- ダイダイヤッコさんあなた方の差別化は難くないですか? 小笠原
- 遠くから見たらタイマイさんもアオウミガメさんも一緒! 小笠原
- タイマイさん?アオウミガメさん?どっちなんだい!(改)ケラマ
- タイマイさんが食事中です!みんな集まれ!おすそ分け!(改)ケラマ
- タイワンカマスさんって本当に美味しそう!(改)パラオ
- タコクラゲさんは不思議な湖の家主さん!(改) パラオ
- タツノオトシゴさんはどんな夢を? セブ島
- タツノオトシゴさんのはにかむ表情と育児疲れ!(改)柏島
- タテジマキンチャクダイのおちびさんはとっても賢い! 小笠原
- タテジマキンチャクダイさんのエラのお掃除! ケラマ
- タテジマキンチャクダイさんがスザクサラサエビさんを!(改)ケラマ
- オオイソバナさんを愛でるタテジマヘビギンポさん(改)ケラマ
- タテジマヘビギンポさんのストライプ今日も決まってる!(改)ケラマ
- タテジマヘビギンポさんはいつも脇役だけど今回は主役!(改)ケラマ
- ダルマハゼさんの瞳はエメラルドグリーン!(改)ケラマ
- ダンゴオコゼさんとヨゴレダルマハゼさんの違いは?(改)柏島
ダイダイヤッコさんあなた方の差別化は難くないですか? 小笠原
- ダイダイヤッコさんによく似たヤッコさんにはアカハラヤッコさんやフレームエンゼルフィッシュさんがいます・・・これらのヤッコさんは何れも赤みを帯びた色彩でたまにハイブリッドと思われるものが出現することがあります・・・ダイビング中に一見したところ私にはなかなか区別がつかないヤッコさん達です・・・もしかして同じ種類でたまたま色の出方が違うだけじゃないのと思ってしまいます・・・下の写真のダイダイヤッコさんはホンソメワケベラさんにクリーニングしてもらおうと待機しているのでしょうか?・・・ホンソメワケベラさんもヤッコさんのどこかに寄生虫がいないかなあと探しているようです。
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- ダイダイヤッコさんの背びれは暗色黒斑があり背びれの後半や臀びれの外縁は鮮やかな青色で縁どられています・・・胸びれは半透明の黄色で基部の1/4は半透明の赤色になっていて腹びれは外側が赤色で内側ほど黄色く尾びれはレモン色で基部の1/4 は焦茶色になっています・・・眼は黒く縁どられていて愛くるしい眼をしています・・・ダイダイヤッコさんとアカハラヤッコさんは小笠原や台湾などでフレームエンゼルフィッシュさんとアカハラヤッコさんはフィリピンで分布が重なります・・・フレームエンゼルフィッシュさんは鮮やかな赤色の体色で4本から5本の黒色のしま模様が体側に入ります・・・アカハラヤッコさんの体は褐色で腹部は和名の通り赤くなっています・・・尾びれは暗色で体側には小さな黒色斑が多数散らばるのが特徴です・・・個体によっては黒い斑点の一部がつながり線のようになることもあります。
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遠くから見たらタイマイさんもアオウミガメさんも一緒! 小笠原
- 世界には全部で7種類のウミガメさん達が生息していますがタイマイさんはその中でも日本近海で見られる貴重なウミガメさんの一種です・・・タイマイさん以外にも日本ではアオウミガメさん・アカウミガメさん・ヒメウミガメさん・オサガメさんといった種類のウミガメさんが観測されています・・・でもダイビング中に見られるウミガメさんはほとんどアオウミガメさんかタイマイさんのどちらかになります・・・下の写真のタイマイさんはサンゴの隙間をじっと見ていますがそろそろ食事の開始ですかね。
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- タイマイさんは甲羅の長さは60cm~90cmぐらいで甲羅の色は黄色く黒褐色の斑紋が入っていてこの写真ではいまいちよくわかりませんが後縁は鋸状に尖っているのが特徴です・・・タイマイさんの頭部や四肢の背面は黄色く縁取られた黒褐色の鱗で覆われていますが腹面は黄色になっていて泳いでいる時はよくわかります・・・カメさんというとどうしてもノロノロしている印象がありますが泳ぎは意外と速くあっと言う間にスイスイと遠くへ行ってしまいます。
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- タイマイさんの口はくちばしの様に尖っていてサンゴの隙間にいる獲物を食べるのに適した形をしています・・・主にカイメンさんを食べますがクラゲさんやホヤさんやエビさんやカニさんなどもエサとする雑食性のカメさんです・・・サンゴさんの死骸をクチバシや前肢で取り除いて隙間にいる獲物を上手に食べますが写真のタイマイさんも獲物を見つけたのかクチバシでツンツンツンとつつき始めました・・・豪快に食事をしていますが頭の周りに白煙が立ち上っている様になっています。
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- 日本では古くは飛鳥時代〜奈良時代から続くべっ甲細工の原料として用いられ卵も含めた食用のための乱獲やサンゴ礁の白化による減少その上ガス田や油田開発による影響や原油による海洋汚染などにより生息数は減少しています・・・1975年にワシントン条約が発効してからもタイマイさんの日本への甲板の輸入が続けられていましたが国際社会からの批判が大きく1993年にタイマイさんの輸入は停止されました。
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- タイマイさんと他のウミガメさんにはいくつか明確な違いがあります・・・タイマイさんは尖った口をしていて目の後ろ側にある黒いウロコは3枚で額には4枚あり甲羅の縁がギザギザしていて下あごにも黒い模様があります・・・アオウミガメさんは口は尖ってなくて目の後ろ側の黒いウロコは4枚で額には2枚あり比較的丸みのある甲羅の後ろ半分の縁はギザギザに飛び出てなく下あごは白くなっています・・・アカウミガメさんは顔つきはアオウミガメさんより険しく額の鱗板は5枚あって甲羅はハート型をしています。
タイマイさん?アオウミガメさん?どっちなんだい!(改)ケラマ
- さてこの下の写真のウミガメさんの名前は何と言うでしょうか?・・・そうです!カメ目ウミガメ科のタイマイさんです・・・ダイビング中によく見かけるウミガメさんはアオウミガメさんかタイマイさんなのですが潜っている時「あ!ウミガメさんだ!かわいいなあ!」ぐらいの気持ちで今までは撮影していました・・・でも違いがわかるとまた興味が変わってきますし見る目も変わってきますね・・・タイマイさんの特徴は①嘴が尖っている②目の後ろ側の黒いウロコが3枚でさらにその後ろ側のウロコが少ない③下あごにも黒い部分がある④甲羅の後ろ半分の縁がギザギザ飛び出ている・・・アップなので④はわかりませんが①②③はよくわかります・・・タイマイさんはサンゴの死骸を嘴や前肢で取り除いてサンゴの隙間にいるカイメンなどを食べています・・・タイマイさんは以前べっこう細工用に乱獲されたり生息地であるサンゴ礁の白化現象で激減してしまいました・・・それにガス田や油田開発・原油による海洋汚染によってまた漁業による混獲などによって生息数は減少しているそうです・・・ダイビング中に見かけるとついつい写真を撮りたくなるかわいくて癒されるタイマイさんですがたいへんな危機であることを理解しないといけないですね。
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- ちなみに下の写真はカメ目ウミガメ科のアオウミガメさんですが違いがわかりますか?・・・アオウミガメさんの特徴は①タイマイさんと違って嘴が尖らない②目の後ろ側の黒いウロコが4枚でさらにその後ろ側に細かいウロコがたくさんある③下あごは白い④甲羅の後ろ半分の縁がギザギザ飛び出ていないです・・・下の写真からは④についてはわかりませんが①②③は上の写真と比較するとよくわかりますね・・・遠くから見ていると違いがよくわかりませんが近くでよく観察すると全然違いますよね!・・・アオウミガメさんは主に水深の浅い沿岸域で暮らしていますがこれは主な食物である海藻が生育可能であることによるものだそうです・・・アオウミガメさんの幼体は外洋の表層に浮遊する藻類などに隠れて生活し甲長30センチメートルまで成長すると沿岸域へ侵入してきてそこで生活するようになると考えられています。
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タイマイさんとアオウミガメさんは似ています
でもお互いの事は気にしなくていいのです
何かを決める時に他の人はどう思うだろうかなど考えず
自分は何をしたいのかを自分に問う事が重要なのです
自分は自分であり自分の事は自分で判断する
他人と比較して物事を考える習慣はやめる
そうすれば他人の気まぐれな態度の影響を受けることはない
他人の物差しと自分の物差しでは寸法が違うもの
そう考えれば他人に認められても有頂天にならず批判されても落胆しない
優劣は他者との比較で決めるものではなく自分自身の中で決定されるもの
だから去年の自分より今年の自分が優れていないという事
もしそういう事があるならばそれは立派な恥だと思って行動しよう
タイマイさんが食事中です!みんな集まれ!おすそ分け!(改)ケラマ
- カメ目ウミガメ科のタイマイさんが鋭い嘴でサンゴをガリガリかじって一生懸命食事をしていますねえ・・・タイマイさんは主にカイメンを食べるのですがサンゴの死骸を嘴や前肢で取り除きながらサンゴの隙間にいる獲物を上手に食べるのです・・・タイマイさんは①嘴が尖っている②目の後ろ側の黒いウロコが3枚とさらにその後ろ側のウロコが少ない③下あごにも黒い部分がある等の特徴がある事からこのウミガメさんはタイマイさんで間違いないですね・・・隣でベラさん達が少しでもおすそ分けをもらおうと抜け目なくじっと待っているその眼付が何ともかわいいと言うかちゃっかりしているというか面白い顔をしてます。
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- 「ベラさん何何々~!そうかあベラさんもお腹すいているんだね少し分けてあげるね!ほらそんなに急がなくていいからゆっくり食べなよ!」と優しい目でタイマイさんがじっと見守っているようです・・・ベラさんの顔がサンゴの陰に隠れて見えませんがきっと「わーいわーい!タイマイさんありがとう!」と喜んでニコニコ顔で食べていることでしょう・・・「おいしいでしょ!いっぱい食べてね」ってタイマイさんがやさしく話しかけているみたいで人間界の世知辛さと違って自然界の温もりを感じさせる一面でした。
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- 下の写真はタイマイさんはお腹がいっぱいになったのか眼がとろんとして眠そうです・・・でも食後すぐに寝てしまうと太ってしまうからと手足をグッと伸ばして背伸びして食後の水泳の準備をしているようです・・・「お腹いっぱいになってちょっと眠いけど長生きのためには生活習慣病に気を付けないといけないよね!・・・食後の運動は面倒くさいけど太ると甲羅が窮屈になるから仕方がない少し泳いでこよう!」・・・そんな微笑ましい呟きがタイマイさんから聞こえてきそうです。
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- タイマイさんが食後の運動にノロノロと出かけた後ツノダシさんがタイマイさんの食事の跡をつついておすそ分けをいただいています・・・下の写真ではタイマイさんのお尻の部分が写っていますが4番目の特徴である甲羅の後ろ半分の縁がギザギザ飛び出ているがわかりますね・・・ちなみにツノダシさんによく似たハタタテダイさんというお魚さんがいますがその違いはハタタテダイさんは眼がクリクリして尾鰭は黄色です・・・一方写真のツノダシさんは尾鰭は黒く眼は周りの色で目立ちません・・・また口元もかなり突出していますし黒く縁どられた黄色の部分がありますのでハタタテダイさんとは区別ができると思います・・・このツノダシさんは一生懸命息をフーっと吹きかけてエサは何処かな?って探しているみたいです。
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タイマイさんの優しさに触れ心が温まる
優しさは受け取った人を幸せにするのはもちろん
与えた人も幸せになれるだけでなくそれを見た人をも幸せにできる
優しさの影響力って凄いですね
自分を大事にする優しくすることができる人であれば
他の人も大事にできる優しく接することができる
殺伐とした世の中だからこそ
昨日よりも今日少しでも優しい自分であれ
タイワンカマスさんって本当に美味しそう!(改)パラオ
- スズキ目カマス科のカマスさん達は種類が多くよく似ているのですがこのカマスさんはタイワンカマスさんではないかと思います・・・ダイビング中にカマスさん達を見ていると涎が出てきますね・・・ちなみに似ているカマスさんの特徴をまとめてみましたのでご参照ください・・・潜っているときはなかなかわからない特徴ですが捕まえてさばくとわかるような特徴です?・・・イブリカマスさんは大型のカマスさんですが身体に2筋のラインがあるということでタイワンカマスさんとよく似ていますがイブリカマスさんはタイワンカマスさんよりも2本の赤褐色のラインが明瞭であることとウロコが剥がれにくく身体を触るとややざらざらするところが違います・・・また下方の縦帯と側線が尾柄部で交わるイブリカマスさんと尾柄部の前方で交わるタイワンカマスさんの違いでも区別できるそうです。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/09/abaa0499b7645124bdfa546d5c88ceb2-1024x768.jpg)
- タイワンカマスさんとアカカマスさんは腹鰭が背びれよりも前方にある所が似ていますが体側に2本の縦帯がある事と不明瞭な横帯が出ることもあるタイワンカマスさんと体側には目立つ横帯がなく普通は1本の縦帯があるか不明瞭なアカカマスさんと区別できます・・・ヤマトカマスさんとは鰓耙や腹びれの位置で区別でき体側の縦帯の数などによっても区別できます・・・ホソカマスさんは体側には目立った横帯はなく胸びれ腋部に黒色斑もなくヤマトカマスさんに似ていますが体側の黒色縦帯は2本で明瞭になっています・・・腹びれの起部は第1背びれ直下のわずか前方にあり上顎後端は鼻孔下に達しないことで区別できるそうです・・・オオメカマスさんは体側には目立った横帯はありませんが遊泳中に薄い縦線が出ることがあるそうで胸びれの後方の腋部に暗色斑があります・・・オオメカマスさんは体長65cmになる大型種です。
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タイワンカマスさんが理路整然と群れを成しています
生き抜くための知恵
でも中には群れの流れに背くものもいます
その行動は群れにリスクを与えるのか?
群れとは違う行動をすれば批判を浴びがち
でもその行動が実は群れのリスクを防ぐかもしれない?
何も考えず群れに従うことは楽である
でも全てがそうであればいずれ群れは滅びてしまう
何も考えず群れに従うのは良くない
何も考えずに群と違う動きも良くない
要はその一匹狼が
自分で考えて勇気を持って違う行動しているか
それが肝心なのではないだろうか
タコクラゲさんは不思議な湖の家主さん!(改) パラオ
- パラオの人気スポットの一つである「ジェリーフィッシュレイク」に住んでいるものすごい数のタコクラゲさんです・・・一体何匹ぷかぷかしているのでしょうか?・・・そんなに大きくはない湖なのですが、きれいなブルーを背景に見渡す限りクラゲ・クラゲのオンパレードです・・・タコクラゲさんは水の流れに身を任せながら何を考えているのでしょうか?・・・ふわふわ・ゆらゆらと水中を漂う姿を見ていると慌ただしい世界がうその様です・・・本当に心癒されるタコクラゲさんです。
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- ここジェリーフィッシュレイクのタコクラゲさんは、塩水湖に生息するタコクラゲさんの一種で、ゴールデン・ジェリーフィッシュさんという大変珍しい毒を持たないクラゲさんです・・・ここのタコクラゲさんは大昔の地殻変動によって出来たこの湖に取り残され、進化の過程で毒を持たなくなったと言われております・・・だから私たちが刺されることもないので安心して近づけるかわいいクラゲさんなのです・・・でもタコクラゲさんにとっては死活問題です・・・実はこのタコクラゲさんはとても繊細な生き物で、フィンが当たるだけで簡単にスライスされて死んでしまいます・・・だからタコクラゲさんが死んでしまわないようにそーっとそーっと慎重に近づきましょう・・・
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- ジェリーフィッシュレイクの上の方はきれいなブルーなのですが、下のほうを覗くと真っ暗で不気味な感じがします・・・水深15mから湖底までは酸素濃度はゼロになっており硫化水素の濃度は深度に従って高くなっていきます・・・1998年にはエルニーニョ現象により水温が上昇した時はジェリーフィシュレイクのタコクラゲさんは絶滅寸前だったそうです・・・でも今は復活してきているそうです・・・生命力の勝利です・・・良かった!・・・実はこのジェリーフィッシュレイクは海底近くで外海と繋がっているという話も聞きます・・・本当かどうかはわかりませんが神秘的な湖ですよね。
流れに無理して逆らうのではなく
流れを理解して怒らず悩まずそれでも力強く
それを真と受け入れる心の広さが欲しい
タツノオトシゴさんはどんな夢を? セブ島
- タツノオトシゴさんが気持ちよさそうに寝ています・・・海藻に尻尾をしっかり巻き付けてユラユラしています・・・どんな夢を見ているのでしょうか?・・・美味しいものをいっぱい食べてお腹いっぱいになっている夢でしょうか・・・それとも小さな子供と一緒に遊んで微笑んでいる夢でしょうか?・・・お腹側がよく見えないのでわかりませんが育児嚢がないようですのでメスですかね・・・卵をオスのお腹の中に産んだ後で疲れているのでしょうか?・・・いずれにしろ幸せそうなタツノオトシゴさんです・・・眠っている間に知らないところへ流されないように海藻に巻き付けた尻尾を離さないでね!
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- タツノオトシゴさんは随分種類が多く世界で45種類ほど発見されているそうでこれだけいると区別が難しそうですね・・・日本に生息しているのはそのうち6種類だそうです・・・タツノオトシゴさん:尾びれは無く頂冠がとても高く目立つのが特徴です・・・タカクラタツさん:尾びれは無く頂冠はとても低く不明瞭で背中側に3個の暗色斑が並んでいます・・・オオウミウマさん:尾びれはありませんがタツノオトシゴさんの中で最大で25cmほどまで成長します・・・イバラタツさん:体に長く鋭い棘があるのが特徴です・・・サンゴタツさん:日本産のタツノオトシゴさんの中では最も小さい・・・エンシュウタツさん:ハナタツさんとも呼ばれていますが頭の上に突起がなく細長い角がたくさん生えています・・・このタツノオトシゴさんは上記の特徴からしてエンシュウタツ(ハナタツ)さんですかね・・・あれ!ピグミーシーホースさんも日本で見られますよね?・・・ということは6種類ではないですね?・・・まだまだ発見されていないタツノオトシゴさんがいそうで楽しみですね。
タツノオトシゴさんのはにかむ表情と育児疲れ!(改)柏島
- ご存知の通りタツノオトシゴさんはオスの腹には育児嚢(いくじのう)という袋があってここでメスが産んだ卵をタツノオトシゴさんの形をした稚魚になるまで保護します・・・このため「オスが妊娠する」という表現を使われることがありますが実は育てているだけということなのです・・・体の表面は凹凸がある甲板になっていますが育児嚢の表面は滑らかな皮膚に覆われています・・・ですからお腹が滑らかな皮膚になっているタツノオトシゴさんはオスと言うことになります・・・簡単にオスとメスを判別する手がかりとなります・・・このタツノオトシゴさんはお腹の表面が滑らかそうなのでオスですかねえ?・・・耳あてのようなものが付いていて目元と言いちょっとはにかんでいるような表情です。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/07/image-3.jpg)
- タツノオトシゴさんのゴツゴツした見ための体はうろこが変化してできたとされています・・・実際に硬くてデコボコしていてまるで装甲車のように頑丈です・・・そんなタツノオトシゴさんですが子供を産む?時は一苦労です・・・タツノオトシゴさんのオスは尾で海藻などにしっかりとしがみつき体を固定した状態になります・・・そして身体を震わせながらヨイショヨイショと育児嚢から稚魚を産出するのです・・・タツノオトシゴさんの稚魚は全長数mmほどと小さいながらも既に親とほぼ同じ体型をしており海藻に尾を巻きつけるなど親と同じ行動をします・・・生まれて間もない・・・いや違うか?・・・オスのお腹の中である程度大きくなるまで過ごしていますから生まれたてではないですね・・・それでも幼いタツノオトシゴさんに変わりはありません・・・小さな身体で健気に一生懸命立派に生きています。
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- 上の写真のタツノオトシゴさんは何か目がとろんとしていて眠そうな顔をしていますよね・・・今にもカクンと落ちて舟をこいでしまいそうです・・・このタツノオトシゴさんはちょっとお腹が膨れているようにも見えますがもしかして育児中なのでしょうか?・・・それで疲れが出て眠そうな顔をしているのでしょうか??・・・育児は体力を使うし四六時中気も抜けないですからね・・・タツノオトシゴさん赤ちゃん達が無事に育ってくれることを夢見ながら無理をなさらずしんどい時はゆっくりとおやすみくださ~い!
私の夢は何だろう?
夢実現のステップを明確にして一歩踏み出そう
一歩一歩ステップを踏んでいくその繰り返しが夢実現の方法
一歩を踏み出さないそれはいつまでたっても夢見るだけ
今の苦労は将来の夢のためと信じて
タテジマキンチャクダイのおちびさんはとっても賢い! 小笠原
- タテジマキンチャクダイさんは全長40cmと大きめのキンチャクダイさんなのですが幼魚と成魚とでは本当に親子なのと思ってしまうほど大きく違いまるで別種のような色彩や模様になっています・・・動きが速いのでちょっとぼけてしまいましたが下の写真の様にタテジマキンチャクダイさんのおちびさんは濃紺の体に白い同心円状の模様が入っています・・・この模様の入り方が渦巻のように見えるため「ウズマキ」さんと呼ばれることもあります・・・大人になるとタテジマキンチャクダイさんは青地に多くの黄色い縦縞が入った模様となり通称「タテキン」さんと呼ばれるようになります。
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- ヤッコさんの仲間達は縄張り意識が強く自分の縄張りから配偶者以外の成魚を追い出す習性があります・・・でもヤッコのおちびさん達は大人と違った模様を持つことによって縄張りに入っても同じ仲間だとみなされず攻撃されないようになるのです・・・と言うことはヤッコさん達は自分の模様を確実に認識できているということですね・・・と言うことで視力が良いヤッコさん達は少し大きくなったおちびさんの身体に成魚と同じ模様が出始めるとすかさずライバルとみなし攻撃をしかけるようになるのです・・・このような習性のためタテジマキンチャクダイさんの成魚は群れはつくらずにペアー又は単独で行動をしています。
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- タテジマキンチャクダイさんはえらの下に成魚・幼魚ともに鋭いとげがあるのが特徴の一つで英名ではエンペラーエンゼルフィッシュさんと呼ばれるように鮮やかな体色でゆったりと泳ぎまるで皇帝のような高貴な雰囲気を感じさせるヤッコさんです・・・タテジマキンチャクダイさんの食性は雑食性で主にカイメン類やホヤ類などの動物質のほか海藻などの植物質のものも主食としています・・・下の写真がタテジマキンチャクダイさんの大人の写真ですがおちびさんと模様が全く違いますよね・・・これだと確かに親子だとは認識でいないですね。
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- キンチャクダイさん達は大人とおちびさんとで全く違う模様になることで縄張りに入っても攻撃されないという利点の他にも様々な理由が囁かれています・・・ひとつは毒をもつウミウシさんに姿を似せることで敵に狙われにくくなる・・・また尻尾のほうに目玉のような黒点を持つことで敵を惑わす・・・それから細い海藻やヤギ・枝サンゴに似せた模様にすることでうまく隠れるなどが言われています・・・タテジマキンチャクダイのおちびさんによく似た種としてサザナミヤッコのおちびさんがいます・・・2cmまでのタテジマキンチャクダイのおちびさんはサザナミヤッコのおちびさんと似ているため区別が難しいのですがタテジマキンチャクダイのおちびさんは吻端から背中に白線縦線がありますがサザナミヤッコのおちびさんにはそれがありません。
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タテジマキンチャクダイさんのエラのお掃除! ケラマ
- タテジマキンチャクダイさんのエラを掃除しているホンソメワケベラさんです・・・「最近エラの奥が痒くてしょうがなかったんだけどホンソメワケベラさん何かいる?」・・・「ああいますねえタテジマキンチャクダイさんきれいにしておきますねツンツン」・・・「ありがとうホンソメワケベラさん助かります~」・・・「ホンソメワケベラのお兄ちゃん頑張ってるなあ僕も他のお魚さんのお掃除にいかなくっちゃ」・・・こんな感じですかね。
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- タテジマキンチャクダイさんは幼魚から成魚へ変化するとき模様がガラリと変わります・・・
幼魚のころは濃い青色の地に青白い渦巻状の模様ですが成長にするにつれ黄色い地に青い縦縞模様に変化していきます・・・すごい変化ですよね・・・タテジマキンチャクダイさんは海綿やホヤなどを食べる雑食性で広い範囲に縄張りを持っています・・・タテジマキンチャクダイさんの成魚は縄張り意識が強く似た種類のキンチャクダイさんが侵入してきたら激しく追い払います・・・でも幼魚は模様を変えることで違う種類の魚として認識され攻撃されないようにしています・・・また幼魚は周りに成魚がいると大きくなってもなかなか模様を変化させませんが近くに成魚がいないと小さくても成魚の模様に変化するそうです・・・面白いですね。
タテジマキンチャクダイさんがスザクサラサエビさんを!(改)ケラマ
- サンゴの根や割れ目など狭いところを好むスズキ目キンチャクダイ科のタテジマキンチャクダイさんは最大40cm程度まで成長するかなり大きめのキンチャクダイさんです・・・タテジマキンチャクダイは幼魚と成魚とでは色彩や模様が全く違うまるで別種のようなお魚さんです・・・タテジマキンチャクダイさんの幼魚は濃紺の体に白い同心円状の模様が入っていて模様の入り方が渦巻のように見えるため「ウズマキ」と呼ばれています・・・また体側は渦巻き状ですが頭部では横縞になっていて背鰭縁は白く尾鰭は透明になっています・・・下の写真はスザクサラサエビさんにクリーニングをしてもらおうとしているタテジマキンチャクダイさんで決してスザクサラサエビさんを食べようとしているわけでは無いと思います。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/10/57f9749f276c68fe6f672a6309c174ba-1024x769.jpg)
- タテジマキンチャクダイさんの成魚は青地に多くの黄色いカラフルな縦縞が入っています・・・大人になると通称「タテキン」と呼ばれていて赤ちゃんの「ウズマキ」から模様が変わる途中のものを「ウズキン」と呼ばれるそうです・・・ヤッコの仲間達は自分の縄張りから配偶者以外の成魚を追い出す習性があるそうでそのためタテジマキンチャクダイさんの幼魚は成魚とは全然違った模様を持つのです・・・この事によりタテジマキンチャクダイさんの幼魚は縄張りの中に入っても攻撃されないそうです・・・幼魚と成魚とではまるで別種のように色彩や模様が違うのはそのためなんですね・・・またペア又は単独で行動するタテジマキンチャクダイさんには鰓の下に成魚・幼魚ともに鋭いとげがあります・・・写真でもわかる通りなかなか立派な鋭いとげですね・・・タテジマキンチャクダイさんはスザクサラサエビさんにクリーニングしてもらって気持ちいいのか虚ろな表情をしています・・・それにしてもカラフルなお魚さんです。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/10/b2f83fbfebe479bba493d43ed17f4884-1024x768.jpg)
タテジマキンチャクダイさんは他を排斥する!パートナー以外は排除する!
もし自分が千載一遇のチャンスを逃す悔いを残したくないのであれば
自分に理があるとしても相手の言葉に耳を傾ける方が良い
ちょっと耳の痛い事であっても我慢して耳を傾けるのである
逆の立場であればまず相手の長所を賞める事から始める
それから徐々に相手の欠点を教えてやればよい
そうすれば相手も聞く耳を持つようになり幸せに繋がるかも
結果として自分も幸せになれるはずです
もしあなたが他人の失敗や不幸を望んでいるとしたら
あなた自身も失敗を招き不幸になる可能性が大きいのです
オオイソバナさんを愛でるタテジマヘビギンポさん(改)ケラマ
- サンゴさんって見た感じゴツゴツしていて石みたいに見えますがもちろん生き物であり動物です・・・でも生きているサンゴさんの本体はポリプと呼ばれている小さなもので石みたいにゴツゴツしている所はポリプが住んでいるいわゆる家にあたるものです・・・サンゴさんは種類が違うと見た目が大きく違った個性のある家をそれぞれ作ります・・・テーブルの様な家や木の枝の様な家また丸いボールや平べったい家など種類も様々でそこに住んでいるお魚さん達も好みがそれぞれ違うようです・・・人間も一軒家がいいのかマンションがいいのか田舎がいいのか都会がいいのかいろいろですもんね。
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- 本体であるポリプさんは手の指ような触手を使って流れてくる小さなプランクトンなどを捕まえて食べていますが実はポリプさんが生きていくにはそれだけでは足りません・・・動けないサンゴさんは「褐虫藻」を家の中で飼って「褐虫藻」から足りない栄養をもらっているのです・・・いわゆるポリプさんは家庭菜園をしてお腹が空いた時にそれを食べて生き延びているという事です・・・褐虫藻がいなくなったサンゴさんは色がなくなり真っ白になってしまいます・・・これがいわゆるサンゴさんの白化現象です・・・水温が高くなると何らかの原因で褐虫藻がサンゴさんからいなくなってしまい結果食料が尽きてサンゴさんはお腹が空き過ぎて死んでしまうのです。
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- この写真のサンゴさんはオオイソバナさんだと思いますが細い枝には小さなポリプがたくさんついて元気に生きているようです・・・大きな幹の上でスズキ目ヘビギンポ科のタテジマヘビギンポさんがのんびりと休憩しています・・・タテジマヘビギンポさんもオオイソバナさんの綺麗な枝ぶりを愛でながら「今年も綺麗に咲いたなあ!やっぱりポリプさんが元気だと嬉しいなあ」って言っているようです・・・ちなみにタテジマヘビギンポさんにも自分の好きな場所があるようで驚くとサッとその場からいなくなるのですが直ぐに元の所に戻ってきます・・・やっぱりタテジマヘビギンポさんにも好みがそれぞれあって「私はここの場所から眺める景色が好きなんだ」というのがあるんですね。
タテジマヘビギンポさんは風流人?
風流とは上品で洗練された優雅さと粋な趣がある事
平安時代からあるこの言葉は貴族階級の美意識が基本
人目を惹き驚かせるような華美は趣向が凝らされている
詫び寂という言葉もあるがこれは風流とは対峙する存在
詫びとは慎ましく質素なものにこそ趣があると感じる心
寂とは時間の経過によって表れる美しさのこと
変化を劣化と否定的に捉えるのではなく
変化が織りなす多様な美しさを肯定する概念
つまり詫び寂は質素で静かなものに
奥深さや豊かさなどの趣を感じる美意識の事
どちらも我々の人生を豊かにする日本の素敵な言葉
風流さや詫び寂を感じれる心のゆとりが私も欲しいものです
タテジマヘビギンポさんのストライプ今日も決まってる!(改)ケラマ
- タテジマヘビギンポさんは体長4cmほどの大きさで赤みを帯びた体に明瞭な青白いストライプがおしゃれなヘビギンポさんの仲間です・・・これだけスマートにストライプの服を着こなしているお魚さんも少ないのですが結構見かけることが多いタテジマヘビギンポさんです・・・人間から見たら筋が身体に沿って横に走っているので横縞に見えますがご存じの通りお魚さんにとっては頭から尻尾にかけて縦に筋が入っているので縦縞になります・・・ハマサンゴさんやイソバナさんなどの上にちょこんとのっていることが多く縄張り意識が高いのかサッと逃げたかと思っていてもしばらくするとまた同じ場所に戻ってくるタテジマヘビギンポさんです・・・それもあってか比較的撮影しやすいお魚さんですのでダイバーにも人気があります?よね
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- タテジマヘビギンポさんはいつもサンゴさんの上にチョコンと乗っかていてかわいい姿を見せてくれるのですが何が気になるのかキョロキョロキョロキョロ落ち着きのないギンポさんです・・・今日もサンゴさんの色に映えるお洒落なストライプが決まっていてクールなタテジマヘビギンポさんです・・・自分のお気に入りの洋服が目立つので彼にとってここが一番のお気に入りなのでしょうか?・・・私が近づいても逃げずに被写体になってくれています「どうだ!お洒落だろう?」とでも言っているようです・・・ですがじっとこちらの状況を伺って警戒を解いたわけではないようです・・・まあ逃げてもしばらくするとまたここに戻ってくるかわいいやつですけどね。
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- 上の写真のタテジマヘビギンポさんは胸びれをぴんと立ててしっかりと地面に足をつけて踏ん張り凛々しく堂々としていますねえ・・・尾びれまでスッと伸ばして姿勢がいいです・・・きっとこの場所がこのタテジマヘビギンポさんのお気に入りの場所なのでしょう・・・口元を見ていただくとおわかりになると思いますが口をへの字にして頑固おやじが『俺のお気に入りの場所を邪魔するなよ!』とでも言うように辺りに睨みをきかせています・・・小さい身体でなかなかのものです。
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- 上の写真のタテジマヘビギンポさんは先ほどまで何処かへ行っていたのですが居心地がいいのか『やっぱりここがいいなあ~』と戻ってきました・・・正面から見るとおちゃめな顔をしていますよね・・・顔の正面の青い斑点がスライム?小さなロボット?の姿に見えるのは私だけでしょうか?・・・それとサンゴさんの模様がまるで和風枕の柄のように見えます・・・このタテジマヘビギンポさん「やっぱりこの柄の枕じゃないと安心して眠れないんだ!」っていう感じで戻ってきたのでしょうか?・・・しかし小さい体なのにタテジマヘビギンポさんこんなに派手に目立って大丈夫なのでしょうか?ちょっと心配になります。
鮮やかなストライプがCoolに見えるのはなぜ?
中身を連想させるから?
つまり一本筋を通すことそれが本当のCool!
外見だけでは薄くなってしまう中身をCoolにすれば自ずと外見もCoolに
でもどんな人になりたいか?
そこが見えていないと筋も通せないんだなあ
タテジマヘビギンポさんはいつも脇役だけど今回は主役!(改)ケラマ
- スズキ目ヘビギンポ科のタテジマヘビギンポさんは5~6cmの大きさで潜っている時はあまり目立たないのでスルーしがちなのですがよく見ると粋な縦縞ストライプに控えめの横縞が綺麗な赤いヘビギンポさんなのです・・・ハマサンゴさんやイソバナさんなどの上にいつもちょこんと乗っていて撮影しようとするとササっと逃げてしまいますが暫くするとまた同じ場所に戻ってくるという可愛い性格のタテジマヘビギンポさんです・・・今回は岩陰の天井に仲良く並んでこちらを見ていましたので撮影してみましたがペアなのでしょうか?・・・「もう!せっかく岩陰に隠れて2人で仲良く内緒話していたのに私たちの恋路を邪魔しないでよ!あっちに行ってよ!」っていう感じでしょうか?
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- もしかしたら2匹のタテジマヘビギンポさん達は縄張り争い直前の睨み合いでもしていたのでしょうか?・・・それともこのこの辺りを縄張りとした群れの偵察隊だったのでしょうか?・・・「何か怪しいやつが来たからちょっと様子を見に行かないか?」と2匹揃って岩陰からそっとこちらを警戒していた所をうっかり私に見つかってしまったといった感じですか?・・・そう考えると確かに眼が「しまった!見つかってしまった!」という表情にも見えますし今にもピュッと逃げ出してしまいそうな浮足立った気配を感じますね・・・タテジマヘビギンポさんは私が気づかないうちにいろいろな被写体の後ろにこっそり写りこんでいて後から「あ!こんなところに!」と気が付く事が多々あります・・・普段脇役に徹しているタテジマヘビギンポさんですが実は目立ちたがり屋さんなのかもしれません・・・タテジマヘビギンポさん!今回はお二人が主役です!
タテジマヘビギンポさんは名脇役なのか?
脇役は主役を助け引き立たせる演技をする
映画もドラマでも主役一人で演じる事はできない
主役を引き立たせる周りの脇役の存在があって初めて成立するもの
上手く主役を引き立てつつ見る者の印象に残る脇役
それは名脇役とも呼ばれる人達ですが世の中にもたくさんいますよね
決して目立たないけど縁の下の力持ち的存在が
そんな人達を主役を張る人はちゃんと気付いているのか?
自分ひとりの力だと勘違いしていないか?
そこで主役の本当の力量がわかります
ダルマハゼさんの瞳はエメラルドグリーン!(改)ケラマ
- サンゴさんの隙間に隠れてこちらの様子をこっそり伺っているのは誰でしょうか?・・・皆様ご存じかと思いますがとってもシャイなダルマハゼさんです・・・ダルマハゼさんの頭にはよく見ると髭らしきものがもじゃもじゃと生えているのですがそんな事とは関係なくとても小さくてかわいいお魚さんです・・・先ほども申しましたがダルマハゼさんの頭は淡褐色で細かいひげ状の突起がたくさんありますが体側や各ひれは暗色であることが特徴になっております・・・このことでよく似たクロダルマハゼさんやアカネダルマハゼさんと区別ができます・・・ダルマハゼさんはヨゴレダルマハゼさんとも似ていますが頭部のひげ状突起が長いことや眼の周囲に細かい斑紋があることなどで見分けられます。
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- ダルマハゼさんは内湾やサンゴ礁域の斜面にいるショウガサンゴさんなどの間にこっそりと隠れて暮らしていて体長は2cmほどしかない小型で愛嬌のある顔をしたかわいいハゼさんです・・・それにしてもこのダルマハゼさんはとても臆病なハゼさんなので写真を撮ろうとしても怖がってなかなか姿を見せてくれません・・・全身を何とか見て見たいと思ってあちらこちらからサンゴさんの隙間を覗くのですがダルマハゼさんはさらにサンゴさんの奥のほうに隠れてしまいます・・・ダルマハゼさんにしてみれば当然ですよね・・・何かでっかい顔をした不思議な生き物があちらこちらから覗いてくるんですからたまったものではないですよね・・・奥の方に入ってしまったダルマハゼさんの顔だけが少し見えるのですがエメラルドグリーンの瞳がこちらを恐々と伺っていますよ~・・・これだけサンゴの奥に隠れてしまうとピントを合わせるのがなかなか難しいダルマハゼさんで~す・・・怖がらせてごめんなさい!
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相手の世界で考える!自分の世界で相手を見ない!
どうしても自分の世界の中で相手を見がちだけどそれでは理解してもらえない
相手の世界に勇気を出して入ってみると新しい関係が生まれるかもです
ダンゴオコゼさんとヨゴレダルマハゼさんの違いは?(改)柏島
- スズキ目ダンゴオコゼ科のダンゴオコゼさんは体は丸くてよく側扁し赤色の斑紋が一面に散らばっていますがその場所以外は小突起で密に覆われて尾びれの後縁は円くなっています・・・ハナヤサイサンゴ属のサンゴさんと一緒に住んでいるダンゴオコゼさんの体長は5センチメートルほどにしかなりません・・・横顔からヨゴレダルマハゼさんかなと思ったのですが正面から見ると全然違いますね・・・頭が随分平べったいのでダルマハゼさんでは無くダンゴオコゼさんでした・・・もう少しサンゴの隙間から勇気を出して出てきてくれればわかりやすいのですが簡単には出てくれないようです・・・ダンゴオコゼさんの表情からとても怖がっていることが分かりますがサンゴさんの隙間から恨めしそうにこちらをじっと伺っています・・・「怖いんだから近くに来ないでよ!あっちに行って!!」とでも言っているようです・・・確かにダンゴオコゼさんから見ればダイバーなんて超巨大で口からブクブクと泡を吹きだす不気味で恐ろしい生きものですからね・・・ダンゴオコゼさん驚かせてすみません。
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- ちなみに間違えたダルマハゼさんは体長は2cmほどで日本にはアカネダルマハゼさん・クロダルマハゼさん・パンダダルマハゼさん・カサイダルマハゼさん・ダルマハゼさん・ヨゴレダルマハゼさんの6種が確認されています・・・アカネダルマハゼさんは頭部に細かいひげ状の突起が密生していて体の色は薄い黄色でとてもきれいな色をしています・・・クロダルマハゼさんは体の色は真っ黒で顔の周りにひげのようなものがたくさんあります・・・パンダダルマハゼさんは体の色は乳白色で胸びれあたりから頭部にかけて徐々に山吹色になっていて腹びれ以外のひれは全て黒色で和名の「パンダ」の由来になっています・・・カサイダルマハゼさんはパンダダルマハゼさんに似ていますが胸びれが透明に対してパンダダルマハゼさんは黒いので区別することが出来ます・・・ダルマハゼさんは頭部のひげ状突起が長く体の前半部と後半部の明暗が明瞭で頭の輪郭が丸くなっています・・・ヨゴレダルマハゼさんはダルマハゼさんに似ていますが頭部のひげ状突起が短いことや体の前半部と後半部の明暗が不明瞭な部分で区別が出来ます。
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人生は失敗の連続である
だからついつい自分は運がないとか弱いとか思って臆病になってしまう
でもそれは結果的に不幸を引き寄せてしまう
失敗を反省するのは良いでも運が悪いと嘆くのは良くない
自分で不幸を探すネガティブシンキングを避け
輝く未来を夢見てポジティブシンキングで一歩前進
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