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『スズメダイの仲間』総集編 No.3 ダイビング‐フォト‐tsubuankun

Dive-photo まとめ 分類
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フタスジリュウキュウスズメダイさんそのままで!(改)ケラマ

  • スズキ目スズメダイ科のフタスジリュウキュウスズメダイさんは淡い白色ですが状態によっては褐色になることもあり体長は約8cm程度です・・・フタスジリュウキュウスズメダイさんの体高は高く体側に2本の黒い横帯があるのが特徴で3本の場合はミスジさん4本の場合はヨスジさんになります・・・わかりやすい特徴ですよね・・・フタスジリュウキュウスズメダイさんには背鰭から尾柄部を通り臀鰭に至る黒色域があり腹鰭は暗色になっています・・・幼魚の頃はこの横帯はとても明確で写真のように白黒はっきりしていてパンダの様にかわいらしいお魚さんです・・・大人になるにつれて世間のヨゴレに染まってしまうのか全体的に黒くなって横帯が目立たなくなってきます・・・残念!
  • フタスジリュウキュウスズメダイさんはこんなに可愛い姿をしていますが実はなかなか気の強いお魚さんなのです・・・このおちびさんぐらいだと近づいてもツンツンしてこないと思いますが大人になると結構果敢にツンツンして来るのです・・・その割にフタスジリュウキュウスズメダイさん達は枝状サンゴのまわりに群生して泳いでいますが危険を感じるとサンゴの枝間にサッと逃げ込んであっと言う間に消えてしまいます・・・いったいフタスジリュウキュウスズメダイさんは臆病なのか気が強いのかよくわかりませんね・・・写真のフタスジリュウキュウスズメダイのおちびさんはサンゴの大きさからもわかると思いますがとても小さい身体をしているのに口をへの字にして私を睨み気の強そうなところが伺えます。

フタスジさんが子供のままだったらなんて私のエゴですね

誰でも成長はするのですから

でも成長の仕方は人それぞれその違いの差は行動力

挑戦すればうまくいってもうまくいかなくても学びが得られる

挑戦から得られる全ての経験を知恵として自分の中に蓄積できる

だから行動する人と行動しない人では成長の差が顕著に現れる

行動だけが現実を動かすことができるのかもしれない

現在の自分は過去の自分の行動が原因であるのは間違いない

逆に考えれば今から行動を始めれば

変化してとんでもない所に行き着いた未来の自分がいるということ

自分が理想としている場所がいくら遠く感じようとも

一歩一歩積み重ねることで近づくことができる

フタスジリュウキュウスズメダイさん本当はボーとしてる?(改)ケラマ

  • 珊瑚礁域に生息するスズキ目スズメダイ科のフタスジリュウキュウスズメダイさんは幼魚の頃はサンゴの周りで他のスズメダイさんとよく群れていますが危険を感じるとサッと素早くその枝間に逃げ込んでしまいます・・・フタスジリュウキュウスズメダイさんのウオッチングは静かに寄って行く事が重要ですが隠れてしまってもしばらく待つとまた出てきますよ~!・・・フタスジリュウキュウスズメダイさんの体長は8cmほどで体高が高く体の色は淡い白色ですが同じ個体でも状態によって体色が変化し褐色になるものもいます・・・鰓蓋後方に黒色帯があり背鰭は黒色でそこから尾柄部を通り臀鰭にいたる黒色域があるのが特徴になっています・・・フタスジリュウキュウスズメダイさんの体側にあるこの2本の黒色横帯は幼魚ほど顕著で大型個体では消失していきます・・・丸っこい体に大きな目玉で愛らしいフタスジリュウキュウスズメダイさんですが少し目がうつろでボーっとしているように見えますね・・・気のせいですかね?
  • フタスジリュウキュウスズメダイさんによく似たミスジリュウキュウスズメダイさんやヨスジリュウキュウスズメダイさんも同じような所に居ますがミスジリュウキュウスズメダイさんは最もよく見られる仲間で違いはよく目立つ黒帯が3本あり目の上にも黒帯があることです・・・ミスジリュウキュウスズメダイさんは成魚になっても白黒クッキリしたままですよ~・・・デバスズメダイさんと混泳していることも多いミスジリュウキュウスズメダイさんは幼魚もほぼ同じ模様ですが腹鰭や尻鰭などが蛍光ブルーで縁取られていて綺麗です・・・ヨスジリュウキュウスズメダイさんはミスジリュウキュウスズメダイさんの横縞に加え尾鰭にも一本黒帯が入っていて4スジになっています・・・フタスジリュウキュウスズメダイさんやミスジリュウキュウスズメダイさんに比べると大きな群れをつくらないようです。

フタスジリュウキュウスズメダイさんはその容貌で他人を偽る

好意から出た偽りであれば不和を醸し出す真実よりも良いかもしれない

でもあまりにも人前で自分を偽るのに慣れてしまうと

終いには自分の前でも自分を偽るようになる

あらゆる偽りの中で最悪のものは自己欺瞞である

そして偽りは改めない限りいつまでも終焉しないもの

自分さえも偽るなんて幸せからはどんどん遠ざかってしまう

本当の自分って何本当の自分を取り戻そう

ブルースポットダムゼルさん?とハナダイの幼魚さん?(改)パラオ

  • ダイビングをしていて「きれいだ!」とか「変わってる?」とか思って写真を撮っていると中には調べてみてもよくわからないお魚さんがいます・・・潜っているときは「○○がいた!」とか思って写真を撮るのですが帰って図鑑などで確認してみるとあれ・・・?なんか違うな!!・・・という写真が多々あります・・・いろいろ苦労して調べてみるのですが結局わからないのです・・・お魚さんもウミウシさんもエビさんも種類が多い上によく似ていて・・・お魚さん達も進化しているので区別がつかない種類もたくさんありますよね・・・これからも勉強ですね・・・下の写真はブルースポットダムゼルさんの幼魚だと思うのですが・・・体の色は眼の下あたりから背びれの眼状斑までのラインから上が青地色に光沢のある水色の縦線で下側は各ひれともに薄黄色の単一色になっています・・・ブルースポットダムゼルさんの幼魚であれば尾びれ基部手前上側に光沢のある青斑点があるはずなのですが残念ながら隠れていて確認できません・・・またブルースポットダムゼルさんは眼上部の光沢ある水色の縦線は太くて2本あり海の中でも目立つ黄色の体色と頭から背中にかけてが青くなっているのが特徴なのでブルースポットダムゼルさんなのではないかと思いますが・・・確証は持てません。
  • 大きさは2~3cmくらいだったと思いますが下の小さなお魚さんは体がきれいなピンク色でお腹のほうは白く目のあたりにラインが入っていてとてもキュートなお魚さんです・・・スズメダイさんかハナダイさんの一種でその幼魚だと思うのですがよくわかりません・・・いずれにしろこの小さな身体なのに目力があり「私はこれから独り立ちして立派に生き延びていきます」・・・という真剣で生命力を感じる表情が取れたことが大変うれしいです・・・がんばって生きていってね!

うわべの姿だけでその人の中身を判断してはならない

その人が何を考えてどのように生きていこうとしているのかは

眼の奥に光るものを私に感じ取れる力がないとわからない

ケラマブルーに映えるミスジリュウキュウスズメダイさん! ケラマ

  • やっぱりケラマブルーと言われるケラマの海は美しいですね・・・特に光が燦燦と降り注いで明るい晴れた日にどこまでも透き通ったブルーの海の中で色とりどりのお魚さん達を見ているそれだけで最高です・・・このお魚さん達はスズキ目スズメダイ科ミスジリュウキュウスズメダイ属のミスジリュウキュウスズメダイさんとスズキ目スズメダイ科ソラスズメダイ属のネッタイスズメダイさんでしょうか?・・・仲良く楽しそうに泳いでいます・・・よく見るとカンモンハタさんの様なお魚さんも右下のところで体をくねらせていますね・・・カンモンハタさんは何か獲物でも見つけたのでしょうか?・・・それともダイバーにびっくりして逃げ出そうとしているのでしょうか?・・・とにかく明るい海なので潜っているだけで何故か幸せですね。
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  • ミスジリュウキュウスズメダイさんの体の色は綺麗な白で3本の黒い横帯が入っています・・・背鰭は縁辺から鰭膜中央付近までが黒く背中に近い場所は淡色になっています・・・また尾鰭は淡色で黒色横帯がないことで分布域・生態・体色ともによく似るヨスジリュウキュウスズメダイと区別できます・・・ネッタイスズメダイさんの体の色は全体が鮮やかな黄色でレモンダムゼルさんとも呼ばれますが胸鰭の付け根と鰓蓋の上に小さな黒い点があります・・・よく似たニセネッタイスズメダイさんの体の色も黄色ですがやや青みを帯びており胸鰭付け根の黒い斑紋ははっきりと分かるほど大きいことでネッタイスズメダイさんと区別できます・・・カンモンハタさんは体や鰭に濃い褐色の多角形の斑紋が無数にあり網目模様になっていますがいくつかの斑点が繋がっていることがありよく似たモヨウハタさんは斑点が繋がっていませんので区別できます。

ケラマブルーと呼ばれる青い海

青い海の爽快感は心の奥底まで洗われるような感じがする

波の音とリズムが心の中の雑音を洗い流してくれる

塩の香りが鼻をくすぐってくれる

広くて青い空と海が一体となって広がる光景

言葉にできない開放感で心が晴れる

自然の壮大さと美しさに触れ安らぎや開放感を感じる

日常の忙しさから解放される瞬間を感じる

心も軽くなり自然のセラピーみたいなものかも

蛍光ブルーがお洒落なミスジさんの赤ちゃん!(改)ケラマ

  • サンゴの隙間から顔をちょこっとのぞかせているのはスズキ目スズメダイ科のミスジリュウキュウスズメダイさんの可愛い赤ちゃんです・・・ミスジリュウキュウスズメダイさんは白い体に頭から体側にかけて3本の黒い横帯がありますがこの小さな赤ちゃんにも立派に黒帯があります・・・あどけない表情が何とも言えませんがミスジリュウキュウスズメダイさんの背鰭は縁辺が黒く背部に近い場所に淡色域があります・・・また尾鰭は淡色で黒い横帯がないことでヨスジリュウキュウスズメダイさんと区別ができます・・・サンゴの大きさと比較してもこのミスジリュウキュウスズメダイさんの赤ちゃんの小ささがわかりますね。
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  • ミスジリュウキュウスズメダイさんは身体は小さいのに気が強いお魚さんでなかなか侮れません・・・写真を撮ろうとすると縄張り意識が強いのか結構ツンツンしてきたりします・・・ミスジリュウキュウスズメダイさんの幼魚の頃は腹鰭や尻鰭などが蛍光ブルーできれいに縁取られています・・・このミスジリュウキュウスズメダイさんの赤ちゃんも尻鰭は微妙ですが腹鰭は見事な蛍光ブルーに彩られチャームポイントになっていますね・・・「どうや!この蛍光ブルーきれいやろ!」っと手を前に出して小さいのにいっちょ前にドヤ顔をしているように見えませんか?・・・ミスジリュウキュウスズメダイさんはデバスズメダイさんとよく混泳しているのですがそのデバスズメダイさんの蛍光ブルーに憧れたのではないでしょうか?・・・そんなことはないですかね。

ミスジリュウキュウスズメダイさんは小さい頃から気が強い

気が強い人とはどういう人なのだろう?

他人に対して自分の意見や考えをはっきりと主張できる

自分の意志を曲げず自分の信念を貫こうとする

だから何かを成し遂げようと前向きな気持ちを持っている

なかなか自分の意見を譲らないから頑固にも見える

でも自分の信念を守る強さを持っているとも言える

肯定的にも否定的にも取れる気が強い人

いずれにしろ私は気が強い事は悪い事では無いように思います

ルリメイシガキスズメダイさんは口をとがらせて何を想う? 小笠原

  • スズキ目スズメダイ科のルリメイシガキスズメダイさんはイシガキスズメダイさんによく似ていますが背ビレの黒色斑はなく体にある黒色横帯の幅が広いことそれから眼の虹彩が青いことで区別できます・・・でもごく稀にこの黒色横帯がないルリメイシガキスズメダイさんもいるそうなのでちょっと困ってしまいますね・・・体の色はうすい黄色で眼が名前の通りきれいな瑠璃色をしており体長は7cmほどで潮通しの良いサンゴ礁やサンゴ礁外縁でチョコチョコチョコと暮らしています・・・ルリメイシガキスズメダイさんは神経質なのでサンゴさんの辺りで隠れたり出てきたり素早く出入りを繰り返しています・・・隠れるのか出てくるのかどっちかにしろと言いたくなりますね・・・でも下の写真のルリメイシガキスズメダイさんは「もううるさいなあ私の勝手でしょ!」とでも言っているようです。
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  • 先ほどごく稀に体の黒色横帯がないルリメイシガキスズメダイさんがいると言いましたが幼魚の時から色彩に2つのタイプが見られるそうです・・・子供の頃からはっきりと自分の意思を示しているなんて素敵です・・・写真のルリメイシガキスズメダイさんのように幅のある黒色の横帯を持つタイプと黒色の横帯を持たないタイプに分かれています・・・黒色の横帯のないタイプのルリメイシガキスズメダイさんは腹部から尾鰭にかけて黄色くなっています・・・ちなみによく似たイシガキスズメダイさんの体色は前半が茶褐色で体側後方にルリメイシガキスズメダイさんに似た大きな黒色横帯があります・・・でもその幅は狭めでルリメイシガキスズメダイさんの半分くらいで黒色横帯より後方は白くなっていて背鰭3~4棘の間に小さな黒色斑があります。

オヤビッチャさんとロクセンスズメダイさんはよく似てる! 小笠原

  • 海の中には本当によく似たお魚さんがたくさんいますがその中にスズキ目スズメダイ科のオヤビッチャさんとロクセンスズメダイさんがいます・・・どちらも体側に5本の幅広い黒色横帯があってサンゴ礁の周りをチョコチョコチョコチョコと泳ぎ回っている姿はかわいいのですがパッと見では区別がつきません・・・でも実はロクセンスズメダイさんの尾鰭両葉には太く明瞭な黒色線がありますのでそこを見れば容易に区別ができるのです・・・言われてみれば確かに大きな違いなのですが海の中で見ているとあれっと思ってしまいますよね。
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  • その他にロクセンスズメダイさんの背中は青みが強く腹部は白っぽいのですがオヤビッチャさんの地色は灰色ですが背中はやや黄色味を帯びています・・・また通称でシリテンスズメダイさんと呼ばれるお魚さんもオヤビッチャさんに酷似していますが尾鰭基部に2つの小黒点があるなどの特徴でオヤビッチャさんと見分けることができます・・・と言ってもそんな違いダイビング中に区別するのは困難かもしれませんね・・・またオヤビッチャさんの地色は求愛期になると青くなるそうですが黄色とか赤の方が求愛中という感じがしませんか?・・・勝手な意見ですみません。

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