メギス科は熱帯域に分布する海水魚のグループでサンゴ礁やタイドプールなど浅い海で生活する仲間が多いです。日本近海には8属17種のみが知られています。ほとんどの種類は10cm程度の小型魚類で食用魚としての利用はほとんどなく鮮やかな色彩をもつ種類は観賞魚として飼育対象とされています。メギス亜科などは雄と雌で体色が異なる性的二形を示すものもいます。
クレナイニセスズメさんが言いたい独白は?(改)パラオ
- スズキ目メギス科クレナイニセスズメ属のクレナイニセスズメさんの体は全身が綺麗な紫色で鰭は透明になっていて個体によっては色が抜けて薄紫色になっているクレナイニセスズメさんもいます・・・この写真のクレナイニセスズメさんの様に全身パープルピンクでなかなかド派手なお魚さんなのです・・・クレナイニセスズメさんがこちらを睨んで「どうだ!俺たちの身体はド派手でカッコいいだろ」って言っているようです・・・でも海の中では岩陰に隠れていることが多く水中では最初に赤系の色が吸収されるのでクレナイニセスズメさんを見つけてもこの写真と同じようにド派手な色をしているわけではありません・・・海の中でこのクレナイニセスズメさんを観るとお魚さん同士ではどのように見えるのか想像が付きませんが意外や意外なかなかシックな濃い紫色に見えます・・・「あれ!この方はクレナイニセスズメさん?違うお魚さんではないですか?本当にクレナイニセスズメさんですか?」とびっくりしてしまいますよ~。
- クレナイニセスズメさんは成魚でも全長6センチメートルくらいしかなく暗がりが好きみたいで潮通しのよいサンゴ礁の縁などオーバーハングの陰などをよく見るとチョロチョロチョロチョロしている小さな姿を見かけます・・・光を当てないと地味な感じのクレナイニセスズメさんなので「あ!クレナイニセスズメさんがいた!」って気づきにくいですが水中ライトを当てるとガラリとイメージが変わります・・・本当にあれ!と思うぐらいの豹変ぶりで美しい青紫色の身体であることからパープル・リップスティックとも呼ばれているそうです・・・パープル・リップスティックなんてとてもお洒落な名前ですがクレナイニセスズメさんも気に入っていますかね。
- クレナイニセスズメさんはとても臆病で警戒心が強いため危険を感じるとすぐに岩穴に隠れてしまいます・・・上の写真のクレナイニセスズメさんはビビりながらもこちらを向いて歯を食いしばっているようです・・・「なんだよ!俺をニセと呼ぶのはお前か?俺は偽物じゃないぞ!!お前たちが勝手に名前を付けただけじゃないか!」って文句を言っているようです・・・でも文句をつけるのも一瞬でカメラを向けるとあっと言う間に逃げてしまいます・・・下の写真のクレナイニセスズメさんはピンボケになってしまいましたがちょっと仏頂面をしている様です・・・このクレナイニセスズメさんも文句を言いたげな表情ですがその仏頂面も何故かかわいいクレナイニセスズメさんです。
うわべだけで物事を判断するのは如何なものでしょうか?
表面的な情報だけに頼って判断すると誤解や偏見を生む原因になります
物事や人の本質を理解するためには深く掘り下げて考えることが必要です
私たちは日常の中で瞬間的な判断を求められることが多いものです
それでもの少し時間をかけて背景などを理解しようとする姿勢が重要です
相手の行動や言葉の背後にある感情や理由を考えることが大切で
その事により正確な判断ができるようになります
本当の姿は知ろうとする自分がいて初めて本物を知ることができるのでは?
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