各地のダイビングポイントで見かけた『スズメダイさん』達をまとめてみました。体は平たく、体高は高く、卵型でタイの形に似ていて種類も豊富です・・・鮮やかな色をした種類が多く、イソギンチャクと共生するクマノミさん達も、実はスズメダイ科に含まれます。
- アオバスズメダイさんのお洒落なワンポイント!(改)ケラマ
- クレナイニセスズメさんが文句言ってる!(改)パラオ
- びっくり顔で固まってるコガネスズメダイのおちびさん!(改)ケラマ
- スズメダイさん発射! ケラマ
- ソラスズメダイさん後ろに居るよ!気を付けてね!(改)柏島
- デバさん?アオバさん?どっちのスズメダイさん?(改)ケラマ
- ナガサキスズメダイさんの思い出はコバルトブルー!(改)ケラマ
- ナガサキスズメダイさんのお子さんですよね?(改)ケラマ
- ニセネッタイスズメダイBabyは何てったってアイドル!(改)ケラマ
- ニセネッタイスズメダイさんは偽物じゃない!(改)セブ
- ニセモンツキスズメダイさんで間違いないですよね? 小笠原
- ネズスズメダイさんの幼魚?子供と大人の違いって!(改)セブ
- フタスジリュウキュウスズメダイさんの兄弟愛!(改)ケラマ
- フタスジリュウキュウスズメダイさんそのままで!(改)ケラマ
- フタスジリュウキュウスズメダイさん本当はボーとしてる?(改)ケラマ
- ブルースポットダムゼルさん?とハナダイの幼魚さん?(改)パラオ
- ミスジリュウキュウスズメダイさんがケラマブルーに映える! ケラマ
- 蛍光ブルーがお洒落なミスジさんの赤ちゃん!(改)ケラマ
- ルリメイシガキスズメダイさんは口をとがらせて何を想う? 小笠原
- オヤビッチャさんとロクセンスズメダイさんはよく似てる! 小笠原
アオバスズメダイさんのお洒落なワンポイント!(改)ケラマ
- 赤い枝サンゴをバックにハイポーズ!「綺麗に撮ってよね」とポーズを決めているのはスズキ目スズメダイ科のアオバスズメダイさんです・・・青い体が綺麗なお魚さんですが同じように珊瑚礁の周りで群れているデバスズメダイさんとよく似ています・・・でも明らかな違いがありアオバスズメダイさんには胸鰭の付け根に黒いお洒落なワンポイントがありますがデバスズメダイさんにはありません・・・この写真のお魚さんは胸鰭の付け根に黒いワンポイントがあるのでアオバスズメダイさんで間違いないと思います・・・珊瑚礁の周りで群れているスズメダイさん達の多くはデバスズメダイさん達ですが混泳していることも多くデバスズメダイさん達の中にアオバスズメダイさんが何匹か紛れていたりもします・・・下の方でこちらを向いているスズメダイさんがいますが種類がよくわかりませんがもしかしたら婚姻色のアオバスズメダイさんでしょうか?・・・ちなみに赤い枝のサンゴさん黄色いポリプが開いているように見えますが元気そうで何よりですね。
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- 御覧の通り下の写真はスズキ目スズメダイ科のデバスズメダイさんですが胸鰭の付け根は黒くありませんのでアオバスズメダイさんとは区別できます・・・デバスズメダイさんはサンゴの周りでたくさん群れている事が多いのですがその華麗な集団行動は見事ですよね・・・サンゴの上をワサワサとたくさん泳いでいたデバスズメダイさんがダイバーや大きなお魚さんなどが近づいて危険を感じるとサッと一瞬でサンゴの間に隠れて一匹も見えなくなります・・・そして少し時間が経つと「もう大丈夫かな?」とフワーっとみんな出てきます・・・その動きを見ていると正にチームワークが成せる業だなと感じます・・・ちなみにデバスズメダイさんの名前の由来は下顎の犬歯状の歯が前向きに突き出ていることだそうです。
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アオバスズメダイさんの黒いワンポイントでの差別化
正にある意味一点突破かもしれません
ピントを絞り目標を明確にただ1点に対してのみ
持てる力を集中的に注ぎ込み活路を切り開く
つまり精神を一点に集中して研ぎすまされた状態で力を注ぐこと
目標が多いと意識が分散されて思った効果が発揮できない
下手をすると1つの目標に対しても成果を上げることができない
二兎追うものは一兎も得ずですね
1点突破で分厚い壁に風穴を開けそこから全面展開です
クレナイニセスズメさんが文句言ってる!(改)パラオ
- クレナイニセスズメさんの体は全身が紫色で、ヒレは透明、個体によっては色が抜けて薄紫色になっている個体もいます・・・この写真の様にパープルピンクでなかなかド派手なお魚さんです・・・クレナイニセスズメさんがこちらを睨んで「どうだ!ド派手でカッコいいだろ」って言っているようです・・・でも水中では最初に赤系の色が吸収されるのでこの写真と同じように見えません・・・海の中でこのクレナイニセスズメさんを観ると、お魚さん同士ではどのように見えるのか想像が付きませんが、意外や意外、なかなかシックな濃い紫色です・・・あれ!違うお魚さんですか?・・・本当にクレナイニセスズメさんですか?とびっくりしてしまいますよ~。
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- クレナイニセスズメさんはちょっと暗がりが好きみたいで、潮通しのよいサンゴ礁の縁などで泳いでいます・・・オーバーハングの陰などをよく見るとチョロチョロチョロチョロしている小さなクレナイニセスズメさんの姿を見かけます・・・光を当てないと地味な感じのクレナイニセスズメさんなので気づきにくいですが水中ライトを当てるとガラリとイメージが変わります・・・本当にあれ!と思うぐらいの豹変ぶりです・・・体が美しい青紫色をしていることから、「パープル・リップスティック」とも呼ばれています・・・何かお洒落な名前ですね。
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- クレナイニセスズメさんは、とても臆病で警戒心が強いため、危険を感じるとすぐに岩穴に隠れてしまいます・・・上の写真のクレナイニセスズメさんはビビりながらもこちらを向いて歯を食いしばっています・・・「なんだよお!俺をニセ・・・と呼ぶのはお前か?俺は偽物じゃないぞ!!」って文句をつけていようです・・・でも文句をつけるのも一瞬でカメラを向けるとあっと言う間に逃げてしまいます。下の写真のクレナイニセスズメさんはピンボケになっていますがちょっと仏頂面ですね・・・文句を言いたげな表情ですがそれでもかわいいクレナイニセスズメさんです
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うわべだけで判断するのは愚かなこと
本当の姿は知ろうとするあなたがいて初めて知ることができる
びっくり顔で固まってるコガネスズメダイのおちびさん!(改)ケラマ
- スズキ目スズメダイ科のコガネスズメダイさんは約10cm程の大きさまで成長しますが綺麗な黄色の身体に尾鰭はやや白っぽく大きく切り込みが入っています・・・コガネスズメダイさんの背鰭は橙色で縁取られていますが幼魚の頃は成魚よりも明るい黄色をしています・・・下の写真のスズメダイさんは若干違うような気もしますがおそらくコガネスズメダイの幼魚さんだと思います・・・サンゴの大きさからもわかる通りかなり小さなおちびさんで「あ!ダイバーに見つかってしまった!どうしよう怖くて動けない!!」という表情で目を大きく丸く見開いて固まっている様に見えませんか?・・・でもスズメダイさんは一様に気が荒いのでおそらくすぐに立ち直って逆に突っついて来るかもしれませんね。
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- コガネスズメダイさんのオスとメスの見分け方は6~10月上旬頃の繁殖時期になるとよくわかります・・・この頃になるとオスは黄色から白色に変りメスは黄色が黒ずんだ色になりますがオスは素早く泳ぎ急降下するなどしてメスの気を引き産卵に誘います・・・メスはオスが気に入れば産卵をはじめるのですがオスは基床を掃除して産卵の準備を整えたり産卵後の卵をオスが外敵から守るなどして世話をしていきます・・・ちなみにこの写真のコガネスズメダイさんの腹鰭は黄色いのですがよく似た黄色いスズメダイさんで腹鰭の白いヒマワリスズメダイさんという方もいらっしゃいます・・・コガネスズメダイさんは大人になると尾鰭が白くなってきますがヒマワリスズメダイさんは大人になっても尾鰭は黄色のままなのです・・・私的には黄色のまま変わらない方が好きなのですがそれぞれ事情もあると思いますので仕方がないですね。
コガネスズメダイさんの表情から思い出す言葉がある
目は口ほどに物を言う
目は口で話すのと同じくらい感情や思いを伝えることができる
喜怒哀楽というたくさんの情報を伝えることができる
だから本当の気持ちを知りたければ目を見ればいい
その人がどう感じているのか本当の気持ちがよくわかる
言葉では嘘をついてごまかすことができても
目は嘘をつくことができないのです
つまりは目は言葉以上に多くのことを伝えるということ
眼の潜在能力って凄いような怖いような
スズメダイさん発射! ケラマ
- スズメダイさんは危険を感じると一斉にサンゴさんの枝の間に隠れてしまいます・・・遠くから見ていたら小さくてきれいなお魚さんがたくさんいるなあと思っていたのですが近づくと跡形もなく見えなくなります・・・見事な集団行動です・・・でもこちらの動きを止めてじっとして待っていると息を吹き返すようにまた一斉にサンゴの外へでてきます。
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- 「いやあ窮屈だった」とでもいうようにものすごい勢いでスズメダイさんがサンゴの間から出てきます・・・まさに発射という感じです・・・見事な集団行動ですね・・・ルリスズメダイさんなのかデバスズメダイさんなのかソラスズメダイさんなのかよくわかりませんがブルーのスズメダイさんの見事な乱舞で命の勢いを感じる一瞬でした。
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- ルリスズメダイさんは体が鮮やかな青色をしていて眼のところに黒色の線があります・・・オスの成魚は尾びれも青色ですがメスや幼魚は透明です・・・デバスズメダイさんは体の色は鮮やかな青緑色で体や各ひれに目立った斑紋はありません・・・アオバスズメダイさんによく似ているデバスズメダイさんは胸びれ腋部に黒色斑をもちませんがアオバスズメダイさんは黒色斑をもっています・・・ソラスズメダイさんは体高は低くエラ蓋に濃い青色の小斑点があり尾柄部から尾びれにかけて黄色くなっています。
ソラスズメダイさん後ろに居るよ!気を付けてね!(改)柏島
- スズキ目スズメダイ科に属するソラスズメダイさんは尾鰭や臀鰭が黄色っぽくなることがありますがよく似たルリスズメダイさんはこれらの鰭が青色または透明で黄色っぽくなることはありません・・・その点からソラスズメダイさんとルリスズメダイさんを見分ける事ができます・・・ちなみにルリスズメダイさんは浅いサンゴ礁や岩礁にいて全長は約6cm程度で名前のとおり全身が鮮やかな瑠璃色をしており別名「コバルトスズメダイ」とも呼ばれています・・・メスのほうが小さく尾鰭が透明なのがメスで尾鰭まで瑠璃色なのがオスです・・・ルリスズメダイさんのオスは縄張りを作り縄張り内に5~6匹のメスを持つハーレムを形成します。
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- 今回のメインはソラスズメダイさんですが実は後ろにボケていますが黄色~茶色の塊りがあるのがわかりますか?・・・これはハダカハオコゼさんです・・・ハダカハオコゼさんを撮ろうと近づいていたのですがソラスズメダイさんのブルーがあまりにもきれいだったのでソラスズメダイさんにピントを合わせてみました・・・ソラスズメダイさん気を付けないとハダカハオコゼさんが動かないと思って安心して近づいてしまうと急にバクっと食べられちゃいますよ!・・・ソラスズメダイさんは全身が美しい青のスズメダイさんなのですが青には個体差が結構あります・・・コバルトブルーに近いものからターコイズブルーに見えるもの黒ずんだ地味な色のものもいるのです・・・またよく見ると体の表面には縦に細長い菱形が敷き詰められたような模様があります
ハダカハオコゼさんを見ていると「能ある鷹は爪を隠す」を思い出す
誰でも自分の実力を他人に知って欲しいという欲望を持っている
だから自慢したり見せびらかしたりする
でも本当に優れている人は妄りにそれをひけらかすことはしない
実力のある者ほど実力を表面に表さないのだ
そしていざというときに実力を発揮する
相手に油断させて確実に結果を残す
生き延びるための知恵や戦略が伺えます
デバさん?アオバさん?どっちのスズメダイさん?(改)ケラマ
- スズキ目スズメダイ科のデバスズメダイさんはサンゴ礁でたくさんの群れを作り最大8cm程度まで成長する青くてきれいなお魚さんです・・・デバスズメダイさんは綺麗な青色の身体ですが光の当たり具合で色が変化して見え緑色に見えたりもすることもあり海の青の映える爽やかな感じのお魚さんです・・・でも下顎の犬歯が前向きに突き出ていて所謂出歯のためデバスズメダイさんという名前が付いたそうです・・・よく見てもわかりにくい特徴なのですがちっちゃくて青くてかわいらしいお魚さんなのに変な名前が付いてしまってかわいそうな気がします・・・繁殖期になるとオスの体は全体的に黄色味を帯び背鰭が黒い婚姻色になるそうですよ~この中にはいないですね。
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- デバスズメダイさんと生息環境や食性も同じでデバスズメダイさんとよく似ているスズキ目スズメダイ科のアオバスズメダイさんというお魚さんがいます・・・本当にデバスズメダイさんとアオバスズメダイさんはよく似ているので見分けがつき難いのですがアオバスズメダイさんは胸鰭の根本が黒くなっていることでデバスズメダイさんと見わけることができます・・・またアオバスズメダイさんは最大サイズ10センチになるのでデバスズメダイさんより少し大きめです・・・写真にも大小たくさんのデバスズメダイさん達が写っていますがこの写真の中にはアオバスズメダイさんはいるのでしょうか?・・・私が見た限りでは胸鰭の根元に黒斑は見つからないのでアオバスズメダイさんはいないようですね。
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デバスズメダイさんとアオバスズメダイさんはよく似ている
でも個性は無いようでしっかりある
いい意味でも悪い意味でも使われるのが個性
個性はあって当たり前だし普通なのである
個性が無くてみんなと同じだったらどうだろう?
楽かもしれない不安もなくなるかもしれないでも面白くない
あいつは変わってると言われる方が光栄である
自分の不完全さを受け入れればコンプレックスが個性となる
欠陥の多い人間は特徴も多い人間なのだ
だから自分は自分であればいい
自分の個性を磨き続け芯のある人間となれば必ず輝く
成功とは自分の個性を最大限に発揮すること
そしてその個性がその人にしか訪れない出会いに招いてくれる
ナガサキスズメダイさんの思い出はコバルトブルー!(改)ケラマ
- スズキ目スズメダイ科ソラスズメダイ属のナガサキスズメダイさんの幼魚の特徴はとてもきれいなコバルトブルーの身体に額の縞模様と大きく明瞭な眼状斑と透明な尾鰭になっています・・・サンゴの上をチョコチョコ泳ぐ鮮やかなコバルトブルーの姿はダイバーの眼にとてもやさしく癒されますね・・・しかし成長するにつれて青味が薄くなり黒っぽくなって幼魚の頃の可憐さはなくなってしまいます・・・大きくなっても幼魚の頃のかわいさを保ってくれると嬉しいのですがスズメダイさんにありがちな変身パターンで私的にはとても残念な変身に思えてしまいます・・・下の写真のナガサキスズメダイの幼魚さん幼い割に目がきりりと吊り上がっていて口もへの字に咬みしめてなかなか凛々しい感じもしますね。
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- ナガサキスズメダイさんの大人はおちびさんと違って地味な黒っぽい体色をしていて特にオスは縄張り意識が強く縄張りの境界線でオス同士の威嚇や喧嘩などが起こることがあります・・・しかしナガサキスズメダイのおちびさんは大人と体の色が違う為なのかナガサキスズメダイさんのオスの縄張りに入っても攻撃されないのです・・・ナガサキスズメダイさんのオスは身体の色でライバルと判断しているのか身体の大きさで判断しているのか私にはわかりません・・・でもナガサキスズメダイさんのオスは「こいつはまだ子供だ!俺様の敵ではない!」と判断しているのは間違いないようです・・・おちびさんも身体が大きくなって力が付くまで身体の色はコバルトブルーのままで眼状斑もそのままで敵意が無いことを示しているのでしょう・・・そしておちびさんに戦う力が付いたら衣装を変えて他のオスに宣戦布告をする・・・なんかナガサキスズメダイさんって潔いですね。
ナガサキスズメダイさんに潔さを感じます
潔さとは卑怯な点や未練がましいところがなく立派であること
潔さとは汚れがなく清浄で潔白なこと
だからその行いにはやましいところが無く心に迷いが無い
見ている方も清らかな気持ちで気分がよくなります
逆に潔しとしないという事は
自らの信念に照らして許すことができない行いをすること
でも人はどうしても利害を第一に考えてしまいがちなのです
だから自分の信念に沿った行いを貫き通すことは難しい
それでも潔い行いを決心する
それができれば自分にとって心地よい世界が広がるはずです
ナガサキスズメダイさんのお子さんですよね?(改)ケラマ
- 幼魚の頃はメタリックなコバルトブルーですが成長するにつれて青味が薄くなり黒っぽい色になっていくスズキ目スズメダイ科のナガサキスズメダイの幼魚さんです・・・スズメダイさんにありがちなこのパターンですが種類が多すぎて本当にナガサキスズメダイの幼魚さんなのか確信が持てません・・・ナガサキスズメダイさんの幼魚の特徴は額の縞模様と透明な尾鰭と背鰭あたりにある大きな眼状斑です・・・眼状斑はとても綺麗なのですが成魚になるにつれその眼状斑は小さくなっていき目立たなくなります・・・大人になると大きな目(眼状斑)で他のお魚さんを驚かさなくてもよくなるということですかね?
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- 下の写真のナガサキスズメダイの幼魚さんは不審そうに一生懸命何かを見つめていますが視線の先には何があるのでしょうか?・・・自分の命を脅かすような敵でも出現しているのでしょうか?それとも迷惑なダイバーでもいるのでしょうか?・・・ナガサキスズメダイの幼魚さんの視線の方向からして私に対してではないようですがそれにしても不安そうな表情で真剣な顔でじっと見つめていますねえ・・・ナガサキスズメダイの幼魚さんも鰭をぴんと伸ばしていていつでも逃げ出せる態勢は整えているようです。
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ナガサキスズメダイの赤ちゃんは不安?不信?
不安と不信はどちらも自分の心にある思いですが意味が違います
不安とはこれから起こる事に対する恐れから落ち着かない気持ち
実際に起こるか起こらないかは関係なく想像して不安になる
不信とは相手を信用できないという思い
不信が小さい時は気のせいかもと思うことができる
不信がつのると全く相手を信用できなくなる
不信が過剰になると人間関係を悪化させてしまう
そして自分のメンタルへルスにも悪影響を与えてしまう
でも不信を上手く活用ればリスク回避ができるメリットもある
不信により意思決定や分析に意識が向かい結果として失敗を回避できる
不信は適度にあったほうが良いが不信を過剰に持つのは良くない
不信を払拭できない時は相手ときちんと話し合うこと
不信が過剰になっている時は自分の気持ちを相手に伝えること
アイメッセージで自分の気持ちを伝える
その事で不信に変化が起こるかもしれません
ニセネッタイスズメダイBabyは何てったってアイドル!(改)ケラマ
- ネッタイスズメダイさんに似ているスズキ目スズメダイ科のニセネッタイスズメダイさんは赤ちゃんの頃は身体の色がやや青みを帯びておりますが綺麗な黄色をしており成魚になると身体の黄色が薄くなります・・・ニセネッタイスズメダイさんは胸鰭の付け根にははっきりとした黒点があるので黒点の薄いネッタイスズメダイさんと区別できます・・・この写真では胸鰭の付け根の黒点ちはょっとわかりませんね・・・ニセネッタイスズメダイさんはサンゴ礁や枝状サンゴを住処としていてとても可愛い姿をしているのですが結構獰猛に人を威嚇してきます・・・潜っている時よく縄張り争いをしている姿を観察できますがこんなに小さいのになかなかの度胸です!・・・ニセネッタイスズメダイさんの赤ちゃんは背鰭軟条部に眼状斑がありますが成魚になるとこの黒の斑点は消えてしまいます・・・この写真のニセネッタイスズメダイさんの赤ちゃんも「俺の眼状斑きれいやろ」ってドヤ顔をしています・・・ネッタイスズメダイさんは珊瑚礁域のごく浅所に見られ枝状サンゴを住処としその周辺で小さな群れもしくは他のスズメダイの群れに混ざりあって泳いでいます・・・ニセネッタイスズメダイさんの体色は黄色を基調としつつもやや青みを帯びておりますがネッタイスズメダイさんの体の色は全体が鮮やかな黄色で英語ではレモンダムゼルと呼ばれています。
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ニセネッタイスズメダイさんの赤ちゃんは美しい
例え偽物と名付けられようと美しいものは美しい
美しさは外見だけの話ではなく内からみなぎり目から溢れるもの
だから自分にはできないという恐れに真正面から立ち向かい挑戦する
そうする事で強さと自信と経験を勝ち取る事ができる
サボればサビる自分の美しさは自分にすべて責任がある
何より大事なのは人生を楽しむこと幸せを感じる事
そして美しさはいつも笑顔でいる事
ニセネッタイスズメダイさんは偽物じゃない!(改)セブ
- 黄色が鮮やかな派手派手のネッタイスズメダイさん対してこの写真のニセネッタイスズメダイさんはややくすんだ黄色のため「ニセ」が付いてしまったのでしょうか?・・・もしそだとしたらニセネッタイスズメダイさんにとっては悲しい話ですよね・・・同じ仲間で同じような形をしているのにちょっとした違いで偽物扱いされるのは本人にとって心外です・・・他のお魚さんにも当てはまりますがこの「ニセ」という命名の仕方は何とかならないものでしょうか?・・・このニセネッタイスズメダイさんは繁殖期になるとオスは縄張りを持ちせっせと岩の下を掘ってすばらしい巣穴を作ります・・・その上巣穴の中に入り込んだ邪魔な小石やサンゴのかけらは口にくわえてポイっと外に捨てにいくというきれい好きでとても働き者のニセネッタイスズメダイさんなのです。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/4e0dc5b2b65bcdc834360f62a059e9a4-1024x767.jpg)
- ニセネッタイスズメダイさんは苦労して手入れした巣穴がようやく納得した形で完成するとそこへメスを招待します・・・「僕のお家はどう?なかなかいいお家でしょう!」という感じで巣穴にお誘いしますがメスが気に入ってくれるとそこへ産卵をします・・・なんとこのニセネッタイスズメダイさんは基本的に複数のメスをお誘いするのだそうです!・・・なかなかのプレイボーイですね!・・・一方メスの方はというとこちらも別のオスの巣穴にも産卵するのだそうです・・・お互い様のオープンな関係のニセネッタイスズメダイさん達ですが実は確実に子孫を残すための知恵だそうです。
- ネッタイスズメダイさん:胸びれ基底上端にある黒色斑は小さく体の色は一様に黄色で鮮やかです・・・ネッタイスズメダイさんは幼魚も成魚もほぼ同じ黄色なのですが黄色みは鮮やかで強く美しい感じです・・・ニセネッタイスズメダイさんは体の色がやや青味を帯びてくすんだ色をしていて胸びれの基底に青色の小さな斑点があります・・・ネッタイスズメダイさんもニセネッタイスズメダイさんも幼魚の頃には背びれ後方に眼状斑がありますが成長に伴い消失してしまいます。
勝手にあなたの気持ちも考えないであだなを付けたりすることがある
あなたの一部分しか見ることができないのにである
世の中に偽物何て存在しないすべてが本物である
他人がとやかく言うことではない
私も反省すること限りないです
ニセモンツキスズメダイさんで間違いないですよね? 小笠原
- スズキ目スズメダイ科のニセモンツキスズメダイさんは胸びれ基部に大きな黒斑があってモンツキスズメダイさんとよく似ていますが尾鰭後縁が黒いことでモンツキスズメダイさんと区別ができます・・・背鰭や尾柄部から尾鰭は黄色がかっていてモンツキスズメダイさんよりやや深い所で暮らしています・・・この写真のニセモンツキスズメダイさんは尾鰭後縁が黒くなって見えませんので断定はできませんがおそらくニセモンツキスズメダイさんだと思います。
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- ちなみにモンツキスズメダイさんの体の色は青灰色で名前の由来になった胸ビレ基部に大きな黒色の斑がありニセモンツキスズメダイさんと同じですがニセモンツキスズメダイさんは体側後部が薄黄色になることで見分けられます・・・モンツキスズメダイさん達は平常は礁斜面や身を隠すことができる岩穴の周囲で見かけますが動物性プランクトンを主食としているので海水が動き始めると礁斜面の少し上でホバリングしながら捕食しているシーンが見られます。
ネズスズメダイさんの幼魚?子供と大人の違いって!(改)セブ
- ネズスズメダイさんは大人になると青みを帯びたほぼ灰色一色でちょっと地味な感じというかいい意味で落ち着いた大人を感じさせるシックな色合いです・・・でも幼魚のころは口から眼の上方を通り背びれ基部にまで達する鮮やかな太めの青い線が地の黒色に映えてとてもきれいないネズスズメダイさんです・・・スズメダイさんにありがちなことなのですが大人と子供では全然雰囲気が違うネズスズメダイさんで下の写真の様に子供の頃は体の半分は白っぽくてそのグラデーションが素晴らしい大変美しくキラキラしたお魚さんです・・・ネズスズメダイさんはとても警戒心が強くて近づくとすぐに穴に隠れてしまいますが今回は逃げることなくおとなしく撮影させてくれました。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/665d7af0717656b0bfec517979ec5807-1024x768.jpg)
- 「スズメ」というかわいい名前がついていますのでおとなしいお魚さんかと思いきや大人のスズメダイさん達は残念ながら結構気の強いお魚さんたちです・・・縄張り意識の強いスズメダイさん達は縄張りに入ってきた他のお魚さん達をチャチャっと追いかけまわしたりダイバーに対しても果敢にツンツンしてきたりします・・・子供の頃はこんなにかわいかったのに大人になると君も姿を変えてツンツン攻撃してくるのね~!!・・・このツンツンがスズメのチュンチュンに似てるからスズメダイと呼ばれているのかな?
あなたも私も子供のままでいることはできない
どんな生き物も変化し成長しそして老いていく
であるならばその日その日のベストを尽くし
苦しみも楽しみも味わい尽くそう
全力で生きることができればそれだけで最高!!
フタスジリュウキュウスズメダイさんの兄弟愛!(改)ケラマ
- スズキ目スズメダイ科ミスジリュウキュウスズメダイ属のフタスジリュウキュウスズメダイさんの可愛い兄弟?です・・・ミスジ属のフタスジなんてフタスジさんにしてみればフタスジ属のフタスジさんって思ってませんかね?・・・サンゴの大きさからもお分かりになる通り下の写真の手前のフタスジリュウキュウスズメダイさんはとても小さいのですが幼い弟とそれを見守るお兄ちゃんという感じですかね?・・・手前のおチビちゃんはまだまだ鮮やかなふた筋が美しく丸っこい体にちょっと不安げな目が何ともあどけなさを感じます・・・奥にいる大きめのお兄ちゃんは幼い弟をいじめっ子からしっかり見守っているようです・・・すでにふた筋も薄くなってきたお兄ちゃんの雄姿がなかなか頼もしいです。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/11/2b2b5261610d7c2fcf97dee976217dd6-1024x767.jpg)
- 浅いところにある小さめのテーブル状の枝珊瑚にグループで住んでいる白と黒のフタスジリュウキュウスズメダイさんは危険を感じるとサッとサンゴの間に隠れてしまいます・・・その団体行動は見事でサンゴの上でひらひらと舞い踊っていたスズメダイさん達があっと言う間に居なくなってしまうのですから・・・でもそっと見守って待っているとしばらくしてまたチョコチョコと枝あの間から出てきます・・・フタスジリュウキュウスズメダイさん以外にもミスジリュウキュウスズメダイさんやヨスジリュウキュウスズメダイさんやサファイヤやエメラルドのような色合いのデバスズメダイさん達と仲良く一緒に暮らしています。
フタスジリュウキュウスズメダイさんの見事な集団行動
集団行動では他人に合わせるから連帯感や信頼関係が深まる
それから自主的に動くのが苦手な人には集団行動は楽かも
でも自分のしたい事がある人は一人の方がましと考える
周囲を見る余裕が無い人は集団行動の足並みを乱す恐れがある
周囲の評価が気になり過ぎる人も集団行動は苦手かも
周囲が気になるあまり平静な状態ではいられない人もいる
大勢の中では本来の自分を表現できない人も集団行動を避ける
なぜ集団行動をするのか理解できない人は反発を覚える
自分一人に注目して欲しい人は個性が埋まるので嫌がる
どちらがいいという事では無い
それぞれメリットとデメリットがある
状況に合わせたバランスのある行動が大事なのかも
フタスジリュウキュウスズメダイさんそのままで!(改)ケラマ
- スズキ目スズメダイ科のフタスジリュウキュウスズメダイさんは淡い白色ですが状態によっては褐色になることもあり体長は約8cm程度です・・・フタスジリュウキュウスズメダイさんの体高は高く体側に2本の黒い横帯があるのが特徴で3本の場合はミスジさん4本の場合はヨスジさんになります・・・わかりやすい特徴ですよね・・・フタスジリュウキュウスズメダイさんには背鰭から尾柄部を通り臀鰭に至る黒色域があり腹鰭は暗色になっています・・・幼魚の頃はこの横帯はとても明確で写真のように白黒はっきりしていてパンダの様にかわいらしいお魚さんです・・・大人になるにつれて世間のヨゴレに染まってしまうのか全体的に黒くなって横帯が目立たなくなってきます・・・残念!
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- フタスジリュウキュウスズメダイさんはこんなに可愛い姿をしていますが実はなかなか気の強いお魚さんなのです・・・このおちびさんぐらいだと近づいてもツンツンしてこないと思いますが大人になると結構果敢にツンツンして来るのです・・・その割にフタスジリュウキュウスズメダイさん達は枝状サンゴのまわりに群生して泳いでいますが危険を感じるとサンゴの枝間にサッと逃げ込んであっと言う間に消えてしまいます・・・いったいフタスジリュウキュウスズメダイさんは臆病なのか気が強いのかよくわかりませんね・・・写真のフタスジリュウキュウスズメダイのおちびさんはサンゴの大きさからもわかると思いますがとても小さい身体をしているのに口をへの字にして私を睨み気の強そうなところが伺えます。
フタスジさんが子供のままだったらなんて私のエゴですね
誰でも成長はするのですから
でも成長の仕方は人それぞれでその違いの差は行動力
挑戦すればうまくいってもうまくいかなくても学びが得られる
挑戦から得られる全ての経験を知恵として自分の中に蓄積できる
だから行動する人と行動しない人では成長の差が顕著に現れる
行動だけが現実を動かすことができるのかもしれない
現在の自分は過去の自分の行動が原因であるのは間違いない
逆に考えれば今から行動を始めれば
変化してとんでもない所に行き着いた未来の自分がいるということ
自分が理想としている場所がいくら遠く感じようとも
一歩一歩積み重ねることで近づくことができる
フタスジリュウキュウスズメダイさん本当はボーとしてる?(改)ケラマ
- 珊瑚礁域に生息するスズキ目スズメダイ科のフタスジリュウキュウスズメダイさんは幼魚の頃はサンゴの周りで他のスズメダイさんとよく群れていますが危険を感じるとサッと素早くその枝間に逃げ込んでしまいます・・・フタスジリュウキュウスズメダイさんのウオッチングは静かに寄って行く事が重要ですが隠れてしまってもしばらく待つとまた出てきますよ~!・・・フタスジリュウキュウスズメダイさんの体長は8cmほどで体高が高く体の色は淡い白色ですが同じ個体でも状態によって体色が変化し褐色になるものもいます・・・鰓蓋後方に黒色帯があり背鰭は黒色でそこから尾柄部を通り臀鰭にいたる黒色域があるのが特徴になっています・・・フタスジリュウキュウスズメダイさんの体側にあるこの2本の黒色横帯は幼魚ほど顕著で大型個体では消失していきます・・・丸っこい体に大きな目玉で愛らしいフタスジリュウキュウスズメダイさんですが少し目がうつろでボーっとしているように見えますね・・・気のせいですかね?
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- フタスジリュウキュウスズメダイさんによく似たミスジリュウキュウスズメダイさんやヨスジリュウキュウスズメダイさんも同じような所に居ますがミスジリュウキュウスズメダイさんは最もよく見られる仲間で違いはよく目立つ黒帯が3本あり目の上にも黒帯があることです・・・ミスジリュウキュウスズメダイさんは成魚になっても白黒クッキリしたままですよ~・・・デバスズメダイさんと混泳していることも多いミスジリュウキュウスズメダイさんは幼魚もほぼ同じ模様ですが腹鰭や尻鰭などが蛍光ブルーで縁取られていて綺麗です・・・ヨスジリュウキュウスズメダイさんはミスジリュウキュウスズメダイさんの横縞に加え尾鰭にも一本黒帯が入っていて4スジになっています・・・フタスジリュウキュウスズメダイさんやミスジリュウキュウスズメダイさんに比べると大きな群れをつくらないようです。
フタスジリュウキュウスズメダイさんはその容貌で他人を偽る
好意から出た偽りであれば不和を醸し出す真実よりも良いかもしれない
でもあまりにも人前で自分を偽るのに慣れてしまうと
終いには自分の前でも自分を偽るようになる
あらゆる偽りの中で最悪のものは自己欺瞞である
そして偽りは改めない限りいつまでも終焉しないもの
自分さえも偽るなんて幸せからはどんどん遠ざかってしまう
本当の自分って何?本当の自分を取り戻そう
ブルースポットダムゼルさん?とハナダイの幼魚さん?(改)パラオ
- ダイビングをしていて「きれいだ!」とか「変わってる?」とか思って写真を撮っていると中には調べてみてもよくわからないお魚さんがいます・・・潜っているときは「○○がいた!」とか思って写真を撮るのですが帰って図鑑などで確認してみるとあれ・・・?なんか違うな!!・・・という写真が多々あります・・・いろいろ苦労して調べてみるのですが結局わからないのです・・・お魚さんもウミウシさんもエビさんも種類が多い上によく似ていて・・・お魚さん達も進化しているので区別がつかない種類もたくさんありますよね・・・これからも勉強ですね・・・下の写真はブルースポットダムゼルさんの幼魚だと思うのですが・・・体の色は眼の下あたりから背びれの眼状斑までのラインから上が青地色に光沢のある水色の縦線で下側は各ひれともに薄黄色の単一色になっています・・・ブルースポットダムゼルさんの幼魚であれば尾びれ基部手前上側に光沢のある青斑点があるはずなのですが残念ながら隠れていて確認できません・・・またブルースポットダムゼルさんは眼上部の光沢ある水色の縦線は太くて2本あり海の中でも目立つ黄色の体色と頭から背中にかけてが青くなっているのが特徴なのでブルースポットダムゼルさんなのではないかと思いますが・・・確証は持てません。
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- 大きさは2~3cmくらいだったと思いますが下の小さなお魚さんは体がきれいなピンク色でお腹のほうは白く目のあたりにラインが入っていてとてもキュートなお魚さんです・・・スズメダイさんかハナダイさんの一種でその幼魚だと思うのですがよくわかりません・・・いずれにしろこの小さな身体なのに目力があり「私はこれから独り立ちして立派に生き延びていきます」・・・という真剣で生命力を感じる表情が取れたことが大変うれしいです・・・がんばって生きていってね!
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うわべの姿だけでその人の中身を判断してはならない
その人が何を考えてどのように生きていこうとしているのかは
眼の奥に光るものを私に感じ取れる力がないとわからない
ミスジリュウキュウスズメダイさんがケラマブルーに映える! ケラマ
- やっぱりケラマの海は美しいですね・・・光がさんさんと降り注いで明るくどこまでも透き通ったブルーの海に色とりどりのお魚さん達を見ているだけで最高です・・・これはミスジリュウキュウスズメダイさんとネッタイスズメダイさんでしょうか?楽しそうに泳いでいます・・・カンモンハタさんの様なお魚さんも右下のところで体をくねらせていますね・・・カンモンハタさんは何か獲物でも見つけたのでしょうか?それともびっくりして逃げ出そうとしているのでしょうか?・・・とにかく明るい海なので潜ってそこにいるだけで幸せですね。
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- ミスジリュウキュウスズメダイさんの体の色は白くて3本の黒い横帯があります・・・背びれは縁辺からひれ膜中央付近までが黒く背中に近い場所は淡色になっています・・・また尾びれは淡色で黒色横帯がないことでヨスジリュウキュウスズメダイと区別できます・・・ネッタイスズメダイさんの体の色は全体が鮮やかな黄色でレモンダムゼルさんとも呼ばれます・・・胸びれの付け根とエラ蓋の上に小さな黒い点があります・・・よく似たニセネッタイスズメダイさんの体の色も黄色ですがやや青みを帯びております・・・ニセネッタイスズメダイさんの胸びれ付け根の黒い斑紋ははっきりと分かるほど大きいことでネッタイスズメダイさんと区別できます・・・カンモンハタさんは体やヒレに濃い褐色の多角形の斑紋が無数にあり網目模様になっていますがいくつかの斑点が繋がっていることがあります・・・よく似たモヨウハタさんは斑点が繋がっていませんので区別できます。
蛍光ブルーがお洒落なミスジさんの赤ちゃん!(改)ケラマ
- サンゴの隙間から顔をちょこっとのぞかせているのはスズキ目スズメダイ科のミスジリュウキュウスズメダイさんの可愛い赤ちゃんです・・・ミスジリュウキュウスズメダイさんは白い体に頭から体側にかけて3本の黒い横帯がありますがこの小さな赤ちゃんにも立派に黒帯があります・・・あどけない表情が何とも言えませんがミスジリュウキュウスズメダイさんの背鰭は縁辺が黒く背部に近い場所に淡色域があります・・・また尾鰭は淡色で黒い横帯がないことでヨスジリュウキュウスズメダイさんと区別ができます・・・サンゴの大きさと比較してもこのミスジリュウキュウスズメダイさんの赤ちゃんの小ささがわかりますね。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/11/fd1618c3a23738ce67ca046d039dc95c-1024x766.jpg)
- ミスジリュウキュウスズメダイさんは身体は小さいのに気が強いお魚さんでなかなか侮れません・・・写真を撮ろうとすると縄張り意識が強いのか結構ツンツンしてきたりします・・・ミスジリュウキュウスズメダイさんの幼魚の頃は腹鰭や尻鰭などが蛍光ブルーできれいに縁取られています・・・このミスジリュウキュウスズメダイさんの赤ちゃんも尻鰭は微妙ですが腹鰭は見事な蛍光ブルーに彩られチャームポイントになっていますね・・・「どうや!この蛍光ブルーきれいやろ!」っと手を前に出して小さいのにいっちょ前にドヤ顔をしているように見えませんか?・・・ミスジリュウキュウスズメダイさんはデバスズメダイさんとよく混泳しているのですがそのデバスズメダイさんの蛍光ブルーに憧れたのではないでしょうか?・・・そんなことはないですかね。
ミスジリュウキュウスズメダイさんは小さい頃から気が強い
気が強い人とはどういう人なのだろう?
他人に対して自分の意見や考えをはっきりと主張できる
自分の意志を曲げず自分の信念を貫こうとする
だから何かを成し遂げようと前向きな気持ちを持っている
なかなか自分の意見を譲らないから頑固にも見える
でも自分の信念を守る強さを持っているとも言える
肯定的にも否定的にも取れる気が強い人
いずれにしろ私は気が強い事は悪い事では無いように思います
ルリメイシガキスズメダイさんは口をとがらせて何を想う? 小笠原
- スズキ目スズメダイ科のルリメイシガキスズメダイさんはイシガキスズメダイさんによく似ていますが背ビレの黒色斑はなく体にある黒色横帯の幅が広いことそれから眼の虹彩が青いことで区別できます・・・でもごく稀にこの黒色横帯がないルリメイシガキスズメダイさんもいるそうなのでちょっと困ってしまいますね・・・体の色はうすい黄色で眼が名前の通りきれいな瑠璃色をしており体長は7cmほどで潮通しの良いサンゴ礁やサンゴ礁外縁でチョコチョコチョコと暮らしています・・・ルリメイシガキスズメダイさんは神経質なのでサンゴさんの辺りで隠れたり出てきたり素早く出入りを繰り返しています・・・隠れるのか出てくるのかどっちかにしろと言いたくなりますね・・・でも下の写真のルリメイシガキスズメダイさんは「もううるさいなあ私の勝手でしょ!」とでも言っているようです。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2023/11/fd900c3c834770493482e670ded924d0-1024x768.jpg)
- 先ほどごく稀に体の黒色横帯がないルリメイシガキスズメダイさんがいると言いましたが幼魚の時から色彩に2つのタイプが見られるそうです・・・子供の頃からはっきりと自分の意思を示しているなんて素敵です・・・写真のルリメイシガキスズメダイさんのように幅のある黒色の横帯を持つタイプと黒色の横帯を持たないタイプに分かれています・・・黒色の横帯のないタイプのルリメイシガキスズメダイさんは腹部から尾鰭にかけて黄色くなっています・・・ちなみによく似たイシガキスズメダイさんの体色は前半が茶褐色で体側後方にルリメイシガキスズメダイさんに似た大きな黒色横帯があります・・・でもその幅は狭めでルリメイシガキスズメダイさんの半分くらいで黒色横帯より後方は白くなっていて背鰭3~4棘の間に小さな黒色斑があります。
オヤビッチャさんとロクセンスズメダイさんはよく似てる! 小笠原
- 海の中には本当によく似たお魚さんがたくさんいますがその中にスズキ目スズメダイ科のオヤビッチャさんとロクセンスズメダイさんがいます・・・どちらも体側に5本の幅広い黒色横帯があってサンゴ礁の周りをチョコチョコチョコチョコと泳ぎ回っている姿はかわいいのですがパッと見では区別がつきません・・・でも実はロクセンスズメダイさんの尾鰭両葉には太く明瞭な黒色線がありますのでそこを見れば容易に区別ができるのです・・・言われてみれば確かに大きな違いなのですが海の中で見ているとあれっと思ってしまいますよね。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2023/11/242a927f9008fb2e13cfb5cdc1f074f2-1024x669.jpg)
- その他にロクセンスズメダイさんの背中は青みが強く腹部は白っぽいのですがオヤビッチャさんの地色は灰色ですが背中はやや黄色味を帯びています・・・また通称でシリテンスズメダイさんと呼ばれるお魚さんもオヤビッチャさんに酷似していますが尾鰭基部に2つの小黒点があるなどの特徴でオヤビッチャさんと見分けることができます・・・と言ってもそんな違いダイビング中に区別するのは困難かもしれませんね・・・またオヤビッチャさんの地色は求愛期になると青くなるそうですが黄色とか赤の方が求愛中という感じがしませんか?・・・勝手な意見ですみません。
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