- キイロハギのおちびさんは背びれを広げて威嚇中? 小笠原
- キイロハギさんは海のレモンの様にきれいなのにお惚け顔! 小笠原
- キツネフエフキさん?ハマフエフキさん? パラオ
- キャンディーケインピグミーゴビーさんっておいしそう!(改)パラオ
- キリンミノカサゴさんってもしかして黄門様の子孫?(改)柏島
- キリンミノカサゴさんは毒があるのにきれいな瞳!(改)柏島
- ギンガハゼさんがトウゾクテッポウエビさんに間借りしてる(改)パラオ
- ギンガメアジさんのトルネードとギョロギョロ目!(改)パラオ
- キンギョハナダイさん?ケラマハナダイさん? ケラマ
- キンギョハナダイさんの後ろに不気味な影!(改)ケラマ
- キンギョハナダイさんとヤイトサラサエビさんがにらめっこ!(改)ケラマ
- 透明魚の正体はキンセンイシモチさんの赤ちゃんだ!(改)ケラマ
- キンセンイシモチさんの帯は金線?銀線?どっちなの?(改)ケラマ
- 口の中で卵を育てるキンセンイシモチのお父さん!(改)柏島
- キンチャクガニさんはチアガールに憧れてポンポン!(改)柏島
- ギンポさんの仲間が卵を守る姿はまるでゴジラ?(改)柏島
- キンメモドキさんの凄さ! ケラマ
- キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんどっち? ケラマ
- 迷うよね!キンメさん!?スカシさん?(改)ケラマ
- キンメさん?スカシさん?・・・どっちなんだい!(改)パラオ
キイロハギのおちびさんは背びれを広げて威嚇中? 小笠原
- キイロハギさんはスズキ目ニザダイ科ヒレナガハギ属に属していますが鮮やかな黄色に特徴のある目をしたキイロハギのおちびさん達がサンゴの森でかくれんぼでもしているのか楽しそうに泳ぎまわっています・・・ニザダイ科のお魚さん達は左右に平べったく側扁し高い体高と小さな口を特徴とするグループで熱帯・亜熱帯海域を中心に約80種が知られています・・・ニザダイ科のお魚さん達は美しい体色や模様を持つ種類が多くチョウチョウウオ科やスズメダイ科やベラ科と並んでサンゴ礁を華やかに彩っています・・・その中でもヒレナガハギ属は7種が知られており日本近海からはキイロハギさんの他にゴマハギさんとヒレナガハギさんの合わせて3種が報告されています。
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- キイロハギさんの体長は15cm程度で体型は左右に強く側扁していて体高が高く吻が独特な形で突き出していて所謂ひょっとこ顔が特徴です・・・また背ビレと臀ビレも高く基底が長くなっていて体の色は各ヒレも含めて一様に黄色で色が異なるのは尾柄部の可動棘がわずかに白くなるぐらいです・・・キイロハギさんはヒレナガハギさんやゴマハギさんとよく似ているのですが体色が全く異なるために区別は容易です・・・キイロハギさんは浅い海のサンゴ礁や岩礁で暮らしていておちびさん達は群れを作りますが大人になると単独か小さなグループで行動します。
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- キイロハギさんは鮮やかな黄色がとても特徴的な魚でヒレを広げると横幅は体長より広いほど丸みを帯びた姿かたちをしています・・・小笠原諸島からは黄色がまだらで白色や黒色が混じった色彩をもつキイロハギさんの色彩異常が報告されているそうです・・・キイロハギさんと姿かたちが似ているゴマハギさんの顔は黄色っぽい明るい褐色をしており尾にかけて暗い色になっていき幼魚には縦縞が見られます・・・同じくヒレナガハギさんの体の色は白色で体側面に黒褐色の太い横帯が数本ありこの横帯の中には更に幅の狭い黄色や青色の横縞が多数見られ尾ビレは黄色く上下の縁が白くなっています・・・ヒレナガハギさんは普段ヒレを立てずに泳いでいますが驚いた時や天敵を威嚇する時に大きく広げられます。
キイロハギさんは海のレモンの様にきれいなのにお惚け顔! 小笠原
- スズキ目ニザダイ科に属するキイロハギさんの体は平べったくて体高は高く背びれには棘があり吻は独特な形で突き出していてフグ目に属しているカワハギさんの様な口をしています・・・体形はカワハギさんに似ていますが種類が全然違うんですね・・・それにしても口がニューっとしていて文句を言いたげでなんともユニークなキイロハギさんですが各ひれを含め全体がきれいな黄色をしていてきれいですね・・・中には褐色に近いものも見られますがキイロハギさんの尾柄の側面にはひとつの前向きの白い棘がありきれいな黄色の身体に一つのアクセントになっています。
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- キイロハギさんの体の大きさはオスの方がメスよりも大きくなる傾向がありますから下の写真のキイロハギさんは前の方がオスですかね・・・このキイロハギさんは岩礁や珊瑚礁などで暮らしていますがキイロハギのおちびさん達は群れを作って泳ぎ回るそうです・・・こんなに海のブルーに映えたきれいな黄色でしかも小さなキイロハギのおちびさんが群れを成してヨチヨチ泳いでいるのを想像するだけで幸せに感じます・・・でも成長するにつれて独り立ちするのか単独や小さなグループで生活するようになるそうです・・・それからキイロハギさんは主に藻類などの植物質をツンツンツンツンと食べていますが底生の小動物も食べます。
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キツネフエフキさん?ハマフエフキさん? パラオ
- キツネフエフキさんだと思うのですが前を泳いでいるお魚さんは口がギューッと前にせり出した顔つきをしています・・・口を引っ張られて顔が伸びてしまったようなユニークな顔をしていてかわいいお魚さんですよね・・・後ろのお魚さんはギンガメアジさんですかね・・・追いかけっこをして仲良く遊んでいるのかキツネフエフキさんがいじめられて逃げようとしているのかよくわかりませんが並走し泳いでいます・・・キツネフエフキさんはフエフキダイの中では大型種で大きいものは1mに達することがあります・・・体の色は灰色っぽくて時に斑模様を出すなど色彩を変えられるそうです。
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- ハマフエフキさんは口や頬部に青い線が数本走るのが特徴で胸ビレや腹ビレの縁も淡い青色になっています・・・口笛を吹くように口先が尖っている独特の顔つきをしているハマフエフキさんはタイさんのような体型をしており体高は高めです・・・フエフキダイの仲間はよく似ていますがハマフエフキさんだけが口内が赤く頭部に鱗が少ないのでその点で見分けることができます・・・この写真ではわからないですね。
キャンディーケインピグミーゴビーさんっておいしそう!(改)パラオ
- キャンディケインとはよく外国映画に出てきそうな赤と白の派手派手縞模様がある棒状のキャンディのことを意味します・・・このハゼさん頭部から体側にかけて約7本のきれいな赤色横帯が入っていて確かに紅白の縞々棒状キャンディーのように見えるかわいいハゼさんです・・・ちょっとこの写真ではわかりにくいですがキャンディーケインピグミーゴビーさんの背びれや尾びれには黄色い小斑が散らばっており臀びれにも黄色い領域があります・・・背びれのところの黄色い小さな斑点わかりますかね?・・・岩の上をチョコチョコしていてとても小さいハゼんさんなのでダイビングをしていると見逃しがちですがよ~く見ると目が大きくてクリっとしていてなんともキュートです。
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- キャンディーケインピグミーゴビーさんは上の写真の様に岩の上などにチョコンと腰かけているところをよく見かけます・・・警戒心はあまり高くないのか?他のハゼさんの様にちょこまかちょこまかとあまり逃げたりしません・・・結構じっとしていてくれるかわいいやつです・・・でも体長は2cm程度ととても小さいのでピントを合わせるのはなかなか大変です・・・ピグミーゴビーもしくはドワーフゴビーなどと呼ばれており透明な体色に赤色の縞模様が特徴のベニハゼさんの仲間です・・・意識してないと素通りしてしまうかもしれませんのでキャンディーケインピグミーゴビーさんに見つめられたら「きれいだね」と言ってやってください・・・微笑んでくれるかもしれません。
世界には気づかないで通り過ごしていることの方が多いけど
忙しくてもたまには意識してそこに目を向ける時間を取ってみよう
もしかしたらそこから新たな出会いが始まるかもしれない
キリンミノカサゴさんってもしかして黄門様の子孫?(改)柏島
- カサゴ目フサカサゴ科のキリンミノカサゴさんは岩陰でフワフワしているのですが妙に目立つどっしりと存在感のある生き物です・・・正に「控えよ~!」といった雰囲気でオトヒメエビさんが後ろでひれ伏しているのが見えます・・・キリンミノカサゴさんはドレスを着ているように華やかで動きもゆったりとしているのでついつい近づいてしまいますが気を付けなけらばなりません!・・・近づき過ぎて刺されてしまうと大変なことになってしまいます・・・「綺麗なものには毒がある」を実践していますから下手な事をして火傷しないように美しいものは遠くから眺めるだけにしましょう!・・・それとミノカサゴさんの仲間は種類が多く見分けづらいところもありますが何れの方達も華やかで如何にも毒を秘めているといった感じがひしひしと伝わってきます!
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- キリンミノカサゴさんはこの扇状で大きな胸ビレが特徴で体の色は淡い褐色や赤みを帯びた淡灰色などで体には暗色の横縞があります・・・横縞はミノカサゴさんよりもずっと太く8本程度の暗褐色の太い横帯と細い横帯が交互に並んでいてその内の一本は眼のところを通っています・・・眼の上には長い皮弁があり吻端にも3本の皮弁があります・・・キリンミノカサゴさんの動きはゆったりと優雅なのですが食事の時は小魚をパクっと素早く丸のみする魚食魚です・・・毒はミノカサゴさんの中ではもっとも強力なのでうっかり触れたりしないように最大限注意しましょう・・・ちなみにミノカサゴさんの仲間にはミノカサゴさん・ハナミノカサゴさん・ネッタイミノカサゴさん・キリンミノカサゴさんなどがいますがよく似ていて見分けが難しいですね。
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キリンミノさんの威風堂々の姿
正に常に一歩前進
停止は衰退
これで良しと一人満足してもライバルは常に前進
相対的に取り残されて退化となる
自分で選んだ道を後悔せず一歩一歩でいいから常に前進
例え自分の判断が間違っていたとしても
それを後々悔やんだとて意味がない
過去は悔やまず未来を夢見て前向きに
一歩一歩前進で歩んでいきたい
キリンミノカサゴさんは毒があるのにきれいな瞳!(改)柏島
- カサゴ目フサカサゴ科のキリンミノカサゴさんは沿岸の岩礁域やサンゴ礁域の岩陰などに身を隠していてそんな所を覗いてみると比較的よく見かけるお魚さんです・・・キリンミノカサゴさんは積極的に遊泳するようなことは無くフワフワと流れに乗って漂っていますが小魚さんが口の近くに来ると目にも止まらぬ速さでパクンと小魚さんを飲み込んでしまいます・・・普段のゆったりした動きとは別人(別魚)のような素早い動きです・・・キリンミノカサゴさんに騙された小魚さんも可哀そうですが生きていくには仕方のない事ですね。
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- キリンミノカサゴさんの身体の色は淡い褐色や赤みを帯びたような淡灰色などでそこにミノカサゴさんと同じ様に暗色の横縞があります・・・でもこの横縞はミノカサゴさんよりもずっと太く8本程度の暗褐色の太い横帯と細い横帯が交互に並んでいてその内の一本は眼のところを通っています・・・それからキリンミノカサゴさんは尾鰭の付け根にある横縞から尾鰭に向かって縦縞が入っているものが多く所謂Tの字になっています・・・特に若いころはこのT字ははっきりしていますが老成するに従ってこのT字が崩れてくるようです・・・おじいちゃんになるに従って自己主張が無くなってしまうんですかね。
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- 背鰭の棘は他のミノカサゴさんと同様に強い毒をもっていますがキリンミノカサゴさんの毒はミノカサゴさんの中で最も強力なので綺麗だからってうっかり触れたりしない様に注意致しましょう・・・キリンミノカサゴさんの胸鰭は扇状で大きく鰭膜が切れ込まないことが特徴で眼の上には長い皮弁があり吻端にも3本の皮弁があります・・・キリンミノカサゴさんは群れることはありませんが同じサンゴ礁に何匹かついていることはあります・・・写真の様にキリンミノカサゴさんは体中トゲトゲだらけですが目がクリっとしていて可愛いと思いませんか?
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キリンミノカサゴさんはミノカサゴさん達の頂点?
目標に向かって努力している時に
周りを見てもうこれで充分と思ってしまいませんか?
他人の決断をぼんやりと支持したりしていませんか?
より高みを目指す努力をやめた者は高みに至る事はできないのです
より高みを目指してできるだけの努力をし続けなければならないのです
決断とはたいへんな努力を要します
でも他人の決断に寄らず自分の決断を信じて立つべきだと思います
ギンガハゼさんがトウゾクテッポウエビさんに間借りしてる(改)パラオ
- この写真を撮ったのは確かパラオのジャーマンチャネルというポイントだったと思います・・・がれ場のちょっとした広間みたいなところにギンガハゼさんとテッポウエビさんが仲良く暮らしていました・・・まるでギンガハゼさんとテッポウエビさんが縁側で日向ぼっこをしながらお茶でも飲んでしがない話でもしているようです・・・ギンガハゼさんの身体の色はがら場に映える美しい黄色なのですがその身体には青白い小さな水玉模様が全身に散らばっていて名前の通りとてもきれいです・・・働きもののテッポウエビさんはギンガハゼさんの横で一生懸命穴の手入れに余念がありません・・・一緒に住んでいる家の中が手狭にならないように崩れてきた砂を一生懸命外に掻き出していますね・・・一方ギンガハゼさんといえば警備担当なので怪しいやつが襲ってこないか危険が迫っていないかなどと私の動向をじっと伺っています。
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- テッポウエビさんと一緒に住んでいる他のハゼさんも同様ですがギンガハゼさんは見張り役でテッポウエビさんは穴掘り役でと役割分担がしっかりしていています・・・信頼できる仲間と役割分担が明確なのでお互いが安心して仕事を任せられますよね・・・自分のことに没頭できるほど信頼関係が構築できているなんて素敵です・・・お互い大切な存在のギンガハゼさんとテッポウエビさんこれからも仲良く暮らしていってください・・・ちなみに上の写真のテッポウエビさんはトウゾクテッポウエビさんですかね?
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- ギンガハゼさんの体の色は黄色のものと黒っぽいものがいます・・・どうして黒いハゼさんと黄色いハゼさんがいるのかよく和解ませんががどちらも全身に散らばる水玉模様はまるで夜空の星のようです・・・昼間の星と夜の星ですかね?・・・上の写真のギンガハゼさんの睨みはなかなか鋭いと思いませんか?・・・私の方を見て「お前怪しいな!これ以上動いたら・・・逃げるぞ!」って口を一文字にむっとして腹びれをピンと立てて踏ん張っている姿はかわいいです・・・ちなみにギンガハゼさんという名前は上皇様が命名されたそうです・・・他にアケボノハゼさんやニチリンダテハゼさんも命名されたそうです。
命を預けられるほど信頼できる仲間って素晴らしい
いざという時力を最大限発揮する
そのために日々精進
そんな努力は楽しいかも
ギンガメアジさんのトルネードとギョロギョロ目!(改)パラオ
- ここはパラオのブルーコーナーというポイントです・・・ギンガメアジさん達が集合しているのが遠くで見えたのでいそいそと近づいて行きました・・・最初はそんなに大きな群れではありませんでした・・・ちょっと少なめだけど銀色が光ってきれいなギンガメさん達だなと思って余裕をかましていました・・・ところが少しずつ少しずついくつかの群れが合流して大きな群れへと成長していったのです・・・気が付くといつの間にか辺り一面ギンガメアジさんでいっぱい!!・・・右を見ても左を見ても上を見ても下を見てもとにかくギンガメアジさんだらけといった感じです。
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- そうやって小さな群れが一つに合流して大きな群れが形成されるとなぜか一匹のリーダーが先頭になってギンガメアジさん達は回転をし始めます・・・バラバラに泳いでいたそれぞれのギンガメアジさん達の群れは一つの塊として同じ方向に回転し始めるのです・・・まさに圧巻のトルネードの開始です・・・ギンガメアジさん達のトルネードは外から見ていても「これはすごい!」と感動できるのですがそのトルネードの中に入るとまた別世界です・・・360度ギンガメアジさん達の壁に囲まれてダイバーとして幸せいっぱいでした!
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- ギンガメアジさんは暖かいところが好きなようで熱帯海域に住んでいるお魚さんです・・・日本では南日本の暖流に面した海域に見られます・・・よく似たミナミギンガメアジさんと比べると体高があって背びれや尾びれや背中の部分などが黒っぽくなっています・・・またエラ上部の黒斑は小さめです・・・頭部から口にかけて緩やかなカーブを描いており成魚になると全長80-90cmに達するものもあり結構大きなアジさんの部類です・・・ミナミギンガメアジさんはギンガメアジさんよりも体高が低くエラ上部の黒斑はくっきりしていて頭部から口にかけて急に曲がり込み短めになっています。
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- 上の写真のお魚さんは口の部分がきゅっと丸くなっていないのでギンガメアジさんだと思いますが・・・今回のギンガメアジさん達は一つの大きな塊となってトルネードを作ったかと思うと小さな群れに戻りまた集まってはトルネードを作っての繰り返しをしていました・・・いや本当に見ていて飽きないですね・・・透明度の良いブルーの世界での団体競技・・・大きな一つの塊となってグルングルン回るギンガメアジさん達を見ているとエアーが減るのを忘れてしまいそうです・・・危ない!危ない!
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- ギンガメアジさんを近くで見ると体は銀色にキラキラ光って美しく眼力があって生命力に満ち溢れた逞しさと迫力を感じました・・・ギンガメアジさんがトルネードを形成する行動理由については敵に襲われないようにひとつの大きな生き物に見せるためとか効率よく呼吸するためなど言われていますが詳しくは解明されていないようです・・・ギンガメアジさん達に交じってフエフキダイさんのような方もいらっしゃいますね・・・右下のフエフキダイさんは群れとは違う方向を向いています。
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- ギンガメアジさんは銀色の体の色が銀紙を貼ったように見える事から和名で「ギンガメアジ」と呼ばれているそうです・・・本当に光を反射する銀紙の様にキラキラしていますからね・・・それにつけてもやっぱりお魚さん達の群れはいいですね・・・大集団で行う行進みたいで規律性があって迫力があってその動きは見るものに感動を与えてくれます・・・私が好きなアングルは下から見上げるお魚さん達の群れでその隙間から太陽の光が差し込む塊りはなんとも言えない美しさを感じます・・・最高です!!・・・ギンガメアジさんに似た魚はロウニンアジさんやオニヒラアジさんやカスミアジさんにカッポレさんなどがいます。
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- 下の写真のギンガメアジさん達の表情を見てください・・・口元をギュッと引き締めて歯を食いしばり眼はギラギラと前を向いてとても精悍な顔つきをしています・・・目標を立ててやるべきことを「みんなで力を合わせてやり遂げます」と言った強い意志を感じませんか?・・・よく見るとギンガメアジさんの群れの中に頭部から口にかけて急に曲がり込み短めになっているミナミギンガメアジさんも混じっているようです・・・みんな仲良く行進です。
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規律良く動く集団行動
ザッザッと一斉に動く整然さ
なぜか感動を与えてくれる
でも同時に不安も感じる美しさと危うさ
不思議な感覚に陥ってしまうなぜだろう?
キンギョハナダイさん?ケラマハナダイさん? ケラマ
- キンギョハナダイさんだと思うのですが輝くケラマブルーとサンゴの明るい赤をバックに黄色い身体が映えて美しいです・・・まだまだあどけなさが残るおちびさんで背びれも尻びれもか弱さがあり泳ぎもこれからという感じです・・・目の周りもピンク色になっていて泣きつかれた子供のようです・・・これから群れの中で一人前になるためにきっと決意を固めたハナダイさんでした。
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- ご存じの通りキンギョハナダイさんは性転換するお魚さんです・・・最初は全てメスとして生まれて途中でオスに性転換するユニークなお魚さんです・・・メスは小柄ですがオスになると15㎝程度まで大きくなります・・・オスはメス5~10匹を引き連れてハーレムを形成しますが色が蛍光ピンクになりますので見分けやすいと思います・・・ちなみにメスは黄色です。
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- 潮通しの良いところに集まるキンギョハナダイさんの群れは名前の通りキンギョさんのように色鮮やかで華やかさを感じます・・・そんな群れの中でどのキンギョハナダイさんがオスなのか実際は潜っている時はなかなかわかりません・・・違いをまとめると①オスになるにつれて黄色っぽい色から赤紫色になってきます②背びれが糸状に伸びてきます③胸びれに赤いまだら模様が出てきます・・・でもこのお魚さんよく見るとケラマハナダイさんですかね?・・・尾びれの先がもう少し明確に見えるといいのですが・・・ちなみにケラマハナダイさんはオスは背ビレの中央あたりに赤い斑点があるのが特徴でメスはすこし地味で尾ビレ後端の上下に赤い斑点があるのが特徴です。
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キンギョハナダイさんの後ろに不気味な影!(改)ケラマ
- スズキ目ハナダイ科のキンギョハナダイさんは不思議な生態で最初はメスとして生まれ途中でオスに性転換するというユニークなお魚さんです・・・メスは7cm程度と小さめで色は黄色いのですがオスは15cm程度まで大きくなり色は蛍光ピンクでさらに背鰭の一部が伸びるなどの特徴が現れます・・・キンギョハナダイさんのオスは色といい背鰭の長さといいオスに性転換した後メスに対して「私オスに変わったのよ!よろしくね!」というアピールなのでしょうか?・・・でもメスが全部オスに性転換して大きくなるわけではなくメスの5~10匹の中から1匹程度がオスになりハーレムを形成するようです・・・しかしどうやってその1匹がオスに選ばれるのでしょうか?・・・群れの中で力の強いメスが選ばれるのでしょうか?それとも政治的判断でしょうか?・・・群れの中で一番大きなメスがオスに性転換するそうですがいつも背丈比べでもしているのでしょうか?面白いですよね。
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- 上の写真のキンギョハナダイさんは身体がきれいな黄色をしていて小さいのでおそらくメスだと思いますが何か恐怖におののいているようにも見えませんか?・・・よ~く見るとピントが合っていなくて暗くてボケていますが後ろに何やら蠢いていますね!・・・キンメモドキさんの大群がウジャウジャと迫ってきています・・・わかりますか?たくさんのキンメモドキさんの目がこちらを向いています・・・キンギョハナダイさんが「キンメモドキさんの大群に飲み込まれてしまう!どうしよう?タ・ス・ケ・テ!」と叫んでいるようです・・・可憐なキンギョハナダイさん女の子!キンメモドキさんの大群から逃げろお~!!
キンギョハナダイさんが恐怖を覚えているようです
恐怖は自分の力を越えたものに怯え不安に思う気持ちです
でも恐怖は生き抜くための戦略の一部でもあります
だから恐怖を乗り越えることが自己成長に繋がるのです
恐怖の感情は受け入れることで冷静に対処できます
知識を深め理解を深めることで恐怖は軽減できます
新しい経験や挑戦は自分の限界を広げ自信に繋がります
専門家の助けを借りることも有効な手段です
何はともあれ恐怖に対して勇気を持って挑戦してみる!
その恐怖は意外となんでもなかったりするものです
キンギョハナダイさんとヤイトサラサエビさんがにらめっこ!(改)ケラマ
- スズキ目ハナダイ科のキンギョハナダイさんは見た目がキンギョそっくりなので「キンギョハナダイ」という名前が付けられましたが成長すると性転換をするという凄いお魚さんです・・・キンギョハナダイさん生まれた時は全てがメスなのですが大体1年程度で完全に成熟しそしてオスに性転換します・・・キンギョハナダイさんは岩礁・サンゴ礁の付近を泳いでいて流れて来る動物プランクトンを食べますので特定の場所からあまり離れないのが特徴です・・・キンギョハナダイさんのメスは7㎝程度ですがメス5~10匹の内1匹程度がオスになりオスになると15㎝程度まで大きくなりハーレムを形成します・・・キンギョハナダイさんのオスは蛍光ピンクで派手派手ですがメスは黄色なのでわかりやすいかもしれません。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/10/56b5037b13458e34300f601bc9de9a2e-1024x767.jpg)
- サラサエビ科のヤイトサラサエビさんはサンゴ礁や岩礁の礁斜面などで暮らしていて身体の色はやや暗い赤褐色で帯状模様が複雑に交差をしています・・・ヤイトサラサエビさんの第3腹節の背面に暗褐色の斑点がありその周囲には白点が囲んでいますがこの斑点が同属他種との明確な判別ポイントになります・・・ヤイトサラサエビさんのヤイトは腹節の頂点にある斑点が灸(やいと)に似ていることから由来しています・・・今では懐かしい思い出ですが私も昔悪いことをした時親から灸をすえられて痛かったことを思い出します・・・ヤイトサラサエビさんは別に悪い事をしたわけでは無いでしょうが・・・最近はお灸も見なくなりましたね!
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ヤイトサラサエビさんを見ているとお灸を思い出す
疲れた時弱っている時お灸を使うと気持ちが和らぐもの
それから一呼吸おいて考えてみる
自分では弱点や欠点だと思っていても他人はなんとも思っていないという事を
誰でもそう自分の本当の価値を認めてもらいたいもの
であるならば他人の価値を認めてみればあなたの価値も認めてもらえるかも
だから自分の価値観で他人を責めたり1つの失敗で全てを否定したりしない
他人の長所を見て短所を見ないようにしてみるのはどうかな?
何はともあれあまり他人を気にしない
世の中に無神経ほど強いものはない!
透明魚の正体はキンセンイシモチさんの赤ちゃんだ!(改)ケラマ
- サンゴ礁の近くの砂場の上で十数匹の小さなお魚さんが群れていましたがなんていうお魚さんの赤ちゃんなのでしょうか?・・・身体が透明で頭とお腹の辺りが銀色で背骨のあたりがオレンジ色になっています・・・身体が透けているのでこの群れはガラスハゼさんの赤ちゃん達なのでしょうか?・・・でもお腹のあたりの銀色に光っている所に筋のようなものがありますね?・・・バックが砂なのでいまいちよくわかりませんが皆さん同じ方向を向いていて可愛いですね・・・もう少し近づいてみましょう!
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- 近づいてみてこのお魚さん達をよく見ると目の辺りから身体にかけて縦線が入っているような気がします・・・確かに入っていますよね!・・・このフォルムとこの色合いは?こういう時よくある事なのですがどこかで見たことがあるような気がするのですが何て言うお魚さんなのかが思い出せません・・・ガラスハゼさんではないようです・・・それにしても生まれたばかりで経験が無いからなのかもともと度胸があるからなのかよくわかりませんが私が近づいてもあまり怖がる様子が無いですね。
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- もっと近づいてみましたがこの赤ちゃんの頭の上には同じように縦線が見えますね!・・・目のあたりから体側にかけての黒い筋と頭の上にも縦線があって身体が透明で背骨が透けてオレンジ色でお腹が金~銀色をしています・・・まだ何の赤ちゃんなのかわかりませんがこの雰囲気やっぱりどこかで見たことがあるような気がします・・・左側の赤ちゃんが「僕たちが誰の赤ちゃんなのかまだわからないの?両親はよく君に写真を撮られてるよ!」とでも言いたげな表情をしています・・・そのような表情に見えるのは気のせいでしょうか?
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- こ!これは!・・・近くにちょっと大きくなった仲間がいたのですが下の写真の一番手前のお魚さんでやっとわかりました・・・スズキ目テンジクダイ科のキンセンイシモチさんの赤ちゃんではないでしょうか?そうですよね!!・・・ここまで大きく成長すると成魚に近い色合いと模様になっていますね!・・・わかってみれば小さな赤ちゃんもなんとなく雰囲気を醸し出していた事に気が付きますが小さい頃は大人と違っていることが多くどんなお魚さんの赤ちゃんなのかわからないものですね。
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キンセンイシモチの赤ちゃんは成長する過程で様々な失敗をするだろう
そんな時チャレンジして失敗した事より何もしない事を恐れよう
そしてそんな事は絶対できないと思い込まず何にでも挑戦しよう
自分で苦労しないと成長しないのだから
決して失敗しても恥じることは無い
成熟する速度はどれだけ恥に耐えられるかに比例するものだから
誰もがチャレンジして学べば学ぶほど何も知らない事に気づくもの
でも何も知らない事が分かればもっともっと学べばいいだけなのだ。
キンセンイシモチさんの帯は金線?銀線?どっちなの?(改)ケラマ
- キンセンイシモチさんの体長は6cmほどの小型の細長いお魚さんでテンジクダイさんの仲間です・・・眼と口は大きく頭部は少し尖った感じがする色鮮やかな黄色やオレンジ色の地色をしています・・・口から尾にかけて5~6本のはっきりとした白色や淡い青色の縦帯が入っていてシャープな印象のお魚さんです・・・この縦帯の数は分布域によって変化があり色は光の具合によってメタリックブルーのように輝いて見えることもあります・・・確かに尾びれの辺りが黄色っぽいので地色が黄色とすればキンセンイシモチさんではなくギンセンイシモチさんではないでしょうか?・・・一見するとコスジイシモチさんやオオスジイシモチさんなどによく似ていますがキンセンイシモチさんにはコスジイシモチさんなどに見られる尾柄部の黒斑がないので見分けることができます。
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- よく似たスジオテンジクダイさんとの違いは縦帯が破線ではなく実線状であることと縦帯が尾柄部でとまることなどがキンセンイシモチさんの特徴でありこのことによりスジオテンジクダイさんと見分けられます・・・キンセンイシモチさんは沿岸のサンゴ礁域や岩礁域の水深15m辺りまでで多く見られますが水深30m辺りにも生息していて小型の甲殻類などを食べて生きています・・・スジオテンジクダイさんは従来「キンセンイシモチ ドット型」と称されていたもので鰓蓋から腹部にかけての白色縦帯が破線状で不連続であることと体側中央の縦帯は尾鰭の端にまで達することが特徴です。
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- キンセンイシモチさんは群れで生活していますが岩陰やサンゴの間などに隠れていることが多いちょっと臆病なお魚さんです・・・繁殖はペアで行われ産卵期にはペアで群れを離れ縄張りをもつようになるそうです・・・ペアで家を出て独り立ちするなんて頼もしい限りですね・・・受精卵は粘着糸で繋がっている直径15mm程の卵塊状でオスはすぐに口内に入れ孵化するまでの間卵を守る習性があります・・・保育期間は約1週間程度・・・その間オスは餌を採ることはできなくなります・・・きっとひもじい思いをしているんでしょうか子供のために健気に奮闘しています・・・ 孵化が近くなると卵の中の目がハッキリしてきて銀色に見えてきます。
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他人がつけた呼び名なんてどうでもいい
結局自分が自分を知っていればいいこと
でも一番わかっているようでわからないのが自分でもある
なぜこの呼び名が付いたのか参考程度にちょっと考えてみてもいいかも
自分を知れるきっかけになるかもです
口の中で卵を育てるキンセンイシモチのお父さん!(改)柏島
- スズキ目テンジクダイ科のキンセンイシモチさんは体には橙色と白色あるいは淡青色の縦帯があります・・・キンセンイシモチさんは鰓蓋から腹部にかけての白色あるいは淡青色の縦帯が破線ではなく実線状であることや体側中央の橙色縦帯が尾柄部で止まる事などが特徴になっています・・・このことからよく似ているスジオテンジクダイさんと見分けることができます・・・スジオテンジクダイさんは従来「キンセンイシモチ‐ドット型」等と称されていたものですが鰓蓋から腹部にかけての白色縦帯が破線状で不連続であることと体側中央の縦帯は尾鰭の端にまで達することが特徴になっています・・・でもこの程度の違いであれば写真を撮って比較すればわかるでしょうけど遠くから見たら同じように見えますよね?
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- キンセンイシモチさんの体長は6cmほどの小型種で沿岸のサンゴ礁や岩礁域に小さい群れを成して仲良く暮らしています・・・キンセンイシモチさんの産卵期には雌雄対で求愛行動をしますが産卵した卵は雄が口内保育を行い大事に大事に育てます・・・そしてキンセンイシモチさんの雄は産卵後稚魚が孵化して口から吐き出されるまでのおおよそ8日間は何も食べずに我慢しているのです・・・キンセンイシモチさんのお父さん!8日間も断食してひもじい思いをしてでも頑張って卵を育てるのですね(涙)!!・・・ところでキンセンイシモチさんのお母さんはその間何をしているのでしょうか?・・・卵を産んで安心して食事でもしに出掛けているのでしょうか?・・・上の写真のキンセンイシモチさんも口いっぱいに卵をほおばっているようです!
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キンセンイシモチさんに感謝の気持ち
ついつい忘れがちだけど
感謝する心さえ忘れなければどんな日もいい日になる
ネガティブな事を発言しても決していい事が無い
変化も無いし何も良くならない
自分が正しいと思うことが正しいとは限らないのだから
相手の価値観を受け入れ感謝することが大切
自分にとっての良いものは自分にしか見えずそれは相手も同じこと
感謝の気持ちを持って様々な目線で確かめていきたい
キンチャクガニさんはチアガールに憧れてポンポン!(改)柏島
- オウギガニ科のキンチャクガニさんは大きさが幅約1cmくらいの小さな小さなカニさんです・・・キンチャクガニさんはハサミの部分にイソギンチャクを付けて踊るように振り回すという習性でよく知られたカニさんです・・・甲羅の幾何学模様はまるでステンドグラスのように綺麗に彩られ脚には暗い色の横縞がたくさんあります・・・それと短い毛で覆われた脚には白色の斑点がたくさんあって先端の爪は長細くなっています・・・キンチャクガニさんの両方のはさみに付けているイソギンチャクさんはカニハサミイソギンチャクさんやカサネイソギンチャクさんと言うそうです。
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- キンチャクガニさん捕食者から攻撃された際にはそのイソギンチャクさんの触手で威嚇したりイソギンチャクさんの毒で獲物を麻痺させて仕留めたりもするそうです・・・特にタコさん相手にはこのイソギンチャク攻撃が非常に有効なようです・・・小さい身体なのに天敵のタコさん相手に戦う姿は勇ましいですね・・・キンチャクガニさんがイソギンチャクさんを振りかざす姿がボクサーに似ているということから英名は「Boxer crab」または「Pom-pom crab」などと呼ばれています・・・ボクサークラブはわかりますがポンポンクラブってポンポンをもったチアガールさんですか?英語圏でもポンポンって言うんですかね?・・・小さなキンチャクガニさんはボクサーというよりポンポンで応援している方が似合っていますよね・・・手をフリフリしながら威嚇する姿がかわいいキンチャクガニさんですが「俺様は強いんだぞ!」ってこちらを睨んでいるような気がします!
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- 一体キンチャクガニさんはこのイソギンチャクさんをどこから探してくるのか?どうやって繁殖しているのか?謎だらけですね!・・・ヒメキンチャクガニさんやケブカキンチャクガニさんも同様にイソギンチャクをハサミに挟んでいます・・・ちなみにカニハサミイソギンチャクさんは体の直径が2mm以下のイソギンチャクさんでカサネイソギンチャクさんは体の真ん中辺りにツバがあってツバの直径が1cmほどの小型種です・・・カサネイソギンチャクさんはツバより先は体の中に引っ込められていてツバの周囲には掌状の突起と球状の突起がありここが刺激されると隠れていた体と触手がスルスルと出てきます・・・球状突起の表面には大型の刺胞が密に並び攻撃や護身には役立っているものと考えられています。
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人生はもちろん楽ではない
でもちょっと視点を変えるだけで今とは違う新しい世界が広がる
人には必ず人生の転機がある
そこで的確に判断できるかどうか試される時がある
キンチャクガニさんが応援してくれています
行き詰ったと思ったら一旦立ち止まって
人の作った相対的価値観を一切やめてみる
そして自分の心に問いかけてみる
日ごろから直感を磨きそして直観を信じる
夜眠るとき素晴らしいことをしたと言えたら面白い
ギンポさんの仲間が卵を守る姿はまるでゴジラ?(改)柏島
- 岩穴の中を覗くとなんとスズキ目ニシキギンポ科に属するギンポさんの仲間だと思うのですが岩穴の中でジッとこちらを睨みながら卵を見守っています・・・ピンボケしていますが後ろの赤いつぶつぶが卵です・・・お母さんなのでしょうか?お父さんなのでしょうか?どちらかわかりませんが大切な時間にお邪魔してすみません!・・・決してお子様に危害は加えませんので少しだけ写真を撮らせてください・・・でも写真のギンポさんは怒っているのでしょうか?鋭い目つきでこちらを睨んでいます・・・さすがに子供を守る親というのは違いますね何かゴジラのような迫力がありますね・・・あれ?もしかして自分の子供じゃなくて他のお魚さんの卵を食べに来た悪いやつ?・・・よくわかりませんがササっと撮影だけさせてもらいます~!
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こんな迫力のある眼付きのギンポさんを見ていると思うことがある
1%でいいから昨日の自分を超えてやる!
その為にできない理由を探すのではなくできる方法を探すんだ
そしてそれを今やるかやらないかが
将来の分れ目になることを自覚し決断する
できるからやるのではなくやるからできるようになることを信じて
キンメモドキさんの凄さ! ケラマ
- キンメモドキさんだと思うのですが目が大きいですね・・・黄色い口先に背骨まで見える透明の体で天邪鬼のキンメモドキさんもいますが同じ方向を向いて整然としています・・・キンメモドキさんは体長約6cm程度で体の割に眼と口が大きく胸部と肛門に発光腺があるのが特徴です・・・この写真のお魚さんも体の割に目が大きいですよね・・・夜行性のため昼間は岩陰やサンゴの下で群れを作っています・・・全身がオレンジっぽければキンメモドキさんとわかりやすいのですがスケルトンボディだともしかしてスカシテンジクダイ?と迷ってしまいます・・・透明っぽい群れでもキンメモドキさんの特徴は丸みを帯びた体で眼が大きく口の先端が黄色く尾柄部に黒点がありませんのでそこで区別できます・・・この写真のお魚さんの特徴にぴったりです。
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- よく似たお魚さんでスカシテンジクダイさんがいますがキンメモドキさんと同じように群れています・・・スカシテンジクダイさんは無色透明に近い体に背ビレは2つで透明な三角形です・・・もちろん閉じていることも多くサイズが小さいので水中では見分けづらいです・・・また尾柄部に黒点があることが特徴ですがスカシテンジクダイさんの場合は黒点がないまたは薄い場合もあるので群れ全体をよく見て判断するほうがいいようです・・・ここが迷うポイントですよね・・・スカシテンジクダイさんならはっきりと黒点を付けてくれると助かるのですが・・・まあ人間サイドの都合ですね・・・上の写真はどこを見てるのかな?という感じでしたが下の写真は口をへの字にして私の方を睨んでいるキンメモドキさんがたくさんいます・・・小さいのに眼力がすごいです。
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- キンメモドキさんは胸部から腹部が淡く光るのですがその発光メカニズムは餌であるウミホタルさんのもつ発光酵素を細胞内に取り込むことで発光しているそうです・・・小さいのに凄い能力ですがなぜそのような力を身に着けたのでしょうか・・・キンメモドキさんにとって光ることで何かメリットがあると思うのですがよくわかりません・・・またキンメモドキさんは全体の統制がすごく取れていてザッザッザっと群れで動く姿は感動モノです・・・あれだけの数のキンメモドキさんを統率するリーダーがいるのでしょうか・・・もしいたとしたら素晴らしいリーダーだと思いますし尊敬いたします。
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キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんどっち? ケラマ
- キンメモドキさんはオレンジ色に近い赤い体をしており夜行性で昼間はサンゴ礁の近くに隠れていますが泳ぐ時は群れを成して大群になります・・・この群れは統制が取れており遠くから見ると大きな魚がいるのかと思うほどです・・・スカシテンジクダイさんは名前の通り透明な体をしていて骨まで見えるスケルトンボディをしています・・・下の写真はスケルトンですが体が少し濁っているのでキンメモドキさんかな?
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- キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんのはっきりとした違いは背びれの数でスカシテンジクダイさんの背びれは2つでキンメモドキさんの背びれは1つです・・・でも泳いでいるときに見分けるのは困難がありますね・・・他にも違いがありましてスカシテンジクダイさんの尾柄部には黒点が見られますがキンメモドキさんには黒点がありません・・・しかしこれもスカシテンジクダイさんの中に黒点が薄いものもいるので見分けがつきにくいことが多々あります・・・この写真はキンメモドキさんですね。
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- キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんの違いのひとつにサンゴから離れるか離れないかというのもあります・・・キンメモドキさんのほうが臆病なのかあまりサンゴから離れません・・・スカシテンジクダイさんはサンゴから少し離れたところで群れを作っています・・・この写真はサンゴの近くでごちゃっと群れていますのでキンメモドキさんですね。
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- 下の写真はスカシテンジクダイさんですかね・・・サンゴから少し離れたところで群れているという点ではそうかもしれませんがこれだけじゃわからないですね。
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- 近づいてみましたがいかがでしょうか・・・背びれが2本あるような無いような?・・・2本あればスカシテンジクダイさんなのですがわかりにくいですね。
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- さらに近づいてみましたが・・・やっぱりよくわからないですね・・・スカシテンジクダイさんのような気がしますがいろいろ混じっているような気もします・・・はっきりした特徴を表してくれていればいいのですがあいまいな個体が多くスカシテンジクダイさんとキンメモドキさんを見分けるのはやっぱり難しいです。
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迷うよね!キンメさん!?スカシさん?(改)ケラマ
- 目の前に居るスズキ目ハタンポ科のキンメモドキさんにピントが合っているのでちょっと確認しづらいのですがホンソメワケベラさんが派手派手なユカタハタさんの頭の所を一生懸命クリーニングしていますね・・・ユカタハタさんも気持ちがいいのか「儂は満足なり!」と言いたげな表情をしているようです・・・もしかしてキンメモドキさんもクリーニングして欲しいのでしょうか?・・・キンメモドキさんは小さ過ぎて無理ですかね・・・キンメモドキさんは体長約6cmくらいで浅い海の岩礁域やサンゴ礁で暮らしていますが体の割に眼と口が大きく胸部と肛門に発光腺があるのが特徴です・・・キンメモドキさんは海に漂う動物プランクトンを食べていますが夜行性のため昼間は岩陰やサンゴの下で群れを作っています・・・確かに岩陰でよく群れていますが先頭の仲間に付いて行くため丸い塊や時には大きな魚の形など様々に形を変えて泳いでいますので夜行性という感じではありませんでした。
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- スカシテンジクダイさんなのか?キンメモドキさんなのか?どちらも体長は2~5cmほどで普段居る場所もよく似ていて群れをつくって泳いでいるのでサイズなどを見ただけでは判断は難しいです・・・いつも迷うところですがスズキ目テンジクダイ科のスカシテンジクダイさんの体は透明で骨まで見えるスケルトンボディが特徴です・・・キンメモドキさんはオレンジ色に近い赤い体をしていますが中には透明の体をした個体もいます・・・したがってスケルトンだからという理由では見分けられないのです・・・スカシテンジクダイさんの背鰭は2つですがキンメモドキさんの背鰭は1つなので背鰭を見れば見分けられます・・・またスカシテンジクダイさんの尾柄部には黒点が見られますがキンメモドキさんには黒点がありません・・・ただしスカシテンジクダイさんの個体によっては黒点が薄く見えにくいこともありますのでたくさんの個体を確認して判断するようにしましょう。
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スカシテンジクダイさんとキンメモドキさんは似た者同士!
似た者同士は様々なことにおいて価値観が似ている
だから意思疎通がスムーズにできて居心地が良い
意見の不一致による衝突が少なくストレスが少ない
一緒にいて楽しく笑いが絶えず幸福感を得られる
常に自然体でいられるので安定した関係を築ける
相手の気持ちが理解しやすく絆や信頼関係が築きやすい
似た者同士は辛い時に支えになってくれる
そんなかけがえのない大きな存在なのです
キンメさん?スカシさん?・・・どっちなんだい!(改)パラオ
- キンメモドキさん達とスカシテンジクダイさん達は小さいし群れているしよく似ているのでいつもどっちなのか迷ってしまいます・・・キンメモドキさんはスズキ目ハタンポ科に属していてスカシテンジクダイさんはスズキ目テンジクダイ科に属していますので違う科なのですが住んでいるところも同じような所なので判別に困ってしまいます・・・老眼なのでダイビング中の肉眼では小さすぎるし・・・いつも写真を撮った後に拡大して確認していますがこれだという特徴があるといいのですが?・・・キンメモドキさんは体長約6cm程度で岩礁域やサンゴ礁域に非常に大きな群れをつくり夜行性のため昼間は岩陰やサンゴの下などに身を隠していて夜間は餌を求めて活発に行動します・・・キンメモドキさんは丸みを帯びた体で体の割に眼と口が大きく胸部と肛門に発光腺があります・・・近年の研究により発光する甲殻類「ウミホタル」を食べることで発光物質を獲得していることが明らかになりました・・・発光するのはキンメモドキさんの腹側で発光することにより月明かりなどの海面から届く弱い光でできた自分の影を消し海底から敵に見上げられた時に見つかりにくくしていると考えられています。
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- 統制のとれた滑かな動きで群れは先頭の仲間に付いて行くため群れ全体がまるでひとつの生き物のように丸い塊や細長い形や時には大きな魚の形など様々に形を変えます・・・黄味を帯びた赤色ボディの暖色系のお魚さんですがスカシテンジクダイさんかと迷ってしまうスケルトンのボディのものもいるので困ってしまいます・・・吻の先端が黄色く尾柄部に黒点がないことが確認できればスカシテンジクダイさんではなくキンメモドキさんだとわかります・・・と言うことは上の写真はスカシテンジクダイさんがメインかな?・・・スカシテンジクダイさんは光の加減によっては白っぽく見えることもありますが体は透明でクローズアップすると骨も透けて見えます・・・キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんはどちらも同じくらいのサイズで同じような場所を好みまサンゴの根やイソバナの周辺などで同じような群れをつくるためときに混同されます・・・下の写真の中央はキンメモドキさんで上の方がスカシテンジクダイさんですかね?
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キンメモドキさんもスカシテンジクダイさんもなんだか楽しそう
楽しく過ごすには心が愉快であればいい
心が愉快であれば終日歩いても嫌になることはない
心に憂いがあればわずかな距離でも嫌になる
常に明るく愉快な心を持ちたいものである
明るく愉快な心を持つには好きになること
でも嫌いなことも当然ある
嫌いな事であれば見る方向を少し変えればいい
そうする事で全く違う世界が広がるかも
違う世界であれば好きになることもある
ほんの少しの工夫で人生が変わることがある
人は愉快に生きる機会を与えられているんだから
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