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サ行 (ス-2)総集編 ダイビング‐フォト‐tsubuankun

Dive-photo まとめ アイウエオ

一糸乱れぬ黒い軍団!あなたはスジクロハギさん? 2024 小笠原

  • ちょっとボケた写真になってしまいましたが頭とお尻に白いラインが映える黒い軍団がやってきました・・・誰なのでしょうか?・・・姿形はニザダイさんの様ですがちょっと特徴的な色合いをしています・・・一糸乱れぬ群れを成してボニンブルーの海を気持ちよさそうにスイスイ泳いでいます・・・この方たちはおそらく主に藻類を食べて暮らしているスズキ目ニザダイ科クロハギ属のスジクロハギさんではないでしょうか?・・・スジクロハギさんの体長は25cm程度で体色は灰褐色で目の後ろに白と黒の横帯があり尾鰭の付け根に白色の横帯があるのが特徴です・・・スジクロハギさん浅くて波当たりの強いサンゴ礁や岩礁で単独あるいは複数匹で泳いでいますが今回はちょっと多めの群れです。
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  • 下の写真でボニンブルーの海を気持ちよく泳いでいるスジクロハギさんの軍団の奥をよ~く見ると遠くにお魚さんの群れがいる事がわかりますかね?・・・右手前にイスズミさんが居ますのでおそらくイスズミさんの群れではないかと思うのですが残念ながら覚えていません・・・イズスミさんと言えば釣りあげると糞をまき散らす習性があり「うんこたれ」とか「ババタレ」とも呼ばれる可哀そうなお魚さんです・・・イズスミさんは臭みが強いのですが南方では食料源とされており調理によって食べることは可能です・・・イズスミさんは夏は小動物を食べるため磯臭いのですが冬場は褐藻類を食べるため臭みは少なくなります・・・また場所によっては臭みが少ないものもいますが漁獲後なるべく早く内臓を取り除かないと臭みを軽減することはできません・・・栄養価はあるのですが磯臭さ血合いを除去して長時間水洗いなどしないと美味しくならないため商品価値の低いお魚さんです。
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スジクロハギさんの奥のイスズミさんは独特の個性があります

個性とは他人とは異なる特有の特徴や性質です

例えば性格や価値観や行動パターンです

個性はその人の生き方を決める重要な要素で

個性を大切にすることは自分自身を理解すること

他人と違う自分の良さを認識することです

個性が失われるとはどういう状態になるのか?

他人に良く思われるために無理を重ねること

自身に嘘をつき騙して裏切っている状態のこと

他人からどう見えるかどうかなんて関係ないのです

自身に対して嘘偽りなく仲良くできていればいいのです

より充実した人生を送るためには

自己肯定感を高める選択をする事なのかな?

スジモヨウフグさんはきれいなグリーンアイで何を考える? セブ

  • 岩陰からちょこんと顔を出して緑色の綺麗な目で様子を伺っているのはフグ目フグ科モヨウフグ属のスジモヨウフグさんのようです・・・このスジモヨウフグさんは綺麗なグリーンアイで何を考えているのでしょうか?・・・悩み事でもあるのか口をちょっと開いて何か言いたげのようです・・・御覧の様にスジモヨウフグさんの体側には薄めの黄と茶褐色のラインがあり体表には小さい棘があります・・・胸鰭の付け根には黒色の斑点があってフグさんの中では結構大きめなのに随分臆病そうな表情をしています・・・まあもちろんすべてのフグさんが攻撃的でツンツクツンツクと咬みついてくるいうことではないと思いますがこのスジモヨウフグさんは特におとなしいフグさんのようです・・・写真のスジモヨウフグさんは鼻のあたりにひげのようなひらひらした突起が付いていてお洒落でかわいいですね。
  • ところでよく見るとこのスジモヨウフグさん怯えて隠れているのではなく密かに鋭い視線で何か獲物を狙っているようにも見えます・・・何とも言えない神秘的で不思議な印象を与えるグリーンアイのスジモヨウフグさんです・・・ところでスジモヨウフグさんは胸鰭のところの大きめの黒い斑紋と目の周りの黒いクマがかわいいポイントですが背中の縦筋がまだらになってきています・・・成長過程でしょうか?・・・実はスジモヨウフグさんのおちびさんは黒色で若魚になると体表の黄色と茶褐色のラインが見えてきますがこの特徴的なラインは成長と共に薄くなっていくのだそうです・・・またスジモヨウフグさんの体の色は個体差があり明るい色をしたものが多いようですが暗い色のスジモヨウフグさんもいます・・・この写真のスジモヨウフグさんは明るめな方ですね・・・スジモヨウフグさんの体長は最大で45cmになるお魚さんで水深が浅めの砂泥底を好みます。

スジモヨウフグさんの眼は綺麗なグリーンアイ

実は人間にも緑色の眼を持つ人がいるのです

緑色の眼は遺伝的な特徴でメラニンの量と光の散乱によって決まります

青色の目よりもメラニンが多く茶色の目よりも少ない中間の状態です

緑色の目は特に中央ヨーロッパや北ヨーロッパで見られ

緑色の目は世界人口の2%未満とされており非常に珍しい目なのです

一部の文化では緑色の目は神秘的で魅力的な目とされていて

特別な美しさを持つと考えられています

スジモヨウフグさんだけでなく人間の眼も神秘的ですね

もう怖くない?大丈夫?よし発射だスズメダイさん! ケラマ

  • こんなにたくさんいるのにスズキ目スズメダイ科スズメダイ属のスズメダイさんは危険を感じると一斉にサンゴさんの枝の間に隠れてしまいます・・・遠くから見ていたら小さくてきれいなお魚さんがたくさんいるなあと思っていたのですが近づくと驚いてか?危険を察知してか?スズメダイさんは跡形もなく見えなくなります・・・スズメダイさんがこれだけたくさんいてサンゴさんもそんなに大きくないのによく隠れる隙間があるなと不思議に思うのですが見事な集団行動です・・・でもこちらも動きを止めてじっとして待っていると息を吹き返すようにまた一斉にサンゴさんの外へスズメダイさん達は出てきます・・・やっぱりスズメダイさんも隙間が狭くて息苦しかったのかもしれませんね・・・ものすごい勢いで飛び出してきました。
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  • 上下の写真を見て頂ければお分かりになると思いますがまさに発射という感じでものすごい勢いでスズメダイさんがサンゴの間から出てきます・・・それぞれのスズメダイさんが「いやあ窮屈だった!この数であの小さなサンゴの間に隠れるのはちょっと無理があるな!」とでも言うような勢いです・・・ルリスズメダイさんなのかデバスズメダイさんなのかソラスズメダイさんなのかよくわかりませんがブルーのスズメダイさんの見事な乱舞で命の勢いを感じる一瞬でした・・・ちなみにルリスズメダイさんは体が鮮やかな青色をしていて眼のところに黒色の線があり雄の成魚は尾鰭も青色ですが雌や幼魚は透明です・・・デバスズメダイさんとアオバスズメダイさんはよく似ていますがデバスズメダイさんは体の色は鮮やかな青緑色で体や各鰭に目立った斑紋はありません・・・アオバスズメダイさんは胸鰭腋部に黒色斑をもっています・・・ソラスズメダイさんは体高は低く鰓蓋に濃い青色の小斑点があり尾柄部から尾鰭にかけて黄色くなっています。
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スズメダイさんの見事なまでの乱舞

乱舞とは乱れた状態で舞うこと

激しい風に煽られて花びらが舞い上がる様子や

祭りの夜に人々が踊り狂う様子など

乱舞という言葉にはエネルギーや情熱そして強さが感じられます

乱舞にはカオスの美しさを感じる瞬間があります

予測不能な動きが織りなすダイナミズムや

秩序の中にある無秩序が感じられます

まるで生きている証を見ているかのような気持ちになります

まさに生命の力強さと美しさを同時に感じさせてくれる

それが乱舞の魅力でもあります

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