小さな妖精ピグミーシーホースさん流されないで!(改)与那国
- ヨウジウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属のピグミーシーホースさんは世界中で9種類が確認されていますが日本では4種類確認されているそうです・・・小さくてかわいくて目がクリクリしていて正に愛くるしい「海の天使」ですね・・・ちょっとピンボケしていますが写真のピグミーシーホースさんも尻尾をクルクルッと巻き付けて踏ん張りながらこちらの様子を伺っています・・・ピグミーシーホースさんは黄色や赤色のウミウチワさんというソフトコーラルに隠れ住んでいますが体の色をウミウチワさんの色に上手に合わせています・・・それだけでなくピグミーシーホースさんは体の模様やコブまでウミウチワさんのポリプそっくりに擬態しています・・・拡大すればわかりますが実物大では何処が身体でどこがウミウチワさんなのか正直わかりづらいほどうまく擬態しています・・・一般的なお魚さんは体が前後に伸びますがタツノオトシゴさんは上下に伸び頭だけが前を向いていてこの姿が竜や馬のように見えるので竜の落とし子やシーホースと呼ばれるようになったと言われています。
- どの種のタツノオトシゴさんもウロコが変化した硬い甲板に覆われ吻先はストロー状に伸び尻尾を海藻やサンゴに巻き付いて体を固定する特徴が共通しています・・・泳ぐのはあまり得意ではなく移動するときはユラユラと海流に身を任せるかのように移動することが多いです・・・小さな甲殻類などを食べ餌となる生物が近づくと素早い動きで吸い取るようにして捕食します・・・この写真のピグミーシーホースさんも親指のツメほど小さい上に色といい形といいぱっと見ではどこにピグミーシーホースさんがいるのか全くわかりませんでした・・・見つけたと思ってファインダーを覗いたらどこにいるかわからなくなってしまい再度肉眼で探さなければならないという情けないことの繰り返しでした・・・言い訳ですがこのピグミーシーホースさんは結構深いところにいるために撮影する時間も限られていてちょっと焦ってしまいました・・・ピントがなかなか合わずに写真として見えずらく申し訳ございません・・・なんとかピグミーシーホースさんってわかってもらえますかね?・・・こんなにちっちゃいのにいっちょ前にタツノオトシゴさんの形をしていますよ。
自ら見ようと努力しないと見えない世界がある
私たちが普段気づかないものや見過ごしてしまう世界
そんな世界は至る所に存在するのにボーとしてると気づけない
それらを見つけるためには意識的に視点を変える
探求心を持って積極的に関わることが大切
自然の中に身を置くことで見えてくる細かな生態系
異文化に触れることで広がる視野や新しいスキル
知らないことを知ることの楽しさを学ぶことで発見できる
湧き出す興味や楽しさには際限は無い
世界の深さに目を開いて知らない世界を覗きにいこう
自分の可能性が広がるかもしれません
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