転勤族だったので、浜松にも住んでいたことがありました。浜松から車で下道を使っていくと3時間以上かかります。同じ静岡県内なのに結構遠いです。眠い中、朝1本潜った後、日陰で昼寝(無理をしないように)。午後2本目を潜ったその時の写真です。ダイビング以外のことはあまり調べていかなかったので、潜っただけで観光しませんでした。後で知ったのですが興味深い場所がたくさんあり残念です。時間に余裕をもって下調べして行くべきでした。反省です。
イソカイカムリさんの帽子でっか過ぎ!無理しないでね!(改)
- イソカイカムリさんがどこに居るかわかりますか?・・・イソカイカムリさんにピントがいまいち合っていないのでわかりずらいと思いますがピンクっぽい色の棒状のサンゴの下でムンズと踏ん張っている小さい黄色いのがイソカイカムリさんです・・・こんなに小さい体なのにこんなにでっかいサンゴを背負って重いだろうし邪魔にならないのでしょうか?・・・このイソカイカムリさんは「こんなに大きなサンゴでも軽々と持ち上げられるんだよ」って力自慢でもしているのでしょうか?・・・ものすごく力持ちなのは認めますがもう少し小さなサンゴを背負ったほうが動きやすいと思うのは人間だけでしょうか?・・・イソカイカムリさんにとってはいらぬおせっかいですね!
- イソカイカムリさんという名前は貝殻などを背負うということから名づけられていますがこのイソカイカムリさんはサンゴを背負ってうまく擬態しているつもりです・・・こんなに小さい体なのに一生懸命踏ん張っているイソカイカムリさんの姿を見ると思わず微笑んで応援してしまうのは私だけでしょうか?・・・「頑張れ~!!」・・・イソカイカムリさんにもいろいろ仲間がいるのですが磯や浅海でみなさんカイメンや群体ボヤを背負っています・・・イソカイカムリさんやミゾカイカムリさんやフクイカムリさんにワタゲカムリさんなどいますが区別がよくわかりません・・・「イソカイカムリさ~ん!ピンクの帽子似合ってますがもう少し小さい帽子の方がいいと思いますよ~!!」
- ミゾカイカムリさん:浅いサンゴ礁に生息していて外敵に見つからないように第4脚を使いカイメンや海草の切れ端を背負っています・・・海草群落に生息する個体はカイメンよりも海草を多く背負っておりハサミで器用に大きさを整えています・・・担いでいる海草は敵の目を欺くだけでなく餌にもなり枯れてくると新しいものと取り替えるそうです・・・頭がいいというか合理的ですね・・・フクイカムリさん:日本固有種で甲は前後左右に強く湾曲しています・・・3番目と4番目の歩脚は貧弱でやや上を向いてついていてこの足を使って海綿などを被るように背負っています・・・太平洋側は東京湾から高知県に日本海側では青森県から福井県にかけて棲息しています・・・ワタゲカムリさん:甲は短い軟毛で覆われていて綿毛のようです・・・背中に2対の小さな脚を持ちカイメンなどを背負います。
立場は人を育ててくれる
でも無理をし過ぎるとつぶれてしまう
絶妙なバランス感覚が必要とされる
そのバランスを取る秘訣は自分の心に常に問いかけること
ウツボさんは皮膚呼吸もできるすごいやつ!(改)
- ウツボさんは浅い海の岩礁に生息している種類が多くその上表皮が湿っていれば粘膜を介した皮膚呼吸によって30分ほどは水中でなくても活動が可能です・・・そのためウツボさんは潮だまりにまで上がってきたりすることがあります・・・潮だまりで遊んでいる時にウツボさんがひょこっと顔を出したらちょっとびっくりしますよね・・・基本的には巣穴からあまり動かず岩陰に潜んで獲物を待ち伏せしますが夜になると結構行動的で海底近くを泳ぎ回り小動物や大好物のタコを見つけて食べます・・・自分より大きな敵が近づいてきた時は大きな口を開けて「ンガー!」っと威嚇しますがそれでも去らない場合は鋭い歯で咬みつきます・・・こんな鋭い歯で咬まれたらたまったものではないですね・・・怖いです!!
- ウツボさんは見た目は怖いのですが実はそのイメージとは違いかなり臆病なお魚さんなので人から無用な攻撃や接近をしない限りは特に問題はありません・・・こんな迫力のある顔をしていますがオトヒメエビさんやホンソメワケベラさんなどが来たときは穏やかな表情になります・・・ウツボさんの皮膚や口の中の寄生虫を掃除してくれる頼もしい存在ですからね・・・それからイセエビさんとも相利共生の関係にあります・・・イセエビさんにしてみれば天敵のタコさんから守ってもらえるしウツボさんにとってはイセエビさんに吊られてやってきたタコさんを食べることができるという関係です・・・ウツボさんって頭がいいですね!!
どんな人にもまだ隠れた才能が眠っている
その隠れた才能を開花できるかどうかは挑戦した人だけ
挑戦しなければ一生眠ったままの才能でしかない
眠らせたたままではもったいない
そして隠れた才能に気づかせてくれる人がいる
そんな信頼できる人に巡り合えれば大切にしよう
何はともあれ自ら動かなければ何も始まらないのである
ガラスハゼさん、目の裏側まで透けて見えてますよ!(改)
- ガラスハゼさんは反対側の眼の裏まで透けて見えてますがガラスハゼさんには自分がどのように見えているのでしょうか?・・・よく考えると眼は外側を向いているので自分の体の中までは見えないですね・・・それにしてもガラスハゼさんはどうしてこんなに透明の体に進化していったのでしょうか?・・・不思議ですね!・・・自分だったらこんなに透け透けの身体だとちょっと恥ずかしくて外に出れそうにありません・・・こんなに自分の体をさらけ出してあけっぴろげの性格のガラスハゼさんってすごいと思いませんか?・・・やっぱり透けてるほうがムチヤギさんの色が映ってうまく擬態できるということなのでしょうか。
- ガラスハゼさんはオオガラスハゼさんに比べると口が短かめで体は太く短く寸胴な体をしています・・・オオガラスハゼさんの方がちょっとスマートな体形かな?・・・それとガラスハゼさんは背びれに横線がかかっているのも特徴です・・・この写真のガラスハゼさんは口は短いようですが背びれに横線がかかっていないようにも見えますね・・・ウ~ン区別が難しいですね・・・身体が透き通ったハゼさんは今まですべてガラスハゼさんだと思っていましたが・・・いろいろ種類があるんですね・・・勉強しなくっちゃ!!・・・オオガラスハゼ:ガラスハゼさんに比べると口が長く体は細く長めで背びれの前に横線があります・・・下のムチヤギさんのポリープも元気に花開いて一生懸命食事をしているようです。
あれやこれやといらぬ心配で体裁を整えて躊躇する
そんな事をする時間があるくらいなら
良いところも悪いところも全て自分をさらけ出す
相手の懐に飛び込む勇気があれば
結果が良かれ悪かれ少なくとも強くなれる
ゼブラガニさんは自分勝手なウニの散髪屋!(改)
- ゼブラガニさんの白と濃い紫のタテジマ模様がシマウマさんの模様に似ているのでこんなかっこよさげな名前が付けられています・・・「ゼブラ」ってなんか響きがいいですよね・・・このゼブラガニさんは毒のあるウニさんの棘や管足を一定の幅で刈り取って食べていきます・・・そしてその刈り取って食べた後の禿げた部分にすんでいるのがゼブラガニさんです・・・言ってみればウニの散髪屋さん?みたいなカニさんなのですが・・・ウニさんに言わせてみれば「勝手に虎刈りにされてしまうし無許可で住みこみされてしまうし!なんて失礼な奴!大迷惑です!!」・・・ウニさんにとっては厄介もののゼブラガニさんですが私にとってはなかなかいかしたスタイルのかわいいカニさんです。
- ゼブラガニさんが刈り取るウニさんの棘は自分の体が入る上下一列のみで人間のように暴飲暴食で無暗に食べ過ぎることはないそうです・・・さすがゼブラガニさんそこのところはわきまえていますね!・・・でもウニさんにとっては迷惑なことに変わりありませんから控え目でよろしくお願いいたします!・・・それからゼブラガニさんは大抵ウニさんの口側(下側)にこっそりと隠れています・・・だから一部刈り取られたウニさんを見つけたらウニさんを傷付けないように気を付けながら引っくり返してみてください・・・きっとゼブラガニさんが「あ!見つかった!」ってびっくりしてハサミを立てますよ。
- この写真のゼブラガニさんも「ああ!見つかってしまった!」と驚いていますね・・・寝起きを起こされたのか眼がちょっと怒っているようにも見えます・・・ハサミをギュッと開いて「なんだお前は?俺様が気持ちよく寝ていたのに!」ってにらみをきかせているようです・・・ゼブラガニさんは体の割に小さな目をしていますが瞳が逆への字になっています・・・怒っているように見えるのですが普段からこんな瞳をしているのでしょうか?・・・どう思います?
ひとつの世界にそれぞれの事情で生きている
だからと言って独りよがりはいけない
お互い持ちつ持たれつGive&Takeがいい
欲張ったり独り勝ちをしてはいけない
そんな事をすれば結局自身をも滅ぼしてしまう
トラフケボリダカラガイさんってタイガースファン?(改) 大瀬崎
- 普段タカラガイさん達は殻表を左右から外套膜で包んでいるので貝殻事態の模様ではありませんがこの外套膜は貝ごとに特徴的な模様があります・・・その外套膜の特徴によってそれぞれ名前が付けられていますがこのウミウサギガイ科のトラフケボリダカラガイさんは正に虎模様が特徴でたいへん目立つ色彩をしています・・・このトラフケボリダカラガイさんはフトヤギ類の近くで目撃されることが多くそこで擬態することで外敵から身を守ったりヤギ類についた餌を食べたりして生活しています・・・トラフケボリさんは非常に目立つ色彩をしていますが何故なのでしょうか?こんなに目立つ色合いで本当に擬態できているのでしょうか?・・・もしかしてこの黄色と黒の縞々が危険である毒をイメージさせて外敵から身を守っているのでしょうか?・・・それとも意外と海の中ではこの色彩は目立たずただの縞々にしか見えないのでしょうか?・・それにしてもきれいな黄色と黒の縞模様ですが阪神タイガースを想起させられるのは私だけでしょうか?
- トラフケボリダカラガイさんの大きさは2cm程度と小さいのですがこれだけ派手な色をしているので海の中でも結構目立ちます・・・もしトラフケボリダカラガイさんが地味な色をしていたらきっと私は一生お目にかかることは無いでしょうね・・・そんな事を想いながらトラフケボリダカラガイさんを眺めているとヨチヨチヨチヨチと少しづつではありますが何かを探している様に確実に進んでいました・・・そのトラフケボリダカラガイさんの姿が何となく虎模様をしていますが昔映画で見た巨大怪獣モスラの様に見えたのは私だけでしょうね!・・・こんな模様をしていますのできっとトラフケボリダカラガイさんは熱烈な阪神タイガースファンなんでしょうね。
トラフケボリさんの黒と白と黄色の縞々は目立ちますが何故?
目立つための重要な要素はコントラストです
コントラストは色の明るさや色調の差異によって生まれる対比
例えば明るい色と暗い色の組み合わせ
例えば鮮やかな色と地味な色の組み合わせ
例えば暗い背景に対して明るい要素の配置
色相環を用いて補色や類似色の組み合わせも効果的です
様々な要素でコントラストを高めると目立ちます
大切な事はお互い持ち合わせた大切な個性を
どの様に組み合わせそれぞれの個性を最大限表現するかですね
ニシキフウライウオさんの実力は?藻屑?枯葉?(改)
- ニシキフウライウオさんはヤギ類・ウミトサカ類・ウミシダ類の近くでよく頭を斜め下に向けて静かに浮いていることがあります・・・ニシキフウライウオさんはなぜ頭を下にしているのでしょうか?・・・体の割に頭が大きいので重いのでしょうか?・・・頭を下にしているほうが藻屑や枯れ葉にカモフラージュしやすいからなのでしょうか?・・・確かに背びれや腹びれの形からして頭を下にした方がヤギ類が生えているように見えますね・・・ニシキフウライウオさんの体やヒレには皮弁が多くありトゲトゲしていて基本的に縞模様があることが特徴です・・・それにしても近くで見ると派手派手な迷彩模様です・・・でも遠くから見るとうまくヤギ類に溶け込んでいます。
- ニシキフウライウオさんもそうですがカミソリウオ科のお魚さんは孵化までメスが卵を保護する習性があります・・・たまにお腹を膨らませたメスを見ることがありますが孵化するまでずっと大切に守っているなんて子育てはたいへんですよね・・・またニシキフウライウオさんは雌雄ペアでいることが多いのですがメスの方が大きくしっかりしています・・・子供を大切に育てなければならないので強くなければなりませんからね・・・たいへんな恐妻家?・・・いい加減なことを言いました・・・恐妻家かどうかよく知らないのにすみません。
- ニシキフウライウオさんは赤いヤギの近くに住んでいると赤い個体というように基本的にホストに似た色になっています・・・ホストによって緑や茶色に黒や黄色などニシキフウライウオさんのカラーバリエーションはたいへん豊富です・・・やっぱりうまくカモフラージュするために大変な努力をしているんですね・・・それにしても近くで見るとニシキフウライウオさんのトゲトゲが痛そうですがこれもヤギ類のポリープに似せているのでしょうね・・・本当にうまくヤギ類に化けていますよね・・・見つけるのが大変です・・・カミソリウオ:海藻の周辺を好むせいか生息水深はニシキフウライウオさんより浅くまた岩礁より砂地でよく見られます・・・ニシキフウライウオさん同様メスのほうがオスよりひとまわり大きく腹ビレにある育児嚢で卵を保護します・・・カミソリウオさんもホストの色に合わせてグリーンや赤に白や黄色や茶色などカラーバリエーションは豊富です。
場の雰囲気を敏感に感じ取り臨機応変でしたたかに生き抜く
そんな術ができるならば素晴らしい
できるためには密かな努力が必要である
でもそれと共に信念は曲げない日和見にはならない
この事も決して忘れてはならない
ミチヨミノウミウシさん、清楚な薄紫色と控えめな黄色が美しい!(改)
- ミチヨミノウミウシさんの体の地色は何とも言えない清楚できれいな薄紫色をしています・・・背側には突起がたくさんありますが体の地色と同じ薄紫色で先端部分だけが黄色くなっていてとてもお洒落でかわいいですウミウシさんです!・・・触角と口触手は平滑で棒状になっており色は体の地色よりもちょっと濃いめの紫色をしています・・・その色の濃さはなんとなくミチヨミノウミウシさんの強い意志の表れの様に感じますが如何でしょうか?・・・この写真のミチヨミノウミウシさんは藤棚で藤の花がきれいに咲き誇っているようにも見えますね・・・最高!!
- ミチヨミノウミウシさんはガヤ類をホストとするウミウシさんで体の大きさは30mm程度とかなり小さめのウミウシさんです・・・ウミウシさんの中でも小さめで淡い色をしているのでよくよく観察しないと見つけにくいかもしれません!・・・まさに海の宝石ですよね!・・・こんなにきれいなミチヨミノウミウシさん見つけることができたあなたはLuckyです・・・すばらしい!・・・たわわなブドウが垂れ下がっているようにも見えるミチヨミノウミウシさんですが・・・ブドウだと思うとおいしそ~に見えませんか?・・・そんなことはないですね!・・・それから「ミチヨ」って見つけた人の名前から命名されたんですかね?・・・よくわからないのにいい加減なことを言ってすみません・・・いずれにしろ可憐なミチヨミノウミウシさんでした。
暗がりにひっそりと咲き誇る鮮やかな花
周りがどんな状況であろうと志を持って咲き誇る花
暗い荒れ狂う海の上で遠くにしっかり灯る灯台
そんな希望になれるように励み続けたい!
ロータスミノウミウシさんは妖艶な九尾の狐の子孫?(改)
- ロータスミノウミウシさんは何とも言えない妖艶さを醸し出していて体の色はとてもきれいな色をしています・・・触角や背中側は薄紫色の長めの突起がたくさんあって突起の先端は不透明な褐色と濃い紫のバンドになっています・・・口はライラック色で先は白くなっていて触角の間から背面に向けて紫色の縦線がはいっていますが体側面の線は連続していません・・・この色のグラデーションといい形といいお見事です!・・・Goodデザイン賞ですよね・・・なぜか九尾の狐を想い描かせる何とも妖艶なロータスミノウミウシさんです・・・ロータスミノウミウシさんの顔がシュッとしていてこの細さがキツネを思い起こさせるのでしょうか?・・・何とも言えない優雅さを持ちながら自らを誇っているような気品というか気高さを感じる私です!
- ウミウシさんは本当に種類が多いうえによく似ているものがたくさんあるので図鑑を見ながらあれかな?これかな?と見比べながらいつも悩んでいます・・・ロータスミノウミウシさんはセスジミノウミウシさんとよく似ていますがセスジミノウミウシさんは背面と側面の線が尻尾まで途切れず繋がっています・・・ウミウシさん:海の宝石とも謳われフォト派に大人気のウミウシさんですが頭にある触角が牛の角のように見えることが名前の由来のようです・・・「貝殻を捨てた巻貝の一派」(貝殻を捨てきれない種類もあります)でざっくり分けると8グループだそうですが多すぎて複雑でよくわかりません。
その人の本当の実力なのか?潜在能力なのか?わからない
日々の立ち振る舞いの中で醸し出される
余裕というか懐の深さというか底深さが見えないというか
オーラが滲みだしてくる人がいる
そんなオーラを醸し出せるように私も日々磨き続けたいものです
伊豆大瀬崎海岸 基本情報
- 静岡県沼津市の駿河湾に突き出した大瀬崎は、海岸沿いの海流によって運ばれた岩や土砂が帯状にたまってできた砂嘴という地形です。
- 大瀬崎は、岬の形が楽器の「びわ」に似ている様子から別名を琵琶島とも呼ばれています。
- 大瀬崎には、この地の守り神「大瀬神社」が鎮座しています。
- 伊豆七不思議のひとつ「神池」は、海まで近い環境にあるのに、海水ではなく淡水の池だといいます。なぜ淡水の池ができているのかわかっていません。
- 樹齢1000年を超える巨木など大変貴重なビャクシンの樹林があるそうです。
大瀬崎にお越しの際はぜひ観光してみてください。
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