- カイメンカクレエビさんの仲間かな?(改)柏島
- カエルアマダイさんはひょうきん顔で何を考える?(改)ケラマ
- 色白のカエルアンコウさんの方が写真映えしませんか? 小笠原
- カエルアンコウさんの匠の技!(改)セブ
- カクレクマノミさんがキンセンイシモチさんにドヤ顔!(改)ケラマ
- カクレクマノミさんいよいよだね!楽しみだね赤ちゃん!(改)ケラマ
- カクレクマノミさんのスタイリッシュなコントラスト!(改)セブ
- カゴカキダイさんはベテランの籠担ぎさんなの?(改)柏島
- カサゴさんの澄んだ瞳が爽やか!(改)柏島
- カザリイソギンチャクエビさんの点線結んだら!(改)柏島
- カスミアジさんのメタリックボディは迫力! パラオ
- カスミチョウチョウウオさんの苦み走った渋い顔!(改)ケラマ
- カタボシオオモンハゼさんは木枯し紋次郎!(改)ケラマ
- カニハゼさんはカニさんの真似をしてピョコピョコピョコ!(改)パラオ
- カノコイセエビさんだと思うのですが違いますか? 小笠原
- カノコイセエビさんが怒ってる?悩んでる?(改)ケラマ
- カペランサンカクハゼさんの背びれのワンポイントが粋!(改)ケラマ
- ガラスハゼさんは獲物を狙う豹! ケラマ
- ガラスハゼさんは無責任? ケラマ
- ガラスハゼさんは透明な体をして恥ずかしがり屋さん?(改)
- ガラスハゼさんはムチカラマツと一生遂げる!(改)与那国
- ガラスハゼさん、目の裏側まで透けて見えてますよ!(改)伊豆大瀬崎
- カワハギさんの赤ちゃんが僕をいじめないでねって!(改)柏島
- カンザシヤドカリさんのお家はイバラカンザシさんの跡地!(改)柏島
- カンモンハタさん砂掛けてごめんなさい! ケラマ
カイメンカクレエビさんの仲間かな?(改)柏島
- サンゴの上に載っている丸い小さな生き物はエビ目テナガエビ科のカイメンカクレエビさんの仲間だと思うのですが違いますかね?・・・小さくてピントもよく合っていないので何ていうエビさんなのかよくわからないですがエビさんであることは間違いないですね・・・もう少し腕を上げてピントの合った写真を撮らないといけないですね・・・すみません・・・身体が透明で身体の中が透けていますが足とハサミ脚と眼が何となくある事がわかりますか?・・・ちょっと黄色い顔をしてこちらを向いている猫のようにも見えますね。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/09/2015.08-160-1024x768.jpg)
- 下の写真のカイメンカクレエビさんの仲間は丸っこいフォルムに小さなハサミ脚が付いているのがわかりますか?・・・左のハサミ脚より右のハサミ脚の方が大きいようです・・・それからこのカイメンカクレエビさんの仲間は身体が透けていますのでお腹に卵を抱えているように見えますが如何でしょうか?卵なのでしょうか?・・・正面に見える黒い点のようなものが目だと思うのですが他にも何匹かいるようですねえ・・・何度も言いますがピントが合っていなくて何かエビらしいものがいるとしかわからず誠に申し訳ございません。
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- 右側に大きいエビさんと左側に小さいエビさんが2匹並んでいるようですがオスとメスでしょうか?・・・よくわかりませんがエビさんはだいたいが大きいのがメスで小さいのがオスなのでこの2匹は右側がメスのペアですかね・・・それとも親子なのでしょうか?・・・やっぱり右側のエビさんのお腹の中に透けて見える粒粒は卵の様なので右側のエビさんはお母さんですね・・・それにしてもエビさんと言うよりはダンゴムシさんのようにずんぐりむっくりの何とも不思議な形をしたエビさんですね・・・無事卵を生んでかわいい赤ちゃんを残してください。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/09/2015.08-165-1024x768.jpg)
- 下の写真はカイメンカクレエビさんの後ろ姿を撮ったものですがお尻がぷっくりしていて丸くてかわいいですね・・・すみませんメスのエビさんなのにお尻を取ってしまいました「失礼な人ね!」って怒ってなければいいのですが・・・結局なんていうエビさんなのかよくわかりませんがカイメンカクレエビさんに似ていることは似ています。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/09/2015.08-168-1024x768.jpg)
不思議な生き物が語っています
学歴も職歴も年収も本当の価値じゃあ無いよね
社格やら職歴やら年収でその人の価値を測るより
いざという時にどのような態度を取れるか?
失敗した時にどのように立ち直れるのか?
挫折しそうな時にどれだけ情熱を傾けられるか?
裸一貫になった時にどんな生き方ができるか?
そこにその人の価値を見詰めた方がいいよね
カエルアマダイさんはひょうきん顔で何を考える?(改)ケラマ
別名ジョーフィッシュさんと呼ばれ何か厳ついイメージの名前が付いているカエルアマダイさんですが実はとても臆病なお魚さんです・・・写真を撮ろーとそーっと近づいて行ってもすぐに危険を察知してシュッと穴の中に引っ込んでしまいます・・・せっかく見つけたので近撮しようとこっそりこっそり驚かさないように近づいて行ったのにあっと言う間に穴の中に隠れてしまって出てきません・・・涙が出てきそうです・・・今回の様に穴からちょこんと頭だけ出して周りを伺っているそのかわいい表情が撮れると最高ですね・・・「お腹がすいたから小魚が近くを通らないかなあ」とか「変な奴が近づいてこないかなあ」とか考えているのかよくわかりませんが眼がクリクリしていて口は大きく愛嬌があってひょうきんなカエルアマダイさんです。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/6ca77132dce3dc74ae6817b5baec0732-1024x768.jpg)
- カエルアマダイさんの頭は丸っこいので全体的に丸っこい身体のイメージを持ってしまいますが頭を除いて実は身体は平べったくなっています・・・身体の割に大きな目は頭の前端に位置し両眼の間隔は狭く口にきわめて近いところにあります・・・口が非常に大きいカエルアマダイさんは海底の穴から頭だけ出して近くを通りかかった魚に襲い掛かりバクリと食べます・・・別名のジョーフィッシュはほとんど水平に開くことができる大きな口で獲物を捕らえることからそのように呼ばれています・・・まさにカエルのような顔をした臆病なカエルアマダイさんですが食べる時は凄いんです。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/bfd59fd4779fca36780db59e490ec84a-1024x767.jpg)
- カエルアマダイさんは最大でも6cmほどの大きさで水深20メートルより浅いの砂礫の底に自分で垂直に穴を掘って住んでいます・・・砂礫の崩れやすい住処なので頻繁に大きな口で砂利を咥えて巣穴をせっせと整えている働き者のカエルアマダイさんなのです・・・お休みの時などは穴に貝殻でうまい具合に蓋をしていることもあります・・・小さいのに賢いとうか神経質というかなかなかの曲者のカエルアマダイさんです・・・でもメスが卵を産むとオスが口内で飼育し稚魚がハッチアウトするまで大切に保護をする「マウスブルーダー」として知られている健気なカエルアマダイさんです。
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行動なしでは何事も始まりません
やってみることが大切です
でもたまにはゆっくり考えるそんな時間も大切ですね
走っては立ち止まりまた走っては立ち止まり
try&errorを繰り返しながら
振り返るばかりではなく前を向いて生き抜いていこう
色白のカエルアンコウさんの方が写真映えしませんか? 小笠原
- カエルアンコウさんはカエルアンコウ科に属するお魚さん達の総称でかつてはイザリウオさんと呼ばれていましたが「いざり」という単語は足の動かない人を指す差別用語であるとして改名されました・・・カエルアンコウさん達は泳ぎが下手な種が多く普段は流れに身を任せて周りの岩などに擬態しながらほとんど動かずユラユラユラユラしています・・・きっとせわしなく動くのがきらいなのでしょうがカエルアンコウさんの周りでは時間がゆったりと流れているように感じます・・・たまにはカエルアンコウさんのようにゆったりとした時間を過ごすのもいいものです・・・でもたまに前足のような胸びれを使って海底をヨチヨチヨチヨチと歩き回ることもあります・・・下の写真のカエルアンコウさんは前足?胸鰭でしっかりと体を支えていますね。
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- 上の写真の色白のカエルアンコウさんは周りの色にすっかり溶け込んで遠くから見たら岩の一部にしか見えませんでした・・・でも近くに来てよく見てみると確かにカエルアンコウさんで円らな小さな瞳に大きく開きそうな口と頭部にはエスカと呼ばれる擬餌の付いた突起を持っています・・・実はカエルアンコウさんはこのエスカを使って小型の甲殻類やお魚さんをおびき寄せて食べる策士なのです・・・普段ゆっくりとした動きしか見せないカエルアンコウさんですがこの時ばかりは素早い動きで口を大きく開いてバクっと一気にいきます・・・さすが策士のスナイパーといった感じですかね。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2023/10/81658d8bb0fddc25398e2cc123ce0d85-768x1024.jpg)
- 上の写真のカエルアンコウさんは小さな瞳でこちらを見ていますがちょっと前のめりで「君たちがそこにいると食事ができないじゃないか・・・小魚さん達がみんな逃げちゃうよ!」と訴えかけているようです・・・すみません写真を取ったらすぐに移動しますのでお邪魔いたしました!!・・・下の写真は色黒のカエルアンコウさんなのですがどこがどうなっているのかよくわからないですね・・・カエルアンコウさんの正面からの写真なのですがわかりますかね?色白のカエルアンコウさんより眼が大きいような気がします・・・また同じカエルアンコウ科に属するカエルアンコウモドキさんという方もいらっしゃいましてサンゴ礁域の浅い所の転石の下などに隠れ棲んでいます・・・体の色は淡茶褐色~橙黄色で体側には不定形の濃茶褐色の斑模様がありカエルアンコウさんに見られるエスカは無くイリシウム(釣竿)のみを持つのが特徴になっています。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2023/10/94f87998c9006e6a9c475a0cb90bea87-1024x827.jpg)
カエルアンコウさんの匠の技!(改)セブ
- ユニークな風貌で人気を集めるカエルアンコウさんは海底の岩礁や砂地に岩かと思うような風貌でどっしりと居を構えています・・・特徴的なのは誘引突起の疑似餌をちょろちょろちょろちょろと使って小魚さんがエサと間違えて近づいてくるのを待ち伏せすることです・・・待ち構えている時は波に揺られながらゆうらゆうらしてのんびりとしているように見えますが小魚さんが近づいてきていざ捕食する時は大きな口を開けて獲物を一気に丸飲みします・・・なかなかの早業で匠の技を感じますよね・・・胸びれの筋肉はよく発達していて筋肉粒々の肉厚な胸ビレと腹ビレを手足のように器用に使って海底をのしのしと歩きますが遊泳はほとんどしません・・・まさに匠の頑固おやじといった感じです。
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- カエルアンコウさんの体は卵型でやや生活習慣病タイプのぽっこり体形で眼は極めて小さく老眼なのではないか?という印象を与えてくれます・・・口は大きく斜め上に開いていていつもむっとしているへの字口の頑固じじいを感じさせる口元です・・・体には小さな棘や皮弁が密生していて写真のカエルアンコウさんはほほにシミが浮き出ていて歴史を感じますね・・・変な印象を与えてしまったかもしれませんが大きくてがっしりした体形に小さなつぶらな瞳がかわいいカエルアンコウさんです・・・それにしてもじっと獲物を待ち伏せしているカエルアンコウさんは海底の岩などと見間違えそうです。
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- カエルアンコウさんは体の色は白色やオレンジ色や赤色や黄色のものなど様々で斑や縞模様があるものなど変化が大きく実に多彩です・・・その中でも黄色から灰褐色のものが多いようです・・・周りの環境に合わせて目立たないようにしながら疑似餌で小魚さんを待ち伏せする匠のスナイパーカエルアンコウさんです・・・この科は従来「イザリウオ科」とされていましたが日本魚類学会の「日本産魚類の差別的標準和名の改名最終勧告」に従いカエルアンコウ科と改名されました。
自分が信じた一つの道を何十年と磨き続ける
そんな極めて稀有な存在として認められ
しかもそれを次の世代へ引き継ぐことができれば
匠としてこの上ない幸せであり私もそんな人生を送りたいものである!
カクレクマノミさんがキンセンイシモチさんにドヤ顔!(改)ケラマ
- スズキ目スズメダイ科のカクレクマノミさんがイボハタゴイソギンチャクさんだと思うのですがイソギンチャクさんの触手の中で居心地よさそうですね!・・・カクレクマノミさんは他のクマノミさん達に比べると細長い体つきをしていてちょっとスマートなのですが綺麗なオレンジ色の体に3本の白い帯がアクセントになっていて鰭の先は黒くなっているのが特徴です・・・幼魚の時の体長は2cmほどでイソギンチャクさんの周りをチョロチョロチョロチョロしていますが成長すると8cmほどになります・・・「イソギンチャクさんの毒に負けない俺って凄いだろう!」とまわりで泳いでいるキンセンイシモチさん達に自慢しているようです・・・カクレクマノミさんの顔というか口元が特にドヤ顔していますよね!この顔は絶対威張ってますよね!
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- カクレクマノミさんはイソギンチャクさんと共生関係にありますがご存じの通りイソギンチャクさんの触手には毒があり触れた生きものは麻痺してしまいイソギンチャクさんに食べられてしまいます・・・でもカクレクマノミさんは成長と共に体表から特殊な粘液を出せるようになるのでイソギンチャクさんの触手に触れても大丈夫なのです!・・・ただしカクレクマノミさんがこの粘液を分泌できるようになるには生後1週間ほど掛かるので生まれて間もないカクレクマノミさんがイソギンチャクさんに接触すると死んでしまうケースもあるそうです・・・またカクレクマノミさんはイソギンチャクさんに守ってもらうだけでなくイソギンチャクさんが食べ残したものをエサとして食べるというちゃっかり者でもあります・・・一方カクレクマノミさんはイソギンチャクさんの近くを泳ぐことで新鮮な海水を送りイソギンチャクさんを元気にしているのです・・・「守ってもらってるだけは無いんだよ!ちゃんと働いているんだから!」とカクレクマノミさんが話しています。
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カクレクマノミさんとイソギンチャクさんはいいチーム!
一人ではできない事でも協力することで不可能を可能にする
夢や目標は一人で抱えていてもなかなか達成するのは難しい
でも夢や目標を共有し協力すればその夢や目標は実現可能になる
例え全員が納得して進んでいなくても
お互いの挑戦を認め合い失敗した時には支え合うことが大切
チームは個人の集まりだから
個人がしっかりと仕事をしなければチームとしては機能しない
仲が良いことと馴れ合いは違います
背景や事情を理解し言いにくい事でも言えるチーム
そんな個人でありチームであれば夢は必ず叶うもの
カクレクマノミさんいよいよだね!楽しみだね赤ちゃん!(改)ケラマ
- 下の写真のカクレクマノミさんを見ていただくとお分かりになる通りもの凄くおなかがパンパンになって苦しそうにゆるゆると泳いでいます・・・お腹の中にたくさん卵を抱えているカクレクマノミのお母さんのようですね・・・絨毯のようなほわほわのイソギンチャクさんの森の中で「何処で産んだらいいかしら?何処が一番赤ちゃん達が気持ちよく過ごせるかしら?安全かしら?」と卵を産む場所を探しているようです・・・もうすぐおチビちゃんたちが生まれそうです!・・・同じ近くの海にいたセジロクマノミさんも子育て中でしたがまさに出産ラッシュですね・・・子育ては大変だけどお母さん頑張れ~!応援してま~す!
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/06/020f424d38a5162546cfe9361852e33c-1024x769.jpg)
- カクレクマノミさんの別名はクラウンアネモネフィッシュさんと言いますがクマノミさんの中では比較的スマートな細長い体つきをしていて大きさは8センチ程度です・・・もちろん中にはもっと大きくなることもあります・・・カクレクマノミさんは鮮やかで綺麗なオレンジ色の身体に太めの白い帯がカラフルな可愛らしい特徴を持ったクマノミさんです・・・センジュイソギンチャクさんなどと一緒に仲良く暮らしていてそのイソギンチャクさんに怖い捕食者から大切に守ってもらっています・・・下の写真のカクレクマノミさんの表情を見てください・・・ふかふかのイソギンチャクさんの絨毯の中で安心して寛いでいるようです・・・とても気持ちよさそうですね・・・センジュイソギンチャクさんは水深10m前後のサンゴ礁など岩礁に付着して生息するハタゴイソギンチャクさんの仲間です・・・直径は50cm~80cmになり時に1mを超すものもありますが触手は細長い円筒形で先端まで太さが変わらず最後は丸く終わります・・・カクレクマノミさんやハナビラクマノミさんやセジロクマノミさんなどが共生します・・・つぼみかけたセンジュイソギンチャクさんは体壁が壺のように丸くなり上方から触手の束が出ていてかわいいですよ。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/06/d99aad209e8d1bc57b611077f8b86cba-1024x768.jpg)
- カクレクマノミさんも他のクマノミさんと同じように群れの中で1番大きい個体がメスになり2番目に大きい個体がオスに性転換しその他は繁殖能力を持たない未成熟個体に留まります・・・ そしてまた群れのメスが死んでしまうと2番目に大きい個体のオスがメスにその次に大きな未成熟個体がオスに性転換します・・・あまり遠出をせずイソギンチャクさんの周辺で暮らすクマノミさんにとって性別変化は子孫を残すための賢い変化だと思うのですが凄いことですよね・・・最初から雄雌が決まっていたら小さなコロニーでは子孫を残すことが困難になってしまいますからね・・・かわいい顔をしてなかなか考えていますね。
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- ご存知の通りイソギンチャクさんには毒がありますがクマノミさんにはなぜか耐性があるため共生が可能です・・・その理由は何かと言うとクマノミさんが身体から分泌している特殊な粘液にあるそうです・・・イソギンチャクさんは触手に「刺胞」という毒の棘を持っていますがイソギンチャクさんが毒を発射するにはある条件があるそうです・・・その条件とは「海水よりマグネシウム濃度が低いものに対してのみ発射する」というものだそうです・・・もうお分かりですね・・・クマノミさんは自身が分泌する特殊な粘液で覆われていますがこの粘液が海水より高いマグネシウム濃度になっているからなのです・・・だからクマノミさんがイソギンチャクさんに触れてもイソギンチャクさんの毒に刺されることがないのです・・・すごい特技ですよね・・・ちなみに上の写真のホヤさんですが「一つ目小僧」に見えませんか?・・・カクレクマノミさんもちょっと怖がっているように見えます・・・そんなことを考えながら潜っていますよ~。
子育ては簡単なことではない
敵がいつ襲ってくるかもしれない一人では心もとない
安心できる環境愛情を注げる環境心に余裕が持てる環境
それを整えることができるかどうかだ
それには支えてくれる仲間が大切
カクレクマノミさんのスタイリッシュなコントラスト!(改)セブ
- カクレクマノミさんは全長が約10cmくらいあるのですがクマノミさんの中では細長い体つきをしていて結構スマートでスタイリッシュです・・・鮮やかな橙色の地に黒く縁取られた白い横帯が三本ありそのコントラストが美しく都会的に洗練されたカクレクマノミさんです・・・各ひれも黒と白の二重線で縁取られていてお洒落ですよね・・・カクレクマノミさんは生まれてきた時は全てオスで生まれてきますが成長し成魚になると一番大きい個体がメスになります・・・すごく進んだ世界ですよね・・・この一番大きなメスが死んだら次は2番目に大きなオスがメスに性転換するそうです・・・2番目の大きなカクレクマノミのオスさんは気が気ではないでしょうね・・・「あのメスが死んだら次は俺がメスにならないといけないんだ!・・・いつでもメスになれるように今から準備しとかないと・・・」っていう感じですかね・・・子孫を確実に残すためのこの性転換を「雄性成熟」というそうです・・・群れの中にひときわ強そうなごっついクマノミさんがいたらそれはメスなんですね。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/07/2bad728fa48579652f7d7900c0405aa7-1024x767.jpg)
- クラウンアネモネフィッシュ:英名のクラウンは「王冠」のクラウンではなく「道化師Clown」の意味だそうで体の色からオレンジ・クラウンフィッシュともいいます・・・クラウンアネモネフィッシュさんは東の海域に分布することからイースタン・クラウン・アネモネフィッシュとも呼ばれていてカクレクマノミさんをウエスタン・クラウン・アネモネフィッシュと呼ぶ人もいます・・・ペルクラ・クラウンアネモネフィッシュ:ペルクラクラウンさんは鮮やかな色をしていて虹彩は明るいオレンジ色をしているため目が小さく見えるのに対してカクレクマノミさんは虹彩は黒いので目が大きく見えます・・・この写真のクマノミさんはぺルクラクラウンですかね?
もちろんその人の本当の価値は中身です
でも第一印象も大切です
第一印象が悪いとあなたの本当の価値までたどりつくのに
時間がかかってしまいます
もったいないですよね
センスを磨くことも大切なんですね
カゴカキダイさんはベテランの籠担ぎさんなの?(改)柏島
- スズキ目カゴカキダイ科のカゴカキダイさんの体の色は黄色~灰色で体には斜めの5本の黒色縦帯があり上の2本は背びれ後端に達しています・・・カゴカキダイさんの体は平たく体高がありプロポーションはチョウチョウウオの仲間のように見えますが異なるグループでメジナさんやイスズミさんなどと近縁とされています・・・かつてはカゴカキダイさんはチョウチョウウオ科に分類されていましたたが稚魚がトリクティス期を経ないため現在は独立した科に分類されているそうです・・・カゴカキダイさんはメジナさんやイスズミさんとは全然形が違いますし見た感じはまさにチョウチョウウオさんです。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/10/0912bf6ffca3d4b53f322eb46f9bb8f2-1024x768.jpg)
- カゴカキダイさんは潮通しのよい岩礁帯で写真の様に小さな群れを作って泳いでいる所をよく見かける昼行性の肉食魚です・・・カゴカキダイさんの稚魚は表層で生活していて10mm以下では無色透明ですが12mmを超える頃になると特徴的な斑紋が現れて他種との識別ができるようになります・・・カゴカキダイさんは後頭部から背鰭起部にかけて急激に盛り上がっていますがその姿から肩が異常に盛り上がった江戸時代の駕籠かきになぞらえて名前が付けられたそうです・・・なかなか威勢の良い名前が付きましたね。
カゴカキダイさんは運も運んでくるのか?
運は汚い事や卑怯な事を徹底的に嫌うと言う
だから自分は運が悪いと嘆くのではなくその理由を徹底的に考えよう
不運には必ず理由があるのだから
そして幸運にもそれ相当の過程がある
努力と根気が運を捕らえるきっかけとなる
幸運の神様はそのような人の所へ訪れてくれる
でも幸運に出合っても幸運を捕えれなかった人はたくさんいるのも事実
だからそんな事にならない様に幸運の神様がほほ笑んだ時は
正しい決断ができるように準備は怠らない様にしよう
カサゴさんの澄んだ瞳が爽やか!(改)柏島
- 磯釣り行くとよく根に潜んでいるので仕掛けを岩場に引っ掛けて地球を釣らないように注意しながら釣っているカサゴさんです・・・カサゴさんは夫婦仲がいいのか一匹釣れると必ず2匹目も釣れますよね・・・でもその時のことを考えるとカサゴ夫婦の情景が目に浮かびます・・・先だったお父さん(お母さん)を岩場の陰から見守りながら私もすぐに一緒に行くから待っててね~!・・・近くで見ると表情豊かで切ない愛情を感じます・・・カサゴさんは大きなものでは30cm程に成長し頭でっかちで頭部や背びれや尻びれには鋭いトゲがあります・・・食べるととてもおいしいのでですがあまりじっくりと観察したことがなかったので新鮮な感覚です。
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- カサゴさんを近撮してみてわかったのですがこんなに鋭い棘がいっぱいあるんですねえ・・・刺さるとひどく痛むのよくわかります・・・「つかめるものならつかんでみろ!」とでも言っているよなふてぶてしい表情のカサゴさんです・・・注意しないと痛い目に合いますね!・・・体の色は一般的に茶色にまだら模様が入ることが多いのですがアップで見てみるとかなり複雑な模様になっています・・・そんな体の模様に反して瞳の奥で光る逞しい生命力に美しさを感じます。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/8114d23f2162aa253d7ad66f971d3010-1024x768.jpg)
- カサゴさんの体の色は個体差が大きく赤みが強いもの暗褐色なものとバリエーションが豊富なお魚さんです・・・郷の入れば郷に従えで自分が住んでいる環境によって体色を変えることができるのでしょうか?・・・よく似たお魚さんにメバルさんがいますがメバルさんに比べると眼が小さく口が大きい点で見分けられるカサゴさんです・・・ガンガゼさんの鋭い棘の裏に隠れてこちらの様子をじっと伺っていますねえ・・・「ここまで来れるのかな?ガンガゼさんの棘はすごいぞ~!」って言っているようです・・・でもそう言いながらも逃げる態勢をちゃんと整えているカサゴさんの姿は愛くるしいです。
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「カサゴさん」と「メバルさん」の違い・・・「カサゴさん」は目が小さくて頭が大きく厚みがあって丸っこい体をしています・・・海底付近をとどまっていることが多くカサゴさんの身は脂がのっていて色々な料理(鍋料理・味噌汁・塩焼き・煮付けなど)に使われるとてもおいしいお魚さんです。「メバルさん」は眼が大きくて頭が小さく厚みがあまりない体をしています・・・岩礁付近を群れで泳ぎ回ることが多く味はタンパクで脂が少なくあっさりしています・・・メバルさんももちろんおいしいお魚さんですよ!
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/09/2015.08-82-1024x768.jpg)
外見は刺々しく見えてもその人のことを心から想い
その人が幸せになることに幸せを感じる
そんな心を持ちながら毎日の行動を起こしたい
カザリイソギンチャクエビさんの点線結んだら!(改)柏島
- イソギンチャクさんの触手の中を注意深く探すとこのカザリイソギンチャクエビさんが隠れていることがよくあります・・・ イソギンチャクさんの触手の中を探すのってあまり気持ちのいいものではないかと思いますが頑張ってみてください・・・2㎝くらいの小さなエビさんなのでなかなか見つけにくいのですがよくよく見るといますよ・・・体は透明で眼と眼の間に白い帯があるのが特徴です・・・ このカザリイソギンチャクエビさんはお魚さんから身を守る安全なすみかとしてイソギンチャクさんを利用していますが当然ながらイソギンチャクさんには食べられないいい関係を築いています。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/89665bc2a96b97376beaa365911fe4da-1-1024x768.jpg)
- カザリイソギンチャクエビさんは恥ずかしがり屋なのかカメラを向けるとすぐにイソギンチャクさんの触手の中に隠れてしまいます・・・イソギンチャクさん自体もウニョウニョ動いてるしカザリイソギンチャクエビさんは隠れてしまうし・・・それに体が透明なのでピントも合わせにくい上にじっとしていてくれないので本当になかなか良い写真は撮らせてくれないエビさんです・・・じっとしていてくれると助かるのですがこれは私のエゴですね!・・・それからホシナシイソギンチャクエビさんとよく似ているのですが歩脚に紫色と白色の小斑点が散在するのがカザリイソギンチャクエビさんです・・・ホシナシイソギンチャクエビさんは体の色はやや赤味がかった透明で腹部の腹面に1本の白色の縦線があります・・・また左右の眼の間には白い横線を持っていますがホシナシイソギンチャクエビさんとは歩脚に紫色と白色の小斑点がないことで区別できます。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/1f23b0e6aecda84b3575da97cb691e98-1-1024x768.jpg)
サンゴイソギンチャク・・・先端が膨らむタイプの触手を持つイソギンチャクでタマイダタダキイソギンチャクさんと見た目が非常に似ているため区別が難しいです・・・一般的には触手の先端が乳首状の形をしていてピンク色のものをサンゴイソギンチャク・・・丸いものをタマイタダキイソギンチャクと区別するそうです・・・カラーバリエーションは褐色系をベースに蛍光グリーンやレッドになる美しい体色のものも存在します。
自分が意識して見るか見ないかそこに大きな違いがある
そこに気づいて意識して注意深く見ることができれば
あなたにとっての新たな世界の入り口が発見できるかもしれない
カスミアジさんのメタリックボディは迫力! パラオ
- 遠くから見ているときれいな青い色をしてキラキラと光る大きめのアジさんという感じでしたがよく見ると濃いめ青い斑点と白い斑点がいっぱいあるんですね・・・カスミアジさんはよく小さなお魚さんの群れをシュンシュンと追いかけているところを見かけます・・・カスミアジさんは数匹の群れで行動していることが多いようですが仲良しさんが多いのでしょうか・・・カスミアジさんは幼魚の頃は体の色は銀色で胸ビレが黄色なのが特徴です。
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- カスミアジさんの別名は「ドクヒラアジ」と呼ばれているそうで老成した個体はシガテラ中毒を引き起こす毒素シガトキシンを保有していると言われています・・・シガテラ毒は頭痛・吐き気などの症状がでて完治するまでに長い期間を要します・・・このシガトキシンと言う毒素は加熱で消失するという物では無いので食べない事が一番の予防法です・・・大きな個体はシガトキシン保有率が高いので気を付けましょう。
カスミチョウチョウウオさんの苦み走った渋い顔!(改)ケラマ
- スズキ目チョウチョウウオ科のカスミチョウチョウウオさんは水深60mより浅いエリアの潮通しの良いサンゴ礁域・岩礁域で群れを作っていることが多いお魚さんです・・・カスミチョウチョウウオさんの体形はサンゴ礁を動き回るのに便利な側扁形をしていて結構な大きな群れでピラピラ舞っていますが白い色が海のブルーに映えてとてもきれいです・・・カスミチョウチョウウオさんの身体の色は黄色地で腹部にピラミッドような大きな白模様があるので英名でピラミッド・バタフライフィッシュと呼ばれています・・・でも私にはピラミッドと言うよりは正に北海道の形と言ったほうがシックリきます・・・近似種に色の黒いブラック・ピラミッド・バタフライフィッシュもいるそうですが私はやっぱり白い方がいいです。
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- ところでカスミチョウチョウウオさんのピラミッド模様は白色だけでなく灰色に変色することもあり顔も黄色から茶色っぽい色に変色します・・・背鰭と尻鰭は黄色で尾鰭と腹鰭は白色なのですが灰色に変色することもあります・・・カスミチョウチョウウオさんの体長は18cmほどで昼行性で元気に泳ぎ回っていますが夜はグーグーグーと寝ています・・・下の写真のたくさんのカスミチョウチョウウオさんが黒っぽい顔で口をニュッと出してこちらを見ています・・・濃いブルーの中で白色と黄色が目立つカスミチョウチョウウオさんが可憐に舞う印象とは違って色黒の苦み走った渋い顔の表情が何か笑えますね!
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- カスミチョウチョウウオさんは岩礁縁に当たった時に上昇する動物性プランクトンを食べていて口は尖っていますが歯はブラシ状になっています・・・しかし体の白い模様はやっぱりピラミッドというよりは尻尾を含めるとどうしても北海道にしか見えないですね・・・他に思い浮かぶのは雪をかぶった富士山ぐらいですか?日本人だからなのかやっぱりピラミッドとは程遠いような気がします・・・カスミチョウチョウウオさんにしてみればそんな事は関係ないし勝手に想像してくださいっていう感じでしょうが・・・それにしてもカスミチョウチョウウオさんの苦み走った渋い顔が笑えます。
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カスミチョウチョウウオさんの苦み走った渋い顔は愛嬌がある
でもしかめっ面はシワができるだけ
笑顔でいれば嫌な事悲しい事が忘れられるだからきっと涙も消える
笑顔には心を明るく柔和で好意的にさせてくれる力がある
気持ちいい笑顔ほど魅力的なものはない
楽しいから笑うのか?笑うから楽しいのか?どちらでもいい
とにかくいい笑顔でいれば幸せがやってくる
常に笑顔を心がければ未来はポジティブに飛躍する
平和は微笑みから始まるのだから
カタボシオオモンハゼさんは木枯し紋次郎!(改)ケラマ
- スズキ目ハゼ科のカタボシオオモンハゼさんの名前の由来は胸鰭の付け根の上のあたりに黄色の斑点がある事だそうですが個体によっては無いものがあるそうです・・・下の写真のカタボシオオモンハゼさんもちょうど肩の辺り?お魚さんなので肩と言っていいのかよくわかりませんがその辺りに薄っすらと斑点がありますね!・・・カタボシオオモンハゼさんの大きさは5cm前後の小さなハゼさんですがサンゴの周辺の砂底やガレ場など小さな砂だまりや砂地にいて身体の色が同じような色なのでちょっと目立たないハゼさんかもしれません・・・でもカタボシオオモンハゼさんのクリクリっとした可愛い丸い眼とその上の黒っぽいラインがチャームポイントで体側にも6本の赤い縦線が入っています。
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- この写真のカタボシオオモンハゼさんの口をよく見てください!・・・ウニの棘の様なものを咥えていますがまるで爪楊枝を咥えてるおじさんが食後の一服といった感じで寛いでいるように見えませんか?・・・丸めの突き出している口もなんとも愛嬌がありますが見方を変えれば木枯し紋次郎(古いですかね)のようにも見えてきます・・・そう考えると眼の上にある黒っぽい線も刀傷のように見えてくるしちょっと斜に構えて格好をつけたお侍さんに見えてきました・・・視点を変えるだけで同じお魚さんなのに印象が変わるというのは面白いものですね。・・・カタボシオオモンハゼさんは警戒心もさほど強くないので見つけることができれば比較的撮影しやすいハゼさんです。
カタボシオオモンハゼさんは武士なのか?
武士道精神には心を動かすものがたくさんある
人の一生は瞬間が幾重にも重なった上に成り立っている
だからその一瞬に情熱を傾けて生きれば何も恐れることはない
自分の成し遂げたいもののために魂を賭して向き合う
例え何の準備もなく突然の暴風雨に曝されたとしても
慌てふためいたり逃げ隠れしてはならない
雨風に心を乱さずそれを受け入れ
今この瞬間に何を為すべきかを悟り我が道を行くのだ
カニハゼさんはカニさんの真似をしてピョコピョコピョコ!(改)パラオ
- カニハゼさんの特徴は何と言っても背びれにある2つの大きな目玉模様です・・・この模様がカニさんの目に見えることからカニハゼさんという名前が付いたそうです・・・でもカニハゼさんはその見た目だけではないのです・・・カニさんはよく足を踏ん張って前後にピョコピョコ動くのですがカニハゼさんもその姿に似せてピョコピョコと動くのです・・・カニハゼさんは形だけでなく動きまでカニさん似せているのです・・・どうしてそんなにカニハゼさんはカニさんに寄せているのかと言うとカニさんのように自分たちを見せかけることで敵から逃れているのだそうです・・・この写真のカニハゼさん達もペアで並んでまるで仲良く踊っているかのようにコミカルな動きでホバリングをしています・・・でも危険を感じ始めるとカニハゼさんは砂の上に着底しさらに危険を感じると巣穴に逃げ込んでしまいます・・・このペアのカニハゼさん達も砂の上に着底していますね・・・かなり私を警戒しているようで背びれの眼状斑だけではなく本物のエメラルドグリーンの目でじっとこちらを伺っています・・・写真を撮るだけで他に何もしないから安心してください。
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- カニハゼさんは臆病なのでいったん巣穴に避難してしまうとなかなか出てきてくれません・・・カニハゼさんの警戒状況には最大限気を配りながら少しずつ近づいてみましょう・・・カニハゼさんはテッポウエビさんと共生しているハゼさんとは異なり自分で巣穴を掘って住んでいるという働き者のハゼさんなのです・・・カニハゼさんの食事方法はパクパクと砂を飲み込んだ後に砂の中の有機分だけを食べていらない砂などはエラからブバッと出すのです・・・見ていると結構派手にぶばーッと砂を吐き出します・・・そんなかわいいカニハゼさんですが国内には生息しておらずフィリピン沿岸~ミクロネシアなどに住んでいて英名ではTwinspot gobyといいます・・・正面顔のカニハゼさんもかわいいですが眼の下からほほにかけて走っている縞模様が刀傷の様です。
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まずは真似をするそれが成長速度を早める
でも真似だけでは限界がある
そこから独自のオリジナリティーを出す努力と発想転換
それができて初めてさらに成長できる
それができなければただの物真似
カノコイセエビさんだと思うのですが違いますか? 小笠原
- イセエビさんというのは現在ではイセエビ属22種とミナミイセエビ属7種の総称で世界中の暖かい海にいてご存知の通り非常に大型になるエビさんです・・・国内ではイセエビさんを代表としてカノコイセエビさんやニシキエビさんなどがいます・・・体型は太い円筒形で全身が暗赤色で棘だらけの頑丈な殻に覆われ触角や歩脚もがっしりしていていかにも強うそうな身体をしています・・・ダイビング中に見かけるとまさにエビの王者様という感じです・・・まれに青色のイセエビさんも存在します・・・第二触角は太く頑丈な殻に覆われていてその根元には発音器があり人間につかまれると関節をギイギイと鳴らして威嚇音を出します・・・腹部の背側には短い毛の生えた横溝があり雌雄を比較するとオスが触角と歩脚が長いのに対してメスは腹肢が大きく一番後ろの歩脚が小さなハサミ脚に変化しています。
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- イセエビさんは体長30cm程で1kg近くになることもありますが昼間は岩礁にいて夕方から餌を求めて出歩きます。体型は太い円筒形で全身が暗赤色な頑丈な殻に覆われていて第二触角(太い触角)の根元に発音器があってグググと鳴きます・・・ミナミイセエビさんはオーストラリアやニュージーランドやアフリカ南部に多く生息していて体長は50cmに達するものもあり大物です。発音器はなく腹部の背面に独特の浮き彫りがあり色は伊勢海老に比べ全体的にやや白っぽいそうです・・・ニシキエビさんは九州以南や南西諸島の浅海の岩礁やサンゴ礁域に生息する体長50cmにもなる大型のエビさんで腹部に黒褐色の横帯と黄色い斑があります・・・ゴシキエビさんは本州中部以南や奄美大島や沖縄・八重山諸島などに分布しておりその名の通り頭胸甲に美しい色彩の紋様があり体長は30cmくらいです・・・最後にカノコイセエビさんは房総半島から南に分布し沖縄や小笠原諸島でよく獲れます。体長は約20~30cmくらいで腹部にいわゆる1mmほどの白い水玉の斑点が鹿の子模様に似ていることから名前が付きました。また第一触角(細い触角)が白い斑模様になっています。
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- 外洋に面した浅い海の岩礁やサンゴ礁にいますが昼間は岩棚や岩穴の中に潜み夜になるとごそごそと這い出し貝類やウニさんなど色々な小動物を食べます・・・貝などは頑丈な臼状の大顎で殻を豪快に粉砕し中身をむしゃむしゃと食べるそうです・・・イセエビさんの天敵はサメさんやイシダイさんやタコさんなどでそれらの敵に遭遇すると尾を使って後方へ俊敏に飛び退きます・・・いわゆるエビ逃げです・・・またイセエビさんはウツボさんと共生していることがあります・・・これはイセエビさんが天敵のタコさんから守ってもらう反面ウツボさんもタコさんがイセエビさんに釣られて寄ってきたところを食べれるという双利共生になっています・・・また繁殖期のイセエビさんは移動を開始するのですが移動の際に他のイセエビさんの後について列を形成するそうです・・・これは敵から身を守るための行動とみられ最初は数匹ですが徐々に数を増やしていき総勢60匹で列をなすこともあるそうです・・・そんなにたくさんのイセエビさんが列を成して移動する姿はちょっと不気味かもしれません・・・また敵に襲われると最後尾のイセエビが犠牲になることが多いそうでまさに殿を務めているということですね。
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カノコイセエビさんが怒ってる?悩んでる?(改)ケラマ
- イセエビ科のカノコイセエビさんは夜行性なので昼間は岩陰や暗い洞窟の壁面の窪みがお好みで長い髭と頭をちょこっと出して「誰だ!怪しいやつ!」っていう感じでこちらの様子を伺っています・・・カノコイセエビさんの好物は貝類やウニ類などで夜になると獲物を探すため岩棚などからゴソゴソゴソと這い出てきてそこら中を歩きまわるそうです・・・カノコイセエビさんはたいてい複数で見られるのですが頑丈な臼状の大顎を持っておりその顎で貝などの殻を粉砕して中身だけを食べるそうです・・・確かにカノコイセエビさんって豪快でかなり力は強そうですもんね・・・体色は茶褐色で白色の小紋が散在し歩脚にはオレンジ色の縦帯があります・・・第1触角は白色のまだら模様で第2触角の基部に紫色の斑紋があります。
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- イセエビさんによく似ているカノコイセエビさんは名前の由来でもあるカノコ模様が体に入っていますが写真のエビさんは体全体が見えないのでよくわかりませんね・・・こちらを鋭い視線でぐっと睨んでいますがイセエビさんの敵は大型の鮫さんやイシダイさんなどですがタコさんは特に天敵となります・・・そのタコさんから守ってもらうためにウツボさんと共生していることがあります・・・ウツボさんも捕食対象のタコさんがイセエビさんに釣られて自分から寄ってきてくれるという双利共生になっているのです・・・エビでタコを釣るってウツボさんもなかなか頭がいいですね・・・イセエビさんは触覚の根元に発音器を持っていてこすり合わせることで「ギーギー」と音を出します・・・この音でタコさんなどの天敵を威嚇するそうですが体の大きさに比例して音も大きくなります・・・イセエビさんは集団行動をとることでも知られていて繁殖期に産卵場所へ移動するときなどきちんと一列に並んで行儀よく集団で移動するそうです。
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カノコイセエビさんとウツボさんの協力体制は見逃せない
優れた事を為すには一人でやるより他人の助けを借りる方が良い
自分よりうまく出来る人がいるのならその人に頼めばいい
全部自分一人でやろうだなんてそもそも無理がある
その事を悟った時その人は大いなる成長を遂げるだろう
戦は全員の心底からの結束とそれを用いる者によって勝敗が決まる
もちろん金太郎飴の集団ではうまくいかない
個性を磨き上げそれ生かす事ができる集団である
単に仲よくやればチームワークがいいというわけではない
個人の力と組織の力とそれをまとめる監督の力が不可欠である
カペランサンカクハゼさんの背びれのワンポイントが粋!(改)ケラマ
- カペランサンカクハゼさんは透明な体にきれいなオレンジ色の斑点が散りばめられていますがその中によく見ると黒い点々があるのが特徴です・・・オレンジ色の斑点の中の黒い斑点は画面に目を近づけてよく見ないとわからないですね・・・カペランサンカクハゼさんの一つ目の背ビレはそんなに長く伸びていないのですがその一つ目の背ビレに青黒い斑点があることが特徴になっています・・・和名としては2009年に新種登録されていて背ビレの青黒い斑点のほかに尾ビレ付け根に短い黒色横線があることから他種との見分けは容易とのことです・・・下の写真では尾ビレの付け根の短い黒色横線はわかりません・・・背びれに多種と違う控え目のワンポイントが粋なカペランサンカクハゼさんですがこのカペランサンカクハゼさんは黒い瞳に青緑色のきれいな光が灯っています・・・何を心に秘めているのでしょうか?
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- 果たしてこのサンカクハゼさんがカペランサンカクハゼさんなのかどうか自信はないですが恐らく間違いないと思います・・・サンカクハゼさんはサンゴ礁周辺の砂底や内湾やガレ場などに生息していますが泥の多い場所でも見られます・・・サンカクハゼさんは小さくて白色が基本のやや透明の身体をしているので砂の上にいると背景の砂の色に馴染んで本当に目立たないハゼさんなのです・・・ですから撮影する時は腹ばいになって横からサンカクハゼさんを捉え背景が砂地にならないようにできる限り気を付けています・・・結構すばしっこいハゼさんなのでなかなかいいアングルで取れない私でした・・・サンカクハゼさんは底生の種類なのですがテッポウエビさんとは共生しない種類だそうです・・・そう考えると一匹狼で生き抜いているこのカペランサンカクハゼさんも目の奥がキラリと光っているのも納得できます。
粋って何だろう?
いかにも日本的な言葉だけど魅力がいっぱい
英語で言えばCoolかな?
華美で無く澄み切った格好良さ
洗練されて研ぎ澄まされた質
一本筋を通した人情
一言では表せない言葉って面白いですね
ガラスハゼさんは獲物を狙う豹! ケラマ
- ムチカラマツさんの上で獲物を狙っているのか休憩しているのか物思いにふけっているのかよくわかりませんがガラスハゼさんです・・・このガラスハゼさんプランクトンが近くに来ないかなあと目を皿のようにキョロキョロさせています・・・ガラスハゼさんがいるところはムチカラマツさんの触手も引っ込みがちですね・・・ムチカラマツさんからしてみればせっかく飛んできたプランクトンもガラスハゼさんがいるところはガラスハゼんさんに食べられてしまうので触手を出していても仕方ないというところでしょうか。
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- ガラスハゼさんが尾っぽをひねってそろりと前進しようとしています・・・何か見つけたのでしょうか・・・このガラスハゼさんまるで獲物を狙う豹のような動きに見えます・・・一瞬でサッととびかかりそうな雰囲気です・・・それにしても体が透けていてお腹の中が見えているのでなんだか寒そうに見えるのは私だけでしょうか・・・ガラスハゼさんお腹を冷やして腹痛にならないようにね。
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- ガラスハゼさんの背びれのところよく見るとひれの棘のところ二股に分かれているんですね・・・知りませんでした・・・拡大して見るといろいろ知らないことが見えてきます・・・ムチカラマツさんの触手の上にガラスハゼさんはあごを乗せていますがムチカラマツさんの触手って全部引っ込まないんですね・・・ガラスハゼさんだから引っ込まないのか元々引っ込むことができないのかよくわかりません・・・それにしてもこのガラスハゼさんはいい表情をしています。
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ガラスハゼさんは無責任? ケラマ
- ムチカラマツさんがいる場所はサンゴ礁域から水深200mを越す深海までと幅広くムチのように長い体でユラユラしながら生きているサンゴの仲間です・・・結構深いところにも住んでいるんですね・・・潮通しの良い岩盤上で群生する光景もしばしば見かけられます・・・ムチカラマツさんは細長い体の表面にポリプがたくさんあり流れてくるプランクトンを捕まえて食べています・・・そんなムチカラマツさんを住処にしているのがガラスハゼさんです。
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- ガラスハゼさんは肉食性なのですがムチカラマツさんにいつもくっついて離れないのにどうやって食べて生きているのでしょうか・・・おそらく浮遊しているプランクトンが近くを通ったりしたら捕まえて食べているのでしょう・・・でもそれだけじゃあ運任せで頼りない気がしますが他に食べる術があるのでしょうか。
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- それとガラスハゼさんは産卵する時ムチカラマツさんの触手や肉質部をガシガシと嚙みついてはぎ取ってしまいます・・・骨格だけになったムチカラマツさんに産み付けられた卵はオスがふ化するまで卵を守り続けます・・・一方骨格だけになったムチカラマツさんの回復は望めないそうでムチカラマツさんにとっては大迷惑ですね・・・ムチカラマツさんはガラスハゼさんと一緒に暮らすことで何かメリットでもあるのでしょうか?・・・ガラスハゼさんの目無責任にも「そんなこと知らないもん」って言ってますね!
ガラスハゼさんは透明な体をして恥ずかしがり屋さん?(改)
- スズキ目ハゼ科のガラスハゼさんは大きくなっても3cmほどの小さなお魚さんでその名のとおりガラス細工のような繊細で透明感のある体をしています・・・針金のようなムチカラマツさんやムチヤギさんというサンゴの一種を住処としてちょこまかちょこまか動き回っています・・・ムチカラマツさんやムチヤギさんを順に観ていけば結構な確率で見つけることができます・・・でも写真を撮ろうとするとすぐ反対側に隠れてしまういけずなガラスハゼさんです・・・カメラを向けないと隠れないのにカメラを向けると隠れるってどういうことなんでしょうか?・・・ガラスハゼさんは写真撮られるのが嫌いなのかもしかしてカメラにとられると魂を吸い取られるとでも思っているのでしょうか?
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- 現在ガラスハゼさんの仲間は日本に9種類ほどいるそうでぱっと見同じように見えるのですがよく見ると少し違っています・・・ガラスハゼさんは住んでいる場所によって同じ種類でも色が違うこともありますので種類が違うのか同じなのか勉強しないとよくわからないですね・・・透き通った清楚で小さな体に体のわりに目がクリっと大きくガラスハゼさんのとぼけた表情が何とも言えません・・・ムチカラマツさんやムチヤギさんの上をちょこまかちょこまかと動き回る本当にかわいいガラスハゼさんです。
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- それにしてもガラスハゼさんの身体ってすごく透けてますが身体の中まで見られて恥ずかしくないのでしょうか?・・・「ガラスハゼさん!なんでこんなに体が透けるようになったんですか~?」・・・と聞いてもガラスハゼさん本人にもわからないですよね・・・こんなに透けていてお腹が冷えて痛くなったりしないのでしょうか?心配になりますね!・・・ちなみにムチヤギさんは骨軸に節部と間節部が交互に並ぶことがなく一本のムチのように一続きになって分岐していません・・・骨軸は強く石灰化されているので固く弾力性がなくその髄部は大きくてその中が多房状に小室にくぎられることがありません・・・個虫は共肉中に完全に縮退して各個虫先端に蓋状構造を欠いていて個虫柄部をほとんど欠くのがムチヤギ科の特徴です。
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包み隠さず開けっぴろげ
周りの目を気にしない気にしても仕方ない
どのように見られようと自分は自分隠すから気になるのだ
今の自分を隠さなければもっと自由になれる
わかってはいるけど気になるのが私
開けっぴろげの自由になりたい
ガラスハゼさんはムチカラマツと一生遂げる!(改)与那国
ガラスハゼさんは見事に透き通った体に赤いラインが美しく体の割に大きくキョロキョロした目をしてムチカラマツさんの上でのんびり休憩中です・・・のんびりと寝そべっているガラスハゼさんの表情がとてもかわいいのですが実はガラスハゼさんなりにしっかりと警戒しているのです!・・・ちょっと気になることがあればササっと他の場所に行ってしまったりムチカラマツさんの裏側に隠れたりします・・・でもムチカラマツさんから出ていくことはなくムチカラマツさんの上で生涯を過ごすガラスハゼさんたちなのです・・・ムチカラマツさんという狭い範囲で一生を過ごすなんてすごいと思いませんか? ・・・ムチカラマツさんは同じ場所に何本か生えていることもあるのでそこらへんは引越しもありなのかな?・・・ムチカラマツさんの上で仲良くペアで暮らしているガラスハゼさんの姿をよく見かけるのですが喧嘩はしないでねと願うばかりです。
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- ガラスハゼさんはムチカラマツさんの触手や肉質部をはぎ取って骨格だけにした後そこに卵を産み付けます・・・ムチカラマツさんにしてみればせっかくガラスハゼさんに住まいを貸してあげているのにその借主のガラスハゼさんから自分の大切なポリプをはげ坊主にされてしまって本当にいい迷惑ですよね・・・ガラスハゼさん「僕何も悪くないよ」ってあどけない顔をしていますが見事にムチカラマツさんがはげ坊主にされています・・・これも自然の世界では仕方のないことなのでしょう・・・産卵後はガラスハゼさんのオスがふ化するまで卵を大切に愛情たっぷりで守り続けます・・・お父さん頑張ってます!
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- 下の写真のようにポリプが広い範囲になくなってはげ坊主になってしまったムチカラマツさんもいます・・・もちろんガラスハゼさんのせいなのでしょうが骨格だけになってしまったムチカラマツさんは残念ながらもう回復は望めないそうです・・・ということはムチカラマツさんは食べる量が減って最後には死に絶えてしまうのでしょうか?・・・ムチカラマツさんが死んじゃうとガラスハゼさんは住むところがなくなってしまいますよね・・・ガラスハゼさんちょっとやり過ぎですよね!・・・生きものが生きていくためには命の犠牲が伴うのは仕方がないことですがバランスは大切です。
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世界を飛び出すもよし
一つの世界を極めるもよし
幸せはその人の思いにある他人がとやかく言うことではない
ガラスハゼさん、目の裏側まで透けて見えてますよ!(改)伊豆大瀬崎
- ガラスハゼさんは反対側の眼の裏まで透けて見えてますがガラスハゼさんには自分がどのように見えているのでしょうか?・・・よく考えると眼は外側を向いているので自分の体の中までは見えないですね・・・それにしてもガラスハゼさんはどうしてこんなに透明の体に進化していったのでしょうか?・・・不思議ですね!・・・自分だったらこんなに透け透けの身体だとちょっと恥ずかしくて外に出れそうにありません・・・こんなに自分の体をさらけ出してあけっぴろげの性格のガラスハゼさんってすごいと思いませんか?・・・やっぱり透けてるほうがムチヤギさんの色が映ってうまく擬態できるということなのでしょうか。
![](https://www.kosiannyoritsubuann.com/wp-content/uploads/2022/08/81bc1a489367462c4358491e067d188d-1024x768.jpg)
- ガラスハゼさんはオオガラスハゼさんに比べると口が短かめで体は太く短く寸胴な体をしています・・・オオガラスハゼさんの方がちょっとスマートな体形かな?・・・それとガラスハゼさんは背びれに横線がかかっているのも特徴です・・・この写真のガラスハゼさんは口は短いようですが背びれに横線がかかっていないようにも見えますね・・・ウ~ン区別が難しいですね・・・身体が透き通ったハゼさんは今まですべてガラスハゼさんだと思っていましたが・・・いろいろ種類があるんですね・・・勉強しなくっちゃ!!・・・オオガラスハゼ:ガラスハゼさんに比べると口が長く体は細く長めで背びれの前に横線があります・・・下のムチヤギさんのポリープも元気に花開いて一生懸命食事をしているようです。
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あれやこれやといらぬ心配で体裁を整えて躊躇するより
いいところも悪いところも全て自分をさらけ出し
相手の懐に飛び込む勇気があれば良かれ悪かれ少なくとも強くなれる
カワハギさんの赤ちゃんが僕をいじめないでねって!(改)柏島
- シダの陰に隠れながらちょっと怖がっているようですが過去にトラウマでもあったのでしょうか?・・・それでも私の事が気になるのかチラチラとこちらの状況を伺っている好奇心旺盛でかわいい表情のカワハギさんの赤ちゃんです・・・子供の頃はこんなに小さくてかわいいのにカワハギさんは大人になると最大30cmほどに成長します・・・体はひし形で平たく背びれの第1条と腹びれは太く短いとげになっています・・・カワハギさんのオスは背びれの第2軟条が糸状に細く伸びるのでメスと区別できます。
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- カワハギさんの赤ちゃんは体の色が青灰色や褐色で個体によって淡いまだら模様や黒っぽい縦縞が入ることがあります・・・写真のカワハギさんは褐色でまだら模様の赤ちゃんですが臆病そうな眼と小さなおちょぼ口がいい表情を醸し出しています・・・小さな胸鰭もかわいいですよね!・・・カワハギさんは全身が丈夫でざらざらした皮膚で覆われていますがこの皮膚は料理の時にすぐに剥がせることからカワハギという和名が付いたそうです・・・別名では「ハゲ」「バクチ」などと呼ばれています。
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- 最初はシダの陰からなかなか出てこなかったのですが慣れてきたのか?ちょっと好奇心が出てきたのか?カワハギさんの赤ちゃんが勇気を出してシダの陰から出てきました・・・臆病なだけでは成長できませんものね・・・カワハギさんの口はとても小さいのですが中にはペンチのような頑丈な歯があって獲物をカジカジカジとかじり取ります・・・カワハギさんは砂底と岩礁が混じるような環境で暮らしていて昼によく活動しています・・・カワハギさんの赤ちゃんは夜になると海藻などを口にくわえて流されないように掴まって眠る習性があるそうです・・・その一生懸命さを想像すると微笑ましくてかわいいですね。
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- このカワハギさんの赤ちゃんはちょっと自信無げで始終うつむき加減ですがもしかしたらかなり臆病なカワハギ君かもしれません・・・生き抜くために臆病で慎重なのも大切ですがいっぱい食べて早く大きくなってねえ!!・・・カワハギさんの食事は口に水を含んで砂地に勢いよくフン!と吹きつけ砂に潜った生物を巻き上げて捕食します・・・カニさんや貝類なども頑丈な歯で殻を噛み砕いて食べてしまいますがカワハギさんはエチゼンクラゲを集団で襲うことも観察されております・・・クラゲさんはユラユラのんびりと泳いでいるので捕食しやすからなのかクラゲさんを好んで食べることも確かめられています・・・しかしカワハギさん達がクラゲさんを集団で襲うなんて想像すると怖いですね・・・クラゲさんにとってはどうしようもない悲劇です!
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カワハギの赤ちゃんが自信なさげ!
自分自身を信じて本当に何がしたいか考えてみる
心の中にあるもの直観に耳を傾け夢中で行動すれば
きっと新しい道が見えてくる
心が愉快であれば嫌になることも無い
常に明るく愉快な心をもって歩もう
人生に失敗はつきもの失敗がない人生は結局失敗するのだから
人生を重く見すぎずでも捨て身になって一心に生きたいものです
カンザシヤドカリさんのお家はイバラカンザシさんの跡地!(改)柏島
- サンゴの表面に小さな穴が開いている事がありますがその穴の中をよくよく見てみるとこれまた小さな生き物がいることがあります・・・それはもしかしたらホンヤドカリ科に属するカンザシヤドカリさんかもしれません・・・穴から顔をちょこっと出して触覚をひらひらさせながらこちらの様子を伺っています・・・カンザシヤドカリさんの大きさは1cm程度しかなく小さ過ぎるので写真を撮ろうとしてもピントがなかなか合わないヤドカリさんです・・・カンザシヤドカリさんは右側のはさみ脚に縦帯が3本あるのが特徴で指を近づけると奥の穴に引っ込んでこのはさみ脚で上手に蓋をします
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- カンザシヤドカリさんは貝の中に住むのではなくサンゴに我が家をつくる不思議なヤドカリさんです・・・イバラカンザシさんというゴカイの仲間が住んでいた穴を再利用しているエコな生き物のカンザシヤドカリさんです・・・イバラカンザシさんは幼生の頃イシサンゴにくっ付いて小さなゴカイになります・・・イバラカンザシさんは石灰質の管を作ってイシサンゴの中に住んでいますがイバラカンザシさんが死んで空になった穴にちゃっかり住み込むのがこのカンザシヤドカリさんなのです。
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- 貝の中に住んでいるヤドカリさんは貝の中から出てくるとわかりますがお腹がくるっと丸まっています・・・でもイバラカンザシさんが作った穴は真直ぐなので他のヤドカリさんとは違ってカンザシヤドカリさんの腹部も真直ぐにピンとしていてとても姿勢が良いというのが特徴になっています・・・サンゴの穴に住んでいるカンザシヤドカリさんは移動できなくても効率的にエサを捕獲できるように羽毛状の第二触角が大きく発達しています・・・これを左右上下に振ったりして海の中のプランクトンを捕獲して餌にしているのです。
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- ニシキカンザシヤドカリさんのはさみ脚は褐色で白色の斑紋が散在していて指節先端は赤味の強いオレンジ色になっています・・・歩脚の地色は赤色で各節に白色の縞があって眼柄は赤褐色の地に黄色の縦のラインが入り眼は黒色の地に黄色の点が散在しています・・・と言うことで一番最初の写真以外はニシキカンザシヤドカリさんですね・・・ちなみに下の写真のニシキカンザシヤドカリさんの周りにある傘のようなカラフルなものがイバラカンザシさんで元々の巣穴の宿主です・・・イバラカンザシさんが死んでできた穴にはカンザシヤドカリさんだけでなくコケギンポさんやシマギンポさんなども住んでいます・・・イバラカンザシさんはゴカイ類の動物で頭部に生えている2本の傘のようなものはエラで赤や青や黄や緑などとてもカラフルな生き物です・・・イバラカンザシさんは石灰質でできた管を埋め込んで定住生活していますがクリスマスツリーのようなエラをこの中に引っ込めると体全体を隠すことができます。
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カンザシヤドカリさんは悩まない
食べていけるだろうか?動かなくて生きていけるだろうか?などと悩まない
そんな事ばかり考えていても楽しくない
不幸な事ばかり考えているとかえって悲惨な目にあう
自分は不幸だと悩むのではなくその試練をエンジョイする
いつも好奇心を持ち続ける
どんな理由があっても決して人生に背を向けない
愉快に生きる自分の人生を生き抜くことこそが浪漫なのでは?
カンモンハタさん砂掛けてごめんなさい! ケラマ
- カンモンハタさんだと思うのですが大きくて分厚い唇で鼻を広げてこちらを睨んでいます・・・砂が舞ってしまって体にかかったカンモンハタさんが「何をするんだよ!砂が身体にかかったじゃないか!」って怒っています・・・すみませんカンモンハタさん砂を舞い上げたのは私じゃないんです・・・でも砂が身体についたら気持ち悪いですよね・・・そも気持ちよくわかります・・・代表して謝罪いたします・・・ごめんなさい。
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- 「まあ砂ぐらい大したことはないからいいけどなあ!これからは気を付けろよ」って胸びれをしっかりと砂地につけてカンモンハタさんが許してくれているようです・・・さすがカンモンハタさんは心が広いですね・・・貫禄があります・・・ちょっとカンモンハタさんの視線の先が気になるのですが何か獲物でも見つけたのでしょうか・・・カンモンハタさんがスナイパーの鋭い眼になっていますね。
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- カンモンハタさん姿勢を低くいて臨戦態勢です・・・食べられるお魚さんには申し訳ないのですが弱肉強食の自然界ですから仕方ないですね・・・カンモンハタさんがうまく食事にありつけることを期待しています・・・カンモンハタさんは体やヒレに濃い褐色の多角形の斑紋が無数にあり網目模様になっているのが特徴ですがいくつか斑紋がつながっているところがあります・・・普段はサンゴや岩陰に潜んでいて小魚さんや甲殻類などを好んで食べますがカンモンハタさんはエサを発見すると瞬時に襲いかかります・・・産卵期は5~6月頃でサンゴ礁域を離れ外洋へ出て産卵することが知られています。
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