カ行 (カ-4)総集編 diving-photo‐tsubuankun

Dive-photo まとめ アイウエオ
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無責任?身勝手?獲物を狙う姿は豹のようなガラスハゼさん!

  • ムチカラマツさんの上で獲物を狙っているのか?休憩しているのか?物思いにふけっているのか?よくわかりませんがスズキ目ハゼ科ガラスハゼ属のガラスハゼさんです・・・このガラスハゼさんは「プランクトンが近くに来ないかなあ?お腹が空いてきたんだけどなあ!早く食べたいなあ!」と目を皿のようにキョロキョロさせていますがガラスハゼさんがいるところはやっぱりムチカラマツさんの触手も引っ込みがちですね・・・ムチカラマツさんからしてみればせっかく浮遊してきたプランクトンもガラスハゼさんがいるところではガラスハゼんさんに横取りされて食べられてしまうので触手を出していても仕方ないという事なのでしょうか?・・・ガラスハゼさんせっかく住まわせていただいているんだから食事も控え目にお願いいたします。
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  • 下の写真ではガラスハゼさんが尾っぽをひねってソロリソロリと迎撃態勢を整えて前進しようとしていますが何か獲物を見つけたのでしょうか?・・・このガラスハゼさんの目つきがなかなか鋭くなってきましたが姿がまるで獲物を狙う豹のような動きに見えます・・・身体の色もムチカラマツさんの色に合わせて擬態しているので獲物からはガラスハゼさんは見えにくいのでしょうか?・・・気がつかれないようにムチカラマツさんの林の中に潜みながら一瞬でサッととびかかりそうな雰囲気ですがそれにしても体が見事に透けています・・・ガラスハゼさんはお腹の中まで透けて見えているのでなんだか寒そうに見えるのは私だけでしょうか?・・・老婆心ながらガラスハゼさんお腹を冷やして腹痛にならないように気を付けてね!
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  • 下の写真のガラスハゼさんは背鰭のところをよく見ると鰭の棘のところが二股に分かれていて透き通った鰭がとても綺麗です・・・拡大して見るといろいろ知らないことが見えてきて楽しいのですが今まで鰭がこのような形になっているとは知りませんでした!・・・ムチカラマツさんの触手の上にガラスハゼさんはあごをちょこんと乗せていますがムチカラマツさんの触手って全部引っ込まないんですね・・・もちろんガラスハゼさんが触っていないところから比べると短めになっていますがガラスハゼさんだから引っ込めていないのか?元々全部引っ込むことができないのか?よくわかりません・・・それにしてもこのガラスハゼさん体は小さいのに目つきが鋭く凛々しい顔でいい表情をしています。
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  • サンゴさんの仲間であるムチカラマツさんがいる場所はサンゴ礁域から水深200mを越す深海までと幅広くムチのように長い体でユラユラしながらのんびりと生きています・・・水深200mを越す深海なんて光も届かないだろうにそんな暗い所でも暮らしているなんてムチカラマツさんって結構幅広く住んでいるんですね・・・ムチカラマツさんは潮通しの良い岩盤上で群生する光景もしばしば見かけられますが細長い体の表面にはポリプがたくさんあって流れてくるプランクトンを捕まえては食べています・・・そんなムチカラマツさんを住処にしているのがガラスハゼさん達です・・・写真の様にガラスハゼさんは透明な体に赤い模様が特徴で細長く伸びたソフトコーラルの枝を注意してみると見つけることができます・・・でも見つけたと思ってもすぐにムチカラマツさんの裏側に隠れてしまいますからガラスハゼさんを驚かさない様にそーっと観察しましょう。
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  • ガラスハゼさんはとても小さく透明で綺麗ということもあって人気のあるお魚さんですがあまりにも小さいので注意して見ない限りには気づくことのないお魚さんでもあります・・・ガラスハゼさんにはよく似たお魚さんがたくさんいて区別が難しいのですがガラスハゼさんの筋模様は背鰭の下から付いていますがオオガラスハゼさんの筋模様は背鰭よりも前から付いています・・・と言っても身体が小さいのでダイビング中に肉眼で区別するのは無理かもしれません・・・特に老眼の私では無理ですね・・・ガラスハゼさんは肉食性なのですがムチカラマツさんにいつもくっついて離れないのにどうやって食べて生きているのでしょうか?・・・浮遊しているプランクトンが近くを通ったりしたら捕まえて食べているのでしょうがそれだけじゃあ運任せだし頼りない気がしますが他に食べる術があるのでしょうか?
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  • それとガラスハゼさんは産卵する時ムチカラマツさんの触手や肉質部をガシガシと嚙みついてはぎ取ってしまいます・・・上の写真でもわかる通り骨格だけになったムチカラマツさんを見かけますがここに産み付けられた卵は雄が孵化するまで守り続けるのだそうです・・・なかなか献身的な雄のガラスハゼさんですがその間雌のガラスハゼさんは何をしているのでしょうか?・・・同じムチカラマツさんの線上に居ると思うのですが疲れた身体を癒しながら寛いでいるのでしょうか?・・・一方骨格だけになった可哀そうなムチカラマツさんですが回復はもう望めないのだそうでムチカラマツさんにとっては大迷惑です・・・こんな姿になったムチカラマツさんですがガラスハゼさんと一緒に暮らすことで何かメリットでもあるのでしょうか?・・・ガラスハゼさんの目を見たら「そんなこと知らないもん!」って言っているようですがもう少し住まわせてもらっているんだからムチカラマツさんの事を真剣に考えた方が良いと思います!
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  • ガラスハゼさんは反対側の眼の裏まで透けて見えてますがガラスハゼさんには自分がどのように見えているのでしょうか?・・・よく考えると眼は外側を向いているので自分の体の中までは見えないですね・・・それにしてもガラスハゼさんはどうしてこんなに透明の体に進化したのか不思議ですね!・・・自分だったらこんなに透け透けの身体だとちょっと恥ずかしくて外に出れそうにありませんが自分の体をさらけ出しあけっぴろげの性格のガラスハゼさんってすごいと思います!・・・やっぱり透けてるほうがムチヤギさんの色が映ってうまく擬態できるということなのでしょうか?・・・身体が透き通ったハゼさんは今まですべてガラスハゼさんだと思っていましたがいろいろ種類があるようで区別が難しいですね・・・例えばオオガラスハゼさんはガラスハゼさんに比べると口が長く体は細く長めで背鰭の前に横線がありますがガラスハゼさんは口が短かめで体は太く短く寸胴な体をしています・・・下のムチヤギさんはガラスハゼさんがいないところではポリープも元気に花開いて一生懸命食事をしているようです。
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  • ガラスハゼさんは小さなガラス細工のような繊細で透明感のある体をしていますが針金のようなムチカラマツさんやムチヤギさんというサンゴの一種を住処としてちょこまかちょこまか動き回っています・・・写真を撮ろうとするとすぐ反対側に隠れてしまういけずなガラスハゼさんですがカメラを向けないと隠れないのにカメラを向けると隠れるってどういうことなんでしょうか?・・・ガラスハゼさんは写真を撮られること自体が嫌いなのか?それともカメラにとられるともしかして魂を吸い取られるとでも思っているのでしょうか?・・・現在ガラスハゼさんの仲間は日本に9種類ほどいるそうですが住んでいる場所によって同じ種類でも色が違うこともありますので種類が違うのか同じなのか勉強しないとよくわからないですね・・・透き通った清楚で小さな体に体のわりに目がクリっと大きくガラスハゼさんのとぼけた表情が何とも言えません。
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カワハギさんの赤ちゃんが僕をいじめないでねって!(改)柏島

  • シダの陰に隠れながらちょっと怖がっているようですが過去にトラウマでもあったのでしょうか?・・・それでも私の事が気になるのかチラチラとこちらの状況を伺っている好奇心旺盛でかわいい表情のカワハギさんの赤ちゃんです・・・子供の頃はこんなに小さくてかわいいのにカワハギさんは大人になると最大30cmほどに成長します・・・体はひし形で平たく背びれの第1条と腹びれは太く短いとげになっています・・・カワハギさんのオスは背びれの第2軟条が糸状に細く伸びるのでメスと区別できます。
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  • カワハギさんの赤ちゃんは体の色が青灰色や褐色で個体によって淡いまだら模様や黒っぽい縦縞が入ることがあります・・・写真のカワハギさんは褐色でまだら模様の赤ちゃんですが臆病そうな眼と小さなおちょぼ口がいい表情を醸し出しています・・・小さな胸鰭もかわいいですよね!・・・カワハギさんは全身が丈夫でざらざらした皮膚で覆われていますがこの皮膚は料理の時にすぐに剥がせることからカワハギという和名が付いたそうです・・・別名では「ハゲ」「バクチ」などと呼ばれています。
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  • 最初はシダの陰からなかなか出てこなかったのですが慣れてきたのか?ちょっと好奇心が出てきたのか?カワハギさんの赤ちゃんが勇気を出してシダの陰から出てきました・・・臆病なだけでは成長できませんものね・・・カワハギさんの口はとても小さいのですが中にはペンチのような頑丈な歯があって獲物をカジカジカジとかじり取ります・・・カワハギさんは砂底と岩礁が混じるような環境で暮らしていて昼によく活動しています・・・カワハギさんの赤ちゃんは夜になると海藻などを口にくわえて流されないように掴まって眠る習性があるそうです・・・その一生懸命さを想像すると微笑ましくてかわいいですね。
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  • このカワハギさんの赤ちゃんはちょっと自信無げで始終うつむき加減ですがもしかしたらかなり臆病なカワハギ君かもしれません・・・生き抜くために臆病で慎重なのも大切ですがいっぱい食べて早く大きくなってねえ!!・・・カワハギさんの食事は口に水を含んで砂地に勢いよくフン!と吹きつけ砂に潜った生物を巻き上げて捕食します・・・カニさんや貝類なども頑丈な歯で殻を噛み砕いて食べてしまいますがカワハギさんはエチゼンクラゲを集団で襲うことも観察されております・・・クラゲさんはユラユラのんびりと泳いでいるので捕食しやすからなのかクラゲさんを好んで食べることも確かめられています・・・しかしカワハギさん達がクラゲさんを集団で襲うなんて想像すると怖いですね・・・クラゲさんにとってはどうしようもない悲劇です!
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カンザシヤドカリさんのお家はイバラカンザシさんの跡地!(改)柏島

  • サンゴの表面に小さな穴が開いている事がありますがその穴の中をよくよく見てみるとこれまた小さな生き物がいることがあります・・・それはもしかしたらホンヤドカリ科に属するカンザシヤドカリさんかもしれません・・・穴から顔をちょこっと出して触覚をひらひらさせながらこちらの様子を伺っています・・・カンザシヤドカリさんの大きさは1cm程度しかなく小さ過ぎるので写真を撮ろうとしてもピントがなかなか合わないヤドカリさんです・・・カンザシヤドカリさんは右側のはさみ脚に縦帯が3本あるのが特徴で指を近づけると奥の穴に引っ込んでこのはさみ脚で上手に蓋をします
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  • カンザシヤドカリさんは貝の中に住むのではなくサンゴに我が家をつくる不思議なヤドカリさんです・・・イバラカンザシさんというゴカイの仲間が住んでいた穴を再利用しているエコな生き物のカンザシヤドカリさんです・・・イバラカンザシさんは幼生の頃イシサンゴにくっ付いて小さなゴカイになります・・・イバラカンザシさんは石灰質の管を作ってイシサンゴの中に住んでいますがイバラカンザシさんが死んで空になった穴にちゃっかり住み込むのがこのカンザシヤドカリさんなのです。
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  • 貝の中に住んでいるヤドカリさんは貝の中から出てくるとわかりますがお腹がくるっと丸まっています・・・でもイバラカンザシさんが作った穴は真直ぐなので他のヤドカリさんとは違ってカンザシヤドカリさんの腹部も真直ぐにピンとしていてとても姿勢が良いというのが特徴になっています・・・サンゴの穴に住んでいるカンザシヤドカリさんは移動できなくても効率的にエサを捕獲できるように羽毛状の第二触角が大きく発達しています・・・これを左右上下に振ったりして海の中のプランクトンを捕獲して餌にしているのです。
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  • ニシキカンザシヤドカリさんのはさみ脚は褐色で白色の斑紋が散在していて指節先端は赤味の強いオレンジ色になっています・・・歩脚の地色は赤色で各節に白色の縞があって眼柄は赤褐色の地に黄色の縦のラインが入り眼は黒色の地に黄色の点が散在しています・・・と言うことで一番最初の写真以外はニシキカンザシヤドカリさんですね・・・ちなみに下の写真のニシキカンザシヤドカリさんの周りにある傘のようなカラフルなものがイバラカンザシさんで元々の巣穴の宿主です・・・イバラカンザシさんが死んでできた穴にはカンザシヤドカリさんだけでなくコケギンポさんやシマギンポさんなども住んでいます・・・イバラカンザシさんはゴカイ類の動物で頭部に生えている2本の傘のようなものはエラで赤や青や黄や緑などとてもカラフルな生き物です・・・イバラカンザシさんは石灰質でできた管を埋め込んで定住生活していますがクリスマスツリーのようなエラをこの中に引っ込めると体全体を隠すことができます。
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クマザサハナムロさんを狙うのはカンパチさん! 2024 小笠原

  • 下の写真の青いバックに薄っすらと見える群れはおそらくクマザサハナムロさんの群れだと思うのですがそれを虎視眈々と狙っているのはスズキ目アジ科ブリ属のカンパチさんです・・・きっとこのカンパチさんはお腹が空いているのでしょう「どいつを食べてやろうか?俺様の餌食になりたい奴は誰だ?」とでも言いたげに鋭い目つきで泳いでいます・・・クマザサハナムロさん達もカンパチさんと距離を置きながらいざという時に備えて慎重に泳いでいます・・・カンパチさんの成魚は全長1m前後なのですが中には2m近くにもなるカンパチさんもいるそうです・・・やっぱり大きなお魚さんは貫禄がありますね・・・このカンパチさんもそうですが普段は悠々としていますがいざ獲物を捕らえる時の素早さといったら目を見張るものがあります。
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  • カンパチさんはアジ科の中では同属のヒラマサさんやブリさんと同じ様にかなり貫禄のある大型種です・・・ダイビング中にこんなのが近くを通ったら御見それしました!参りました!と言いたくなってしまいますよね・・・カンパチさんの身体は写真のとおり長楕円形で前後に長く側扁した体形をしております・・・それからカンパチさんの頭部には頭頂から目を通り上顎に達する黒褐色の帯模様が斜めに走っています・・・この模様がカンパチさんの特徴なのですが幼魚期の頃は斜めに走っているこの帯模様は顕著に現れていますが成魚になると不明瞭になっていきます・・・カンパチさんの体表は光沢のある細かい鱗に覆われ体色は背側が黄褐色~淡紫色で腹側が銀白色をしています・・・その境界の体側には黄色の縦帯がありますが尾鰭下葉先端は白くなっているようです。
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  • カンパチさんとよく似ていて混同されることもあるヒレナガカンパチさんという方がいらっしゃいます・・・ヒレナガカンパチさんは第二背鰭と臀鰭の前端が和名通り鎌状に長く伸びており第二背鰭は第一背鰭の2倍程度の長さになっています・・・またヒレナガカンパチさんは尾鰭下葉先端が白くならないこととカンパチさんより更に体高が高いことで区別できます・・・その他によく似ているヒラマサさんやブリさんは紡錘形の体型をしていますがカンパチさんよりも体高が低く厚みがありまた目の上の縦帯模様もありませんので区別できます・・・ちなみにヒラマサさんの身はブリさんより脂肪が少なく歯ごたえもあり高級食材として扱われています。
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  • ブリさんとヒラマサさんは本当によく似ていてカンパチさんのように目の上を通る斜めの縞のようなものがあればわかりやすいのですがその違いは素人目には判断が難しいのです・・・ブリさんもヒラマサさんもどちらの身体の中央には黄色いラインが入っていますがブリさんの黄色いラインが薄いのに対してヒラマサさんの黄色いラインは濃くはっきりしています・・・正面から見た顔はブリさんが丸顔なのに対しヒラマサさんの顔は面長に見えます・・・これはちょっとわかりづらいですよね・・・ブリさんの口元が角ばっているのに対してヒラマサさんは丸みのある形をしていて胸鰭はブリさんが黄色いラインから離れているのに対しヒラマサさんの胸鰭は黄色いラインにかかっています・・・尾鰭はブリさんはカーブが丸いのに対してヒラマサさんは角ばっていて黄色みがあります・・・細かい点に違いがあるようですが海の中で見ているとなかなか判断は難しく一番簡単に見分けられるのは胸鰭の位置で判断するのがいいようです・・・ちなみにハマチさんはブリさんの若い時の呼び名です。
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カンモンハタさん砂掛けてごめんなさい! ケラマ

  • サンゴのベットに横たわっているのはスズキ目ハタ科アカハタ属のカンモンハタさんだと思うのですが大きくて分厚い唇で鼻を広げてこちらをじろりと睨んでいます・・・随分怖い眼でカンモンハタさんが睨んでいますよね・・・ダイバーの何方かが巻き上げた砂が舞ってしまって体にパラパラとかかったカンモンハタさんが「何をするんだよ!砂が身体にかかったじゃないか!せっかくのんびりと寛いでいたのに!どうしてくれるんだ!」って怒っています・・・すみませんカンモンハタさん砂を舞い上げたのは私じゃないんですけど砂が身体についたら気持ち悪いですよね・・・その気持ちよくわかります・・・ダイバーを代表して謝罪いたします・・・ごめんなさい怒らないでえ。
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  • 少しづつ移動していったカンモンハタさんですが「まあ砂ぐらい大したことはないからいいけどなあ!これからは気を付けろよ」って下の写真では胸鰭をしっかりと砂地につけてカンモンハタさんが許してくれているようです・・・さすがカンモンハタさんですね心の広さと貫禄を感じます・・・それにしてもカンモンハタさんの視線の先がちょっと気になるのですが何か獲物でも見つけたのでしょうか?・・・カンモンハタさんも「身体に砂がかかったことなんかどうでもいい!それよりお腹が空いたんだ!」とでも言いたげです・・・今にもバクっと襲い掛かりそうなカンモンハタさんですがスナイパーの鋭い眼になっていますね。
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  • 下の写真のカンモンハタさんは姿勢を低くして正に臨戦態勢です・・・食べられるお魚さんには申し訳ないのですが弱肉強食の自然界ですから仕方ないですよね・・・お腹が空いたカンモンハタさんがうまく食事にありつけることを期待しています・・・カンモンハタさんは体や鰭に濃い褐色の多角形の斑紋が無数にあり網目模様になっているのが特徴ですがいくつか斑紋がつながっているところがあります・・・普段はサンゴや岩陰に潜んでいて小魚さんや甲殻類などを好んで食べますがカンモンハタさんはエサを発見すると瞬時に襲いかかります・・・ちなみにカンモンハタさんの産卵期は5~6月頃でサンゴ礁域を離れ外洋へ出て産卵することが知られています。
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