- アーリーリタイア後、時間に余裕ができたので、久しぶりに昔取った水中写真を見なおしていました。さまざまな思い出がよみがえってきます。また潜りに行きたい!!時間に余裕があるっていいですね。これは、四国の高知県大月町 柏島で撮った水中写真です。皆様ご存じの通りここはマクロの被写体がたくさんいて、マクロ好きにはたまらないポイントです。この時は柏島ダイビングサービスSeaZooさんにお世話になりました。久しぶりにSeaZooさんのブログを除きましたがオーナーさんも奥様も昔のままでした。でも建物は随分立派になっていました(すごい!)。当時は大変お世話になりました。ありがとうございました。 柏島で出会える生き物達のPhotoと情報です。行く時の参考にしてください。お世話になったSeaZooさんのリンクです。柏島ダイビングサービスSEAZOO 参考にしてください。
寝ぼけ眼だけどアオウミガメさんの澄み切った眼! 柏島
- 今日も澄み切ったとても良い天気の柏島の明るい青い海の中で小さなお魚さん達が元気に楽しく遊んでいます・・・そんな気持ちの良いきれいな海に中でカメ目ウミガメ科アオウミガメ属のアオウミガメさんがサンゴの日傘の下でお昼寝をしていました・・・これだけ天気がいいと透き通った海のブルーが眩しくてアオウミガメさんも日傘なしではとてもとても快適に過ごせないですね・・・日差しを遮る絶好のお昼寝場所で寛いでいたアオウミガメさんですが残念ながら私に見つかってしまいました・・・「あれ?人間に見つかっちゃった!お昼寝にちょうどいい眩しい日差しを遮る場所をせっかく見つけたと思ってたのに!見られてると落ち着かないから他の場所に移動しようかな?」・・・ごめんねアオウミガメさん!せっかく寛いでいるところを邪魔しちゃったね!
- 「いいよ!別に!実はちょっと狭いかなと思ってもいたしちょうどいい機会だ!もっとお昼寝にいい秘密の場所を知ってるからそっちに移動するよ!・・・君には教えてあげないけどね」・・・なかなか前向きな考えのアオウミガメさんですが寝ぼけているのか頭をごつんとサンゴの日傘にぶつけてしまいました・・・「いてて!ちょっと恥ずかしいところを見られてしまったなあ・・・でも大丈夫だよ!僕の頭は石頭だから」・・・またもや前向きな考えのこのカメさんですがアオウミガメさんは熱帯から亜熱帯の海洋の比較的水深の浅い沿岸域で暮らしています・・・これはアオウミガメさんの主な食物である海草や海藻が生育可能な領域であることによるそうです・・・またアオウミガメさんのおちびさんは外洋の表層に浮遊する藻類などに隠れて生活し甲長30cmまで成長すると沿岸域へ侵入しそこで生活するようになると考えられています。
- ご存知かと思いますがアオウミガメさんの特徴は①嘴がタイマイさんの様に尖っていない②目の後ろ側の黒いウロコが4枚ありさらにその後ろ側に細かいウロコがたくさんある③下あごは白く模様が無い④最後の写真でわかりますが甲羅の後ろ半分の縁がギザギザ飛び出ていないというのが特徴です・・・「それじゃあそろそろ移動するか!よっこいしょっ!」とサンゴの日傘の下からアオウミガメさんが出てきました・・・アオウミガメさんのちょうど頭の真上に遠くかすんで見えるのはフタスジリュウキュウスズメダイさんですかね?・・・それにしてもアオウミガメさんの瞳って澄みきっていますがこの瞳に見つめられると私の心の底を覗かれている様で・・・別に悪い事をしてるわけでは無いのですが何故か日々反省です!
- 小笠原諸島では主に6月中旬から7月中旬頃夜間に砂浜にあるアダンなどの低木の下に穴を掘り産卵しますが産卵巣はまず前肢で全身が隠れるほどの深い窪みを掘りそして後肢を使って深い穴を掘ります・・・その姿は本当に一生懸命で健気でアオウミガメさんが無事卵を産めるようにそっと遠くから見つめていたことがあります・・・その時とは違って海の中ではサンゴの上などでのんびりと過ごしているアオウミガメさんですが一旦泳ぎだすとさすがに早いですね・・・スイスイス―イと颯爽と大海原に飛び出していきました・・・アオウミガメさんがさっき言っていた秘密の隠れ家は何処にあるのでしょうか?・・・アオウミガメさんまたいつかお会いできたらいいですね・・・今度はゆっくりと語り合いたいものです・・・よく見ると左腕の付け根に丸い模様がありますから「あ!あの時のアオウミガメさんだ!」ってわかりますよね。
アオウミガメさんの瞳は心を見通す不思議な瞳?
澄み切った瞳は人の内面や本質を見抜く力を持っている?
本質を見抜く力は価値あるスキルです
人の本質を見抜くためにはまず観察力を養う
無意識のうちに集めた情報から得られる直感を大切にする
話の内容だけでなくその背後にある感情や意図に注意を払い傾聴する
アオウミガメさんの澄み切った瞳に直感力や洞察力や共感力を感じる
不思議な力を感じる瞳に見つめられふと気づく自分の未熟さ
本質を見抜く力は一朝一夕では身につかないものです
でもそこに思いを寄せ私は前向きに生きる!
アオサハギの赤ちゃんはヨチヨチ歩き?(改)
- 潜っていると時々目の前をヨチヨチヨチとぎこちなく横切る小さな丸いものが泳いでいることがありませんか?・・・その小さな丸いものをよく見るとそれはカワハギさんの子供だったりします・・・この写真のお魚さんもまだ泳ぎに慣れていないようで頼りない動きをする1cmにも満たないフグ目カワハギ科のアオサハギさんの赤ちゃんです・・・好奇心が旺盛なのかアオサハギさんの赤ちゃんが辺りを興味津々でちょこちょこ泳ぎ回る姿は愛らしい限りです・・・思わずがんばれ!と応援したくなるほどその姿には健気さを感じます。
- お魚さんの赤ちゃんにはアオサハギさんの赤ちゃんの様にかわいい子が多いのに大きくなると不気味な風貌になるのはなぜなんでしょうか?・・・不気味というのは失礼ですね・・・ごっつくなると言えばいいでしょうか?・・・アオサハギさんの赤ちゃんは水深の浅い岩礁や内湾などで海藻類やウミトサカ類やサンゴ類などのそばを着かず離れずでチョロチョロチョロと動き回っています・・・そんなアオサハギさんの赤ちゃんは眠る時には海藻やウミトサカやサンゴのポリプ等を口で咥えて流されないようにして眠るとのことです・・・一所懸命歯を食いしばって流されないようにしている姿を想像するとたまりませんね。
- アオサハギさんの赤ちゃんは体の色を生息する周囲の色に似せているようで白ぽい色から黄色味の強いものまで幾つかのバリエーションがあります・・・他のカワハギさんの仲間と比べて体が丸みを帯びていて扁平したその体の側面には連続した点で作られた細い縦線が複数あります・・・アオサハギさんは成魚でも5〜6cmの小型種で各ひれは透明になっていて腹部が大きく膨らんでオスはお腹が青色です・・・体側に斑ら模様がある個体もいればそれが余り明確では無い個体もいたり顔には眼から放射状に伸びた線が見られたりする場合もあります・・・下の写真のアオサハギさんの赤ちゃんも小さくって丸くって目がクリクリっとしててまさに海のアイドルですね・・・きれいなエメラルドグリーンの円らな瞳を見ていると末永く生き延びれるようにと陰ながら応援したくなります。
アオサハギの赤ちゃんは知らないことだらけ当然不安でいっぱい
でもわからなければ他人に聞けばいい
自分の殻に閉じ籠っていても埒が明かない
素直に謙虚に人の教えに耳を傾ける
悩んで迷うことを恥じるのではなく
殻に閉じ籠って他人の教えを乞わないことを恥じよう
自分より賢くて能力の高い人なんて山ほどいる
勇気をもって一歩踏み出そう
案外一歩踏み出せば悩む必要など無かったことに気づくかも
頭が固くなってしまった自分に
アカエイさんですか?砂が目に入りそうですけど大丈夫? 柏島
- あれ?砂の中に何かいます!もしかしてトビエイ目アカエイ科アカエイ属のアカエイさんですかね?・・・砂の中からちょっと眼が見えますが眼をつむって眠っているようです・・・アカエイさんは自分では上手に潜っているつもりなのでしょうがこのアカエイさんの性格なのでしょうが若干雑な気がします!・・・それにしてもこんなに砂まみれになって目の中に砂が入らないのでしょうか?・・・人間だったら目の中に砂が入ってたまらないと思うのですが流石アカエイさんですね邪魔をしないようにそっと撮影いたしましょう・・・アカエイさんは最大幅1.5mに達するエイさんで体は上から押しつぶされたように平たく座布団のような形をしています・・・アカエイさんの左右の胸鰭は緩やかな曲線を描いていますが吻は尖っています・・・確かに下の写真のアカエイさんの口の辺り尖っていますね。
- アカエイさんの背面は赤褐色~灰褐色で腹面は白いのですが鰭や尾など辺縁部が黄色~橙色になる点で近縁種と区別ができます・・・でも写真の様に砂の中に潜っているとわからないですね・・・アカエイさんは背面に目があり噴水孔が目の後方に近接して開いていて鼻孔や口や鰓裂また総排出腔などは腹面にあります・・・体表はほとんど滑らかなのですが背中の正中線付近には小さな棘が並んでいて尾にも短い棘が列を成して並んでいます・・・さらに中ほどには数十cmほどの長い棘があり尾を鞭のように払って刺そうとします・・・この長い棘には毒腺があり刺されると激痛に襲われ数週間も痛みが続いたりアナフィラキシーショックで死亡することもあります・・・棘には鋸歯状の返しもあり一度刺さるとなかなか抜きづらく刺されたらまず毒を絞り患部を水または湯で洗い流した後早急に病院で治療を受ける必要があります・・・なお生体が死んでも毒は消えないので浜辺に打ち上げられたアカエイさんを踏んだりしないように注意しましょう。
- それからアカエイさんの繁殖形態は卵胎生でメスは交尾後に体内で卵を孵化させ春から夏にかけて浅海で5~10匹のおちびさんを出産します・・・おちびさんの大きさは体長10cmほどで背面も腹面も一様に淡褐色になっていて体型は親と同じで想像するにミニチュアのエイさんの模型のようで可愛いですね・・・私が何枚もアカエイさんを撮影していたら「もうせっかく寝ているのにうるさいなあ!ゆっくり寝てられないじゃないか!」ってごそごそと動いて砂の中から出てきました・・・アカエイさん寝ているところをお邪魔してごめんなさい・・・これ以上近づくとボワッと砂を巻き上げながらどこかへ逃げてしまいますので機嫌を損ねない様に向こうに行きます・・・ちなみにマンタさんは非常に大きな翼状のひれを持ち最大で7メートル以上に成長することがあります・・・ノコギリエイさんはノコギリのような長い鼻先が特徴的でこの鼻先を使って砂の中から餌を探します・・・ヒラタエイさんは平らな体と尾に毒針を持ち砂の中に潜んで餌を待つことが多く誤って踏むと刺されることがあります・・・ウシエイさんは広い胸鰭が牛の角のように見えるためこの名前がついています。
マンタさんと違ってアカエイさんのお顔はあまり見えません
通常海底に潜むことが多いエイさんですから顔は見る機会が少ないです
でもエイさんの顔はとてもユニークで興味深い特徴を持っています
顔といっても実際には体の一部ですが海底生活に適した形状をしています
目は背中側に位置しており口の近くにはありません
だから海底に潜っている間でも周囲の状況を把握することができます
口は体の下側で海底の砂を吸い込み餌を取りやすくなっています
歯はプレート状になっていて貝や甲殻類を砕くのに適しています
鰓孔も体の下側にあり砂の中にいても呼吸ができるようになっています
それからロレンチーニ瓶と呼ばれる電気受容器があります
口の周りにあり他の動物が発する微弱な電気信号を感知することができます
エイさんはこれらの特徴を持ったユニークな顔の生物なんです
アカスジウミタケハゼさんのキラキラ光る背鰭!(改)
- 珊瑚の上に乗ってのんびりと寛いでいる事が多いこの小さなハゼさんはスズキ目ハゼ科のアカスジウミタケハゼさんです・・・キョトンとした眼で何か考え事をしているようですが何か気になる事でもあるのでしょうか?・・・お昼ごはんは何にしようかな?なんて考えているのでしょうか?それとも今後の人生(魚生)について考えているのでしょうか?・・・アカスジウミタケハゼさんは透明な体に赤色の線がはいっていて体高が低く背鰭には黒い斑点がありません・・・この写真のお魚さんはアカスジウミタケハゼさんだと思うのですが違いますでしょうか?
- 上から撮ったこの写真ではわかりずらいですがよく似たセボシウミタケハゼさんの第一背鰭の付け根付近には黒色斑がありますからセボシウミタケハゼさんとは違いますよね・・・でもセボシウミタケハゼさんの背鰭の付け根付近の黒色斑は薄いものもいるので見分けはなかなか難しいです・・・またセボシウミタケハゼさんは体高が高いのですがアカスジウミタケハゼさんは低いので区別できますがやっぱりこの写真では区別は難しいです・・・横からの写真も撮ったら良かったのですが申し訳ございません。
- アカスジウミタケハゼさんは小さくてピントを合わせにくいのですがあまり動かないので比較的撮影はしやすいお魚さんです・・・でも当然ながらあまり気にせず無頓着に近寄るとアカスジウミタケハゼさんもびっくりしてピピッと動いて逃げてしまいます・・・アカスジウミタケハゼさんは見失ってもまた元の所に戻ってくることが多いのですがそれでも驚かさないようにそおっと近づくのがエチケットだと思います・・・そうすればアカスジウミタケハゼさんものんびりと過ごすことができ透明な体にこの惚けた様な大きな目の顔がじっくり見えますよ~!
アカスジウミタケハゼさんはサンゴの上で考えています!
正しい答えを見つける事も大切ですが正しい問いを探す事がもっと大切です
何故なら例え正しい答えが出ても
間違った問いに対する正しい答えほど役に立たないものは無いからです
問題の本質を知る事が第一なのです
解決策がわかっても問題の本質がわかっていないのであれば意味が無い
問題の本質を発見するのは簡単な事ではありません
でも時間をかけてその事だけを考え続ければ
自ずと問題の本質は見えてくるもの・・・だと思います
アカハチハゼさんは黄色いのになぜアカハチ?(改)
- 浅い海の岩礁やサンゴ礁で暮らしているスズキ目ハゼ科アカハチハゼさんの名前の由来は赤い鉢のハゼさんという意味だそうです・・・でもアカハチハゼさんの頭はどう見ても綺麗な黄色ですよね?赤くないですよね?なぜアカハチハゼさんなのでしょうか?・・・そうなんです海の中で生きている時のアカハチハゼさんは写真の様に黄色い頭をしているのですが死んだ後にアカハチハゼさんの頭は赤くなるのです・・・不思議ですよね!でもこの事が名前の由来になっているというのが有力な説のようです・・・釣り人がアカハチさんを釣り上げた後死んでしまったアカハチさんを見て「あれ?頭が赤くなってる!」という事で名前を付けたのでしょうか?
- アカハチハゼさんの大きさは15cm程度で体型は細長い円筒状で上顎は下顎より長く口が丸みを帯びています・・・アカハチハゼさんは体が白色で頭が黄色く目の下に鮮やかな水色の縦線が入っています・・・黄色い頭に映えるなかなかシャープな青い筋ですよね・・・それからアカハチハゼさんの幼魚は頭部だけではなく背鰭や胸鰭や腹鰭・尻鰭・尾鰭の各鰭が黄色に染まっているそうです・・・写真のアカハチハゼさんを小型にして各鰭を黄色く染めたおチビちゃんを想像するに見たことは無いですがかなり可愛くて綺麗な感じがします・・・一度拝見したいものです。
- アカハチハゼさんは死サンゴの欠片が転がっているような砂底や礫底を好み単独か雌雄のペアで暮らしています・・・アカハチハゼさんは砂底などを掘って作った巣穴の周りに縄張りを持ち驚くとサッと巣穴に逃げ込みます・・・ダイビングっユニ見かけるアカハチハゼさんはいつもペアで泳いでいるような気がしますが仲がいいんですね・・・アカハチハゼさんは肉食性で小型の魚類や魚の卵やエビさんやカニさんなどの小型甲殻類を食べます・・・餌は砂ごと口に含み鰓でこし取った後砂だけを鰓からフンっと吐き出します・・・アカハチハゼさんとよく似たアオハチハゼさんと言う方がいますがアオハチハゼさんは頭部が黄色くありません・・・ちなみにアオハチハゼさんは頬のあたりにある太い青い線とその上下にある黄色の線が特徴で警戒心はそんなに高くないハゼさんです・・・アオハチハゼさんはアカハチハゼさんより深めのところに住んでいて名前は似ていますがアカハチハゼさんは頭が黄色いので区別は簡単です。
アカハチハゼさんは死んで初めて名前の意味が分かる
それは強烈な個性?
あいつは変わってると言われるのは光栄なこと
強い個性や欠点はある時武器となって輝き始めるんだから
みんなと同じだったら楽だし不安も無くなるかもしれない
でもその代わり個性も無いってことになるし輝けない
個性は良い意味でも悪い意味でもあって当たり前でそれが普通
だから自分の個性を大切にするべきそして自分の個性をもっと磨くべき
もしかしたら個性は自分の不完全さの現われかもしれない
でも自分の不完全さを受け入れるとそれはコンプレックスではなくなる
欠陥の多い人間は結局特徴も多い人間なんだから
だからあなたはあなたであればいい
みんな違っていて当たり前だしそれでいいと思う
アカホシカクレエビさんが森の中を散歩中!(改)
- 下の写真のようにイソギンチャクさんの森の中に写っているアカホシカクレエビさん達はよく似た種類が多くて迷ってしまいませんか?・・・背中の斑紋の色や手の色がちょっと違っていたり、白い筋があったり体の斑紋の色が違ったり・・・ん~よくわかりません!・・・ぱっと見た感じみんな同じに見えてどこが違うのって思うのですが・・・アカホシカクレエビさん本人に言わせれば「全然違うやん!どこ見てるの?」っていうことになるのでしょう・・・アカホシカクレエビさん勉強不足ですみません。
- イソギンチャクさんと仲良く共生する可憐なアカホシカクレエビさんはハサミ手を使ってお魚さんをきれいにクリーニングします・・・自身の体もきれいなエビさんですが周りのお魚さんもきれいにするなんて素敵なアカホシカクレエビさんですね・・・このクリーニングですがアカホシカクレエビさんにとってはちょっとした食事のつもりなのでしょうがお魚さんにとっては死活問題です・・・変な寄生虫にやられてしまわないようにエビさんにしっかりとお掃除してもらいましょう!
- 他のよく似た種類のエビさんとの識別ポイントの一つは「腰」にある大きな斑紋になります・・・ただしアカホシカクレエビさんの幼体やオスはちょっと色味が違うことがあったりします・・・せっかくの識別ポイントなのではっきりとして欲しいのですが困ったものです・・・名前もよく似たニセアカホシカクレエビさんというエビさんがいるのですがアカホシカクレエビさんより熱帯系で沖縄を含む西部太平洋に分布しています・・・パラオクサビライシやナガレハナサンゴでよく見られ赤星ならぬ青星の模様が美しいのがニセアカホシカクレエビさんです・・・この写真のエビさんの斑紋は赤いのでニセアカホシカクレエビさんではないですね。
- よく似たハクセンアカホシカクレエビさんはパッと見ただけではアカホシカクレエビさんと見分けがつきません・・・でも「胸」のあたりをグルリと一周する白い線がありますのでこれが一番の区別ポイントとなります・・・この写真のエビさんにはグルリと一周する白い線はありませんからハクセンアカホシカクレエビさんではないですね・・・ハクセンアカホシカクレエビさんはほとんどの場合スナイソギンチャクの仲間に共生していますが、このスナイソギンチャクさんは普通のイソギンチャクさんより刺胞毒が強いので注意しましょう!
- 他にもよく似たオドリカクレエビさんがいますがこのオドリカクレエビさんも体長3㎝程のクリーナーシュリンプです・・・オドリカクレエビさんは胸脚を懸命に動かして揚力を得て体を浮かせてくねくね左右に体を捻って踊ります・・・その行動は自分が海のクリーニング屋であることを近づいてくるお魚さんへアピールする動きだそうです・・・白い長い触覚とハサミ脚の先端だけが紫色なのが特長なのですがこのエビさんは触角は白くないしハサミも白と紫の縞模様になっていますから違いますね。
自分の得意な場所を見つけることができ
自分の好きなことで生きていければこんな幸せなことはありません
そんな世界を求めて
自分の本心のアンテナ感度をあげて旅に出よう
アカホシカクレエビさんの仲間たちは区別が難しいんですけど!(改)
- サンゴさんの上でゆらゆら腰を振っているアカホシカクレエビさんの姿はなんとも可憐で優雅な雰囲気を醸し出しています・・・透明な体に白・赤・紫のコントラストがとてもおしゃれなアカホシカクレエビさんですがメスの方が体が大きくて模様が多くどちらかというと派手めな印象です・・・やっぱり女性はお洒落が大好きなんですね・・・そんなメスに比べてオスは少し小さめで透明なところが多く色模様も地味めで奥ゆかしい感じです・・・どちらが好みかはその人次第ですね・・・ちなみにアカホシカクレエビさんはお魚さんをクリーニングすることもあるそうです。
- アカホシカクレエビさんにはよく似た種類のエビさんがたくさんいるのでいつも???と区別に困ってしまいます・・・ホンカクレエビさんやニセアカホシカクレエビさんやナデシコカクレエビさんにハクセンアカホシカクレエビさんなどがいらっしゃいます・・・何度見ても「あれ?この特徴はどのエビさんの特徴だったっけ?」となってしまいます・・・記憶力が衰えてきた私にとってこれらのエビさん達の区別はなかなかの難問です・・・もう少しわかりやすい特徴をそれぞれのエビさん達が主張して欲しいものです・・・勉強不足ですみません。
- それではアカホシカクレエビさんと他の種類との識別ポイントをご紹介いたします・・・その一つ目ですが「目と目の間に白い線で繋がっていること」・・・二つ目は「腰にある模様が白とオレンジの大きな斑紋になっていること」・・・なのですが幼体やオスはちょっと斑紋の色味が微妙に違うことがあるそうなので悩ましくて困ったものです・・・アカホシカクレエビさんの斑紋はこの色!とはっきりしていただけると助かるのですが・・・そう思いませんか?・・・それにしてもアカホシカクレエビさんを見ていると脚を懸命に動かしながら体を浮かせてクネクネと左右に体を捻っていてまるで踊りを楽しんでいるようです。
- ちなみにホンカクレエビさんは目と目の間に白い線で繋がっており腰にある斑紋は紫色です・・・ニセアカホシカクレエビさんは目と目の間に白い線で繋がっておらず腰にある斑紋は桃色です・・・ナデシコカクレエビさんは目と目の間に白い線で繋がっておらず腰にある斑紋は紫色です・・・ハクセンアカホシカクレエビさんは頭部の後に白い細いラインがありアカホシカクレエビさんとよく似ていますがこれで区別できます。
当事者にとっては全然違うことでも他人はその違いに気付かない
一歩抜け出すには明らかな違いを主張する
でもどちらが正しいということではない
自分の眼と他人の眼見ている世界が違う
その違いに気づいていることそれが肝ではないだろうか
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