天気も良くて暑さは厳しかったですが爽快で最高の景色でした・・・この灯台を目指して東京湾に入ってくる大型船の列が遠望できることもあるそうです・・・大型船が列を成しているなんて見てみたいですね・・・ちなみに灯台記念日である11月1日は参観が無料で開放されるそうです。
- 上の写真の左側真ん中あたりの岩のところに白いベンチのようなものがあります・・・後で知ったのですがこの日は暑くて暑くて下まで降りる元気がなかったので気が付きませんでした・・・よくこんなところにベンチを作りましたね・・・これだけ視界が開けていればきっと日の出がきれいに見えることでしょう。
- オブジェが海に向かって建てられパームツリーも気持ちよさそうに伸びています・・・以前住んでいた宮崎県にもパームツリーがたくさん植えられていましたが南国情緒が漂う景色です・・・日南海岸にちょっと似ていて懐かしい感じがします。
南房総市/白浜野島埼灯台/千葉県公式観光情報サイト-まるごとe! ちば- (maruchiba.jp)
海ほたるの展望台から見える白いものは何?
海ほたるパーキングエリアは千葉県木更津市中島地先海ほたるにある東京湾アクアラインのパキングエリアです・・・パーキングエリアではありますが店舗の規模はなかなかのもので展望デッキやモニュメントや幸せの鐘などがあり御当地グルメも堪能でき日本夜景遺産にも指定されています・・・名前の由来は一般公募したところ「海上に浮かぶ光」ということで「海ほたる」となり同名の生物をキャラクターとして使うことになったそうです・・・今日ではパーキングエリアの名称から転じ人工島自体を「海ほたる」と呼ぶ場合もあります。
- 木更津人工島の町丁名は「千葉県木更津市中島地先海ほたる」で木更津人工島は川崎からの東京湾アクアトンネルと木更津からの橋部分を連結する目的で作られました・・・アクアラインでは川崎人工島(風の塔)と並んで2番目の人工島となります・・・ということは川崎寄りの白い建造物は風の塔なんですね・・・風の塔は川崎市浮島の沖合約5kmに作られた直径約200m深さ75mの人工島です・・・風の塔の上には高さ90mと75mの大小2つの塔がそびえていてこれらはトンネル内部の空気を排気したり外から空気を送気したりするための施設だそうです。
- ちなみにウミホタルさんとは夜行性の日本沿岸に生息する青く発光する発光性介形虫であり最もメジャーな種となります・・・成虫は長さ2~3.5mmでメスがやや大きく全身を透明な2枚の背甲で楕円球状に覆っており米粒のような姿をしています・・・背甲は蝶番状で自由に開閉し甲に覆われた軟体部には7対の付属肢を持っています・・・第1肢と第2肢は触角で第2触角を遊泳に用い第3肢の大顎と第4肢の小顎で共に捕食のために使います・・・うちわ状の第5肢は背甲内に海水を循環させる役割を持ち小さな第6肢がこれに付属しています・・・第7肢(清掃肢)は背甲内の掃除を担い抱卵・放仔時にも活躍するそうです・・・昼間は海底の砂中で生活し夜間に遊泳して捕食や交配を行います・・・沿岸生物のほとんどは潮汐サイクルに支配された生活リズムを持ちますがウミホタルさんは月齢による支配を受けているようです。
- 上の写真は海ほたるパーキングから見た横浜方面ですが天気が良くて雲が少なければ富士山も見えるようです・・・今回は残念ながら富士山は見えませんでした・・・またの機会に・・・下の写真は東京方面ですがスカイツリーが見えます・・・近くから見ても大きいなと思うのですが遠くから見るとその高さが目立ちますね。
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