ハタタテハゼさんはいつもペアで仲良しさん?(改)
- スズキ目クロユリハゼ科のハタタテハゼさんはハタタテハゼ属の中で最もポピュラーな種類で体長は5cmほどしかありません・・・ハタタテハゼさんは第1背びれの前方が著しく長く伸びていて先端がツンツンに尖っています・・・ハタタテハゼさんは尾びれの後縁が丸くなっていて体の色は綺麗な乳白色をしていますが尾部から尾柄部は赤色からより濃い赤色にグラデーションとなっていてちょっと派手目です・・・よく見ると頬の辺りに青白い小さなそばかすの様な斑点があるし頭の上にも青白い線が入っていてお洒落ですよね。
- ハタタテハゼさんは内湾の湾口部やサンゴ礁域の礁外縁や礁斜面などの砂礫まじりの砂底やガレ場の低層でよく見られます・・・ハタタテハゼさんは中層を単独かペアでホバリングしていますが驚くと海底の穴にあっと言う間に逃げ込んでしまいます・・・今回のハタタテハゼさんもペアで仲良くホバリングしていましたが下の写真のハタタテハゼさんはオスなのかメスなのかわかりませんが逃げずに勇敢にも睨んでいますね・・・もしかしたらメスのハタタテハゼさんの前で格好をつけているオスのハタタテハゼさんなのでしょうか?・・・でもヤシャハゼさんはメスの方が勇敢ですからもしかしたらメスのハタタテハゼさんでしょうか?
- ちなみにハタタテハゼさんによく似たハゼさんにアケボノハゼさんやシコンハタタテハゼさんがいます・・・アケボノハゼさんの大きさは4~7cmでハタタテハゼさんによく似ていますがハタタテハゼさんの赤茶色の所が紫系に置き換わった感じのハゼさんです・・・アケボノハゼさんは水深20~30m以深とハタタテハゼさんより深場を好みサンゴ礁斜面の砂礫が混じった砂地やガレ場の低層で見られます・・・シコンハタタテハゼさんの大きさは4~7cmくらいで体全体がパープル系で和名にも紫紺と付いている美しいハゼさんです・・・英名ヘルフリッチ・ダートフィッシュと言い深場が大好きな種類のうえ個体数も少ないというマニア向けのお魚さんです。
ハタタテハゼさんの目力を見ればわかります
真剣に考えて生きています
毎日ダラダラ何となく過ごしていませんか?
ハタタテハゼさんが問いかけている様です
耳が痛い話です
きちんとした人生の目的を持って行動する
ダーウィンは言っています
生き残る種というのは
最も強いものでもなければ最も知能が高いものでもない
変わりゆく環境に最も適用できる種だけが生き残る
世の中の環境は常に変化しています
その変化にその時々で対応する
その対応が正しければ生き残り
間違っていれば死に絶えるということです
早くから目標を定め変化に対応して
真剣に生き抜いていきたいものです
ハナビラクマノミさん今日はちょっと機嫌が悪い?(改)
- ハナビラクマノミさんは背中の白線に加え幅は狭めではありますが頭部にも白色横帯があるのが特徴です・・・ハナビラクマノミさんによく似たセジロクマノミさんというクマノミさんがいますがセジロクマノミさんには名前の通り背中の白筋しかありませんのでお間違いなく・・・このハナビラクマノミさんの口を見てみると何か文句ありげに唇がムの字になっていますね・・・とても機嫌が悪そうです・・・私何かやっちゃいましたでしょうか?・・・ちょっと写真を撮らせていただきたかっただけなのですがハナビラクマノミさんは気に入らなかったようです!・・・話は変わりますがクマノミさんが住んでいるイソギンチャクさんも種類がややこしくてわかりずらいのですがこのイソギンチャクさんはセンジュイソギンチャクさんのような気がします。
- 頭部に白線があるクマノミさんにはハマクマノミさんもいます・・・けれどハマクマノミさんの頭部の白線はハナビラクマノミさんの頭部の白線より明らかに太めになっています・・・ハナビラクマノミさんはちょっと遠慮がちな細目の線ですね・・・下の写真のハナビラクマノミさんはこちらを向いて笑いかけてくれています・・・上の写真のハナビラクマノミさんと違って口角が上がっていますよね・・・ちょっとした口の形の違いですが大きく印象が変わってきます・・・やっぱり笑うって大切なんですね・・・イソギンチャクの森の中でハナビラクマノミさんは寛いでいるようです。
- お家にしていたイソギンチャクさんが丸く閉じてしまいました・・・「た!たいへんだあ・・・どうしよう!・・・イソギンチャクさんが作る森の中に隠れられないやあ・・・!」 と戸惑っている2匹のハナビラクマノミさんです・・・不安そうな表情をしていますね・・・もう少し時間がたたないとイソギンチャクさんは元に戻りませんからね・・・「イソギンチャクさん!早く元通りになって隠れ家を作ってよお~!」とツンツンしながらお願いしているハナビラクマノミさん達です・・・それにしても他人事で申し訳ないのですがイソギンチャクさんのパープル見事にきれいですね。
笑いましょう
ただそれだけでも他人を幸せにします
笑いましょう
助けてくれる人が集まってきます
笑いましょう
笑うだけで心が幸せになります
中学生のハナミノカサゴさん?・・・違いは?(改)
- この華憐なフワフワ衣装のカサゴさんはまだ大人というほど大きくなく特徴が曖昧ですがおそらくカサゴ目フサカサゴ科のハナミノカサゴさんではないかと思います・・・写真のミノカサゴさんの尾びれには暗色斑がかすかにありますし胸ビレ軟条も14本あるので?・・・ハナミノカサゴさんはインド洋東部から西太平洋にかけて広い範囲で暮らしていて日本では駿河湾以南の岩礁やサンゴ礁域に住んでいますがこのハナミノカサゴさんは多分人間で言うと中学生ぐらいの年齢ですかね?・・・それにしても見事に長く優雅な鰭でシャナリシャナリと進んでいきます・・・ミノカサゴさんを見分けるにはまだまだ勉強が必要な私ですがそれぞぞれの特徴を記しておきます。
- まずミノカサゴさんは尾鰭にはっきりした斑紋がなくやや温帯性で開けた砂地を好み鱗は1枚ずつはっきり目立っています・・・下アゴの腹面には茶色の縞模様がなく胸鰭軟条が12~13本という点でハナミノカサゴさんと見分けられます・・・ハナミノカサゴさんは尾鰭に細かい暗色斑があって熱帯性で岩礁やサンゴ礁を好みます・・・赤味や強い個体や黒っぽいものなど色彩変異があり側線部に白点があることが多く下アゴの腹面に茶色の縞模様があり胸鰭軟条が14~15本という点でもミノカサゴさんと見分けられます・・・ネッタイミノカサゴさんは胸鰭の膜が先端まで伸びず青や黒の斑紋があり眼上の皮弁は長く縞模様があります・・・胸鰭軟条が白色または赤色で胸鰭の膜に斑紋がないキミオコゼさんや胸鰭軟条が赤系統の縞模様となるイトヒキミノカサゴさんなどよく似た種類がいます・・・キリンミノカサゴさんは胸鰭の膜に切れ込みがなく尾の付け根にT字状の模様があります・・・眼上の皮弁は長く団扇のような胸鰭のためミノカサゴさんやハナミノカサゴさんやネッタイミノカサゴさんと見間違えることはありませんが幼魚のうちは切れ込みがあるので注意が必要です。
ハナミノカサゴさんの優雅な舞
その優雅な舞は周りからは認めてもらえないと言う
どうして認めてもらえないのか?
認めてもらえないと文句を言う前に
ハナミノカサゴさんがするべき事は?
他人に認めてもらいたいのなら
まずは自分が周りを心から認めること
他人はなかなか変わってくれないもの
でも自分は今からでも変えられる
媚びる必要はない
自分が変われば
周りの見る目も変わってくるはず?
ハナミノさんの年齢は高校生?ミノカサゴさんとの違いは?(改)
- スズキ目フサカサゴ科のハナミノカサゴさんは赤色やえび茶色や白色の縦縞模様をしていて目の上と口の下には肉厚の触手があり扇子のような胸びれをしています・・・長い背棘を持っていて背びれ・尻びれの先端の棘の部分に毒があり毒を注入して襲うこともあるそうです・・・毒を注入して襲うって艶やかな振りをしてハナミノカサゴさんって怖いですね気を付けましょう・・・ハナミノカサゴさんによる死亡事故は報告されていませんが刺されると激しい痛みを伴い患部が赤く腫れ上がって大変なことになります・・・下の写真はまだ子供のようですが最大の注意を怠らないようにしましょう。
- ミノカサゴさんとハナミノカサゴさんは見た目がよく似ていますが違いはあります・・・顎の下を見てみるとミノカサゴさんには模様が無いのですがハナミノカサゴさんには模様があるので一番わかりやすいと思います・・・次に尾鰭や背鰭や尻鰭の軟条の斑紋ですが黒い斑紋が無いのがミノカサゴさんであるのがハナミノカサゴさんです・・・この写真のハナミノカサゴさんは鰭の黒色斑はちょっと薄いようですがあごの下には縞模様があるようです・・・最後に体にある縞模様ですが褐色の縞模様の中に白い鱗が目立っているのがミノカサゴさんで目立っていないのがハナミノカサゴさんです・・・以上の特徴からやはりこのカサゴさんはハナミノカサゴさんの様です。
- ハナミノカサゴさんは日中は岩の物陰や隙間に隠れ日没後に活動を始めますが泳ぐ際に鰭をゆっくり動かす以外には身動きはせずに海底を漂うようにしてふわふわ泳いでいます・・・捕食時には体の色を変化させて周囲の藻や珊瑚に紛れさせて獲物に気づかれないように接近し吸い込むように捕食します・・・ハナミノカサゴさんの繁殖は日没直前の海面の近くで行われ求愛後にメスは粘り気のあるゼラチン質を分泌して直径2〜5 cm球体に形成してからその中に産卵します・・・その後にオスが精子を放出して受精させるそうです・・・球体一つあたりの卵の数は2000~15000(結構多いですよね)で数日間海を漂ってゼラチン質が溶けてなくなった頃に稚魚が孵ります・・・お子ちゃまがワーッといっせいに泳ぎだすんですかね?・・・見て見たいものです。
ハナミノカサゴさんの立ち振舞い
その優雅な身のこなし
ポジティブな意味にもネガティブな意味にもなる
立ち振る舞いの良さは一見褒め言葉のようで
実はずる賢いという意味にも使われる
頭の回転が早く要領よく自分の都合の良いように物事をすすめる世渡り上手
もちろん立ち振る舞いが悪いのも良くない
裏のない立ち振る舞いその良さが醸し出される
そんな人になれるように切磋琢磨
バラクーダさんはオニさん?オオさん?どっちなんだい!(改)
- スズキ目カマス科のバラクーダさんは世界の温帯から熱帯域で暮らしているいかつい風貌で危険な牙を持つ獰猛なカマスさんです・・・オニカマスさんと言うよりバラクーダさんという名前の方が世間一般によく知られているフィッシュイーターです・・・獲物としてこの鋭い牙で襲われたらたまったものではないですね・・・オニカマスさんは大きな物では2mに達するほど大型に成長し釣りの好ターゲットとして人気のお魚さんでもあります・・・でもバラクーダさんはシガテラ毒を持つので食べないように気を付けてください。
- オニカマスさんは時速150㎞に達するといわれている猛スピードで小魚さんに突進して捕食するので「生きる魚雷」とも呼ばれているそうです・・・生きる魚雷とは言い得て妙ですが実は人間にも事故がおきており危険な魚として恐れられています・・・特にダイバーの被害が最も多く報告されていますが水面からジャンプして人を襲うこともあってボートやカヤックを漕いだりしていて飛び込まれて怪我をしたという話もあるそうです・・・この牙とこの大きさでしかも時速150kmで突進して来ると思ったらバラクーダさんちょっと怖いですよ!・・・パラオの海ではバラクーダさんの大群をたまに目撃することがありますがこれはオオカマスさんなのか・・・?オニカマスさんなのか・・・?どちらかよくわからないですね。
- オオカマスさんもオニカマスさんも同じ海域で暮らしていますがオオカマスさんは大群で回遊しますのでこの群れはオオカマスさんなのでしょうか?・・・オオカマスさんは体長90センチ程度で体はやや偏側し細長く頭は尖っています・・・体背面は緑がかった暗色で体側面は銀白色になっており体側に「く」の字状の横帯が並んでいます・・・2基ある背鰭は小さく腹鰭起部は第1背鰭起部よりもやや前方にあります・・・第2背鰭と臀鰭の最後尾にある軟条は他の軟条よりもわずかに長く尾鰭後縁に後方への出っ張りがないことでオニカマスさんと区別できるそうです・・・オオカマスさんの性質は大人しくオニカマスさんの様な事故は無く地域によってはシガテラ毒の保有の差の為か食べる事もある様です・・・バラクーダさんの群れはここまで近づいても肝が据わっているのか人間をあまり気にせずおとなしいような気がします。
- オニカマスさんは全長180cmに達しますのでカマス科の中では最大です・・・体形は太短く体側の背中側に多数の横帯があります・・・写真のバラクーダさんは体形が太短くないのでオオカマスさんですかね・・・オニカマスさんは幼魚の頃は体側と背部に斑紋があり全長50cm以下の幼魚以外には尾鰭後縁に1対の葉状部が発達しています・・・オニカマスさんの尾鰭の上下の端は後方に向かって尖り中央部に前方に向かう小さな切れ込みがあります・・・カマスさんのなかでも特に大きな口と鋭い歯をもっています。
- オニカマスさんは表層を単独で回遊し小魚の群れを探していますが見つけると海中から猛スピードで魚群へアタックします・・・オニカマスさんが襲っているところは凄い迫力でしょうね・・・そんな場面を見てみたいものですが近くにいると私も襲われないかと不安でちょっと怖いですね・・・オニカマスさんは群れても数十匹程度だと言う事なので写真の様にトルネードを作るような大きなバラクーダさんの群れはやっぱりオオカマスさんということですね・・・オオカマスさんは100匹単位の群れで回遊しイワシ等の魚群を包囲して捕食します。
- 現地の人からバラクーダさんは小さいときは群れておとなしく大きくなると単独で行動し獰猛になるとよく聞かされていましたが違うんですね・・・同じバラクーダさんと呼ばれていても単独でいる獰猛なバラクーダさんがオニカマスさんで大きな群れを作っているバラクーダさんはオオカマスさんということですかね・・・実は種類が違っていたということです・・・群れで見る事で違いはよく分かったのですが一匹一匹で比較すると違いがまだよくわかりにくいのですが勉強になりました。
- オオカマスさんがおとなしいと言うことはわかったのですがとは言えこの鋭い歯はやっぱり迫力がありますね・・・こんなのに間違って突っ込まれでもしたらたまったものではないです・・・ちなみにオオカマスさんとオニカマスさんが混泳していると言うことはないのでしょうか?・・・おとなしいオオカマスさんの群れだと思って近づいて行ったら賢い獰猛なオニカマスさんが群れの中に潜んでいて獲物を狙ってると言うことはないのでしょうか?・・・そんな賢いオニカマスさんがいたとしたらちょっと怖いです。
バラクーダさんが苦み走った渋い顔で泳いでいます
何を考えて一生懸命泳いでいるのでしょうか?
この世界で過ごせる時間は有限
つまり本当の大事に時間を費やせる機会は多くない
でも出きる事を自ら過小評価しなくていい
時間を如何に有効に使うかは我々の才覚
うまく利用すれば後世に残るものがあるかも
時間の使い方はそのまま命の使い方
人生とは今日一日を一生懸命生きる事
だから明日死ぬかのように
今日から一生懸命生き始める
ヒメダテハゼさんびっくりさせてごめんなさい! パラオ
- もう少し近づけてカメラの光がしっかり届けば体のシマシマ模様の色がはっきりするのですが残念ながらちょっとくすんでしまいました・・・せっかく綺麗なシマシマ模様をしているのにスズキ目ハゼ科ダテハゼ属のヒメダテハゼさんすみません・・・ヒメダテハゼさんはサンゴ礁域の礁斜面の砂底や砂泥底など礫混じりの砂底や砂泥底で暮らしていて生息水深は2~35mくらいです・・・ヒメダテハゼさんの頭は大きく体高が高く背鰭に細かい黄色の極小さな細点がありますがかなり拡大しなければその薄く黄色い極小細点は見えません・・・よく似たミナミダテハゼさんのような眼の下の垂線はないのですが頭と体に5本の横帯があり尾鰭基底の6番目の横帯は不明瞭になっています・・・体の色に比べて眼がくっきりと派手で目の周りの筋筋が印象的でかわいいハゼさんです・・・このハゼさんちょっと口を広げたところと目の表情が「あれ何か大きな生き物が来た!あまり近づかないで!怖いから!」って訴えかけているようです・・・エラを大きく広げて呼吸をしていますが怖い生き物が来たとドキドキしているのでしょうか?
- ヒメダテハゼさんによく似たスズキ目ハゼ科ダテハゼ属のオーロラシュリンプゴビーさんというハゼさんがいますがモルジブでは普通に見られるそうです・・・オーロラシュリンプゴビーさんの身体は遠目で見るとヒメダテハゼさんと同じようなシマシマですが光を当てると橙色と白色の縞模様となっており橙色の方が幅が広く目の下に赤い帯があるのが特徴です・・・またオーロラシュリンプゴビーさんは背鰭と尾鰭にきれいな斑点があるのも特徴ですが鰭を畳んでいるとヒメダテハゼさんと酷似しています・・・またスズキ目ハゼ科ダテハゼ属に属するダテハゼさんは淡く茶褐色の横縞が5本あり下顎には縦筋があって頬に斑点が出る方もいます・・・ダテハゼさん達はテッポウエビさんと共生しておりテッポウエビさんが掘った巣穴に住み着く代わりに危険を感じると尾鰭を震わせテッポウエビさんに危険を知らせます・・・テッポウエビさんは常にヒゲをダテハゼさんの体に触れさせており危険が近づくと巣穴に素早く逃げ込みます・・・ダテハゼさん達は主に小型の甲殻類や魚介類を捕食するのですが共生しているテッポウエビさんは食べないんですね。
ダテハゼさんとテッポウエビさんは共生しています
共生とは異なる種が互いに利益を得るために協力し合う関係です
共生にもいろいろ種類があります
双方が利益を得る関係の相利共生
一方が利益を得て他方には特に影響がない片利共生
一方が利益を得て他方が害を受ける寄生共生
一方が他方の体内で生活する内生共生など
共生は自然界のバランスを保つために重要な役割を果たしています
豊かな生態系を形成するために
環境の変化に適応するために
限られた資源を効率よく利用するために
捕食者からの保護や攻撃からの防御のために
自然界でもお互い協力し合う事が大切なんですね
痛くない?ブラックチップシャークさんの咬み痕!(改)パラオ
- 浅い場所で生きているメジロザメ目メジロザメ科メジロザメ属のブラックチップシャークさん鰭の先端に黒い模様を持つことが特徴で全長1.6m程度になるサメさんで実はとても臆病なのです・・・映画ジョーズのようにダーンダーンダンダンダンダンと襲ってくることはほとんどなく逆にダイバーが近づこうとしてもブラックチップシャークさんは距離を置いて離れていきます・・・縄張りは狭くあまり移動しませんが活動的で主に小さな硬骨魚さんを捕食します・・・おちびさん?達は大きな群れを作り大人のブラックチップシャークさんより浅い場所で生活しています・・・基本的には臆病なので人を襲うようなサメさんではありませんが餌と間違えて浅瀬を歩く人を攻撃した例などもあり絶対に襲ってこないという保証はありませんので見かけた場合はやっぱり不用意に近づかないに越したことはないですね・・・下の写真ではブラックチップシャークさんとギンガメアジさんが仲良く泳いでいますね。
- 単独か小さな群れで見られることが多いブラックチップシャークさんですがとても活動的で普段は悠々と泳いでいるのにエサを採るときはびっくりする程ものすごい高速で泳ぎまわります・・・たまに大きな群れも観察されますがいくらブラックチップシャークさんがおとなしいサメさんだとわかっていてもさすがに大きな群れで来られるとちょっと怖いです・・・ブラックチップシャークさんの体は頑丈な流線型で典型的なサメの形をしており吻は短くて丸く幅広くなっています・・・眼は楕円形である程度大きく鼻孔には後端が乳頭状の突起となった前鼻弁を持っています・・・胸鰭は大きくて細く鎌型で先端は細く尖っていて第一背鰭は胸鰭の後端から起始しかなり大きくて高く後縁はS字状に湾曲しています・・・第二背鰭は比較的大きく後縁は短く臀鰭と対在しています・・・ブラックチップシャークさんの背面は淡い灰褐色で腹面は白く臀鰭の上から体側を前方に明瞭な白い帯が伸びています・・・全ての鰭の先端に黒い模様があり白で縁取られていますが第一背鰭と尾鰭下葉の模様は特に顕著になっています。
- オグロメジロザメさんやネムリブカさんと並んでインド太平洋のサンゴ礁で最多のサメさんですがブラックチップシャークさんはこの2種より浅い場所に生息しています・・・先にも言いましたが水深30m程度の非常に浅い海を縄張りにしているブラックチップシャークさんなので浅い海を巡航する際に海の上から特徴的な背鰭が見える事も多く発見は難しくありません・・・でも海の上からブラックチップシャークさんの背鰭が見えるとどうしてもあの映画を思い出してしまいダーンダーンダンダンダンダンという音がよみがえってきます・・・思い出すだけで恐怖を感じますがブラックチップシャークさんのおちびさんは大型のハタさんやオグロメジロザメさんやイタチザメさんなどに捕食されるそうです・・・サメさんが食べられるなんて想像がつきませんがやはりここでも弱肉強食の世界なんですね。
- ブラックチップシャークさんは通常はサンゴ礁の棚に沿って右往左往しながらオラオラオラっと泳ぎ回っていますが稀に浅瀬の砂地に進出してくることもあります・・・私も見たことがあるのですが砂地の浜辺でお弁当とりながら休憩していると三角形の背鰭が見えることがあります・・・お弁当が食べたくてわざわざ浅瀬の砂地まで遊びに来たのかもしれませんね・・・でも砂地に来るようなブラックチップシャークさんはちょっと小さめですかね・・・サンゴ礁生態系で最も個体数の豊富な頂点の捕食者ですが餌は主にボラさんやハタさんやアジさんなど小型の硬骨魚でブラックチップシャークさんは連携してボラさんの群れを浅瀬に追い込み捕食することもあるそうです・・・その他にイカさんやタコさんエビさんやウミヘビさん等も食べるそうです。
- ブラックチップシャークさんの尾鰭や臀鰭や尾鰭の先に黒色の斑紋がありますがやっぱりブラックチップシャークさんもちょっとおしゃれを意識しているのでしょうか?・・・それと猫のような特徴的な目にぐっと張り出したいかつい鼻先と鋭いのこぎり状の歯を備えた大きな口はやっぱり迫力がありますね・・・やっぱりシンプルなスマートさがあるブラックチップシャークさんはクールで格好いいです・・・だんだんこのブラックチップシャークさんが私の方に近づいてきました・・・まさかエサと間違えたという事はないと思いますが猫のような細い眼でじっとこちらを睨んでいます・・・私を食べてもおいしくないですからいつもの様に小型のお魚さんを食べてください!
- ちなみにブラックチップシャークさんの背の色は灰色またはハジバミ色はヘーゼルナッツの色に由来する色でくすんだ赤みの黄色または黄色がかった薄茶色をしています・・・腹の部分は他のサメさんでも多く見られるような白色で脇腹には縦縞が見られます・・・さらに近づいてきましたがよく見るとこのブラックチップシャークさん左目の後ろのところ何かに咬まれていませんか?・・・丸く咬み痕のようなものが残っていますよね!・・・ブラックチップシャークさん同志で喧嘩でもしたのでしょうか?・・・他の強者との縄張り争いで取っ組み合いかな?・・・それとも彼女の取り合いで勝ち抜いたなのでしょうか?・・・理由はわかりませんがスカーフェイスが決まっていてなかなかの迫力です。
- さらにアップで撮ってみましたがやっぱりこのブラックチップシャークさん左目の後ろと左ほほのところに点点々と丸い咬み型が付いていますよね・・・おとなしいサメさんといえどもやっぱりサメさんなんですね・・・「こんな傷なんてかすり傷程度で何でもないさ!いい感じの傷跡だろ!」ってブラックチップシャークさんは平静を装っている様ですが咬まれた時は絶対痛かったと思います!・・・さすが歴戦の勇者シャーク!!・・・ところでブラックチップシャークさんはツマグロさんとも呼ばれていますがこの写真のサメさんはもしかしてメジロザメ目メジロザメ科メジロザメ属カマストガリザメさん?・・・最後になって申し訳ございませんがサメさんは種類が多く見分けが難しくてよくわかりません。
サメさんに海の中で出会ったら逃げるが勝ち?
逃げるが勝ちも真理でありまたリスクがあっても戦うも真理です
人生の選択では状況や環境は様々です
自分にとって非常に負担となり健康や幸福に悪影響を及ぼす場合
そんな時はその場を離れることが最善の選択となることもあります
勇気ある撤退で新たなチャンスを得ることができるかもしれません
人生には様々な戦略がありすべてが戦うことだけではありません
時には後退して状況を見直すことも大切です
リスクとリターンのバランスを考え適切なリスクを取ることが大切です
環境の変化や予期せぬ事態に対応するためには柔軟な考え方と行動
そして人生の様々な局面に真剣に取り組むことで
新たなインスピレーションが得られるかもしれません
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