- 透明度が群を抜いている海が沖縄のケラマ諸島です。座間味・アカ島・渡嘉敷などの島からなっている慶良間諸島は世界を代表する素晴らしい海です。ケラマで潜ったことはありますか? ケラマに泊まっていればポイントも近いし魚種も多いし楽しい時間が過ごせますよ。
アオイソハゼさんいつも無視してすみません!(改)
- スズキ目ハゼ科のアオイソハゼさんは透明の身体に赤色と白色の破線があるのが特徴なのですがよく似たお魚さんがたくさんいます・・・アオイソハゼさんは目の下の白い頬の部分に赤い線があることと背鰭の最初の数本が少し長く伸びるところで区別できます・・・でもこの下の写真では背鰭はたたんでいるように見えますし頬の部分の赤い線もほんのり見えますがなかなか区別が難しいです・・・アオイソハゼさんはサンゴ周辺の其処かしこにチョコンチョコンといるハゼさんで潜っていると何か動いているなと気になって見てみると「あ!いた!いた!」という感じです・・・あまり有難味を感じていなく気にしていなかったのですがよく見ると結構きれいなハゼさんだったのです・・・今まで無視してしまってすみませんでした。
- アオイソハゼさんはサンゴ群集周辺の岩の割れ目などで見られるイソハゼさんの仲間で和名はアオなのですが全然青くはありませんよね・・・なぜアオイソハゼさんと言う名前が付いたのかよくわかりませんが何か意味があるのでしょう・・・ちなみにアカイソハゼさんというハゼさんもいますがアカイソハゼさんは岩礁域で見られる小型のイソハゼさんで体は半透明で腹部が白く赤い斑点が体側に沿って並んでいます・・・アカイソハゼさんの身体の色には変化があり赤みが強めの個体や褐色に近い個体などがいます・・・吻から頬に数個の赤点があるのと鰓蓋上部に暗色斑がありまた体には網目模様があります。
イソハゼさん達はよく似ている
同じ科なのだから当然似ている?似ているから同じ科にした?
まあどちらでもいい事ですが基本的な本能は人間も動物もよく似ている
でも人間の行動は他の動物とかけ離れているように見えるのは何故?
その理由は人間が強い想像力を持っているから
そして言葉の助けを借りて思考するから
だから折角の素晴らしい言葉を大切に扱い
言葉の助けを借りて想像力フルパワーで生きていきたいものです
アオウミガメさんの鼻って実は凄いんです!(改)
- このウミガメさんの特徴は目の後ろの鱗が4枚で頬の鱗が細かくたくさんあって嘴は尖っていなくて下顎が白いのでカメ目ウミガメ科のアオウミガメさんです・・・アオウミガメさんは熱帯から亜熱帯の主に水深の浅い沿岸域で暮らしています・・・これは主食である海藻や海草がそのようなエリアで生育可能であることによるものだそうです・・・食性はほぼ植物食でアマモなどの海草やキクヒオドシなどの藻類を食べますがクラゲやカイメンまた魚卵などの動物質を食べることもあります・・・ちなみにタイマイさんとの違いは目の後ろの鱗が3枚で頬の鱗が少なく嘴は尖っていて下顎にも模様がありますから明確ですね・・・今まで意識していなかったのですがアオウミガメさんにもちゃんと立派な鼻の孔があるんですね・・・当たり前ですか?知らなかったのは私だけですかね・・・ウミガメさんの鼻の穴は水中でも閉じることはなく餌とともに取り込んだ海水を鼻からビュッと出すそうです。
- 調べてみたのですがアオウミガメさんの左右の鼻腔内にそれぞれ4つの窩みが存在しそのうちの1つは海水が入りにくい構造だそうです・・・水が浸入する3つの窩みは2種類の感覚上皮があり水が浸入しにくい1つの窩みはそれらとは異なる1種類の感覚上皮があってこの事により空気中と水中の両方の臭いを嗅ぐことができるそうです・・・アオウミガメさんって凄いですね!・・・こんな凄いウミガメさんの鼻ですが以前鼻の中にプラスチックのストローが詰まってしまったウミガメさんがいたそうです・・・餌と一緒に間違ってストローを飲んでしまい海水と一緒に鼻からフンっと吐き出そうとして失敗したのではないかと見られています・・・このウミガメさんは無事救出されましたが他にもプラスチックごみをクラゲさんと間違って食べてしまい死んでしまう例はあとを絶たないそうです・・・ウミガメさんのためだけでなく環境汚染についても真剣に考えないといけないですね。
ウミガメさんの鼻は凄いのですが自分では気づいていないかも?
自分の才能は自分では気づきにくいもの
なぜ自分の才能に気づきにくいのか?
才能とは努力している感覚がなく自然にできること
だから頑張っている感覚が無く自分では認識できない事が多い
でも才能は特別な人だけではなく誰にでもあるのです
そして自分の才能がわかると自己肯定感は高まります
それは他者理解にもつながります
だから周りの人に自分の才能は何か?と聞いてみるといい
客観的に自分を知る方法として良い方法です
私の強みはなんですか?私は何をしているときが楽しそうですか?
そんな質問をしてみれば自分の才能に気づけるかもです
アオバスズメダイさんのお洒落なワンポイント!(改)
- 赤い枝サンゴをバックにハイポーズ!「綺麗に撮ってよね」とポーズを決めているのはスズキ目スズメダイ科のアオバスズメダイさんです・・・青い体が綺麗なお魚さんですが同じように珊瑚礁の周りで群れているデバスズメダイさんとよく似ています・・・でも明らかな違いがありアオバスズメダイさんには胸鰭の付け根に黒いお洒落なワンポイントがありますがデバスズメダイさんにはありません・・・この写真のお魚さんは胸鰭の付け根に黒いワンポイントがあるのでアオバスズメダイさんで間違いないと思います・・・珊瑚礁の周りで群れているスズメダイさん達の多くはデバスズメダイさん達ですが混泳していることも多くデバスズメダイさん達の中にアオバスズメダイさんが何匹か紛れていたりもします・・・下の方でこちらを向いているスズメダイさんがいますが種類がよくわかりませんがもしかしたら婚姻色のアオバスズメダイさんでしょうか?・・・ちなみに赤い枝のサンゴさん黄色いポリプが開いているように見えますが元気そうで何よりですね。
- 御覧の通り下の写真はスズキ目スズメダイ科のデバスズメダイさんですが胸鰭の付け根は黒くありませんのでアオバスズメダイさんとは区別できます・・・デバスズメダイさんはサンゴの周りでたくさん群れている事が多いのですがその華麗な集団行動は見事ですよね・・・サンゴの上をワサワサとたくさん泳いでいたデバスズメダイさんがダイバーや大きなお魚さんなどが近づいて危険を感じるとサッと一瞬でサンゴの間に隠れて一匹も見えなくなります・・・そして少し時間が経つと「もう大丈夫かな?」とフワーっとみんな出てきます・・・その動きを見ていると正にチームワークが成せる業だなと感じます・・・ちなみにデバスズメダイさんの名前の由来は下顎の犬歯状の歯が前向きに突き出ていることだそうです。
アオバスズメダイさんの黒いワンポイントでの差別化
正にある意味一点突破かもしれません
ピントを絞り目標を明確にただ1点に対してのみ
持てる力を集中的に注ぎ込み活路を切り開く
つまり精神を一点に集中して研ぎすまされた状態で力を注ぐこと
目標が多いと意識が分散されて思った効果が発揮できない
下手をすると1つの目標に対しても成果を上げることができない
二兎追うものは一兎も得ずですね
1点突破で分厚い壁に風穴を開けそこから全面展開です
アカエソさんの口から何か出てますよ!(改)
- このヒメ目エソ科のアカエソさんは相変わらずの頭でっかちですが何か思うところがあるのか腹鰭をしっかり開いてサンゴの上で仁王立ちをしています・・・あれ!よ~くよ~く口の先を見て見ると何かチロッと尻尾のようなものが口から出ているように見えます!・・・何かヘビの舌先の様なものが出ています!・・・今まさに何かを丸のみしたばかりのような!・・・アカエソさんのエラがなんとなく張ってますし何かを口の中に入れているのは間違いないようです・・・でもこのアカエソさん「僕は知らないよう!何のことかなあ?」ととぼけて知らんぷりです・・・アカエソさんのこの表情がなんとなく笑えますがやっぱり口から何か出ていますよね!・・・誰を食べたんだ!アカエソさん!!
- アカエソさんの体色は生息環境により変化を見せ赤褐色から赤味の強いものや褐色そして白っぽいものまで変異に富んでいます・・・体高は低く全体として細長く上顎が下顎より前に出ていてその表情が何ともユニークなのです・・・体の背側にある帯状の模様が特徴で体側中央斑紋の間隔は狭く細かく見え最大40㎝程にもなるアカエソさんです・・・砂地などでペアでいるところが多いアカエソさんなのですが実は雄より雌の方が体が大きいのです・・・基本的には夜行性で通常は砂地に潜って頭だけを出しています・・・そして自分より小さな生物が通るのをその状態で待ち伏せして一気にバクっと食らいつくのです。
アカエソさんは知らんぷりをしています
知らんぷりとは身の回りの出来事や人に対して
関心のある素振りを持たないように意図的に振る舞うこと
何故知らんぷりをするのでしょうか?
それは不快な話題や議論を避けるため
他人のプライバシーを尊重し他人の問題に干渉しないため
疲れやストレスを感じる時に余計なエネルギーを使わないため
人間関係が複雑でトラブルを避けるため
知らんぷりされたら少し不快な気持ちになるかもしれません
でも知らんぷりすることも人生の選択肢の一つです
状況によって適切なタイミングで知らんぷりをする
そんな判断が大切です
アカエソさんって頭でっかちだけどキュート!(改)
- ヒメ目エソ科のアカエソさんは浅い海の岩礁・サンゴ礁域や周辺の砂地で砂に潜っていたり写真のように海底に鎮座して獲物が近づくのをじっと待っているのです・・・アカエソさんは近づいた獲物を大きな口でバクっと丸呑みする獰猛なハンターなのですが何故か愛嬌を感じます・・・身体の割に大きな頭をしていてそこに大きな口が付いていて如何にもかぶりつくぞっていう感じですが目がクリっとしていてちょっとかわいいアカエソさんなのです・・・アカエソさんは細長い円筒形の身体に褐色系から赤味が強いものまで様々な色をしています・・・エソ科の2大勢力はアカエソ属とマエソ属でアカエソ属はガレ場や岩場の砂地にマエソ属は砂泥地に棲む傾向があります・・・またアカエソ属とマエソ属は腹鰭の形で見分けられ鰭の外側の軟条が内側の軟条よりかなり短ければアカエソ属で内側と外側がほぼ同長であればマエソ属としてほぼ間違いないそうです・・・アカエソさんはあまり臆病ではなく撮影しやすいお魚さんですが海の中では赤色ではなく灰色っぽくて地味な感じに見えるので撮影する人は少ないようですがひょうきんな顔をしていると思いませんか?
アカエソさんが心配そうに見つめています
他人と比較する必要は無いけど
他人の方が自分より優れていたとしてもそれは恥ではない
去年の自分より今年の自分が優れていない事の方が立派な恥なんだ
最高の幸福は
一年の終わりに一年の始めの自分よりも遥かに良くなったと感ずること
苦しいという言葉だけはどんなことがあっても言わない
天は自ら行動しない者に救いの手をさしのべないんだから
無限に発展する道はいくらでもある
もうこれで満足だと思わず苦しいと感じても前を向いて進もう
アカククリさん?ナンヨウツバメウオさん?あなたは誰?(改)
- スズキ目マンジュウダイ科のナンヨウツバメウオさんはツバメウオさんとよく似ていて群れを作りますがナンヨウツバメウオさんは腹鰭が黒いのですがツバメウオさんの腹鰭は黄色なのでここで区別ができます・・・この写真のツバメウオさんは腹鰭が黒いのでツバメウオさんではなくナンヨウツバメウオさんだと思いますが如何でしょうか?・・・ナンヨウツバメウオさんは体長が最大60cmに達し左右に平たく側扁した円盤状の体型で背鰭と臀鰭が後方へ発達し吻が尖り気味なことが特徴です・・・また身体の色は銀白色で体側面に黒色の横帯が二本が走っていますが腹部に黒班がないことでもツバメウオさんと区別ができます・・・よく似たミカヅキツバメウオさんはナンヨウツバメウオさんに比べると吻の突き出しが控え目な所なのですが体側面の黒い小さな班は見られませんし腹鰭も黒くなっています・・・この写真のお魚さんは腹鰭が黒いのですが口が突き出ているのでミカヅキツバメウオさんではなくやはりナンヨウツバメウオさんだと思います?
- またナンヨウツバメウオさんによく似たお魚さんにアカククリさんがいますがアカククリさんは群れをあまり作らず単独もしくは数匹で見かけることが多い様です・・・このお魚さんは単独行動ですねえ?・・・アカククリさんの体長は最大45cm程度で身体は側扁した円形で背鰭と臀鰭により全体の輪郭は三角形になります・・・身体の色は銀色で眼を通る位置や胸鰭を通る位置や尾鰭前部に暗色の帯が入りますが成長とともに薄れていきます・・・吻部や腹鰭前部・胸鰭・背鰭上部と臀鰭下部・尾鰭中央部は黄色になっており背鰭上部・臀鰭下部・尾鰭後部は黒く縁どられています・・・アカククリさんはツバメウオさんの仲間の中では吻がかなり飛び出していますがこのお魚さんも吻がちょっと飛び出していますねえ?・・・ナンヨウツバメウオさんの背鰭と尻鰭の後端はアカククリさんと比べると比較的丸っこくアカククリさんはやや尖り気味です・・・この写真のお魚さんは腹鰭が黒く吻が付きだしていて群れを作らず単独行動で背鰭と尻鰭の後端がやや尖り気味なのでナンヨウツバメウオさんではなくてアカククリさんですね!・・・ちなみに名前のアカククリさんは幼魚の頃は黒の体色に赤色の縁取りがあることが由来のようです。
アカククリさん・ツバメウオさん・ナンヨウツバメウオさん
ミカヅキツバメウオさんみんな本当によく似ています
ほんの少しの違いなのですがとても大きな違いでもあるのです
人間もお魚さんからみれば似たり寄ったりなのかもしれません
人それぞれよく似ていますでも個性は大きく違うのです
そんな中で個性を光らせ輝くにはどうしらいいでしょうか?
米沢藩主上杉鷹山の言葉の中に大好きな言葉があります
為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり
どんなことでもやろうと思って努力すれば必ず実現できるんです
逆に無理だと諦めて努力をしなければ絶対に実現できません
様々な出来ない理由を探している時間が有るのであれば
どうしたらできるのかその方法を探す事に時間を費やしましょう
うまく回らないのは自分の責任なのです
環境の責任などにせず自責の念で人事を尽くしましょう
明るい未来が必ず訪れてくれます
アカシマシラヒゲエビさんの赤と白のストライプがクール!(改)
- アカシマシラヒゲエビさんの体の長さは30mmから60mm程度で身体全体がきれいな赤を基調とした色合いになっていて腹面は黄褐色をしています・・・背中の中央部分と第3脚及び長いヒゲが白く背中には白線を挟む2本の赤い帯が有ります・・・アカシマシラヒゲエビさんはお魚さん達と仲良く共存しているエビさんでお魚さんが困っているところや痒いところに手が届く頼もしいクリーニング屋さんです・・・お魚さんの体表をチョコチョコチョコとかわいく這い周り体表に着いた寄生虫や魚の口の中に残った食べカスなどを小さなハサミを器用に使って食べています・・・白い手袋をはめて清潔感が漂うアカシマシラヒゲエビさんの仕草は見ていて飽きないですね。
- アカシマシラヒゲエビさんは水深が比較的浅い所のサンゴ礁帯の岩穴等で生活していてその岩穴に潜む魚と一緒に仲良く生活しております・・・岩穴で生活する大型のお魚さん達は正直アカシマシラヒゲエビさんを美味しそうだなと思うかもしれませんが決して捕食する事はありません・・・アカシマシラヒゲエビさんが自分たちの身体を掃除してくれている事を良く判っているのです・・・アカシマシラヒゲエビさんを美味しそうだなと思って欲望に負けて食べちゃうと掃除してくれる人がいなくなって結局自分達が病気になってしまうことを理解しているんですね。
- アカシマシラヒゲエビさんが生息する岩穴では一緒に住んでいるお魚さん達以外にも掃除をしてもらうために様々なお魚さんが順番待ちをすることもあります・・・お魚さん達は待っている間は結構行儀よく並んでいて人間の様に横入りなど狡いことはしないようです・・・海の世界の住人を見習わなければなりませんね・・・アカシマシラヒゲエビさんは紅白のラインがくっきりしていて見ためがおめでたい感じのするエビさんです・・・またアカシマシラヒゲエビさんはスカンクシュリンプさんとも呼ばれておりその名前の由来は背中の白い筋が動物のスカンクに似ているからだそうです・・・決してスカンクさんのようにオナラで困らせることは無いようですのでご安心ください。
白は不思議な色派手さはないが存在感がある
清潔感がある協調性がある他の色を引き立たせる
白が入るだけで引き締まる
特に真直ぐひかれたラインはCool
何も無いようで包容力がある安心感でもあり不安感でもある
不思議な奥深い何かがあるそんな存在に憧れます
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