ケラマ 総集編(カ行-カ-2)diving-photo‐tsubuankun

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獲物を狙う豹の化身の様なガラスハゼさんは実は身勝手な生き物? 

  • ムチカラマツさんの上で獲物を狙っているのか?休憩しているのか?物思いにふけっているのか?よくわかりませんがスズキ目ハゼ科ガラスハゼ属のガラスハゼさんです・・・このガラスハゼさんはおそらく「プランクトンが近くに来ないかなあ?お腹が空いてきたんだけどなあ!」と目を皿のようにキョロキョロさせているのでしょう・・・それにしてもガラスハゼさんがいるところはやっぱりムチカラマツさんの触手も引っ込みがちですね・・・ムチカラマツさんからしてみればせっかく浮遊してきたプランクトンもガラスハゼさんがいるとガラスハゼんさんに食べられてしまうので触手を出していても仕方ないというところなのでしょうか?・・・ガラスハゼさんせっかく住まわせていただいているんだから食事も控え目にお願いいたします。
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  • 下の写真ではガラスハゼさんが尾っぽをひねってソロリソロリと迎撃態勢を整えて前進しようとしていますが何か見つけたのでしょうか?・・・まるで獲物を狙う豹のような動きのガラスハゼさんですがなかなか目つきが鋭くなってきましたね!・・・身体の色もムチカラマツさんの色に合わせて擬態しているので獲物からはガラスハゼさんが見えにくいのでしょうか?・・・気がつかれないようにムチカラマツさんの林の中に潜みながら一瞬でサッと今にもとびかかりそうな雰囲気ですが何か大きな獲物でも見つけたのでしょう?・・・それにしても体が見事に透けていますがお腹の中まで見えているのでなんだか寒そうに見えるのは私だけでしょうか?・・・ガラスハゼさんお腹を冷やして腹痛にならないように気を付けてね!
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  • 下の写真のガラスハゼさんの背鰭のところよく見ると鰭の棘というか筋というか二股に分かれているんですね・・・透き通っていてとても綺麗ですが今までこのような形になっているとは知りませんでした!・・・拡大して見るといろいろ知らないことが見えてきて楽しいです・・・ムチカラマツさんの触手の上にガラスハゼさんはあごをちょこんと乗せていますがムチカラマツさんの触手って全部引っ込まないんですかね?・・・もちろんガラスハゼさんが触っていないところから比べるとムチカラマツさんの触手は短めになっていますがガラスハゼさんだから引っ込めていないのか?元々全部引っ込めることができないのか?よくわかりません・・・それにしてもこのガラスハゼさん体は小さいのに目つきが鋭く凛々しい顔でいい表情をしています。
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  • サンゴさんの仲間であるムチカラマツさんがいる場所はサンゴ礁域から水深200mを越す深海までと幅広くムチのように長い体でユラユラしながら自然の中でのんびりと生きています・・・水深200mを越す深海なんて光も届かないだろうに大丈夫なのかなと心配にはなりますがムチカラマツさんって結構幅広く住んでいるんですね・・・ムチカラマツさんは潮通しの良い岩盤上で群生する光景もしばしば見かけられますが細長い体の表面にはポリプがたくさんあって流れてくるプランクトンをその触手で捕まえて食べています・・・そんなムチカラマツさんを住処にしているのがスズキ目ハゼ科ガラスハゼ属のガラスハゼさん達なのです・・・写真の様に透明な体に赤い模様が特徴で細長く伸びたムチカラマツさんなどを注意してみると見つけることができます・・・でも見つけたと思ってもすぐにムチカラマツさんの裏側に隠れてしまいますからガラスハゼさんを驚かさない様にそーっと観察しましょう。
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  • ガラスハゼさんの長さは数cmととても小さく透明で綺麗ということもあって人気のあるお魚さんですがあまりにも小さいので注意して見ない限りには気づくことのないお魚さんでもあります・・・ガラスハゼさんにはよく似たお魚さんがたくさんいて区別が難しいのですがガラスハゼさんの筋模様は背鰭の下から付いていますがオオガラスハゼさんの筋模様は背鰭よりも前から付いています・・・と言っても身体が小さいのでダイビング中に肉眼で区別するのは無理かもしれません・・・特に老眼の私では無理ですね・・・ガラスハゼさんは肉食性なのですがムチカラマツさんにいつもくっついて離れないのでおそらく浮遊しているプランクトンが近くを通ったりしたら捕まえて食べているのでしょう・・・でもそれだけじゃあ運任せで頼りない気がしますが他に食べる術があるのでしょうか?
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  • それとガラスハゼさんは産卵する時ムチカラマツさんの触手や肉質部をガシガシと嚙みついてはぎ取ってしまいます・・・上の写真でもわかる通り骨格だけになったムチカラマツさんがいますがここに産み付けられた卵は雄が孵化するまで守り続けるのだそうです・・・なかなか献身的な雄のガラスハゼさんですがその間雌のガラスハゼさんは何をしているのでしょうか?・・・同じムチカラマツさんの線上に居ると思うのですが疲れた身体を癒しながら寛いでいるのでしょうか?・・・一方骨格だけになった可哀そうなムチカラマツさんですが回復はもう望めないそうでムチカラマツさんにとっては大迷惑ですね・・・それであればムチカラマツさんはガラスハゼさんと一緒に暮らすことで何かメリットでもあるのでしょうか?・・・ガラスハゼさんの目を見ても「そんなこと知らないもん!」って身勝手な事を言っているようですがもう少し環境問題についてガラスハゼさんも考えた方が良いと思います!

カンモンハタさん砂掛けてごめんなさい! ケラマ

  • サンゴのベットに横たわっているのはスズキ目ハタ科アカハタ属のカンモンハタさんだと思うのですが大きくて分厚い唇で鼻を広げてこちらをじろりと睨んでいます・・・随分怖い眼でカンモンハタさんが睨んでいますよね・・・ダイバーの何方かが巻き上げた砂が舞ってしまって体にパラパラとかかったカンモンハタさんが「何をするんだよ!砂が身体にかかったじゃないか!せっかくのんびりと寛いでいたのに!どうしてくれるんだ!」って怒っています・・・すみませんカンモンハタさん砂を舞い上げたのは私じゃないんですけど砂が身体についたら気持ち悪いですよね・・・その気持ちよくわかります・・・ダイバーを代表して謝罪いたします・・・ごめんなさい怒らないでえ。
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  • 少しづつ移動していったカンモンハタさんですが「まあ砂ぐらい大したことはないからいいけどなあ!これからは気を付けろよ」って下の写真では胸鰭をしっかりと砂地につけてカンモンハタさんが許してくれているようです・・・さすがカンモンハタさんですね心の広さと貫禄を感じます・・・それにしてもカンモンハタさんの視線の先がちょっと気になるのですが何か獲物でも見つけたのでしょうか?・・・カンモンハタさんも「身体に砂がかかったことなんかどうでもいい!それよりお腹が空いたんだ!」とでも言いたげです・・・今にもバクっと襲い掛かりそうなカンモンハタさんですがスナイパーの鋭い眼になっていますね。
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  • 下の写真のカンモンハタさんは姿勢を低くして正に臨戦態勢です・・・食べられるお魚さんには申し訳ないのですが弱肉強食の自然界ですから仕方ないですよね・・・お腹が空いたカンモンハタさんがうまく食事にありつけることを期待しています・・・カンモンハタさんは体や鰭に濃い褐色の多角形の斑紋が無数にあり網目模様になっているのが特徴ですがいくつか斑紋がつながっているところがあります・・・普段はサンゴや岩陰に潜んでいて小魚さんや甲殻類などを好んで食べますがカンモンハタさんはエサを発見すると瞬時に襲いかかります・・・ちなみにカンモンハタさんの産卵期は5~6月頃でサンゴ礁域を離れ外洋へ出て産卵することが知られています。
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