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『サメの仲間』総集編 No.2 ダイビング‐フォト‐tsubuankun

Dive-photo まとめ 分類

ネムリブカさんの眠いよポーズは妊娠中?(改)ケラマ

  • ネムリブカさんは通常は水深8~40m位の浅い海の珊瑚礁の中を住処としており最も見る機会の多いサメさんの一種だと言えます・・・稀に水深300mを超える深海でも見かける事があるそうですがいったいネムリブカさんに何があったのでしょうか?・・・一人暗くて深い海の底で誰にも邪魔されず静かに考え事でもしたかったのでしょうか?・・・ネムリブカさんにも人知れず悩み事ぐらいいありますよね・・・ネムリブカさんの背の部分は灰褐色で黒っぽい斑紋が散らばっており背びれの先と尾びれの上端と下端に光沢を帯びた白い模様があります・・・腹部は白色で頭部は平たく扁平な形をしています・・・ネムリブカさんの口の部分には写真のような2本の髭が見られ派手でもなく若干控え目な髭でかわいいです・・・この写真ではわかりませんが猫のようだと評される特徴的な目を持っています・・・右のヒレをくねんと曲げて愛嬌がありますよね。
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  • ネムリブカさんは群れを作る事が多くしかも定住性で僅か数平方キロの範囲を定期的に泳ぎ回っているそうです・・・サメさんと言うと世界中を我が物顔で泳ぎ回っているといった印象でしたがいろいろな性格があるんですね・・・基本的にネムリブカさんはあまり攻撃性は高くありませんのでこのようにそっと近づいて正面から写真を撮っても大丈夫です・・・この正面からの顔は無理して歯を食いしばっている子供の様でかわいいですよね・・・目のところもちょっと出っ張ってておどけているようです・・・ネムリブカさんは5年位で成魚となる比較的小型のサメさんで1.6mを超えることは少ないサメさんだそうです・・・成魚となったメスのネムリブカさんは他のメジロザメ類同様に子宮内で卵をかえす「胎生」で体長が50cmほどの幼魚を2年に一度に1~5尾ほど産むそうです・・・寿命は大体25年ほどだそうですがこれは長寿なのかな?

一般論では語れない不思議な世界

まだまだ知らないことだらけ

この世界は見えているようで見えていない

のほほんと生きていると気づけない

知りたいこと知るべきこと

新しい世界

楽しいことはまだまだそこら中にたくさんある

ネムリブカさんのお昼寝を邪魔しないように!(改)パラオ

  • メジロザメ目メジロザメ科に属するネムリブカさんは熱帯域に住む温かい海のサメさんで昼間は海底の洞窟などで眠るようにじっとしています・・・基本的には珊瑚礁の中を住処としておりいつもゴロゴロと寝転んで寛いでいるというか怠けているというか・・・だから名前がネムリブカさん!羨ましい!・・・ネムリブカさんの背びれの先と尾びれの端には光沢を帯びた白い模様(ホワイトチップ)を付けておりお洒落には気を使っているようです・・・この写真ではわかりませんがネムリブカさんは猫のような目をしていてそれから口の部分には2本の髭がありますのでまるで居間でゴロゴロ日向ぼっこをする猫のようなサメさんです。
  • ネムリブカさんはよく群れを作っていますが数平方キロ程度の範囲を定期的に泳ぎ回りながら生活しています・・・基本的には攻撃性は高くありませんがあまりしつこく関わろうとすると攻撃してくる事もあるようです・・・ネムリブカさんにしてみれば折角ゴロゴロと寛いでいるところをしつこく邪魔をされるのですからいくらおとなしいネムリブカさんでもそりゃあ怒りますよね!・・・それからネムリブカさんは大体5年位で成魚となり寿命は25年ほどだそうです・・・メスは体長が50cmほどの幼魚を一度に1~5尾ほど産むそうです・・・「フカ」は「鱶」と書きお腹の中で子を養っているお魚さんという意味で卵を産まず胎児を育てる胎生のサメさんなのです・・・ネムリブカさんって凄いですね!50cmもあるの5つ子さんを産むんですよ・・・お母さんは大変です。

ネムリブカさんは本当によく寝ている

ネムリブカさんは目覚めた時何を想う?

太陽は間違いなく皆を照らしている

だから朝は光と希望に満ちている

朝目覚めて生きていること

それがどんなに貴重で特別なことなのかを考えてみる

ゆっくりと思い考えそして楽しみ愛する

その日その日を大切にしたい

同じ日は2度と来ないのだから

怖いけどネムリブカさんをバックにハイポーズ!(改)ケラマ

  • メジロザメ目メジロザメ科のネムリブカさんは珊瑚礁の中を住処としておりダイビング中に最も見る機会の多いサメの一種です・・・ネムリブカさんの背の部分は灰褐色で黒っぽい斑紋が散らばっており背鰭の先と尾鰭の上端と下端に光沢を帯びた白い模様があります・・・口の部分には鼻弁とよばれる2本の髭がチョロンと見られ何とも愛嬌があるのですが猫の様だと評される特徴的な目も持っています・・・下の写真では「せっかく寝ているのに何で邪魔するの!眠たいんだからもう少し静かに寝かせて!」とネムリブカさんが拗ねているようです・・・実はネムリブカさんは商業目的で乱獲されたため数が減ってしまい準絶滅危惧種に指定されています・・・しかも2年に1回の繁殖期で生涯平均12匹しか出産せず魚類の中では決して多くなくその為繁殖が追い付いていないと言うのが現状の様です・・・またサンゴ礁などネムリブカさんの生息地の減少など環境の変化も大きな影響を与えており人間のエゴで絶滅してしまわない様に真剣に対応しなければなりません!
  • ネムリブカさんをバックにビシっとポーズを決めているのはスズキ目テンジクダイ科のミナミフトスジイシモチさんです・・・「どうだい?灰色で地味な色のネムリブカさんをバックに写真を撮ると僕のこの綺麗なストライプが映えるだろ?」とでも言いたげなミナミフトスジイシモチさんです・・・テンジクダイ科のお魚さんは尾鰭の付け根に黒の斑点があるものが多いのですがミナミフトスジイシモチさんは尾鰭の付け根に斑点がないのが特徴です・・・またミナミフトスジイシモチさんは黄色と黒のストライプがとても美しいお魚さんですが黒の線の方が太いのも一つの特徴でフトスジの名前はこの黒い線が太いところから来ているそうです・・・それにしてもネムリブカさんのめんどくさそうな態度とそれをバックに黄色のストライプが妙に映えているミナミフトスジイシモチさんのポーズとの対比が面白い一枚でした。

ネムリブカさんとミナミフトスジイシモチさんとの比較

すべての事柄においてだがあっちがいい!こっちがいい!という比較は

外ではなく人の心の中にある

他との比較で自分の強みを見つけ出すのはいい

自分が成長するために比較して足りないものを見極めるのもいい

でも自己満足のためだけに比較してはいけない

だから相手を自分だけでなく他人と比較してああだこうだと言ってもいけない

誰しもほんのわずかでもできている部分はあるものだから

心を惑わすような他人との比較はやめてひたすら自己成長に専念する

そして比較検討するのであれば小さな世界を見るのではなく

社会全体を国内外の状態を見て比較する

そしてし何をなすべきかということを考える必要があるのかも

ネムリブカさんって本当は凄い!ネコ目のサメさん!(改)ケラマ

  • フカさんという名前はサメさんを意味しており中でも大型のサメさんのことを指しているそうです・・・昔はサメさんの表現が地域によって異なっており関東より北では「サメ」という表現をし関西より南では「フカ」という表現をしていたとも言われています・・・フカさんはエイさんと非常に近い関係にありますがエイさんとサメさんの違いは鰓が下側にあるのがエイさんで側面にあるのがサメさんと区別されているようです・・・わかりやすい区別の仕方ですがそんな区別の仕方なんだと思う次第です・・・メジロザメ科のネムリブカさんは小型のサメさんで最大でも1.6m程度の大きさで細い体と短く幅広い吻に管状の前鼻弁と垂直の瞳孔を持ち背鰭と尾鰭の先端は白くなっています。
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  • お魚さんは鰓呼吸なので多くのお魚さんが常に泳ぎ続けて口に水を取り入れ酸素のある状態を作らなければなりません・・・サメさんも同様で酸素を取り入れるために大型のサメさん等はずっと泳ぎ続けています・・・しかしこのネムリブカさんは鰓が発達しているので泳がなくても鰓呼吸ができるしその為泳ぎ回らなくていいので体力も消耗しないのです・・・実は同じサメさんの中でもネムリブカさんは画期的で優れた鰓の持ち主だったのです・・・ダイビング中にネムリブカさんを見つけた時はいつも岩陰で眠っていたり砂底でゴロゴロとしているばかりなので怠け者のサメさんかと思っていたのですが意外と凄いスーパーサメさんなのです。

ネムリブカさんは怠惰をむさぼっている

怠惰は心の眠りなのだから疲れた時はゆっくり怠惰をむさぼろう

でも怠惰は穏やかな無力から生まれるものでもある

そこに意識が向けば意識の運動が始まるはず

何もしないことは実は一番難しい事でもある

穏やかに怠惰をむさぼりながらでも今後の人生の使い道を熟考しよう

誰しも一度しゃがまないと飛び上がれないのだから

痛くない?ブラックチップシャークさんの咬み痕!(改)パラオ

  • 浅い場所で生きているメジロザメ目メジロザメ科メジロザメ属のブラックチップシャークさん鰭の先端に黒い模様を持つことが特徴で全長1.6m程度になるサメさんで実はとても臆病なのです・・・映画ジョーズのようにダーンダーンダンダンダンダンと襲ってくることはほとんどなく逆にダイバーが近づこうとしてもブラックチップシャークさんは距離を置いて離れていきます・・・縄張りは狭くあまり移動しませんが活動的で主に小さな硬骨魚さんを捕食します・・・おちびさん?達は大きな群れを作り大人のブラックチップシャークさんより浅い場所で生活しています・・・基本的には臆病なので人を襲うようなサメさんではありませんが餌と間違えて浅瀬を歩く人を攻撃した例などもあり絶対に襲ってこないという保証はありませんので見かけた場合はやっぱり不用意に近づかないに越したことはないですね・・・下の写真ではブラックチップシャークさんとギンガメアジさんが仲良く泳いでいますね。
  • 単独か小さな群れで見られることが多いブラックチップシャークさんですがとても活動的で普段は悠々と泳いでいるのにエサを採るときはびっくりする程ものすごい高速で泳ぎまわります・・・たまに大きな群れも観察されますがいくらブラックチップシャークさんがおとなしいサメさんだとわかっていてもさすがに大きな群れで来られるとちょっと怖いです・・・ブラックチップシャークさんの体は頑丈な流線型で典型的なサメの形をしており吻は短くて丸く幅広くなっています・・・眼は楕円形である程度大きく鼻孔には後端が乳頭状の突起となった前鼻弁を持っています・・・胸鰭は大きくて細く鎌型で先端は細く尖っていて第一背鰭は胸鰭の後端から起始しかなり大きくて高く後縁はS字状に湾曲しています・・・第二背鰭は比較的大きく後縁は短く臀鰭と対在しています・・・ブラックチップシャークさんの背面は淡い灰褐色で腹面は白く臀鰭の上から体側を前方に明瞭な白い帯が伸びています・・・全ての鰭の先端に黒い模様があり白で縁取られていますが第一背鰭と尾鰭下葉の模様は特に顕著になっています。
  • オグロメジロザメさんやネムリブカさんと並んでインド太平洋のサンゴ礁で最多のサメさんですがブラックチップシャークさんはこの2種より浅い場所に生息しています・・・先にも言いましたが水深30m程度の非常に浅い海を縄張りにしているブラックチップシャークさんなので浅い海を巡航する際に海の上から特徴的な背鰭が見える事も多く発見は難しくありません・・・でも海の上からブラックチップシャークさんの背鰭が見えるとどうしてもあの映画を思い出してしまいダーンダーンダンダンダンダンという音がよみがえってきます・・・思い出すだけで恐怖を感じますがブラックチップシャークさんのおちびさんは大型のハタさんやオグロメジロザメさんやイタチザメさんなどに捕食されるそうです・・・サメさんが食べられるなんて想像がつきませんがやはりここでも弱肉強食の世界なんですね。
  • ブラックチップシャークさんは通常はサンゴ礁の棚に沿って右往左往しながらオラオラオラっと泳ぎ回っていますが稀に浅瀬の砂地に進出してくることもあります・・・私も見たことがあるのですが砂地の浜辺でお弁当とりながら休憩していると三角形の背鰭が見えることがあります・・・お弁当が食べたくてわざわざ浅瀬の砂地まで遊びに来たのかもしれませんね・・・でも砂地に来るようなブラックチップシャークさんはちょっと小さめですかね・・・サンゴ礁生態系で最も個体数の豊富な頂点の捕食者ですが餌は主にボラさんやハタさんやアジさんなど小型の硬骨魚でブラックチップシャークさんは連携してボラさんの群れを浅瀬に追い込み捕食することもあるそうです・・・その他にイカさんやタコさんエビさんやウミヘビさん等も食べるそうです。
  • ブラックチップシャークさんの尾鰭や臀鰭や尾鰭の先に黒色の斑紋がありますがやっぱりブラックチップシャークさんもちょっとおしゃれを意識しているのでしょうか?・・・それと猫のような特徴的な目にぐっと張り出したいかつい鼻先と鋭いのこぎり状の歯を備えた大きな口はやっぱり迫力がありますね・・・やっぱりシンプルなスマートさがあるブラックチップシャークさんはクールで格好いいです・・・だんだんこのブラックチップシャークさんが私の方に近づいてきました・・・まさかエサと間違えたという事はないと思いますが猫のような細い眼でじっとこちらを睨んでいます・・・私を食べてもおいしくないですからいつもの様に小型のお魚さんを食べてください!
  • ちなみにブラックチップシャークさんの背の色は灰色またはハジバミ色はヘーゼルナッツの色に由来する色でくすんだ赤みの黄色または黄色がかった薄茶色をしています・・・腹の部分は他のサメさんでも多く見られるような白色で脇腹には縦縞が見られます・・・さらに近づいてきましたがよく見るとこのブラックチップシャークさん左目の後ろのところ何かに咬まれていませんか?・・・丸く咬み痕のようなものが残っていますよね!・・・ブラックチップシャークさん同志で喧嘩でもしたのでしょうか?・・・他の強者との縄張り争いで取っ組み合いかな?・・・それとも彼女の取り合いで勝ち抜いたなのでしょうか?・・・理由はわかりませんがスカーフェイスが決まっていてなかなかの迫力です。
  • さらにアップで撮ってみましたがやっぱりこのブラックチップシャークさん左目の後ろと左ほほのところに点点々と丸い咬み型が付いていますよね・・・おとなしいサメさんといえどもやっぱりサメさんなんですね・・・「こんな傷なんてかすり傷程度で何でもないさ!いい感じの傷跡だろ!」ってブラックチップシャークさんは平静を装っている様ですが咬まれた時は絶対痛かったと思います!・・・さすが歴戦の勇者シャーク!!・・・ところでブラックチップシャークさんはツマグロさんとも呼ばれていますがこの写真のサメさんはもしかしてメジロザメ目メジロザメ科メジロザメ属カマストガリザメさん?・・・最後になって申し訳ございませんがサメさんは種類が多く見分けが難しくてよくわかりません。

サメさんに海の中で出会ったら逃げるが勝ち?

逃げるが勝ちも真理でありまたリスクがあっても戦うも真理です

人生の選択では状況や環境は様々です

自分にとって非常に負担となり健康や幸福に悪影響を及ぼす場合

そんな時はその場を離れることが最善の選択となることもあります

勇気ある撤退で新たなチャンスを得ることができるかもしれません

人生には様々な戦略がありすべてが戦うことだけではありません

時には後退して状況を見直すことも大切です

リスクとリターンのバランスを考え適切なリスクを取ることが大切です

環境の変化や予期せぬ事態に対応するためには柔軟な考え方と行動

そして人生の様々な局面に真剣に取り組むことで

新たなインスピレーションが得られるかもしれません

今日は活動的ないつも寝てばかりのホワイトチップシャーク! 小笠原

  • いつも寝てばかりのメジロザメ目メジロザメ科ネムリブカ属のホワイトチップシャークさんまたはネムリブカさんは比較的小型で最大1.6m程度しかなく細い体と短く幅広い吻を持っています・・・ネムリブカさんは特徴的な猫の眼の様な垂直の瞳孔と鼻ひげの様な管状の前鼻弁を持ちその表情は何とも言えず可愛いものです・・・ネムリブカさんは背鰭や尾鰭の先端が白くなっているのでホワイトチップシャークさんと呼ばれています・・・ホワイトチップシャークさんは日中はサンゴ礁の岩陰や洞窟内や底の方でじっとして休んでいることの多いサメさんなので名前がネムリブカさん?・・・でも夜には集団で岩やサンゴの隙間を這い進んでお魚さんや甲殻類やタコさんなどをバクっと捕食するホワイトチップシャークさんなのです・・・今日は昼間から活動的ですが急にお腹でも空いたのでしょうか?
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  • またメジロザメ類には珍しく泳がなくとも呼吸することができる凄い能力のホワイトチップシャークさんなのですが実は棲家をあまり移動せず数年間に渡って同じ場所で休息しています・・・ホワイトチップシャークさんは「引越なんてめんどくさい!」と思っているのか?それとも新たな冒険に出るのが嫌いなのか?よくわかりませんがまあ住めば都という事なのでしょうか?・・・それからホワイトチップシャークさんの第一背鰭は体の後方に位置し上の写真の様に胸鰭より腹鰭の方に近くなっています・・・また第二背鰭と臀鰭が同じように結構大きく第一背鰭の3/4程度の高さがあります・・・胸鰭は幅広い三角形をしており尾鰭下葉は上葉の半分の長さしかなく上葉先端の後援には強い欠刻があります。
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  • ホワイトチップシャークさんの背面は灰色から褐色で腹面は白く体には個体ごとに異なる老人性色素斑の様な小さな暗点が散らばっています・・・ホワイトチップシャークさん老人性なんて言ってすみませんが何故か私にはそのように見えてしまうのです・・・また第一背鰭と尾鰭上葉の先端は名前の由来である明るい白になっていますが中には第二背鰭と尾鰭下葉も同様に白くなっていることもあります・・・このホワイトチップシャークさんを拝見したところは下の写真のダイビングポイントです・・・ここは父島から約50キロ離れたケータ(聟島)列島の最南端である嫁島のマグロ穴というスポットです・・・このダイナミックな地形の海には大型のイソマグロなどの回遊魚やサメさんなどが見られ世界にも類をみない絶景スポットなのです・・・この凱旋門の様な穴は一見するとボートで通り抜けられるように見えますが出口は浅くなっていて通り抜けることができないのです。
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凱旋門のようなケータのマグロ穴は迫力があって圧巻です

見ているだけで圧倒されてしまいます

ちなみにパリの凱旋門はシャルル・ド・ゴール広場に建っています

このパリのエトワール凱旋門がなぜ建設されたのか?

それはナポレオンが戦勝記念として建設を命じたからです

ローマのコンスタンティヌス凱旋門インスピレーションを受けて!

どちらも素晴らしい建設物ですがこの自然の凱旋門も凄い

マグロさんやサメさんもこの雄大な自然の凱旋門を

ちょっと観光がてら来ているのでしょうか?

修羅場からの帰還したマダラエイさん 2024 小笠原

  • 海の底の砂地でのんびりと休んでいるのはトビエイ目アカエイ科マダラエイ属のマダラエイさんです・・・エキジットまじかだったので水深を下げずに遠くから撮影したのでぼやけてしまいましたが背中の斑が目立つエイさんです・・・マダラエイさんは丸くて分厚く長さより幅のほうが広いのが特徴で眼の後方には眼より大きな噴水孔があります・・・マダラエイさんの尾は比較的短く体盤幅を超えないのですがこのマダラエイさんの尾はちょっと短かすぎませんか?・・・マダラエイさんの天敵はサメさんやイルカさんなどですが危険が迫るとマダラエイさんは尾を振り上げて棘を前方に向け前後に波打たせ威嚇をします・・・でもこのマダラエイさんはその威嚇行為に失敗してしまったのでしょうか?・・・それとも自分の尾を犠牲にしてでも修羅場を生き抜こうと頑張った結果なのでしょうか?
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  • そんなマダラエイさんですが人間からも食用とされることがあり肉や軟骨が利用され味は鶏モモ肉に似ておりサッパリしているということです・・・マダラエイさんにとっては災難ですが鶏モモ肉に似ているということは食べればかなり美味しそうですね・・・失礼いたしました・・・それからマダラエイさんは決して攻撃的な生き物ではなくダイバーに近づいてきて「あなたは誰?その不思議な姿は何?」といった感じで調べるような行動を取ることもあります・・・そう意味では人懐っこく好奇心旺盛なマダラエイさんなのですが刺激すると尾の毒棘を突き刺すこともあります・・・やってはいけないことですがマダラエイさんに跨ろうとしたダイバーが刺されて死亡した事例もあるそうです。

マダラエイさんは修羅場を潜り抜けてきたのか?

修羅場とは元々は仏教用語で帝釈天と阿修羅が戦う場所のこと

血みどろの激しい戦いや争いが行われる場所のことです

歌舞伎や講談などでは物語のクライマックスで

観客に強い印象を与える重要なシーンとなります

家庭内や職場での激しい口論やトラブルの場面にも使われます

試験前の追い込みや締め切り前の緊迫した状況にも使われます

私としては修羅場にはあまり遭遇したくないものですが

修羅場を潜り抜ければ一皮むけて成長は間違いないです

私はいくつ修羅場をくぐり抜ける事が出来ただろう?

歴戦の戦士か?傷が凄いマダラエイさん 2024 小笠原

  • この時は中層を泳ぎながらクマザサハナムロさんの群れを見ていたのですがふと底の方を見ると黒くて大きなものが横たわっていました・・・確かめるために少しずつ水深を落として近づいてみました・・・遠くからだと黒一色かと思っていたのですが近づくにつれ背中に斑模様が見えてきました・・・これはトビエイ目アカエイ科マダラエイ属のマダラエイさんではないでしょうか?・・・マダラエイさんの体盤は幅1.8 mにも達して分厚く遠くからだとわかりませんが背面は小さい突起で覆われています・・・マダラエイさんは体の割に尾は短めで黒く幅広い臀鰭を持ち背面には白黒の斑点があります・・・この写真のエイさんもマダラトビさんの特徴が出ていますのでマダラエイさんで間違いないのではないでしょうか?
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  • 私が近づいていったので驚いてしまったのか?それとも鬱陶しいのが近づいてきたと思ったのでしょうかマダラエイさんが逃げ出そうとしています・・・「せっかく水深を落として見に来たんだから逃げ出さないでマダラエイさん!」・・・マダラエイさんは夜行性で日中は洞窟や岩棚の下で休息しているそうなので大事な時間を邪魔をされたくないと思ったのでしょうか?・・・マダラエイさんは通常は単独で水深20~60メートルの水深の岩礁近くの砂礫底を好んでいますがたまに群れを作ることもあるそうです・・・それからマダラエイさんの天敵はサメさんやイルカさんなどですが危険が迫ると尾を振り上げて棘を前方に向け前後に波打たせることで威嚇するそうです・・・マダラエイさんは攻撃的ではないのですがやっぱり命の危機を感じると必死になりますよね・・・サメさんやイルカさんだけでなくダイバーもマダラエイさんを刺激すると尾の毒針を振り回されることがあり死亡例もあるので気を付けましょう。
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  • マダラエイさんは体盤の縁を砂に押し付け大きな噴水孔から吸い込んだ水を口から吹き出し砂を掘って貝類や甲殻類や小魚などを活発に捕食します・・・マダラエイさんの体盤は下の写真の様に丸くて分厚く長さより幅のほうが広く眼の後方には眼より大きな噴水孔があります・・・この写真ではわかりませんが口は幅広くて弧を描き口角にはわずかに溝があり口底には7個の乳頭突起が並んでいます・・・それから短めの尾の付け根は幅広くなっていますが棘より後方は急速に細くなっていて棘より後ろは黒く腹面は乳白色で縁は黒い斑点があります・・・背面は茶~紫のかった灰色で体盤縁には白い筋や斑点があります・・・下の写真のマダラエイさんは眼付が鋭いですし背面にある白い筋は歴戦の戦いで着いた傷のように見えますが如何でしょうか?・・・それからマダラエイさんは他のアカエイ類のように無胎盤性胎生で産仔数はおよそ7匹だそうです。
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歴戦の戦士のマダラエイさん

歴戦の戦士は豊富な戦闘経験を持ち強さの象徴でもあります

歴史上の人物などによく使われる表現です

戦国時代に数々の戦いに勝利して天下統一を目指した織田信長

人類史上最大規模のモンゴル帝国の基盤を築いたチンギス・ハン

関羽や張飛や劉備と一斉に戦っても互角に戦えるほど強い呂布

ヨーロッパ大陸の大半を収めた軍人・政治家のナポレオン1世

歴戦の戦士はそれぞれの時代と地域でその名を歴史に刻んでいます

歴戦の戦士は戦略と勇敢さとリーダーシップに優れています

その哲学は後世に大きな影響を与えました

歴戦の戦士の時代や背景を考えるとワクワクしますね

マダラトビエイさんもっと近くに来て~!! パラオ

  • これはパラオのペリリューコーナーを流されながら撮影した写真ですが、ご存じの通りペリリューコーナーは流れの速いポイントです・・・コーナーの先端の下の方を優雅に泳いでいるマダラトビエイさんを見つけました・・・もちろん近づくことはできませんのでズームで撮影してみました・・・ハレーションを起こしていますがなんとなくマダラトビエイさんだとわかりますよね・・・こんなに流れが速いのにさすがのマダラトビエイさん餅屋は餅屋、人間とは雲泥の差で華麗に泳いでいます・・・「なにか変な生き物が流されてるけど何してるんだろう?こんなに気持ちがいい海なのに泳げないのかなあ?」ってマダラトビエイさんが言っているようです。
  • マダラトビエイさんは斑点がとても美しく華麗なエイさんですが、警戒心が強いので近づこうとするとすぐに逃げてしまいます・・・比較的流れのあるポイントで見かけることが多いのですが、群れをなしてホバリングしていることもあるそうで、そんな場面に遭遇できたら最高ですね・・・
    なんとなくシルエットでわかると思うのですが泳いでいる時は尖った顔つきをしています・・・でも海底で餌を探しているときには掃除機の様に口を広げてもぞもぞしています・・・またマダラトビエイさんは尾の付け根に毒針を持っています・・・何もしなければ大丈夫ですがちょっかいを出すと危害を加えてくる可能性もゼロではありません・・・でも実際近づくのは困難ですよね。

挑戦は素晴らしいけど

無謀はばからしい

その違いを心に刻み

自分を磨きます!

マンタさんがうれしくてうれしくて舞う!(改)ケラマ

  • マンタさんが2匹大きな口をめい一杯広げて嬉しそうに笑いながらそこらじゅうを縦横無尽に舞い踊っていました・・・「わーいわーい」というマンタさん達の楽しそうな声が聞こえてきそうです・・・でも大きな口からはえらの蛇腹が丸見えです・・・2匹のマンタさん達が「いやあ!本当にお腹が空いていたんだあ・・・格好何て気にしてられないよう!お腹いっぱい食べちゃうぞ!」ってニコニコしながらプランクトンを一杯頬張っていました・・・この写真はダイビングではなくスノーケリング中に撮ったものですがなかなかの迫力あるマンタさん達でしたよ~!・・・何度も手の届きそうなところまで近づいてきては「なんだ人間か?」とでも言うようにクルリと反転して颯爽と泳いでいくのです・・・さすがに「慶良間の海」といったところでしょうか。
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  • マンタさんにはナンヨウマンタさんとオニイトマキエイさんという和名をもつ2種類がいるそうです・・・ナンヨウマンタさんは日本近海で見ることができるマンタさんで大きさは5メートルほどに成長するそうです・・・オニイトマキエイさんは外洋で回遊しているマンタさんで体の横幅がなんと最大8メートルにも達する世界最大のエイさんなのです・・・マンタさんの名前の由来は大きな身体がマントのようであることからきていているそうです・・・ダイビング中にマンタさんを見つけるとマントと言うよりは優雅に漂う空飛ぶ魔法の絨毯みたいです・・・マンタさんはこんなに大きな体なのですが食べているのは小さな小さなプランクトンなのです・・・下の写真の様に口を大きく開けながら泳いで海水とともに吸い込み蛇腹のエラで濾して食べています・・・ひげクジラさんもそうですが大きな身体なのにプランクトンだけでお腹いっぱいになるのかいつも不思議に感じています・・・経費効率が良いのでしょうか?
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  • 頭に付いている頭鰭(とうき)と呼ばれるヘラのような器官がマンタさんの特徴ですがこれを広げたり丸めたりすることで餌を取りやすくしているそうです・・・いわゆる漏斗のような役割をしているのでしょうかね?・・・自然界の生物は環境に合わせてどんどん進化していきますから・・・一般的にマンタさんの腹部には白地に黒い斑紋が入っていてこの模様で個体を識別することができます・・・現地のガイドさん達もこの斑紋で識別しているようですが似たり寄ったりでなかなか素人の私には識別は難しいです・・・今回の写真のマンタさんの様にお腹が白いものがほとんどなのですが中には体全体が黒く黒地に白い斑紋が入っている種類もいます・・・そのような種類のマンタさんは「ブラックマンタさん」と呼ばれていてなかなかクールなマンタさんです・・・私もポナペで一度見たことがあります。
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  • 実はマンタさんは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいて絶滅の危険性が高い「危急種」に指定されています・・・こんなに楽しそうに舞い踊っているマンタさん達が近い将来いなくならないように大切に見守りましょう!・・・海を汚さない!山を汚さない!森を守る!地球温暖化を進めない!人間のエゴはだめですよね!・・・それにしても下の写真のマンタさん達「お腹がすいた~!いっぱい食べるど~!」と無邪気にはしゃいで楽しそうに舞い踊っている姿はなんとも可愛らしく感じます。
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自分に都合よしこれは勿論楽しい

でも自分だけよしこれは続かない

これは只のエゴ

相手によしできれば全体よしがいい

結局良しも悪しくも自分にすべて帰ってくる

優雅に泳ぎ回るマンタさんの華麗なお姿!(改)パラオ

  • 一般的にトビエイ目イトマキエイ科のオニイトマキエイさん通称マンタさんの背中は黒くなっていて腹部は白く黒い斑紋が入っています・・・マンタさんの腹部の斑紋は千差万別で個体識別に使われるように正にマンタさんの「顔」です・・・大きな胸鰭が頭の部分にくっついていてマンタさんの体形を成していますが一般のエイさんの胸鰭が楕円形であるのに対して遊泳性のマンタさんはやや細長くなっています・・・その為かまるで飛行機のように優雅に滑空しながら泳ぎ回ります。
  • 底生性で海底に潜んでいるエイさんはその性質上からなのか背中側に目があって腹部に口があります・・・でも主食であるプランクトンを探し泳ぎ回っているマンタさんの目は御覧の通り頭部の先端にあります・・・それからマンタさんは口も頭部の前方に移動していてプランクトンを泳ぎながら捕食しやすいようになっています・・・それぞれの生活スタイルに合わせて進化していっているんですね・・・それにしてもマンタさんの円らな瞳がかわいいですね。
  • マンタさんの頭の所に付いている胸鰭由来の頭鰭(とうき)と呼ばれるヘラ状の特殊な鰭が一対ありますがイトマキエイさんの仲間に特有の器官で通常はダラーッとしています・・・でもプランクトンを捕食する時には広げたりスピードを上げて泳ぐ時には棒状に巻き上げたりして変化させることができます・・・プランクトンがたくさんいる様な場所ではマンタさんもうれしいのか同じ場所でクルクルと見事なバク転を披露しれくれる事あります・・・また何のための行動なのかはよく分かっていないそうですが時折海面からジャンプすることも知られていて巨体が水中から跳び空中に舞う姿はかっこいいの一言です!
  • マンタさんの鰓孔は他のエイさんやサメさんと同じで5対ありますがプランクトンを捕食するマンタさんの鰓孔は上の写真の様に非常に幅広くなっています・・・大きな口を開けて海水と一緒にプランクトンを吸い込み鰓でプランクトンだけを濾しとって余分な海水は鰓裂から排出するマンタさんは他のエイさんとは大きく異なっています・・・下の写真のマンタさんはプランクトンを一杯食べてお腹いっぱいになったのか満足そうな眼をしています?・・・いや違いますね!まだまだ獲物を狙っている様な鋭い眼をしています。
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  • それから実はマンタさんの鼻の孔も他のエイんさんと違っています・・・一般的なエイさん達は腹部に鼻の孔がありますがマンタさんの場合は口の移動とともに鼻の孔も頭部前方に移動しています・・・マンタさんは鼻の穴から吸い込んだ海水で何か臭いも感じるのでしょうか?・・・臭いで怖いサメさんが近づいてきたのがわかるのであれば頭部前方にあったほうが泳ぎ回るマンタさんにとっては便利なんでしょうね。
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  • 下の写真のマンタさんはお腹の下にコバンザメさんをくっつけて優雅に泳いでいますがコバンザメさんをくっつけていると痒くならないんですかね・・・コバンザメさんは吸盤でマンタさんに吸いついているのですから何か痒くなりそうなものですが如何なものでしょうか?・・・でも例え痒くてもマンタさんには取り除くための手はありませんからどうしようもないのですが・・・もしかしてたまに水中から飛びあがるのはコバンザメさんから逃れるためなのでしょうか?
  • このマンタさんかわいそうにコバンザメさんを1匹ではなく2匹も従えてますね・・・それにしてもコバンザメさんは自分では全く泳ぐ労力を使わずただ吸いついているだけで楽をしながら移動しています・・・その上餌のおこぼれや寄生虫や排泄物を食べて暮らしているなんてちゃっかりというか怠け者ですね・・・ちなみにコバンザメさんはサメさんの名前がついていますがスズキ目コバンザメ科に属し軟骨魚類のサメ類ではなく近縁でもなく全く無関係な種なのです。
  • そろそろお腹もいっぱいになったことだし腹ごなしに目一杯泳ぎますかとマンタさんが子分のコバンザメさんを引き連れて旅立っていきました・・・英語ではマントに由来するMantaの名称を持ち日本でもマンタさんと呼ばれることが多い彼らは大きいものでは体の横幅8m体重3tに達するものもいるそうです・・・大きな身体できれいな熱帯の海の表層を優雅に遊泳するマンタさんの尻尾には毒針は無く安心して見ていられます・・・またその優雅な姿を私たちの前に現してねマンタさん!!

コバンザメさんを従えたマンタさん

なぜかその優雅な泳ぎは見ている者に余裕を与える

何事も成し遂げるまでは不可能に見える

でもあなたが真に求めるものを見極め

必要のない物を手放す

そして叶うことを願い前進する

心を決めれば余裕が生まれる

後々やった事よりもやらなかった事を悔やまないように

安穏とした港から船を出し

心を決めて自分自身の帆で風を受け止めよう

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