『カミソリウオの仲間』総集編 ダイビング‐フォト‐tsubuankun

Dive-photo まとめ 分類
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カミソリウオ科はトゲウオ目に所属するお魚さんですがカミソリウオ属のみ1属で構成されカミソリウオさんとニシキフウライウオさんなど熱帯性の沿岸魚のみ5種が記載されています。カミソリウオ科の仲間は短く側扁した体型をもち全身が硬い骨板に覆われていて最大で全長16cmほどの小型魚類です。細長く伸びた吻と大きな腹鰭・尾鰭を特徴としています。

ニシキフウライウオさんは忍者の末裔間違いない!(改)柏島

  • トゲウオ目カミソリウオ科に属するニシキフウライウオさんはパッと見た時は藻屑の様にしか見えない見事なカムフラージュをしています・・・お魚さんにはとてもとても見えづらく正に忍者が雲隠れの術を使っているようです・・・あれニシキフウライウオさんはどこ行ったかなっと実物とカメラを交互に見比べながら撮った記憶があります・・・ニシキフウライウオさんは水深10~35mの岩礁・サンゴ礁域に生息している八放サンゴ類の群体やウミシダ類の近くで発見されることが多いのですがかくれんぼが本当に上手な方達です・・・ニシキフウライウオさんは基本的にホストに似た色をしていてカラーバリエーションは豊富で大きさは8~10cmくらいです。
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  • ニシキフウライウオさんは頭を斜め下に向けて静かに浮いていることが多く体やヒレに皮弁がたくさんあって基本的に縞模様があることが特徴です・・・ニシキフウライウオさんのトゲトゲは痛そうですがよく見ると先端は丸くなっていますのでウニさんの様に刺さってしまうことは無いのかな?・・・周りの状況にすっかり馴染んでいますが小さなエビなどをスボイドのような口で吸いこんで捕食するそうです・・・タツノオトシゴさんの仲間はオスが育児嚢で孵化させることが有名ですがカミソリウオ科の魚は腹ビレのところにある育児嚢で孵化までメスが卵を保護する習性があります・・・円らな瞳がかわいいニシキフウライウオさんです。
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  • ところで下の写真のどこら辺にニシキフウライウオさんが佇んでいるかわかりますか?・・・この中にニシキフウライウオさんが居るからと言われれば確かに居るなとわかりますが見事に擬態していますよね・・・ダイビングをしていて何気なく見ていたらニシキフウライウオさんに気が付かず通り過ぎてしまいそうです・・・忍法雲隠れの術!ニシキフウライウオさんお見事!・・・ちなみにお仲間のカミソリウオさんは海藻の周辺を好むせいか生息水深はニシキフウライウオさんより浅くまた岩礁より砂地でよく見られます・・・カミソリウオさんもニシキフウライウオさんと同様でメスのほうがオスよりひとまわり大きく腹ビレに辺りにある育児嚢で卵を大切に保護します。
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ニシキフウライウオさんの太陽の様な眼

私は陽はまた昇るという言葉好きです

人生も同じでいつまでも暗い時期は続かない

クヨクヨしていると幸福になれない

ダメだと思ったらダメになる

負けると思ったら負けてしまう

心の準備が大切で過去に囚われ過ぎず前を向いて歩こう!

困難は大きいほどそれを乗り越えた時の喜びも大きくなる

大きな成功には大きな苦労が伴うということ

そう考えるとすべての失敗がワクワクします

でも一つ気を付けなければならないことがあります

努力する方向性を間違は無いということ

その方向性さえ間違っていなければ

必ず最後には報われると信じています

ニシキフウライウオさんの実力は?藻屑?枯葉?(改)伊豆大瀬崎

  • ニシキフウライウオさんはヤギ類・ウミトサカ類・ウミシダ類の近くでよく頭を斜め下に向けて静かに浮いていることがあります・・・ニシキフウライウオさんはなぜ頭を下にしているのでしょうか?・・・体の割に頭が大きいので重いのでしょうか?・・・頭を下にしているほうが藻屑や枯れ葉にカモフラージュしやすいからなのでしょうか?・・・確かに背びれや腹びれの形からして頭を下にした方がヤギ類が生えているように見えますね・・・ニシキフウライウオさんの体やヒレには皮弁が多くありトゲトゲしていて基本的に縞模様があることが特徴です・・・それにしても近くで見ると派手派手な迷彩模様です・・・でも遠くから見るとうまくヤギ類に溶け込んでいます。
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  • ニシキフウライウオさんもそうですがカミソリウオ科のお魚さんは孵化までメスが卵を保護する習性があります・・・たまにお腹を膨らませたメスを見ることがありますが孵化するまでずっと大切に守っているなんて子育てはたいへんですよね・・・またニシキフウライウオさんは雌雄ペアでいることが多いのですがメスの方が大きくしっかりしています・・・子供を大切に育てなければならないので強くなければなりませんからね・・・たいへんな恐妻家?・・・いい加減なことを言いました・・・恐妻家かどうかよく知らないのにすみません。
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  • ニシキフウライウオさんは赤いヤギの近くに住んでいると赤い個体というように基本的にホストに似た色になっています・・・ホストによって緑や茶色に黒や黄色などニシキフウライウオさんのカラーバリエーションはたいへん豊富です・・・やっぱりうまくカモフラージュするために大変な努力をしているんですね・・・それにしても近くで見るとニシキフウライウオさんのトゲトゲが痛そうですがこれもヤギ類のポリープに似せているのでしょうね・・・本当にうまくヤギ類に化けていますよね・・・見つけるのが大変です・・・カミソリウオ:海藻の周辺を好むせいか生息水深はニシキフウライウオさんより浅くまた岩礁より砂地でよく見られます・・・ニシキフウライウオさん同様メスのほうがオスよりひとまわり大きく腹ビレにある育児嚢で卵を保護します・・・カミソリウオさんもホストの色に合わせてグリーンや赤に白や黄色や茶色などカラーバリエーションは豊富です。

場の雰囲気を敏感に感じ取り臨機応変でしたたかに生き抜く

その術ができるならば素晴らしいことだ

できるためには密かで絶え間ない努力が必要だ

だけどそれと共に信念は曲げない日和見にならない

この事も忘れては決してならない

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