ケラマ 総集編(カ行) ダイビング‐フォト‐tsubuankun

Dive-photo まとめ エリア
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ケラマ 総集編のDiving-photoが増えてきましたので(ア行)・(カ行)・(サ行)・(タ行)・(ナ行)・(ハ行)・(マ~ヤ行)・(ラ~ワ行)の8部に分けてみました。

  1. カエルアマダイさんはカエルのようなひょうきん顔で何を考える?(改)
  2. カクレクマノミさんがキンセンイシモチさんにドヤ顔!(改)
  3. カクレクマノミさんいよいよだね!楽しみだね赤ちゃん!(改)
  4. カスミチョウチョウウオさんの苦み走った渋い顔!(改)
  5. カタボシオオモンハゼさんは木枯し紋次郎!(改)
  6. カノコイセエビさんが怒ってる?悩んでる?(改)
  7. カペランサンカクハゼさんの背びれのワンポイントが粋!(改)
  8. ガラスハゼさんは獲物を狙う豹!
  9. ガラスハゼさんは無責任?
  10. カンモンハタさん砂掛けてごめんなさい!
  11. キンギョハナダイさん?ケラマハナダイさん?
  12. キンギョハナダイさんの後ろに不気味な影!(改)
  13. キンギョハナダイさんとヤイトサラサエビさんがにらめっこ!(改)
  14. 透明魚の正体はキンセンイシモチさんの赤ちゃんだ!(改)
  15. キンセンイシモチさんの帯は金線?銀線?どっちなの?(改)
  16. キンメモドキさんの凄さ!
  17. 迷うよね!キンメモドキさん!?スカシテンジクダイさん?(改)
  18. キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんどっち?
  19. クダゴンベさんはシニカルなのか?ニヒルなのか?(改)
  20. クチナシイロウミウシさんですか? 
  21. クマノミさんのあどけない純真無垢の眼!
  22. クマノミさんがサンゴイソギンチャクさんに襲われる!(改)
  23. クロガシラウミヘビさんは友達が欲しいの?
  24. コイボウミウシさんがまるでオームの行進!逃げろ~!(改)
  25. びっくり顔で固まってるコガネスズメダイのおちびさん!(改)
  26. コバンザメさんが甲羅の上でお腹を日光浴!(改)
  27. コブシメさんの赤ちゃんは生まれたばかりで何を夢見る?(改)
  28. ケラマのダイビングポイント
  29. ケラマ諸島 基本情報

カエルアマダイさんはカエルのようなひょうきん顔で何を考える?(改)

別名ジョーフィッシュさんと呼ばれ何か厳ついイメージの名前が付いているカエルアマダイさんですが実はとても臆病なお魚さんです・・・写真を撮ろーとそーっと近づいて行ってもすぐに危険を察知してシュッと穴の中に引っ込んでしまいます・・・せっかく見つけたので近撮しようとこっそりこっそり驚かさないように近づいて行ったのにあっと言う間に穴の中に隠れてしまって出てきません・・・涙が出てきそうです・・・今回の様に穴からちょこんと頭だけ出して周りを伺っているそのかわいい表情が撮れると最高ですね・・・「お腹がすいたから小魚が近くを通らないかなあ」とか「変な奴が近づいてこないかなあ」とか考えているのかよくわかりませんが眼がクリクリしていて口は大きく愛嬌があってひょうきんなカエルアマダイさんです。

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  • カエルアマダイさんの頭は丸っこいので全体的に丸っこい身体のイメージを持ってしまいますが頭を除いて実は身体は平べったくなっています・・・身体の割に大きな目は頭の前端に位置し両眼の間隔は狭く口にきわめて近いところにあります・・・口が非常に大きいカエルアマダイさんは海底の穴から頭だけ出して近くを通りかかった魚に襲い掛かりバクリと食べます・・・別名のジョーフィッシュはほとんど水平に開くことができる大きな口で獲物を捕らえることからそのように呼ばれています・・・まさにカエルのような顔をした臆病なカエルアマダイさんですが食べる時は凄いんです。
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  • カエルアマダイさんは最大でも6cmほどの大きさで水深20メートルより浅いの砂礫の底に自分で垂直に穴を掘って住んでいます・・・砂礫の崩れやすい住処なので頻繁に大きな口で砂利を咥えて巣穴をせっせと整えている働き者のカエルアマダイさんなのです・・・お休みの時などは穴に貝殻でうまい具合に蓋をしていることもあります・・・小さいのに賢いとうか神経質というかなかなかの曲者のカエルアマダイさんです・・・でもメスが卵を産むとオスが口内で飼育し稚魚がハッチアウトするまで大切に保護をする「マウスブルーダー」として知られている健気なカエルアマダイさんです。
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行動無しでは何事も始まりません

まずはやってみることが大切です

でもたまにはゆっくり考えるそんな時間も大切ですね

走っては立ち止まりまた走っては立ち止まりtry&errorを繰り返す

振り返るばかりが人生では無い前を向いて生き抜いていこう

カクレクマノミさんがキンセンイシモチさんにドヤ顔!(改)

  • スズキ目スズメダイ科のカクレクマノミさんがイボハタゴイソギンチャクさんだと思うのですがイソギンチャクさんの触手の中で居心地よさそうですね!・・・カクレクマノミさんは他のクマノミさん達に比べると細長い体つきをしていてちょっとスマートなのですが綺麗なオレンジ色の体に3本の白い帯がアクセントになっていて鰭の先は黒くなっているのが特徴です・・・幼魚の時の体長は2cmほどでイソギンチャクさんの周りをチョロチョロチョロチョロしていますが成長すると8cmほどになります・・・「イソギンチャクさんの毒に負けない俺って凄いだろう!」とまわりで泳いでいるキンセンイシモチさん達に自慢しているようです・・・カクレクマノミさんの顔というか口元が特にドヤ顔していますよね!この顔は絶対威張ってますよね!
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  • カクレクマノミさんはイソギンチャクさんと共生関係にありますがご存じの通りイソギンチャクさんの触手には毒があり触れた生きものは麻痺してしまいイソギンチャクさんに食べられてしまいます・・・でもカクレクマノミさんは成長と共に体表から特殊な粘液を出せるようになるのでイソギンチャクさんの触手に触れても大丈夫なのです!・・・ただしカクレクマノミさんがこの粘液を分泌できるようになるには生後1週間ほど掛かるので生まれて間もないカクレクマノミさんがイソギンチャクさんに接触すると死んでしまうケースもあるそうです・・・またカクレクマノミさんはイソギンチャクさんに守ってもらうだけでなくイソギンチャクさんが食べ残したものをエサとして食べるというちゃっかり者でもあります・・・一方カクレクマノミさんはイソギンチャクさんの近くを泳ぐことで新鮮な海水を送りイソギンチャクさんを元気にしているのです・・・「守ってもらってるだけは無いんだよ!ちゃんと働いているんだから!」とカクレクマノミさんが話しています。
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カクレクマノミさんとイソギンチャクさんはいいチーム!

一人ではできない事でも協力することで不可能を可能にする

夢や目標は一人で抱えていてもなかなか達成するのは難しい

でも夢や目標を共有し協力すればその夢や目標は実現可能になる

例え全員が納得して進んでいなくても

お互いの挑戦を認め合い失敗した時には支え合うことが大切

チームは個人の集まりだから

個人がしっかりと仕事をしなければチームとしては機能しない

仲が良いことと馴れ合いは違います

背景や事情を理解し言いにくい事でも言えるチーム

そんな個人でありチームであれば夢は必ず叶うもの

カクレクマノミさんいよいよだね!楽しみだね赤ちゃん!(改)

  • 下の写真のカクレクマノミさんを見ていただくとお分かりになる通りもの凄くおなかがパンパンになって苦しそうにゆるゆると泳いでいます・・・お腹の中にたくさん卵を抱えているカクレクマノミのお母さんのようですね・・・絨毯のようなほわほわのイソギンチャクさんの森の中で「何処で産んだらいいかしら?何処が一番赤ちゃん達が気持ちよく過ごせるかしら?安全かしら?」と卵を産む場所を探しているようです・・・もうすぐおチビちゃんたちが生まれそうです!・・・同じ近くの海にいたセジロクマノミさんも子育て中でしたがまさに出産ラッシュですね・・・子育ては大変だけどお母さん頑張れ~!応援してま~す!
  • カクレクマノミさんの別名はクラウンアネモネフィッシュさんと言いますがクマノミさんの中では比較的スマートな細長い体つきをしていて大きさは8センチ程度です・・・もちろん中にはもっと大きくなることもあります・・・カクレクマノミさんは鮮やかで綺麗なオレンジ色の身体に太めの白い帯がカラフルな可愛らしい特徴を持ったクマノミさんです・・・センジュイソギンチャクさんなどと一緒に仲良く暮らしていてそのイソギンチャクさんに怖い捕食者から大切に守ってもらっています・・・下の写真のカクレクマノミさんの表情を見てください・・・ふかふかのイソギンチャクさんの絨毯の中で安心して寛いでいるようです・・・とても気持ちよさそうですね・・・センジュイソギンチャクさんは水深10m前後のサンゴ礁など岩礁に付着して生息するハタゴイソギンチャクさんの仲間です・・・直径は50cm~80cmになり時に1mを超すものもありますが触手は細長い円筒形で先端まで太さが変わらず最後は丸く終わります・・・カクレクマノミさんやハナビラクマノミさんやセジロクマノミさんなどが共生します・・・つぼみかけたセンジュイソギンチャクさんは体壁が壺のように丸くなり上方から触手の束が出ていてかわいいですよ。
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  • カクレクマノミさんも他のクマノミさんと同じように群れの中で1番大きい個体がメスになり2番目に大きい個体がオスに性転換しその他は繁殖能力を持たない未成熟個体に留まります・・・ そしてまた群れのメスが死んでしまうと2番目に大きい個体のオスがメスにその次に大きな未成熟個体がオスに性転換します・・・あまり遠出をせずイソギンチャクさんの周辺で暮らすクマノミさんにとって性別変化は子孫を残すための賢い変化だと思うのですが凄いことですよね・・・最初から雄雌が決まっていたら小さなコロニーでは子孫を残すことが困難になってしまいますからね・・・かわいい顔をしてなかなか考えていますね。
  • ご存知の通りイソギンチャクさんには毒がありますがクマノミさんにはなぜか耐性があるため共生が可能です・・・その理由は何かと言うとクマノミさんが身体から分泌している特殊な粘液にあるそうです・・・イソギンチャクさんは触手に「刺胞」という毒の棘を持っていますがイソギンチャクさんが毒を発射するにはある条件があるそうです・・・その条件とは「海水よりマグネシウム濃度が低いものに対してのみ発射する」というものだそうです・・・もうお分かりですね・・・クマノミさんは自身が分泌する特殊な粘液で覆われていますがこの粘液が海水より高いマグネシウム濃度になっているからなのです・・・だからクマノミさんがイソギンチャクさんに触れてもイソギンチャクさんの毒に刺されることがないのです・・・すごい特技ですよね・・・ちなみに上の写真のホヤさんですが「一つ目小僧」に見えませんか?・・・カクレクマノミさんもちょっと怖がっているように見えます・・・そんなことを考えながら潜っていますよ~。

子育ては簡単なことではない敵がいつ襲ってくるかもしれない

一人では心もとないから安心できる環境や愛情を注げる環境が必要

心に余裕が持てる環境それを整えることができるかどうか

それには支えてくれる仲間が大切

カスミチョウチョウウオさんの苦み走った渋い顔!(改)

  • スズキ目チョウチョウウオ科のカスミチョウチョウウオさんは水深60mより浅いエリアの潮通しの良いサンゴ礁域・岩礁域で群れを作っていることが多いお魚さんです・・・カスミチョウチョウウオさんの体形はサンゴ礁を動き回るのに便利な側扁形をしていて結構な大きな群れでピラピラ舞っていますが白い色が海のブルーに映えてとてもきれいです・・・カスミチョウチョウウオさんの身体の色は黄色地で腹部にピラミッドような大きな白模様があるので英名でピラミッド・バタフライフィッシュと呼ばれています・・・でも私にはピラミッドと言うよりは正に北海道の形と言ったほうがシックリきます・・・近似種に色の黒いブラック・ピラミッド・バタフライフィッシュもいるそうですが私はやっぱり白い方がいいです。
  • ところでカスミチョウチョウウオさんのピラミッド模様は白色だけでなく灰色に変色することもあり顔も黄色から茶色っぽい色に変色します・・・背鰭と尻鰭は黄色で尾鰭と腹鰭は白色なのですが灰色に変色することもあります・・・カスミチョウチョウウオさんの体長は18cmほどで昼行性で元気に泳ぎ回っていますが夜はグーグーグーと寝ています・・・下の写真のたくさんのカスミチョウチョウウオさんが黒っぽい顔で口をニュッと出してこちらを見ています・・・濃いブルーの中で白色と黄色が目立つカスミチョウチョウウオさんが可憐に舞う印象とは違って色黒の苦み走った渋い顔の表情が何か笑えますね!
  • カスミチョウチョウウオさんは岩礁縁に当たった時に上昇する動物性プランクトンを食べていて口は尖っていますが歯はブラシ状になっています・・・しかし体の白い模様はやっぱりピラミッドというよりは尻尾を含めるとどうしても北海道にしか見えないですね・・・他に思い浮かぶのは雪をかぶった富士山ぐらいですか?日本人だからなのかやっぱりピラミッドとは程遠いような気がします・・・カスミチョウチョウウオさんにしてみればそんな事は関係ないし勝手に想像してくださいっていう感じでしょうが・・・それにしてもカスミチョウチョウウオさんの苦み走った渋い顔が笑えます。

カスミチョウチョウウオさんの苦み走った渋い顔は愛嬌がある

でもしかめっ面はシワができるだけ

笑顔でいれば嫌な事悲しい事が忘れられるだからきっと涙も消える

笑顔には心を明るく柔和で好意的にさせてくれる力がある

気持ちいい笑顔ほど魅力的なものはない

楽しいから笑うのか?笑うから楽しいのか?どちらでもいい

とにかくいい笑顔でいれば幸せがやってくる

常に笑顔を心がければ未来はポジティブに飛躍する

平和は微笑みから始まるのだから

カタボシオオモンハゼさんは木枯し紋次郎!(改)

  • スズキ目ハゼ科のカタボシオオモンハゼさんの名前の由来は胸鰭の付け根の上のあたりに黄色の斑点がある事だそうですが個体によっては無いものがあるそうです・・・下の写真のカタボシオオモンハゼさんもちょうど肩の辺り?お魚さんなので肩と言っていいのかよくわかりませんがその辺りに薄っすらと斑点がありますね!・・・カタボシオオモンハゼさんの大きさは5cm前後の小さなハゼさんですがサンゴの周辺の砂底やガレ場など小さな砂だまりや砂地にいて身体の色が同じような色なのでちょっと目立たないハゼさんかもしれません・・・でもカタボシオオモンハゼさんのクリクリっとした可愛い丸い眼とその上の黒っぽいラインがチャームポイントで体側にも6本の赤い縦線が入っています。
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  • この写真のカタボシオオモンハゼさんの口をよく見てください!・・・ウニの棘の様なものを咥えていますがまるで爪楊枝を咥えてるおじさんが食後の一服といった感じで寛いでいるように見えませんか?・・・丸めの突き出している口もなんとも愛嬌がありますが見方を変えれば木枯し紋次郎(古いですかね)のようにも見えてきます・・・そう考えると眼の上にある黒っぽい線も刀傷のように見えてくるしちょっと斜に構えて格好をつけたお侍さんに見えてきました・・・視点を変えるだけで同じお魚さんなのに印象が変わるというのは面白いものですね。・・・カタボシオオモンハゼさんは警戒心もさほど強くないので見つけることができれば比較的撮影しやすいハゼさんです。

カタボシオオモンハゼさんは武士なのか?

武士道精神には心を動かすものがたくさんある

人の一生は瞬間が幾重にも重なった上に成り立っている

だからその一瞬に情熱を傾けて生きれば何も恐れることはない

自分の成し遂げたいもののために魂を賭して向き合う

例え何の準備もなく突然の暴風雨に曝されたとしても

慌てふためいたり逃げ隠れしてはならない

雨風に心を乱さずそれを受け入れ

今この瞬間に何を為すべきかを悟り我が道を行くのだ

カノコイセエビさんが怒ってる?悩んでる?(改)

  • イセエビ科のカノコイセエビさんは夜行性なので昼間は岩陰や暗い洞窟の壁面の窪みがお好みで長い髭と頭をちょこっと出して「誰だ!怪しいやつ!」っていう感じでこちらの様子を伺っています・・・カノコイセエビさんの好物は貝類やウニ類などで夜になると獲物を探すため岩棚などからゴソゴソゴソと這い出てきてそこら中を歩きまわるそうです・・・カノコイセエビさんはたいてい複数で見られるのですが頑丈な臼状の大顎を持っておりその顎で貝などの殻を粉砕して中身だけを食べるそうです・・・確かにカノコイセエビさんって豪快でかなり力は強そうですもんね・・・体色は茶褐色で白色の小紋が散在し歩脚にはオレンジ色の縦帯があります・・・第1触角は白色のまだら模様で第2触角の基部に紫色の斑紋があります。
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  • イセエビさんによく似ているカノコイセエビさんは名前の由来でもあるカノコ模様が体に入っていますが写真のエビさんは体全体が見えないのでよくわかりませんね・・・こちらを鋭い視線でぐっと睨んでいますがイセエビさんの敵は大型の鮫さんやイシダイさんなどですがタコさんは特に天敵となります・・・そのタコさんから守ってもらうためにウツボさんと共生していることがあります・・・ウツボさんも捕食対象のタコさんがイセエビさんに釣られて自分から寄ってきてくれるという双利共生になっているのです・・・エビでタコを釣るってウツボさんもなかなか頭がいいですね・・・イセエビさんは触覚の根元に発音器を持っていてこすり合わせることで「ギーギー」と音を出します・・・この音でタコさんなどの天敵を威嚇するそうですが体の大きさに比例して音も大きくなります・・・イセエビさんは集団行動をとることでも知られていて繁殖期に産卵場所へ移動するときなどきちんと一列に並んで行儀よく集団で移動するそうです。
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カノコイセエビさんとウツボさんの協力体制は見逃せない

優れた事を為すには一人でやるより他人の助けを借りる方が良い

自分よりうまく出来る人がいるのならその人に頼めばいい

全部自分一人でやろうだなんてそもそも無理がある

その事を悟った時その人は大いなる成長を遂げるだろう

戦は全員の心底からの結束とそれを用いる者によって勝敗が決まる

もちろん金太郎飴の集団ではうまくいかない

個性を磨き上げそれ生かす事ができる集団である

単に仲よくやればチームワークがいいというわけではない

個人の力と組織の力とそれをまとめる監督の力が不可欠である

カペランサンカクハゼさんの背びれのワンポイントが粋!(改)

  • カペランサンカクハゼさんは透明な体にきれいなオレンジ色の斑点が散りばめられていますがその中によく見ると黒い点々があるのが特徴です・・・オレンジ色の斑点の中の黒い斑点は画面に目を近づけてよく見ないとわからないですね・・・カペランサンカクハゼさんの一つ目の背ビレはそんなに長く伸びていないのですがその一つ目の背ビレに青黒い斑点があることが特徴になっています・・・和名としては2009年に新種登録されていて背ビレの青黒い斑点のほかに尾ビレ付け根に短い黒色横線があることから他種との見分けは容易とのことです・・・下の写真では尾ビレの付け根の短い黒色横線はわかりません・・・背びれに多種と違う控え目のワンポイントが粋なカペランサンカクハゼさんですがこのカペランサンカクハゼさんは黒い瞳に青緑色のきれいな光が灯っています・・・何を心に秘めているのでしょうか?
  • 果たしてこのサンカクハゼさんがカペランサンカクハゼさんなのかどうか自信はないですが恐らく間違いないと思います・・・サンカクハゼさんはサンゴ礁周辺の砂底や内湾やガレ場などに生息していますが泥の多い場所でも見られます・・・サンカクハゼさんは小さくて白色が基本のやや透明の身体をしているので砂の上にいると背景の砂の色に馴染んで本当に目立たないハゼさんなのです・・・ですから撮影する時は腹ばいになって横からサンカクハゼさんを捉え背景が砂地にならないようにできる限り気を付けています・・・結構すばしっこいハゼさんなのでなかなかいいアングルで取れない私でした・・・サンカクハゼさんは底生の種類なのですがテッポウエビさんとは共生しない種類だそうです・・・そう考えると一匹狼で生き抜いているこのカペランサンカクハゼさんも目の奥がキラリと光っているのも納得できます。

粋って何だろう?いかにも日本的な言葉魅力がいっぱい

英語で言えばCoolなのか?

華美で無く澄み切った格好良さ

洗練されて研ぎ澄まされた質

一本筋を通した人情

一言では表せないけど言葉って面白いですね

ガラスハゼさんは獲物を狙う豹!

  • ムチカラマツさんの上で獲物を狙っているのか休憩しているのか物思いにふけっているのかよくわかりませんがガラスハゼさんです・・・このガラスハゼさんプランクトンが近くに来ないかなあと目を皿のようにキョロキョロさせています・・・ガラスハゼさんがいるところはムチカラマツさんの触手も引っ込みがちですね・・・ムチカラマツさんからしてみればせっかく飛んできたプランクトンもガラスハゼさんがいるところはガラスハゼんさんに食べられてしまうので触手を出していても仕方ないというところでしょうか。
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  • ガラスハゼさんが尾っぽをひねってそろりと前進しようとしています・・・何か見つけたのでしょうか・・・このガラスハゼさんまるで獲物を狙う豹のような動きに見えます・・・一瞬でサッととびかかりそうな雰囲気です・・・それにしても体が透けていてお腹の中が見えているのでなんだか寒そうに見えるのは私だけでしょうか・・・ガラスハゼさんお腹を冷やして腹痛にならないようにね。
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  • ガラスハゼさんの背びれのところよく見るとひれの棘のところ二股に分かれているんですね・・・知りませんでした・・・拡大して見るといろいろ知らないことが見えてきます・・・ムチカラマツさんの触手の上にガラスハゼさんはあごを乗せていますがムチカラマツさんの触手って全部引っ込まないんですね・・・ガラスハゼさんだから引っ込まないのか元々引っ込むことができないのかよくわかりません・・・それにしてもこのガラスハゼさんはいい表情をしています。
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ガラスハゼさんは無責任?

  • ムチカラマツさんがいる場所はサンゴ礁域から水深200mを越す深海までと幅広くムチのように長い体でユラユラしながら生きているサンゴの仲間です・・・結構深いところにも住んでいるんですね・・・潮通しの良い岩盤上で群生する光景もしばしば見かけられます・・・ムチカラマツさんは細長い体の表面にポリプがたくさんあり流れてくるプランクトンを捕まえて食べています・・・そんなムチカラマツさんを住処にしているのがガラスハゼさんです。
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  • ガラスハゼさんは肉食性なのですがムチカラマツさんにいつもくっついて離れないのにどうやって食べて生きているのでしょうか・・・おそらく浮遊しているプランクトンが近くを通ったりしたら捕まえて食べているのでしょう・・・でもそれだけじゃあ運任せで頼りない気がしますが他に食べる術があるのでしょうか。
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  • それとガラスハゼさんは産卵する時ムチカラマツさんの触手や肉質部をガシガシと嚙みついてはぎ取ってしまいます・・・骨格だけになったムチカラマツさんに産み付けられた卵はオスがふ化するまで卵を守り続けます・・・一方骨格だけになったムチカラマツさんの回復は望めないそうでムチカラマツさんにとっては大迷惑ですね・・・ムチカラマツさんはガラスハゼさんと一緒に暮らすことで何かメリットでもあるのでしょうか?・・・ガラスハゼさんの目無責任にも「そんなこと知らないもん」って言ってますね!

カンモンハタさん砂掛けてごめんなさい!

  • カンモンハタさんだと思うのですが大きくて分厚い唇で鼻を広げてこちらを睨んでいます・・・砂が舞ってしまって体にかかったカンモンハタさんが「何をするんだよ!砂が身体にかかったじゃないか!」って怒っています・・・すみませんカンモンハタさん砂を舞い上げたのは私じゃないんです・・・でも砂が身体についたら気持ち悪いですよね・・・そも気持ちよくわかります・・・代表して謝罪いたします・・・ごめんなさい。
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  • 「まあ砂ぐらい大したことはないからいいけどなあ!これからは気を付けろよ」って胸びれをしっかりと砂地につけてカンモンハタさんが許してくれているようです・・・さすがカンモンハタさんは心が広いですね・・・貫禄があります・・・ちょっとカンモンハタさんの視線の先が気になるのですが何か獲物でも見つけたのでしょうか・・・カンモンハタさんがスナイパーの鋭い眼になっていますね。
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  • カンモンハタさん姿勢を低くいて臨戦態勢です・・・食べられるお魚さんには申し訳ないのですが弱肉強食の自然界ですから仕方ないですね・・・カンモンハタさんがうまく食事にありつけることを期待しています・・・カンモンハタさんは体やヒレに濃い褐色の多角形の斑紋が無数にあり網目模様になっているのが特徴ですがいくつか斑紋がつながっているところがあります・・・普段はサンゴや岩陰に潜んでいて小魚さんや甲殻類などを好んで食べますがカンモンハタさんはエサを発見すると瞬時に襲いかかります・・・産卵期は5~6月頃でサンゴ礁域を離れ外洋へ出て産卵することが知られています。
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キンギョハナダイさん?ケラマハナダイさん?

  • キンギョハナダイさんだと思うのですが輝くケラマブルーとサンゴの明るい赤をバックに黄色い身体が映えて美しいです・・・まだまだあどけなさが残るおちびさんで背びれも尻びれもか弱さがあり泳ぎもこれからという感じです・・・目の周りもピンク色になっていて泣きつかれた子供のようです・・・これから群れの中で一人前になるためにきっと決意を固めたハナダイさんでした。
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  • ご存じの通りキンギョハナダイさんは性転換するお魚さんです・・・最初は全てメスとして生まれて途中でオスに性転換するユニークなお魚さんです・・・メスは小柄ですがオスになると15㎝程度まで大きくなります・・・オスはメス5~10匹を引き連れてハーレムを形成しますが色が蛍光ピンクになりますので見分けやすいと思います・・・ちなみにメスは黄色です。
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  • 潮通しの良いところに集まるキンギョハナダイさんの群れは名前の通りキンギョさんのように色鮮やかで華やかさを感じます・・・そんな群れの中でどのキンギョハナダイさんがオスなのか実際は潜っている時はなかなかわかりません・・・違いをまとめると①オスになるにつれて黄色っぽい色から赤紫色になってきます②背びれが糸状に伸びてきます③胸びれに赤いまだら模様が出てきます・・・でもこのお魚さんよく見るとケラマハナダイさんですかね?・・・尾びれの先がもう少し明確に見えるといいのですが・・・ちなみにケラマハナダイさんはオスは背ビレの中央あたりに赤い斑点があるのが特徴でメスはすこし地味で尾ビレ後端の上下に赤い斑点があるのが特徴です。
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キンギョハナダイさんの後ろに不気味な影!(改)

  • スズキ目ハナダイ科のキンギョハナダイさんは不思議な生態で最初はメスとして生まれ途中でオスに性転換するというユニークなお魚さんです・・・メスは7cm程度と小さめで色は黄色いのですがオスは15cm程度まで大きくなり色は蛍光ピンクでさらに背鰭の一部が伸びるなどの特徴が現れます・・・キンギョハナダイさんのオスは色といい背鰭の長さといいオスに性転換した後メスに対して「私オスに変わったのよ!よろしくね!」というアピールなのでしょうか?・・・でもメスが全部オスに性転換して大きくなるわけではなくメスの5~10匹の中から1匹程度がオスになりハーレムを形成するようです・・・しかしどうやってその1匹がオスに選ばれるのでしょうか?・・・群れの中で力の強いメスが選ばれるのでしょうか?それとも政治的判断でしょうか?・・・群れの中で一番大きなメスがオスに性転換するそうですがいつも背丈比べでもしているのでしょうか?面白いですよね。
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  • 上の写真のキンギョハナダイさんは身体がきれいな黄色をしていて小さいのでおそらくメスだと思いますが何か恐怖におののいているようにも見えませんか?・・・よ~く見るとピントが合っていなくて暗くてボケていますが後ろに何やら蠢いていますね!・・・キンメモドキさんの大群がウジャウジャと迫ってきています・・・わかりますか?たくさんのキンメモドキさんの目がこちらを向いています・・・キンギョハナダイさんが「キンメモドキさんの大群に飲み込まれてしまう!どうしよう?タ・ス・ケ・テ!」と叫んでいるようです・・・可憐なキンギョハナダイさん女の子!キンメモドキさんの大群から逃げろお~!!

キンギョハナダイさんが恐怖を覚えているようです

恐怖は自分の力を越えたものに怯え不安に思う気持ちです

でも恐怖は生き抜くための戦略の一部でもあります

だから恐怖を乗り越えることが自己成長に繋がるのです

恐怖の感情は受け入れることで冷静に対処できます

知識を深め理解を深めることで恐怖は軽減できます

新しい経験や挑戦は自分の限界を広げ自信に繋がります

専門家の助けを借りることも有効な手段です

何はともあれ恐怖に対して勇気を持って挑戦してみる!

その恐怖は意外となんでもなかったりするものです

キンギョハナダイさんとヤイトサラサエビさんがにらめっこ!(改)

  • スズキ目ハナダイ科のキンギョハナダイさんは見た目がキンギョそっくりなので「キンギョハナダイ」という名前が付けられましたが成長すると性転換をするという凄いお魚さんです・・・キンギョハナダイさん生まれた時は全てがメスなのですが大体1年程度で完全に成熟しそしてオスに性転換します・・・キンギョハナダイさんは岩礁・サンゴ礁の付近を泳いでいて流れて来る動物プランクトンを食べますので特定の場所からあまり離れないのが特徴です・・・キンギョハナダイさんのメスは7㎝程度ですがメス5~10匹の内1匹程度がオスになりオスになると15㎝程度まで大きくなりハーレムを形成します・・・キンギョハナダイさんのオスは蛍光ピンクで派手派手ですがメスは黄色なのでわかりやすいかもしれません。
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  • サラサエビ科のヤイトサラサエビさんはサンゴ礁や岩礁の礁斜面などで暮らしていて身体の色はやや暗い赤褐色で帯状模様が複雑に交差をしています・・・ヤイトサラサエビさんの第3腹節の背面に暗褐色の斑点がありその周囲には白点が囲んでいますがこの斑点が同属他種との明確な判別ポイントになります・・・ヤイトサラサエビさんのヤイトは腹節の頂点にある斑点が灸(やいと)に似ていることから由来しています・・・今では懐かしい思い出ですが私も昔悪いことをした時親から灸をすえられて痛かったことを思い出します・・・ヤイトサラサエビさんは別に悪い事をしたわけでは無いでしょうが・・・最近はお灸も見なくなりましたね!
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ヤイトサラサエビさんを見ているとお灸を思い出す

疲れた時弱っている時お灸を使うと気持ちが和らぐもの

それから一呼吸おいて考えてみる

自分では弱点や欠点だと思っていても他人はなんとも思っていないという事

誰でもそう自分の本当の価値を認めてもらいたいもの

であるならば他人の価値を認めてみればあなたの価値も認めてもらえるかも

だから自分の価値観で他人を責めたり1つの失敗で全てを否定したりしない

他人の長所を見て短所を見ないようにしてみるのはどうかな?

何はともあれあまり他人を気にしない

世の中に無神経ほど強いものはない!

透明魚の正体はキンセンイシモチさんの赤ちゃんだ!(改)

  • サンゴ礁の近くの砂場の上で十数匹の小さなお魚さんが群れていましたがなんていうお魚さんの赤ちゃんなのでしょうか?・・・身体が透明で頭とお腹の辺りが銀色で背骨のあたりがオレンジ色になっています・・・身体が透けているのでこの群れはガラスハゼさんの赤ちゃん達なのでしょうか?・・・でもお腹のあたりの銀色に光っている所に筋のようなものがありますね?・・・バックが砂なのでいまいちよくわかりませんが皆さん同じ方向を向いていて可愛いですね・・・もう少し近づいてみましょう!
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  • 近づいてみてこのお魚さん達をよく見ると目の辺りから身体にかけて縦線が入っているような気がします・・・確かに入っていますよね!・・・このフォルムとこの色合いは?こういう時よくある事なのですがどこかで見たことがあるような気がするのですが何て言うお魚さんなのかが思い出せません・・・ガラスハゼさんではないようです・・・それにしても生まれたばかりで経験が無いからなのかもともと度胸があるからなのかよくわかりませんが私が近づいてもあまり怖がる様子が無いですね。
  • もっと近づいてみましたがこの赤ちゃんの頭の上には同じように縦線が見えますね!・・・目のあたりから体側にかけての黒い筋と頭の上にも縦線があって身体が透明で背骨が透けてオレンジ色でお腹が金~銀色をしています・・・まだ何の赤ちゃんなのかわかりませんがこの雰囲気やっぱりどこかで見たことがあるような気がします・・・左側の赤ちゃんが「僕たちが誰の赤ちゃんなのかまだわからないの?両親はよく君に写真を撮られてるよ!」とでも言いたげな表情をしています・・・そのような表情に見えるのは気のせいでしょうか?
  • こ!これは!・・・近くにちょっと大きくなった仲間がいたのですが下の写真の一番手前のお魚さんでやっとわかりました・・・スズキ目テンジクダイ科のキンセンイシモチさんの赤ちゃんではないでしょうか?そうですよね!!・・・ここまで大きく成長すると成魚に近い色合いと模様になっていますね!・・・わかってみれば小さな赤ちゃんもなんとなく雰囲気を醸し出していた事に気が付きますが小さい頃は大人と違っていることが多くどんなお魚さんの赤ちゃんなのかわからないものですね。
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キンセンイシモチの赤ちゃんは成長する過程で様々な失敗をするだろう

そんな時チャレンジして失敗した事より何もしない事を恐れよう

そしてそんな事は絶対できないと思い込まず何にでも挑戦しよう

自分で苦労しないと成長しないのだか

決して失敗しても恥じることは無い

成熟する速度はどれだけ恥に耐えられるかに比例するものだから

誰もがチャレンジして学べば学ぶほど何も知らない事に気づくもの

でも何も知らない事が分かればもっともっと学べばいいだけなのだ。

キンセンイシモチさんの帯は金線?銀線?どっちなの?(改)

  • キンセンイシモチさんの体長は6cmほどの小型の細長いお魚さんでテンジクダイさんの仲間です・・・眼と口は大きく頭部は少し尖った感じがする色鮮やかな黄色やオレンジ色の地色をしています・・・口から尾にかけて5~6本のはっきりとした白色や淡い青色の縦帯が入っていてシャープな印象のお魚さんです・・・この縦帯の数は分布域によって変化があり色は光の具合によってメタリックブルーのように輝いて見えることもあります・・・確かに尾びれの辺りが黄色っぽいので地色が黄色とすればキンセンイシモチさんではなくギンセンイシモチさんではないでしょうか?・・・一見するとコスジイシモチさんやオオスジイシモチさんなどによく似ていますがキンセンイシモチさんにはコスジイシモチさんなどに見られる尾柄部の黒斑がないので見分けることができます。
  • よく似たスジオテンジクダイさんとの違いは縦帯が破線ではなく実線状であることと縦帯が尾柄部でとまることなどがキンセンイシモチさんの特徴でありこのことによりスジオテンジクダイさんと見分けられます・・・キンセンイシモチさんは沿岸のサンゴ礁域や岩礁域の水深15m辺りまでで多く見られますが水深30m辺りにも生息していて小型の甲殻類などを食べて生きています・・・スジオテンジクダイさんは従来「キンセンイシモチ ドット型」と称されていたもので鰓蓋から腹部にかけての白色縦帯が破線状で不連続であることと体側中央の縦帯は尾鰭の端にまで達することが特徴です。
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  • キンセンイシモチさんは群れで生活していますが岩陰やサンゴの間などに隠れていることが多いちょっと臆病なお魚さんです・・・繁殖はペアで行われ産卵期にはペアで群れを離れ縄張りをもつようになるそうです・・・ペアで家を出て独り立ちするなんて頼もしい限りですね・・・受精卵は粘着糸で繋がっている直径15mm程の卵塊状でオスはすぐに口内に入れ孵化するまでの間卵を守る習性があります・・・保育期間は約1週間程度・・・その間オスは餌を採ることはできなくなります・・・きっとひもじい思いをしているんでしょうか子供のために健気に奮闘しています・・・ 孵化が近くなると卵の中の目がハッキリしてきて銀色に見えてきます。
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他人がつけた呼び名なんてどうでもいい

結局自分が自分を知っていればいいこと

でも一番わかっているようでわからないのが自分でもある

なぜこの呼び名が付いたのか参考程度にちょっと考えてみてもいいかも

自分を知れるきっかけになるかもです

キンメモドキさんの凄さ!

  • キンメモドキさんだと思うのですが目が大きいですね・・・黄色い口先に背骨まで見える透明の体で天邪鬼のキンメモドキさんもいますが同じ方向を向いて整然としています・・・キンメモドキさんは体長約6cm程度で体の割に眼と口が大きく胸部と肛門に発光腺があるのが特徴です・・・この写真のお魚さんも体の割に目が大きいですよね・・・夜行性のため昼間は岩陰やサンゴの下で群れを作っています・・・全身がオレンジっぽければキンメモドキさんとわかりやすいのですがスケルトンボディだともしかしてスカシテンジクダイ?と迷ってしまいます・・・透明っぽい群れでもキンメモドキさんの特徴は丸みを帯びた体で眼が大きく口の先端が黄色く尾柄部に黒点がありませんのでそこで区別できます・・・この写真のお魚さんの特徴にぴったりです。
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  • よく似たお魚さんでスカシテンジクダイさんがいますがキンメモドキさんと同じように群れています・・・スカシテンジクダイさんは無色透明に近い体に背ビレは2つで透明な三角形です・・・もちろん閉じていることも多くサイズが小さいので水中では見分けづらいです・・・また尾柄部に黒点があることが特徴ですがスカシテンジクダイさんの場合は黒点がないまたは薄い場合もあるので群れ全体をよく見て判断するほうがいいようです・・・ここが迷うポイントですよね・・・スカシテンジクダイさんならはっきりと黒点を付けてくれると助かるのですが・・・まあ人間サイドの都合ですね・・・上の写真はどこを見てるのかな?という感じでしたが下の写真は口をへの字にして私の方を睨んでいるキンメモドキさんがたくさんいます・・・小さいのに眼力がすごいです。
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  • キンメモドキさんは胸部から腹部が淡く光るのですがその発光メカニズムは餌であるウミホタルさんのもつ発光酵素を細胞内に取り込むことで発光しているそうです・・・小さいのに凄い能力ですがなぜそのような力を身に着けたのでしょうか・・・キンメモドキさんにとって光ることで何かメリットがあると思うのですがよくわかりません・・・またキンメモドキさんは全体の統制がすごく取れていてザッザッザっと群れで動く姿は感動モノです・・・あれだけの数のキンメモドキさんを統率するリーダーがいるのでしょうか・・・もしいたとしたら素晴らしいリーダーだと思いますし尊敬いたします。
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迷うよね!キンメモドキさん!?スカシテンジクダイさん?(改)

  • 目の前に居るスズキ目ハタンポ科のキンメモドキさんにピントが合っているのでちょっと確認しづらいのですがホンソメワケベラさんが派手派手なユカタハタさんの頭の所を一生懸命クリーニングしていますね・・・ユカタハタさんも気持ちがいいのか「儂は満足なり!」と言いたげな表情をしているようです・・・もしかしてキンメモドキさんもクリーニングして欲しいのでしょうか?・・・キンメモドキさんは小さ過ぎて無理ですかね・・・キンメモドキさんは体長約6cmくらいで浅い海の岩礁域やサンゴ礁で暮らしていますが体の割に眼と口が大きく胸部と肛門に発光腺があるのが特徴です・・・キンメモドキさんは海に漂う動物プランクトンを食べていますが夜行性のため昼間は岩陰やサンゴの下で群れを作っています・・・確かに岩陰でよく群れていますが先頭の仲間に付いて行くため丸い塊や時には大きな魚の形など様々に形を変えて泳いでいますので夜行性という感じではありませんでした。
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  • スカシテンジクダイさんなのか?キンメモドキさんなのか?どちらも体長は2~5cmほどで普段居る場所もよく似ていて群れをつくって泳いでいるのでサイズなどを見ただけでは判断は難しいです・・・いつも迷うところですがスズキ目テンジクダイ科のスカシテンジクダイさんの体は透明で骨まで見えるスケルトンボディが特徴です・・・キンメモドキさんはオレンジ色に近い赤い体をしていますが中には透明の体をした個体もいます・・・したがってスケルトンだからという理由では見分けられないのです・・・スカシテンジクダイさんの背鰭は2つですがキンメモドキさんの背鰭は1つなので背鰭を見れば見分けられます・・・またスカシテンジクダイさんの尾柄部には黒点が見られますがキンメモドキさんには黒点がありません・・・ただしスカシテンジクダイさんの個体によっては黒点が薄く見えにくいこともありますのでたくさんの個体を確認して判断するようにしましょう。
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スカシテンジクダイさんとキンメモドキさんは似た者同士!

似た者同士は様々なことにおいて価値観が似ている

だから意思疎通がスムーズにできて居心地が良い

意見の不一致による衝突が少なくストレスが少ない

一緒にいて楽しく笑いが絶えず幸福感を得られる

常に自然体でいられるので安定した関係を築ける

相手の気持ちが理解しやすく絆や信頼関係が築きやすい

似た者同士は辛い時に支えになってくれる

そんなかけがえのない大きな存在なのです

キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんどっち?

  • キンメモドキさんはオレンジ色に近い赤い体をしており夜行性で昼間はサンゴ礁の近くに隠れていますが泳ぐ時は群れを成して大群になります・・・この群れは統制が取れており遠くから見ると大きな魚がいるのかと思うほどです・・・スカシテンジクダイさんは名前の通り透明な体をしていて骨まで見えるスケルトンボディをしています・・・下の写真はスケルトンですが体が少し濁っているのでキンメモドキさんかな?
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  • キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんのはっきりとした違いは背びれの数でスカシテンジクダイさんの背びれは2つでキンメモドキさんの背びれは1つです・・・でも泳いでいるときに見分けるのは困難がありますね・・・他にも違いがありましてスカシテンジクダイさんの尾柄部には黒点が見られますがキンメモドキさんには黒点がありません・・・しかしこれもスカシテンジクダイさんの中に黒点が薄いものもいるので見分けがつきにくいことが多々あります・・・この写真はキンメモドキさんですね。
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  • キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんの違いのひとつにサンゴから離れるか離れないかというのもあります・・・キンメモドキさんのほうが臆病なのかあまりサンゴから離れません・・・スカシテンジクダイさんはサンゴから少し離れたところで群れを作っています・・・この写真はサンゴの近くでごちゃっと群れていますのでキンメモドキさんですね。
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  • 下の写真はスカシテンジクダイさんですかね・・・サンゴから少し離れたところで群れているという点ではそうかもしれませんがこれだけじゃわからないですね。
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  • 近づいてみましたがいかがでしょうか・・・背びれが2本あるような無いような?・・・2本あればスカシテンジクダイさんなのですがわかりにくいですね。
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  • さらに近づいてみましたが・・・やっぱりよくわからないですね・・・スカシテンジクダイさんのような気がしますがいろいろ混じっているような気もします・・・はっきりした特徴を表してくれていればいいのですがあいまいな個体が多くスカシテンジクダイさんとキンメモドキさんを見分けるのはやっぱり難しいです。
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クダゴンベさんはシニカルなのか?ニヒルなのか?(改)

  • スズキ目ゴンベ科クダゴンベ属のクダゴンベさんが派手な衣装でヤギ類の中からニュウっと出てきました・・・体色は白を基調とし赤色の縦帯と横帯が格子状に交差した模様がみられ一見派手に見えるこの模様は枝サンゴの間に隠れる際に保護色としてはたらいていると考えられています・・・それにしてもクダゴンベさんはどうしてこんなに唇を尖らしているのでしょうか?・・・昔昔クダゴンベさんの祖先がどうしても唇を尖らせなくてはいけないようなつらい出来事に出会っってしまったからなのでしょうか?・・・まあ冗談はさておきこの尖った長い口が他のゴンベ科の仲間と区別できる特徴なのです・・・吻の長さが頭部のほぼ二倍に相当するクダゴンベさんはこの長い口で浮遊性の甲殻類などを上手に食べています・・・最大でも全長13cm程度の小さなクダゴンベさんは他のゴンベさん同様に背鰭の棘部には数本の糸状皮弁がみられますがこの写真ではよくわからないですね。
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  • クダゴンベさんは縄張りを持って行動していてウミトサカ類やヤギ類の群体の周りを活発にチョコチョコと動き回っています・・・でもダイバーが近づくとすぐに枝の間に隠れてしまいます・・・その為か私はクダゴンベさんが気持ちよく浮遊している姿を見たことがありません・・・もしかしたらクダゴンベさんは泳ぎが嫌いなんですかね・・・いつもウミトサカ類やヤギ類の上でじっとしてるか陰にササっと隠れるかのどちらかでとても臆病なクダゴンベさんなのです・・・今日も同じ所でじっと他のお魚さんを監視しているシニカルな目線のクダゴンベさんです・・・どうしてもこの目線と長い尖った口から文句を言いたげな印象を持ってしまいます・・・ちなみにゴンベ科のお魚さん達は性転換するものが多いのですがクダゴンベさんは性転換を行うかについては不明だそうです。
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なぜかシニカルな表情のクダゴンベさん

シニカルとは冷笑的でさげすんだ笑いに皮肉な態度

他人の良い面や善意を信じずネガティブなニュアンスが強い

シニカルな人はしばしば世の中に対して懐疑的

相手に対する尊重を欠いていて人を傷つける

少し似た表情にニヒルがある

ニヒルとは虚無感を持っている状態

具体的なニヒルの表情は冷めていて暗い影の有る雰囲気

本来の表情を表に出さず無感情な態度で冷静沈着

ニヒルな態度はクールな態度ととられることが多い

似た表情でも全く中身が違う二つの言葉

私はシニカルな態度よりニヒルな態度の方がいいな

クチナシイロウミウシさんですか? 

  • クチナシイロウミウシさんに、形は似ているのですが、色が少し違うような?・・・二次鰓が引っ込んでいますね・・・すみません、よくわかりません。
  • クチナシイロウミウシさんは、背の色はクリーム色で、紫色の縦線が5本平行してあり、この線は途切れ気味の場合もあります・・・背には縦線の紫色より少しくすんだ色の斑紋があり、背は紫色の細い線で縁取られています・・・触角と鰓は赤色から橙色で触角の先は白色になっています。

クマノミさんのあどけない純真無垢の眼!

  • クマノミさんが丸くなっているイソギンチャクの触手の間から顔を覗かせています・・・イソギンチャクさんの触手がまるでシャボン玉のように見えてきれいですね・・・このクマノミさんはちょっとオレンジ系が強いのでおそらくまだ若いクマノミさんですか?・・・イソギンチャクさんの触手の大きさと比較しても小さなクマノミさんであることが分かりますし・・・あどけないクリクリした眼で私を興味津々という感じで見ています・・・少し口を開けて何か話しかけたいのでしょうか?
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  • クマノミさんは約10種類のイソギンチャクさんと共生します・・・他の種類のクマノミさんとは違ってあまり選り好みをしないのがクマノミさんです・・・クマノミさんはプランクトンや藻類を食べて生活していますが昼行性で結構攻撃的です・・・観察していると近づいてきて俺の縄張りに入るなとよくカジカジして攻撃してきます・・・結構痛いですよ・・・クマノミさんはチョウチョウウオのようなイソギンチャクを食べるお魚さんからイソギンチャクさんを守ったり弱った魚をイソギンチャクさんにおびき寄せたりもするそうです。

クマノミさんがサンゴイソギンチャクさんに襲われる!(改)

  • スズキ目スズメダイ科の小さなクマノミさんですが眼を丸々とさせて口を半開き気味に切羽詰まった様な表情が何とも言えず面白いですねえ・・・大きなサンゴイソギンチャクさんの触手の間から顔を出して「誰か助けてえ!イソギンチャクさんにつぶされる~!食べられる~!」とでも言っている様な表情に見えませんか?・・・この小さな可愛いクマノミさんですが正に千両役者ですね!!・・・クマノミさんの身体の色は地域変異があり通常は背側が黒く腹側が橙黄色ですが黒い部分は成長とともに拡大していきます・・・吻は橙から桃色で身体には2本の白い横縞があり1本は眼の後方にもう1本は肛門の上を通っています・・・クマノミさん背鰭は橙黄色で尾柄は白く尾鰭は三角形に近く雄は橙色ですが雌は白色になっています・・・このクマノミさんは尾が白いようなのでメスのクマノミさんですかね。
  • 実際このクマノミさんはイソギンチャクさんに襲われているのでもなく食べられそうになっているのでもなくサンゴイソギンチャクさんの触手で外敵から守られながらふわふわのお布団の中で快適に過ごしているだけなのです・・・それにしてもこのクマノミさん本当にダイバーに向かって「助けてえ!苦しいよう!」と叫んでいるような鬼気迫った表情がたまらなくいいですよね!・・・ふざけて楽しんでいるのでしょうがきっといたずらが大好きなユーモアのあるクマノミさんなのでしょう!・・・ちなみにクマノミさんのお子ちゃま達はこんなに黒くなく綺麗な橙黄色の身体に白い横縞を持ち群れの中でチョロチョロと動き回っている可憐で可愛いおちびさん達なのです。

クマノミさん騙してる?欺いている?

騙すは嘘を言ったり誤魔化したり相手に本当の事と思い込ませること

欺くは相手に信頼させておいてその信頼に反する裏切り行為のこと

どちらもよく似ていますが微妙にニュアンスが違いますね

日本語って奥が深くて難しいです

何れにしろどちらの行為もしたくないしされたくないものです

このクマノミさんは騙したり欺いたりと言うよりは

ユーモアのあるいたずらですかね

クロガシラウミヘビさんは友達が欲しいの?

  • ウミヘビさんって泳いでいるとよくウミヘビさんの方からくねくねくねと近づいてくるんですよね・・・ウミヘビさんにしてみればあの変な動きをする生き物は何だろうって好奇心旺盛で興味を示しているだけなのでしょうが・・・ウミヘビさんが別に襲ってきているわけではないのですがやっぱり怖いですね・・・歯は短くウエットスーツを貫通することはないとは聞きますがどうしても毒蛇さんのイメージがあるのでねえ・・・このウミヘビさんはクロガシラウミヘビさんですかね・・・こちらを睨んでいるように見えます。
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  • ウミヘビさんの尾は縦に平べったくなっており泳ぐのに適しています・・・泳ぐ際は体を横にくねらせて泳ぎますが横縞を持つ種類が多いです・・・ウミヘビさんの性質はおとなしい種類が多いのですが手で持つと咬まれることがありますのでそのような行為は絶対にやめましょう・・・また好奇心旺盛でくねくねとウミヘビさんの方から近付いてくることもよくあります・・・ウミヘビさんは神経毒を持っていますので咬まれるとまひやしびれから呼吸や心停止になることもあります・・・ウミヘビさんにもし咬まれたら速やかに陸もしくは船上に上がり対処しましょう・・・ 応急処置として傷口よりも心臓に近い部分をタオルなどで縛り傷口を洗い流しながら毒を絞り出しましょう。

コイボウミウシさんがまるでオームの行進!逃げろ~!(改)

  • 裸鰓目イボウミウシ科のコイボウミウシさんは大きくなると7cmくらいになりますが身体の地色は黒色で背面にはピンクや灰色若しくは緑がかったイボ状突起がボコボコとたくさんあります・・・このイボ状突起は数個が集まり1つの塊となっていますがその形は個体によって様々です・・・実際触っていないのでよくわかりませんが何かすごく硬そうなイメージがしますがどうなんでしょうか?・・・頑丈そうな身体に黒っぽい角を生やしたこの2匹のコイボウミウシさん達はまるで映画に出てくるオームが隊列組んで行進しているみたいです・・・コイボウミウシさんはあまりレアな種ではなく見た目も派手ではないので見逃されがちですがよく見ると可愛いですよね・・・この2匹何処に向かっているのでしょうか?
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  • 写真のコイボウミウシさんとよく似ているツブツブコイボウミウシさんという方がいらっしゃいます・・・見た目が本当によく似ているので区別が難しいのですが背面にあるイボ状突起の入り方に違いがあるとも言われています・・・でもこの2種類は変異が大きくイボ状突起の入り方で判断するのはかなり難しいようです・・・そんな2種類のウミウシさんですが実は触角に大きな違いがあるのです・・・触角全体が黒いのがコイボウミウシさんで触角が上部後方のみ黒くなっているのがツブツブコイボウミウシさんなのです・・・何か早口言葉みたいで喋りにくいのですがこの写真のウミウシさんの触覚は全体が黒いのでコイボウミウシさんで間違いないですね。

コイボウミウシさん達が行進しています

小さい身体なのに迫力がありその強い意志を感じます

どんな馬鹿げた考えでも行動を起こさないと世界は変わらない

行動することを恐れてはならない

恐れている事をやってみれば恐怖心というものは消え去るもの

行動した結果が惨憺たるものでも行動したという事実が重要

新しいことに挑戦する時はできるかできないかではなく

やるかやらないかを忘れてはならない

そして成功するところまで続ければ成功に繋がる

成し遂げようと決めた志をたった一度の敗北で捨ててはいけない

全身全霊で挑まなければ限界はわからないのだから

挑戦せずして成功は無く後悔しない人生とは挑戦し続けた人生

そして志を立てるのに遅すぎるということは決してない

びっくり顔で固まってるコガネスズメダイのおちびさん!(改)

  • スズキ目スズメダイ科のコガネスズメダイさんは約10cm程の大きさまで成長しますが綺麗な黄色の身体に尾鰭はやや白っぽく大きく切り込みが入っています・・・コガネスズメダイさんの背鰭は橙色で縁取られていますが幼魚の頃は成魚よりも明るい黄色をしています・・・下の写真のスズメダイさんは若干違うような気もしますがおそらくコガネスズメダイの幼魚さんだと思います・・・サンゴの大きさからもわかる通りかなり小さなおちびさんで「あ!ダイバーに見つかってしまった!どうしよう怖くて動けない!!」という表情で目を大きく丸く見開いて固まっている様に見えませんか?・・・でもスズメダイさんは一様に気が荒いのでおそらくすぐに立ち直って逆に突っついて来るかもしれませんね。
  • コガネスズメダイさんのオスとメスの見分け方は6~10月上旬頃の繁殖時期になるとよくわかります・・・この頃になるとオスは黄色から白色に変りメスは黄色が黒ずんだ色になりますがオスは素早く泳ぎ急降下するなどしてメスの気を引き産卵に誘います・・・メスはオスが気に入れば産卵をはじめるのですがオスは基床を掃除して産卵の準備を整えたり産卵後の卵をオスが外敵から守るなどして世話をしていきます・・・ちなみにこの写真のコガネスズメダイさんの腹鰭は黄色いのですがよく似た黄色いスズメダイさんで腹鰭の白いヒマワリスズメダイさんという方もいらっしゃいます・・・コガネスズメダイさんは大人になると尾鰭が白くなってきますがヒマワリスズメダイさんは大人になっても尾鰭は黄色のままなのです・・・私的には黄色のまま変わらない方が好きなのですがそれぞれ事情もあると思いますので仕方がないですね。

コガネスズメダイさんの表情から思い出す言葉がある

目は口ほどに物を言う

目は口で話すのと同じくらい感情や思いを伝えることができる

喜怒哀楽というたくさんの情報を伝えることができる

だから本当の気持ちを知りたければ目を見ればいい

その人がどう感じているのか本当の気持ちがよくわかる

言葉では嘘をついてごまかすことができても

目は嘘をつくことができないのです

つまりは目は言葉以上に多くのことを伝えるということ

眼の潜在能力って凄いような怖いような

コバンザメさんが甲羅の上でお腹を日光浴!(改)

  • スズキ目コバンザメ科のコバンザメさんはサメの名前がついていますが軟骨魚類のサメ類ではなく近縁でもなく全く無関係な種なのです・・・コバンザメさんは通常は70 cm程度の大きさで頭の背面に背びれが変化した小判型の吸盤があります・・・これで大型のサメさんやカジキさんやウミガメさんなどに吸い付き餌のおこぼれや寄生虫や排泄物を食べて暮らしています・・・エサのおこぼれはまあいいとして排泄物をいただくとというのはちょっとどうなんでしょうかねえコバンザメさん・・・どうやって食べているのでしょうか?肛門のあたりにへばりついているのでしょうか?
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  • コバンザメさんの吸盤には横に隔壁がありこの隔壁はふだんは後ろ向きに倒れていますが大きなお魚さんなどの体表面に吸盤が接触するとこれらの隔壁は垂直に立ちあがります・・・このとき隔壁と隔壁の間の水圧が周囲の圧力より小さくなって吸盤は面に吸いつくのですがコバンザメさんを後ろに引くと隔壁の間の水圧はさらに小さくなるので吸盤はさらに強く吸いつきます・・・反対にコバンザメさんを前に押すと隔壁がもとの位置に倒れるとともに吸盤内の水圧が上がり吸盤は面からはずれる仕組みになっています・・・だからコバンザメさんがくっ付いたお魚さんが速く泳いでも振り払われず離れたいときはお魚さんより少し速く泳ぐだけで簡単に離れることができるのです・・・その上隔壁には0.1mmほどの細かい骨が付いておりこの骨が滑り止めともなっています・・・賢い仕組みですね。
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  • このアオウミガメさんは2匹のコバンザメさんを背負っていますね・・・「ん~食事をしていたら急に背中が重たくなったような気がするんだけど~!気のせいかなあ?でも何かいつもと違うんだけどなあ?」ってアオウミガメさんが言っているようです・・・コバンザメさんに吸いつかれるとアオウミガメさんは手で払うこともできないですからどうしようもないですねえ・・・アオウミガメさんも「いつもと違う違和感があるけど背中に手が届かないし仕方ないから諦めてこのまま食後の運動のために泳ぎます」って態勢を整えています。
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  • 下の写真のアオウミガメさんはこちらを向いて何か私に話しかけてくれているようです・・・「コバンザメさんが背中にくっ付いているのはわかったけど2匹もいるの?ちょっと重いんだけどコバンザメさんは寄生虫も食べてくれるので仕方がないか!」・・・コバンザメさんが寄生虫を食べてくれるのはカメさんにとっても助かりますね・・・「コバンザメさんはいつの間にか勝手にくっついて勝手に離れていくんだよね!だから細かいことはあまり気にしないことにしています」・・・さすがアオウミガメさん人生を達観しています。
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  • もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが実はこのコバンザメさん背中に吸盤があるのでお腹を上にして仰向けになってくっついているのです・・・アオウミガメさんは頻繁に着底するのでコバンザメさんんも甲羅の上にくっつくしかないのでしょうか?・・・この状況だとコバンザメさんは背泳ぎをしている形になるのですがお腹を見せた状態なんて無防備だしきつく無いんですかね?・・・それにしてもコバンザメさんは普通にカメさんの背中にちょこんと乗っているように見えますがよく見ると背鰭のように見えるのが腹鰭と尻鰭でそれから肛門もありますね。
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アオウミガメさんとコバンザメさんは助け合って生きている

我々は数々の出逢いに助けられ自分の人生が創られていく

だから助けを求めることは恥ずかしいことではなく

助けを求めないから得られないことが多い事を知る

自分一人でやるより他人の助けを借りるほうが

良いものが出来ると悟ったとき偉大なる成長を遂げる

そして他人に対しても自分に対しても親切に生きる助けをすること

自らを助けずハシゴを登る意思のないものはなかなか救えない

自分がしっかりと立たなければ人を助けることもできない

コブシメさんの赤ちゃんは生まれたばかりで何を夢見る?(改)

  • コブシメさんは沖縄ではアオリイカさんに並ぶ高級なイカさんとして扱われていますが肉厚で刺身がとてもおいしいそうです・・・アオリイカさんは私も食べたことがありますが確かにとても美味しかったです・・・コブシメさんも一度ご賞味したいものですがこんなにかわいい顔を見せられるとちょっと躊躇しますね・・・コブシメさんの名前の由来は沖縄での呼び名「クブシミ」から来ていてとても大きく墨がたくさん取れるイカさんという意味だそうです・・・この写真のコブシメさんはまだ生まれたばかりなのか小さな身体でとても眠そうな眼をしています・・・こんな小さな身体でも一人で生きていかなければならないコブシメの赤ちゃん・・・先ほどは一度ご賞味したいなどと申してしまってごめんなさい・・・「どんな荒波にも負けず生き残ってくれ!あどけなさが残るかわいいコブシメの赤ちゃん!」
  • この写真の頃のコブシメさんはまだ2cm程度ととても小さいのですが関東ではスミイカさん・関西ではマイカさんと呼ばれたりもする50cmを超える大型のイカさんなのです・・・これくらい大きくなったらもう食べてもいいかな?・・・食い気の走る私です・・・別に食べたいわけではないのですがこの写真のコブシメさんも無事に早く大きく育ってほしいものです・・・コブシメさんは暖かい海を好みサンゴ礁で暮らすのが基本的で普段はフヨフヨと流れに乗って浮いています・・・この時も小さな身体でフヨフヨと流れに乗って泳いでいました・・・コブシメさんは小魚やエビさん・カニさんが好みで待ち伏せる形で餌が近づくと足を開いて素早く襲い掛かります・・・コブシメの赤ちゃんはこんなに小さいのに捕まえることができるのかな?・・・逆に襲われそうな気がします。
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  • コブシメさんは生涯を1~2年の短い期間で終えるのが基本的なサイクルだそうです・・・ということはこの大きさから一気に巨大イカさんに成長するということですよね!!・・・何か信じられない成長速度ですね・・・こんなに小さくてかわいいのに直にあの大きなコブシメさんに変身してしまうとは・・・コブシメさんは晩春から初夏にかけての産卵期になると水深が比較的浅いサンゴ礁に移動してきて上手にサンゴの隙間に足を延ばして一つ一つ卵を産み付けます・・・この産み付けられた乳白色の卵塊は2~3㎝程あり1度に100~200個を2か月間に渡って数度産卵をします・・・メスが卵を産み付けている時オスはその隣で外敵に目を光らせながら毅然と守っています・・・その後も卵が孵化するまでオスが卵の周囲に浮かんで外敵から守るのです・・・この時のコブシメさんは卵の周りをホバリングしているのですが身体の色を変化させたり威嚇してきたりで見ていても健気です・・・それからやっと孵化した稚イカは深場に向かって旅立ち30m以深で生活するようになります・・・私も産み付けているところを見ましたがこの卵塊は2~3㎝程ありとてもきれいな乳白色をしていました。
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赤ちゃんは夢を見る純粋無垢な夢を見る

透き通った濁りのない瞳で夢を見る

私はそんな夢を見続けれるように何ができるのだろうか?

考えなければ!そして行動しなければ!

ケラマのダイビングポイント

  1. 下曽根
    • 慶良間最果ての久場島の南、何の島影も見えない完全な外洋にあります・・・外洋なので海が荒れやすく潜れるコンディションの日は貴重です・・・数mの浅い根の上から、海底40mまで一気に落ちるドロップオフです・・・イソマグロ、グルクン、魚たちのカーテンで奥が見えなくなってしまうほどの魚影です・・・潮の流れが強く、アップカレントやダウンカレントも発生するので要注意です。
  2. 男岩『うがん』
    • 座間味島の北ポイントで、真っ青な海に雄々しくそびえ立つ姿は威厳すら感じます・・・ドロップオフのダイナミックな地形が広がり、イソマグロやギンガメアジが見れます・・・ハナヒゲウツボやピグミーシーホースも住んでいます。
  3. 屋嘉比トンネル
    • 慶良間諸島の北西に位置する無人島である屋嘉比島にトンネルがあります・・・トンネルには海底洞窟がいくつもあり、洞窟の奥でつながっていたりします・・・晴れた日は、天井の隙間から太陽の光がスポットライトのように射し込みきれいです。

慶良間(ケラマ)のダイビングポイント[34ポイント] – ダイビングWG沖縄 (diving-wg.com)

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ケラマ諸島 基本情報

  • 沖縄本島から西へ約40kmのケラマ諸島(渡嘉敷島・座間味島・阿嘉島・慶留間島)は、どこまでも青く透き通る海と白いサンゴ礁が広がる南国リゾートの楽園です・・・2014年には、その環境の美しさから新たな国内で31番目の国立公園に指定されました。座間味島、渡嘉敷島の両島をはじめとする大小20余りの島々を指定域とした国内最大の国立公園です。
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  • ケラマブルーと称される透明度の高い海の輝き。海中では様々なサンゴが育まれ、ザトウクジラの繁殖海域、ウミガメ(アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイの3種類)の産卵地になっています・・・海の透明度、地形、白い砂地、サンゴ礁、豊かな魚群と世界中のダイバー達から“ダイビングの聖地”と呼ばれ、周囲の島々には100を超えるダイビングスポットが点在しています。
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沖縄慶良間諸島(渡嘉敷島・座間味島・阿嘉島・慶留間島) (okinawainfo.net)

アクセス|ケラマ(慶良間)諸島観光案内所 (kerama-islands.com)

ぐっとケラマ〜ケラマ(慶良間)諸島観光案内所 (kerama-islands.com)

座間味村観光協会公式WEB|TOP – 座間味村 観光協会 公式HP (visit-zamami.com)

フェリー・高速船料金表|座間味村インフォメーション 座間味村公式webサイト (vill.zamami.okinawa.jp)

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