クロホシイシモチさんのチャームポイントは黒い星(改)柏島
- スズキ目テンジクダイ科のクロホシイシモチさんは藻場など海藻が多く生えているところやサンゴ礁の影や間や岩場などに住んでいて繁殖期は隠れるところや縄張りを作りやすい障害物の周りに集まる傾向があります・・・クロホシイシモチさんの大きさは全長8cm程度で夜行性であり雄は口内保育するマウスブルーダーです・・・クロホシイシモチさんの卵は孵化まで1週間ほど掛かりその間雄は何も口にしないそうです・・・雄と雌の見分け方ですが繁殖期の雌は腹に卵があると丸い体形をしていてすぐにわかりますが雄は下あごの先が長く突き出ているので雌雄の区別ができます・・・下の写真のクロホシイシモチさんは雌ですかね?・・・クロホシイシモチさんはネンブツダイさんに本当によく似ていますがネンブツダイさんは背中部分にも黒いラインがありますがクロホシイシモチさんは背前部に暗色縦帯がありません・・・またクロホシイシモチさんの眼の上後方に黒点が一つあることで見分けられます・・・クロホシイシモチさんは赤みがかった体色で吻から目の後ろまで縦線が入っており尾柄部や目の上部やや後方に黒点があり第一背びれの先端部や第二背びれは根本が黒くなっています。
- ネンブツダイさんの体色は赤みを帯び腹部は黄色っぽく頭部と体側上方に黒色の細縦帯があり一本は眼を通りエラ蓋後縁に達しています・・・クロホシイシモチさんによく似ていますがクロホシイシモチさんは体側上方の黒色の細縦帯を欠き黒色円斑があることにより区別できます・・・ムナホシイシモチさんやフタスジイシモチさんやニセフタスジイシモチさんにも似ていますがこれらの種は眼を通る黒色縦帯が体側後方にまで達することで区別できます・・・ネンブツダイさんの第1背びれの先端は黒く尾柄部に黒色斑があります・・・尾柄部に黒色斑は横方向に伸びる傾向のクロホシイシモチさんとは逆に縦方向に伸びる傾向があります・・・ネンブツダイさんの体長は10cm近くになるのですがネンブツダイさんもマウスブルーディングを行うお魚さんです・・・クロホシイシモチさんと同じく孵化までの期間は一切の食事を行うことがなく献身的に子育てを行うネンブツダイさんです。
クロホシイシモチさんも選択に迫られたのだろうか?
チャンスは二度扉を叩くとは思えない
決断しないという事は時として間違った行動よりたちが悪い
その状況を受け入れるのか?状況を変えるための責任を受け入れるのか?
成功の秘訣は自ら痛みと喜びを感じることから始まる
人生の転機を直感し的確に判断できるかどうかを試される時がある
優柔不断ほど大きなエネルギーの無駄もない
選択するということは優先度をつけることであり
エネルギーの分散を極力避けることでもある
クロユリハゼさんは華麗な一族?(改)パラオ
- スズキ目クロユリハゼ科のクロユリハゼさんは体長10cmくらいのハゼさんでクロユリという名前のごとく体は前半分が青みを帯び後ろ半分が暗色になっていて綺麗に分かれた姿は正にクロユリです・・・またクロユリハゼさんは尾鰭がやや深く湾入しており上下の端に黒色線があって燕尾服と言うか黒いスカートと言うかまるで貴族を思わせるような艶やかな姿をしたハゼさんです・・・写真の様にクロユリハゼさんは発達した第二背鰭と尻鰭が綺麗に相対しているのが最大の特徴で「この黒いドレススカートどうですか?なかなかお洒落でしょ?じっくりと見て!見て!」と優雅に泳ぎながらクロユリハゼさんが言っているようです。
- クロユリハゼさんは水深2~15mのサンゴ礁や岩礁の辺りの砂地になった場所を好むハゼさんです・・・ハゼ類は多くが底生魚ですがこのクロユリハゼさんは中層付近を泳いでいて海中に漂う動物プランクトンを食べて暮らしています・・・そのために潮通しの良い場所を好むクロユリハゼさんはそんな場所で写真の様にペアで仲良く姿を現します・・・でもクロユリハゼさんは動きが早い上にとっても臆病なので「あれ?今そこで仲良く泳いでいたのに・・・?」と思う間も無いくらいに巣穴に隠れてしまいます・・・見事に直ぐに見えなくなりますので驚かさない様にそっと近づきましょう・・・それからクロユリハゼさんは幼魚の頃は全身が半透明で尾柄部に黒色と黄色斑を持つそうです・・・イメージするとかなり可愛いお子ちゃまの様なので一度お目にかかりたいものです。
クロユリハゼさんの眼が前向きにキラリ
例え臆病者と呼ばれても
前を向いて生きていく
毎日新しい日が始まるんだから
後ろ向きに生きていても楽しくない
他人の目を気にしていても楽しくない
雨が降る
それを豊穣と感じられる人間もいれば
ただ濡れるだけの人間もいる
すなわち幸せは自分が作るもの
だから前向きに毎日楽しく生きていく
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