マダラトビエイさんもっと近くに来て~!! パラオ
- これはパラオのペリリューコーナーを激流に流されながら撮影した写真ですがご存じの通りペリリューコーナーは流れの速いポイントです・・・コーナーの先端の下の方を優雅に泳いでいるトビエイ目マダラトビエイ科マダラトビエイ属のマダラトビエイさんを見つけたのですがもちろん近づくことはできませんのでズームで撮影してみました・・・ハレーションを起こしていますがなんとなくマダラトビエイさんだとわかりますよね・・・こんなに流れが速いのにさすがのマダラトビエイさん餅屋は餅屋で人間とは雲泥の差で華麗に気持ちよさそうに泳いでいます・・・「なにか変な生き物が流されてるけど何してるんだろう?こんなに気持ちがいい海なのに泳げないのかなあ?最高なんだけど!」ってマダラトビエイさんが言っているようです。
- マダラトビエイさんは斑点がとても美しく華麗なエイさんですが警戒心が強いので近づこうとするとすぐに逃げてしまいます・・・比較的流れのあるポイントで見かけることが多いのですが群れをなしてホバリングしていることもあるそうでそんな場面に遭遇できたら最高ですね・・・なんとなくシルエットでわかると思うのですが泳いでいる時は尖った顔つきをしています・・・でも海底で餌を探しているときには掃除機の様に口を広げてもぞもぞしています・・・またマダラトビエイさんは尾の付け根に毒針を持っていて何もしなければ大丈夫ですがちょっかいを出すと危害を加えてくる可能性もゼロではありません・・・でも実際近づくのは困難ですよね・・・それからマダラトビエイさんの天敵は他のエイと同じでイタチザメさんやオオメジロザメさんやヒラシュモクザメさんなどのサメさんです・・・サメさん達がマダラトビエイさんを捕食する場合は海底に押さえつけるようにしながら噛みつくそうです・・・襲われたエイさん悲惨ですが弱肉強食の自然界では仕方のない事ですね。
挑戦は素晴らしいけど無謀はばからしい
挑戦と無謀は正に二律背反な関係です
挑戦は成長や達成感をもたらす素晴らしい行動ですが
無謀は大きなリスクや失敗を招く可能性があります
この二つのバランスを取ることが成功への鍵
時にはリスクを取らなければ新たな道が開けないこともあります
だから挑戦する際はリスク管理をどうするかが大切?
リスク管理ではリスクを特定し評価し対策を練る
そしてリスクを監視し再評価をする
全体感を理解しながらバランス感覚を磨く
挑戦と無謀の違いを心に刻み自分を磨きたいものです!
クールなマンジュウイシモチさんのドット柄のパンツ!(改)パラオ
- サンゴ礁の穏やかな海で漂っているのはスズキ目テンジクダイ科マンジュウイシモチ属のマンジュウイシモチさんで大きなものでも7~8cmとかなり小さな可愛いお魚さんです・・・マンジュウイシモチさんは色や形が結構派手派手で小さいのに海の中でもかなり目立っています・・・マンジュウイシモチさんは背鰭が二つあって前の方の背鰭は黒っぽい縞が入っていますが後ろの方の背鰭は透明のなっています・・・体は真ん中の黒い縞によって頭側と尾っぽ側とでハッキリと色分けされており頭側は黄色っぽくて目にオレンジのアイシャドウが入っていますが尾っぽ側はイチゴの様なドット柄になっています・・・このマンジュウイシモチさんまるでドット柄のパンツをはいているように見えませんか?・・・とても芸術的でキュートなマンジュウイシモチさんです。
- 下の写真の様におちびさんの頃のマンジュウイシモチさんはドット柄のパンツは履いてなく透明感のある体をしています・・・マンジュウイシモチさんは大きくなると黒バンドより前方が黄色で後方が赤茶のスポットになり上の写真のような柄になるので服を着ているようにも見えることから英名でパジャマ・カージナルフィッシュさんという名前を持ちます・・・パジャマに見えますかね?私的にはパンツのように見えるんですけど!・・・マンジュウイシモチさんはサンゴ礁域の穏やかな海に生息しておりサンゴの隙間などに隠れながら群れていてじっとホバリングしていることが多いです・・・子供の頃のマンジュウイシモチさんの方が大人になったマンジュウイシモチさんより私はすっきりしていてかわいい感じがするのですが如何でしょうか?
- マンジュウイシモチさんは実は親が子を口の中で育てるマウスブルーディングと呼ばれる繁殖形態をもっております・・・マウスブルーディングをする方をマウスブルーダーと呼び口内保育を行うその保育形態もいくつかのパターンに分かれています・・・マウスブルーダーには大きく分けて親魚が産卵された卵を口の中に入れ口内で卵が孵化する種と孵化した仔魚を親の口の中で育てる種などがあります・・・さらに口を使って稚魚を育てる親はオスとメス両方の口内で区別なく育てる種とオスメスどちらかの口内で育てる種とオスメスの口内を交互にあるいは時期を変えて移動する種があります・・・マンジュウイシモチさんのオスは産まれた卵を口の中に入れ孵化するまで健気にじっと大切に保護をしますが上の写真のおちびさんたちも孵化してまだ間もない感じがしますね・・・マンジュウイシモチさんのおちびさんたちがワイワイしていますが「僕たちのためにお父さん・お母さんが頑張ってくれたんだよ!ありがとう~!大きくなったら親孝行するね」と言っているようです。
- 孵化してどのくらいなのかわかりませんがこちらをじっと見つめているマンジュウイシモチさんのおちびさんです・・・大きさは1cmにも満たないほでどであどけなさも残っており危険を認知していないのか?度胸があるのか?わかりませんが逃げもせずなかなか堂々としています・・・親ほど派手ではないですがすでに芸術的な色と形をしていますね・・・「見て見て見て~!どう!私かわいいでしょ!」って言っているようなそんな表情にも見えます・・・ちなみにマンジュウイシモチさんの名前の由来は饅頭のようなずんぐり体形のイシモチさんだからだそうです・・・そんなに饅頭のようにずんぐりむっくりではないように思いますがいかがでしょうか?・・・名前があまりしっくりこないのは私だけでしょうか?・・・小さい上にピコッピコッと動くのでなかなかピントを合わせるのが難しくってすみません・・・でもあどけない表情はわかりますね。
可愛いおちびさん達にはこれから人生を謳歌してほしい
他人の評価や意見に過度に依存せず自分が良しと思うものを信じ
自分自身が本当に価値を感じるものを磨き続けてほしい
真の成長と満足感を得るためには自分の判断や直感を信じることも大切
興味や情熱を持てるものに対して時間とエネルギーを惜しまず投資する
でも完全に他人の意見を排除ではなく建設的なフィードバックは受け入れる
そしてどの部分が改善されどの部分をさらに磨く必要があるのか
定期的に自分の進歩を評価し続けてそして幸せになって欲しい
優雅に泳ぎ回るマンタさんの華麗なお姿!(改)
- 一般的にトビエイ目イトマキエイ科のオニイトマキエイさん通称マンタさんの背中は黒くなっていて腹部は白く黒い斑紋が入っています・・・マンタさんの腹部の斑紋は千差万別で個体識別に使われるように正にマンタさんの「顔」です・・・大きな胸鰭が頭の部分にくっついていてマンタさんの体形を成していますが一般のエイさんの胸鰭が楕円形であるのに対して遊泳性のマンタさんはやや細長くなっています・・・その為かまるで飛行機のように優雅に滑空しながら泳ぎ回ります。
- 底生性で海底に潜んでいるエイさんはその性質上からなのか背中側に目があって腹部に口があります・・・でも主食であるプランクトンを探し泳ぎ回っているマンタさんの目は御覧の通り頭部の先端にあります・・・それからマンタさんは口も頭部の前方に移動していてプランクトンを泳ぎながら捕食しやすいようになっています・・・それぞれの生活スタイルに合わせて進化していっているんですね・・・それにしてもマンタさんの円らな瞳がかわいいですね。
- マンタさんの頭の所に付いている胸鰭由来の頭鰭(とうき)と呼ばれるヘラ状の特殊な鰭が一対ありますがイトマキエイさんの仲間に特有の器官で通常はダラーッとしています・・・でもプランクトンを捕食する時には広げたりスピードを上げて泳ぐ時には棒状に巻き上げたりして変化させることができます・・・プランクトンがたくさんいる様な場所ではマンタさんもうれしいのか同じ場所でクルクルと見事なバク転を披露しれくれる事あります・・・また何のための行動なのかはよく分かっていないそうですが時折海面からジャンプすることも知られていて巨体が水中から跳び空中に舞う姿はかっこいいの一言です!
- マンタさんの鰓孔は他のエイさんやサメさんと同じで5対ありますがプランクトンを捕食するマンタさんの鰓孔は上の写真の様に非常に幅広くなっています・・・大きな口を開けて海水と一緒にプランクトンを吸い込み鰓でプランクトンだけを濾しとって余分な海水は鰓裂から排出するマンタさんは他のエイさんとは大きく異なっています・・・下の写真のマンタさんはプランクトンを一杯食べてお腹いっぱいになったのか満足そうな眼をしています?・・・いや違いますね!まだまだ獲物を狙っている様な鋭い眼をしています。
- それから実はマンタさんの鼻の孔も他のエイんさんと違っています・・・一般的なエイさん達は腹部に鼻の孔がありますがマンタさんの場合は口の移動とともに鼻の孔も頭部前方に移動しています・・・マンタさんは鼻の穴から吸い込んだ海水で何か臭いも感じるのでしょうか?・・・臭いで怖いサメさんが近づいてきたのがわかるのであれば頭部前方にあったほうが泳ぎ回るマンタさんにとっては便利なんでしょうね。
- 下の写真のマンタさんはお腹の下にコバンザメさんをくっつけて優雅に泳いでいますがコバンザメさんをくっつけていると痒くならないんですかね・・・コバンザメさんは吸盤でマンタさんに吸いついているのですから何か痒くなりそうなものですが如何なものでしょうか?・・・でも例え痒くてもマンタさんには取り除くための手はありませんからどうしようもないのですが・・・もしかしてたまに水中から飛びあがるのはコバンザメさんから逃れるためなのでしょうか?
- このマンタさんかわいそうにコバンザメさんを1匹ではなく2匹も従えてますね・・・それにしてもコバンザメさんは自分では全く泳ぐ労力を使わずただ吸いついているだけで楽をしながら移動しています・・・その上餌のおこぼれや寄生虫や排泄物を食べて暮らしているなんてちゃっかりというか怠け者ですね・・・ちなみにコバンザメさんはサメさんの名前がついていますがスズキ目コバンザメ科に属し軟骨魚類のサメ類ではなく近縁でもなく全く無関係な種なのです。
- そろそろお腹もいっぱいになったことだし腹ごなしに目一杯泳ぎますかとマンタさんが子分のコバンザメさんを引き連れて旅立っていきました・・・英語ではマントに由来するMantaの名称を持ち日本でもマンタさんと呼ばれることが多い彼らは大きいものでは体の横幅8m体重3tに達するものもいるそうです・・・大きな身体できれいな熱帯の海の表層を優雅に遊泳するマンタさんの尻尾には毒針は無く安心して見ていられます・・・またその優雅な姿を私たちの前に現してねマンタさん!!
コバンザメさんを従えたマンタさん
なぜかその優雅な泳ぎは見ている者に余裕を与える
何事も成し遂げるまでは不可能に見える
でもあなたが真に求めるものを見極め
必要のない物を手放す
そして叶うことを願い前進する
心を決めれば余裕が生まれる
後々やった事よりもやらなかった事を悔やまないように
安穏とした港から船を出し
心を決めて自分自身の帆で風を受け止めよう
マンダリンフィッシュさんは超カラフルなひょっとこさん!(改)パラオ
- スズキ目ネズッポ科コウワンテグリ属のマンダリンフィッシュさんの体の色は青色や金色に緑色などが混ざりあって帯模様や斑点など不規則で迷路のような模様になっているたいへんカラフルなお魚さんです・・・写真だと大きく感じるかもしれませんがマンダリンフィッシュさんは全長5~7cm程度と結構小さなお魚さんなのです・・・でもこんなに複雑な模様を施すなんて自然の世界はやっぱり脅威ですよね・・・それからマンダリンフィッシュさんは青色色素によって青い体色を呈するごく限られた動物の一種なのだそうです・・・マンダリンフィッシュさんから初めて確認された青色を呈する色素胞は青色素胞と名づけられマンダリンフィッシュさんの他には同属のスポッテッドマンダリンフィッシュさんでしか確認されていません・・・他の青い体色は色素由来ではなく薄いプリン結晶の重なりによる薄膜の干渉作用によるものが主であると考えられています・・・そう考えるとマンダリンフィッシュさんって何か凄いお魚さんですね。
- ところでマンダリンフィッシュさんは和名でニシキテグリさんと言いますが漢字で表記すると錦手繰と書きます・・・錦は体色が鮮やかな様子に由来し手繰は底引き網=手繰り網によくかかって捕まることから由来する言われています・・・確かに浅い海底のサンゴの間に隠れ住んでいますがこんなに小さなお魚さんなのに底引き網で捕まるのか若干不思議ですね?・・・このマンダリンフィッシュさんはパラオの浅い海のサンゴの隙間からひょこっと愛嬌のある顔を出してくれるのですが・・・「あっいた!可愛い!写真撮らなくっちゃ!」と思ったらすぐにサッと隠れてしまいます・・・たいへん臆病なマンダリンフィッシュさんなのでいったん引っ込んでしまうとこれがなかなかすぐに出てきてくれないのです・・・その上サンゴの間を素早く動き回っていて見つけるのも難しく見つけてもサンゴが邪魔になってピントを合わせるのも難しく本当に苦労して撮影しました・・・それでもマンダリンフィッシュさんは派手な色と小さいネズミのような愛嬌のある顔をしているのでついつい撮影に頑張ってしまうとてもかわいいお魚さんです。
- このマンダリンフィッシュさんの写真を撮ったのはかなり浅い場所だったので時間の余裕もあり何とか撮影することができました・・・そのポイントには大きなサンゴの塊があってそのサンゴの隙間から顔を出してくれるのですが範囲が広くどこから顔を出してくれるかわからないし居たと思ったらすぐに隠れてしまうのでたいへん苦労しました・・・そんな中やっと見つけたマンダリンフィッシュさんに「お願いだからマンダリンフィッシュさん動かないで!!写真撮らせてください!」とファインダー越しに何度祈ったことか・・・そんな祈りが通じたのかマンダリンフィッシュさんの正面からの顔を撮ることができました・・・マンダリンフィッシュさんありがとうございました・・・マンダリンフィッシュさんの顔はネズミというよりひょっとこのような顔をしていますよね・・・ちなみにスポッテッドマンダリンフィッシュさんは体表に目が沢山付いているかのような不思議な模様が特徴でマンダリンフィッシュさんよりやや地味です。
マンダリンフィッシュさんは隠れてばかりなのになぜそんなに派手なの?
もしかして一瞬の煌めきを求めた芸術家さん?
自我に芽生え歌舞いていたいのか?
常に隠れているが上の承認欲求が高めなのか?
承認欲求は誰もが持つ基本的な欲求の一つです
自分の価値や存在を他者に認めてもらいたいという気持ちです
そのために小さな目標を設定し達成することで自己肯定感を高める
日々感謝できることを見つけポジティブ視点でモチベーションを高める
適切な承認欲求は前向きな行動や挑戦への動機づけとなります
でも過度な承認欲求はストレスやプレッシャーの原因にもなります
定期的に自分自身を見つめ直しバランスを取ることが大切です
他者からの評価に頼りすぎないこと
自分自身の内面的な成長や満足を大切にすることが重要です
ミナミハコフグさんの赤ちゃんはなんでも興味津々!(改)パラオ
- フグ目ハコフグ科ハコフグ属のミナミハコフグさんの赤ちゃんがチョコチョコチョコと近づいてきました・・・ミナミハコフグさんの赤ちゃんは色といい模様といい小さく突き出たおちょぼ口といい何度見ても飽きない可愛い海のアイドルです・・・同じフグ目ハコフグ科ハコフグ属のハコフグさんの赤ちゃんもよく似ていて同じように可愛いのですが黒目より水玉が小さいのが特徴でミナミハコフグの赤ちゃんは黒目が水玉と同じ大きさなのでそこで見分けることができます・・・どちらのフグさんも赤ちゃんの頃は本当にヨチヨチな感じで鰭をパタパタパタと動かして一生懸命泳いでいます・・・そんなあどけない姿を見かけるとレギュレターを咥えている私ですがもう「頑張れー!元気に生きてくれー!」と叫びたくなりますね。
- ミナミハコフグさんの赤ちゃんは何故こんなに綺麗なレモンイエローの身体に黒いドットで目立つ色をしているのでしょうか?・・・泳ぎも達者ではないし見つかるとすぐに捕まってしまいそうだし目立たないほうが安全だと思うのですが不思議ですよね・・・ミナミハコフグさんの赤ちゃんはいつも岩陰でこそこそしているのですが結構好奇心旺盛で何か気になることがあるとちょこちょこちょこと出てきます・・・それで目立つ色をしているのですぐにダイバーに見つかってしまいます・・・ミナミハコフグさんの赤ちゃんはダイバーに見つかると「ワー!見つかった~!」という表情をして急いでまた岩陰に隠れてしまいます・・・その動きがまたよちよちで一生懸命でとてもキュート!・・・ところがミナミハコフグさんは大人になるとキュートなドット模様もきれいなレモンイエローもすっかり変わってしまいます・・・かわいい要素がすべて抜けて地味なフグさんに変身してしまいます・・・かわいいのは子供の時だけです!
ミナミハコフグさんの赤ちゃんは好奇心旺盛
好奇心による探究心は成長するための大きな一歩となる
だからもちろん慎重さも蔑ろにせず冒険心を大切にする
慎重さと冒険心は一見対立するもののように感じられる?
でも実は相互に補完し合うことで豊かな経験を生み出す
慎重さは無駄なリスクを避け成功の確率を高める
冒険心は新たな成長の機会を得て創造性や革新を促進する
だからリスクとリターンを評価し慎重さと冒険心のバランスを取る
そのためには予期せぬ事態に対応するための計画と準備を怠らない
挑戦した結果を振り返り失敗も貴重な経験として捉える
もちろん状況に応じた柔軟性を持つ
慎重さと冒険心の絶妙なバランスが奏でる楽しい人生にしたいものです
メガネゴンベさんもそろそろ老眼かな?(改)パラオ
- 今回はゴンベさんの中でもダイビング中によく見かける種類でわかりやすいスズキ目ゴンベ科ホシゴンベ属のメガネゴンベさんです・・・浅い海の潮通しが良くてサンゴが発達したサンゴの縁やサンゴの斜面などにちょこんと居座って辺りを警戒しています・・・メガネゴンベさんは遠くから見ていると胸鰭で身体を支え堂々としているのですがダイバーが近づくとさっとサンゴの隙間などに隠れてしまう警戒心が強く臆病な性格なのです・・・メガネゴンベさんの眼の後には黄色と赤色と淡青色の三色のリング状の斑紋があってこれを眼鏡に見立ててメガネゴンベさんという和名がついたそうです・・・眼鏡の様な目の周りのグラデーションがとても綺麗なメガネゴンベさんはですがこの特徴から一目で「あ!メガネゴンベさんだ」とわかります・・・メガネゴンベさんは小魚さんや甲殻類などを好んで食べていますがよく見るといっちょ前に鼻髭もはやしています。
- メガネゴンベさんの体の色は薄い赤色~茶色をしておりますが色彩変異が多くまた体側の後半部には幅の広い白色の縦帯があるものや無いものもいます・・・上の写真では白色縦帯の一部が垣間見えます・・・メガネゴンベさんの仲間は枝サンゴなどの上から全体を見下ろすように俯瞰していることが多いのですがこの様子が鷹が上空から獲物を探す姿に似ているためゴンベさんの仲間を英名では「hawkfish」と呼ぶそうです・・・いつもあたりを見渡せる高台のようなところにちょこんと留まってあたりを警戒して伺っているメガネゴンベさんの名前が鷹だなんてかっこ良すぎませんかね?・・・メガネゴンベさんは比較的撮影しやすいお魚さんなのですがちょっとでもびっくりするとあっと言う間にいなくなります・・・でも心配することは無くすぐにまた元いた位置に戻ってきて「ここは俺の縄張りだ」と言わんばかりにあたりをキョロキョロします・・・結構小さいお魚さんなのに縄張り意識が強いのか眼鏡の奥底で目を光らせて監視している姿はちょっとかわいいです・・・今回も「俺の縄張りを荒らす奴は誰だ!」とにらみをきかせていますよ~。
眼鏡をかけることでインテリに見えるメガネゴンベさん
眼鏡は外見の印象を大きく変えるアイテムです
形や色やデザインによってその人の雰囲気やスタイルが変わります
眼鏡をかけることで知的な印象や落ち着いた印象を与えたりします
また逆にカジュアルで親しみやすいイメージを作り出すこともできます
眼鏡は視力を補うだけでなくファッションとして楽しむことができます
眼鏡は自分の個性やイメージを表現する手段となりますが
もちろん外見だけでなく中身を磨き続ける事も忘れません
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