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『タカサゴの仲間』総集編 ダイビング‐フォト‐tsubuankun

Dive-photo まとめ 分類
クマザサハナムロー小笠原

スズキ目タカサゴ科のみなさんはおよそ23種いて上あごは伸ばすことができプランクトンを摂取するのに適していて大きな獲物は取らずプランクトンを食べて暮らしています。成魚の全長は最大で60cmにも成長しますが大半は30cmほどで頭部が小さく体は前後に細長い紡錘形をしていてほっそりした体型をしています。

レモンとブルーが素晴らしいウメイロモドキさん! 2024 小笠原

  • 動きが速いのでピントが合わせにくいのですがいつ見ても眩いスズキ目タカサゴ科タカサゴ属のウメイロモドキさん達です・・・今日もアカヒメジさんやノコギリダイさん達と仲良く群れを成して泳いでいます・・・種を超えて当然の様に一緒に過ごしているウメイロモドキさん達は差別も無く平和ですね・・・ウメイロモドキさんは体長が40cm程度まで成長する写真の様に見事な紡錘形の姿をしたお魚さんで尾鰭は二股に分かれています・・・口は小さく突出していますが餌を飲み込むために前方にニューっと伸ばすことができるのです・・・やっぱりウメイロモドキさんもお腹がすくと口を伸ばしてでも食べたくなりますよね・・・ちなみに沖縄県ではアカジューグルクンさんと呼ばれ他のグルクンさんと同様に食材として親しまれています。
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  • ウメイロモドキさんは背の色がコバルトブルーとレモンイエローですが若いウメイロモドキさん首または背鰭の前部から対角線上に尾柄の下部まで黄色くなっています・・・でも年をとったウメイロモドキさんはこの黄色の部分が背鰭と尾柄に縮小してしまいます・・・確かに体が大きいウメイロモドキさんほど黄色の部分が狭いですね・・・ウメイロモドキさんはスズキ目フエダイ科アオダイ属のウメイロさんと似ていますが胸鰭の基部で区別できます・・・ウメイロモドキさんは胸鰭の基部に黒斑が有りますがウメイロさんにはこの黒斑がありません・・・ちなみにウメイロさんは全長が約45cmとウメイロモドキさんより若干大きくなります・・・それからウメイロモドキさんは紡錘形ですがウメイロさんは頭が丸く身体は楕円形で尾鰭の後縁が深く切れ込んでいます・・・ウメイロさんは背中の胸鰭上部辺りから尾鰭にかけてが明るい黄褐色になっていてそれ以外の部分は青い灰色をしています。
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ウメイロモドキさんの見事な青と黄色の組合わせ

青と黄色の組合わせはさまざまな場所で見られます

洋服やアクセサリーそれから夕焼けが広がる風景

活気やチームスピリットを象徴するユニフォーム

ゴッホの「ひまわり」やピカソの「青い時期」

他の色の組合わせも面白いです

赤と黒は情熱や力強さの象徴

緑と茶色は自然や健康を連想させ

紫と金は王室や高貴なイメージ

ピンクとグレーは優雅さと中立性

色の組合わせが活かせるその環境と時期

絶妙なタイミングで色の組合わせを楽しみたいものです

ウメイロモドキさんはどうして・・・モドキなのかな? 小笠原

  • ウメイロモドキさんはタカサゴ科に属していますがフエダイ科のウメイロさんに似ていることから科が違うのにこのような名前が付けられました・・・ウメイロモドキさんは「もどき」と付けられてどういう気持ちなのでしょうか?・・・ウメイロモドキさんは胸びれの基部にはっきりとした黒色の斑が見られるほか背びれや尻びれが鱗で覆われていているところがウメイロさんとの違いです・・・でもダイビング中は胸びれ基部の黒い斑はわかりそうだけどウロコなんてわからにですよね・・・体長は40cm程度にまで成長し体形は紡錘形で尾びれは二股に分かれています・・・口は小さく突出し餌を飲み込むために前方にびよーっと伸ばすことができます。
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  • ウメイロモドキさんの背中の色は鮮やかな青色と黄色ですが年を重ねていくにつれ黄色の部分が背びれと尾柄に縮小していきます・・・言われてみれば確かにそれぞれ背中の黄色の部分の長さが違いますね・・・そしてこの艶やかなブルーとイエローのウメイロモドキさんなのですが死んでしまうと濃い紫色に変色してしまいます・・・釣りあげられたウメイロモドキさんは全く別の種類のお魚さんの様です・・・ウメイロモドキさんは水深5~50m程の沿岸のサンゴ礁域や岩礁域で動物プランクトンや小型の甲殻類などを食べながら大きな群れを作って生活しています。
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  • ウメイロモドキさんは昼行性の生物で上の写真の様に集団で生活していますがイエローバックフュージラーさんなど他のタカサゴ科のお魚さん達とも群れを成します・・・結構仲良く泳いでいますが弱い者同士生き抜くために力を合わせて知恵を絞っているのでしょうか?・・・ちなみにイエローバックフュージラーさんはモルディブなどではよく見かけるお魚さんです・・・イエローバックフュージラーさんはウメイロモドキさんによく似ていますがウメイロモドキさんの様に黄色の部分が魚齢によって変化しません・・・それと目の間の前額部から尾びれ・背びれまで黄色・・・つまり黄色の帯が頭まであるまさにイエローバックなのが特徴です。
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  • 上の写真のウメイロモドキさんはグルクンさんと仲良く泳いでいますね・・・グルクンさんは大きくなると30cmほどの大きさになりますが体型は細長くスマートで体に2本の線が入っているのが特徴です・・・ 尾びれが2つに飛び出した形をしていてその先が黒いのもグルクンさんの特徴です・・・そのほかグルクンさんは刺し身でも食べることができますが身の痛みが早いお魚さんなので刺し身はグルクンさんが穫れる場所の近くでしか味わうことができません・・・ 揚げ物や塩焼きにしてもとても美味しいグルクンさんは海の中で泳いでいる時は青いお魚さんですが釣り上げるとその体は赤くなってしまいます・・・これはグルクンさんが釣り上げられて興奮している証拠ですので色が違うからと言って違うお魚さんということではないのです。
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  • ウメイロさんはウメイロモドキさんに比べ深いところに住んでいるのでダイビング中に見る機会は比較的少ないようです・・・ウメイロさんの名前は熟した黄色い梅の実の色からつけられていてウメイロさんもウメイロモドキさんもとても美味しいお魚さんです・・・ウメイロモドキさんの特徴は口がやや尖っていて胸びれの付根に黒い斑があります・・・また綺麗なコバルトブルーの身体に背ビレは黄色で腹ビレや腹ビレや尻ビレが真っ白で暖かい水温が好きなのがウメイロモドキさんです・・・ウメイロさんは顔が丸く身体の色は濃い青色で背ビレ先端の下まで幅広い黄色帯になっています・・・ウメイロさんの背ビレや腹ビレや尻ビレはスケルトンになっていて暖海系ですがやや低い水温が好きなようです。
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統制の取れた青い軍団クマザサハナムロさん! 2024 小笠原

  • 気持ちよさそうに集団で泳ぎ回っているのは水中では背側が青く見え腹側は白く見えるスズキ目タカサゴ科タカサゴ属のクマザサハナムロさんです・・・クマザサハナムロさんの体には細い縦帯があり尾鰭の両側に黒色帯がありますが危険やストレスを感じると体色が赤色や斑点などに変化し死ぬと体色は赤色になるのです・・・海の中ではほぼ青白いクマザサハナムロさんが死んでしまうと赤くなるなんて不思議ですね・・・だから通常お魚さん屋さんなどで見るクマザサハナムロさん赤いので赤いお魚さんとして知られているのです・・・クマザサハナムロさんは潮通しのよい外洋に面した岩礁やサンゴ礁の周辺を群れで回遊し中層を遊泳しながら主に動物プランクトンを食べて暮らしています。
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  • クマザサハナムロさんは昼は写真の様に青くなっていますが危険やストレスを感じる時だけでなく夜間など暗い場所でも赤くなるそうです・・・という事はナイトダイビングをすれば全く印象の違う赤いクマザサハナムロさん達に出会えるかもしれませんね・・・クマザサハナムロさんの体長は25cm程度で鱗は細かく取れやすく血合いの強い白身のお魚さんで沖縄ではウクーグルクンさん奄美ではアカウルメさんなどと呼ばれています・・・クマザサハナムロさんの食べ方としては小骨が多いので注意しなければなりませんが刺身がメインです・・・刺身は皮付きで出してくれる時もあり皮はコリコリしていて良い感触です・・・またクマザサハナムロさんのから揚げはサクサクしていて頭から尻尾まで皮から骨まで全部美味しく食べることができます。
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  • それからクマザサハナムロさんに酷似しているタカサゴさんやニセタカサゴさんという方がいらっしゃいますがクマザサハナムロさんは身体の縦帯が細い黒色なので区別できます・・・タカサゴさんの全長は30cm程度でクマザサハナムロさんと同じように頭が小さく細長い紡錘形をしておりますが背と体側に黄色の細い縦線が2本あります・・・またタカサゴさんの体側の黄色い縦線は側線より下にありますがニセタカサゴさんの黄色い縦線は側線に沿っております・・・それからタカサゴさんやニセタカサゴさんの尾鰭は上下の先端が黒くなっていますがクマザサハナムロさんの尾鰭は下の写真の様にハの字の黒色帯になっておりその違いで区別できます・・・いずれにしろ海の中では見事な群れでスイスイ泳ぎ回っている綺麗なお魚さん達です。
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クマザサハナムロさんとタカサゴさんは似ている

特徴や性質が似ていると心理学的に仲良くなりやすい

これは互いの関係性を築くには重要な要因となる

特に長期的な関係性において価値観が似ていることは重要

似た者同士は互いに惹かれ合いやすい

価値観や思考が似ていると長く付き合いやすい

その理由は自分の意見が共有され安心感を得るから

相互理解がしやすく衝突が少ないから

互いに一体感を感じ自己愛的な気持ちが生まれるから

似ていれば互いに好意を持つきっかけになるようだ

であるならば似ているところを積極的に探して共有する

これが仲良く関係性を築くための秘訣になるかも?

グルクンさんは興奮すると赤くなるって本当なの? パラオ

  • 沖縄県ではタカサゴ科のお魚さんをグルクンさんと呼んでいますがこの群れはスズキ目タカサゴ科タカサゴ属のタカサゴさんですかね?・・・それにしてもタカサゴさんがすごい数で元気に泳ぎまわっていますがなかなか壮観で迫力があります・・・タカサゴさんは全長は30cmほどで体は前後に細長い紡錘形をしていて頭部が小さく尾鰭は大きく二叉し上下の先端がそれぞれ黒くなっています・・・それから背と体側には黄色の細い縦線が2本ありますがタカサゴさんは体側の縦線が側線より下にあることで同属のニセタカサゴさんと区別できます・・・タカサゴさんは通常泳いでいる時は身体の色が青緑がかっていますが夜の休息時や興奮している時また死んで水揚げされた時などは体が赤くなり極端に体色が変化します・・・そのため生体を見たことがない人には赤っぽい魚として認識されていますが実はとても美味しいお魚さんなのです・・・でも鮮度が落ちやすいお魚さんなので新鮮なうちは刺身で食べれますが私はやっぱりから揚げの方が大好きです。
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  • ちょっと残念な気がしますがタカサゴさんの名前は能楽のタカサゴとは関係なく「たか」岩礁「さご」細魚という意味だそうです・・・あれ?よく見るとこのお魚さんはタカサゴさんではなくスズキ目タカサゴ科クマザサハナムロ属のクマザサハナムロさんですね・・・クマザサハナムロさんの体長は25cm程度で水中では背側が青く見え腹側は白く見え体に細い縦帯があって尾鰭の両側に黒色帯があるのが特徴です・・・クマザサハナムロさんも危険やストレスを感じると体色が赤色や斑点などに変化し死ぬと体色は赤色になるそうです・・・潮通しのよい岩礁やサンゴ礁の周辺を群れで回遊しながら主にプランクトンを食べているクマザサハナムロさんですが一見してタカサゴさんによく似ています・・・でもクマザサハナムロさんの尾鰭にははっきりとした黒色の帯が見られますがタカサゴさんの尾鰭は帯状にはなってなく上下両葉の先に黒っぽい斑が見られるだけなので見分けることができます。
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タカサゴさんとクマザサハナムロさんは似ているけどちょっと違う

でもこのちょっとした違いが大きな影響を引き起こすことが多い

例えば笑顔を増やすというちょっとした態度の変化で関係が良くなる

毎日5分運動追加というちょっとした習慣の変化だけで健康が向上する

ありがとうという言葉の回数を増やすだけで感謝の気持ちが広がる

小さな違いが積み重なると大きな変化をもたらす

小さな変化が自分の生活に大きな影響を与えた経験を思い出してみる

今日からどんな小さな変化を起こしましょうか?

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