無責任?身勝手?獲物を狙う姿は豹のようなガラスハゼさん!
- ムチカラマツさんの上で獲物を狙っているのか?休憩しているのか?物思いにふけっているのか?よくわかりませんがスズキ目ハゼ科ガラスハゼ属のガラスハゼさんです・・・このガラスハゼさんは「プランクトンが近くに来ないかなあ?お腹が空いてきたんだけどなあ!早く食べたいなあ!」と目を皿のようにキョロキョロさせていますがガラスハゼさんがいるところはやっぱりムチカラマツさんの触手も引っ込みがちですね・・・ムチカラマツさんからしてみればせっかく浮遊してきたプランクトンもガラスハゼさんがいるところではガラスハゼんさんに横取りされて食べられてしまうので触手を出していても仕方ないという事なのでしょうか?・・・ガラスハゼさんせっかく住まわせていただいているんだから食事も控え目にお願いいたします。

- 下の写真ではガラスハゼさんが尾っぽをひねってソロリソロリと迎撃態勢を整えて前進しようとしていますが何か獲物を見つけたのでしょうか?・・・このガラスハゼさんの目つきがなかなか鋭くなってきましたが姿がまるで獲物を狙う豹のような動きに見えます・・・身体の色もムチカラマツさんの色に合わせて擬態しているので獲物からはガラスハゼさんは見えにくいのでしょうか?・・・気がつかれないようにムチカラマツさんの林の中に潜みながら一瞬でサッととびかかりそうな雰囲気ですがそれにしても体が見事に透けています・・・ガラスハゼさんはお腹の中まで透けて見えているのでなんだか寒そうに見えるのは私だけでしょうか?・・・老婆心ながらガラスハゼさんお腹を冷やして腹痛にならないように気を付けてね!

- 下の写真のガラスハゼさんは背鰭のところをよく見ると鰭の棘のところが二股に分かれていて透き通った鰭がとても綺麗です・・・拡大して見るといろいろ知らないことが見えてきて楽しいのですが今まで鰭がこのような形になっているとは知りませんでした!・・・ムチカラマツさんの触手の上にガラスハゼさんはあごをちょこんと乗せていますがムチカラマツさんの触手って全部引っ込まないんですね・・・もちろんガラスハゼさんが触っていないところから比べると短めになっていますがガラスハゼさんだから引っ込めていないのか?元々全部引っ込むことができないのか?よくわかりません・・・それにしてもこのガラスハゼさん体は小さいのに目つきが鋭く凛々しい顔でいい表情をしています。

- サンゴさんの仲間であるムチカラマツさんがいる場所はサンゴ礁域から水深200mを越す深海までと幅広くムチのように長い体でユラユラしながらのんびりと生きています・・・水深200mを越す深海なんて光も届かないだろうにそんな暗い所でも暮らしているなんてムチカラマツさんって結構幅広く住んでいるんですね・・・ムチカラマツさんは潮通しの良い岩盤上で群生する光景もしばしば見かけられますが細長い体の表面にはポリプがたくさんあって流れてくるプランクトンを捕まえては食べています・・・そんなムチカラマツさんを住処にしているのがガラスハゼさん達です・・・写真の様にガラスハゼさんは透明な体に赤い模様が特徴で細長く伸びたソフトコーラルの枝を注意してみると見つけることができます・・・でも見つけたと思ってもすぐにムチカラマツさんの裏側に隠れてしまいますからガラスハゼさんを驚かさない様にそーっと観察しましょう。

- ガラスハゼさんはとても小さく透明で綺麗ということもあって人気のあるお魚さんですがあまりにも小さいので注意して見ない限りには気づくことのないお魚さんでもあります・・・ガラスハゼさんにはよく似たお魚さんがたくさんいて区別が難しいのですがガラスハゼさんの筋模様は背鰭の下から付いていますがオオガラスハゼさんの筋模様は背鰭よりも前から付いています・・・と言っても身体が小さいのでダイビング中に肉眼で区別するのは無理かもしれません・・・特に老眼の私では無理ですね・・・ガラスハゼさんは肉食性なのですがムチカラマツさんにいつもくっついて離れないのにどうやって食べて生きているのでしょうか?・・・浮遊しているプランクトンが近くを通ったりしたら捕まえて食べているのでしょうがそれだけじゃあ運任せだし頼りない気がしますが他に食べる術があるのでしょうか?

- それとガラスハゼさんは産卵する時ムチカラマツさんの触手や肉質部をガシガシと嚙みついてはぎ取ってしまいます・・・上の写真でもわかる通り骨格だけになったムチカラマツさんを見かけますがここに産み付けられた卵は雄が孵化するまで守り続けるのだそうです・・・なかなか献身的な雄のガラスハゼさんですがその間雌のガラスハゼさんは何をしているのでしょうか?・・・同じムチカラマツさんの線上に居ると思うのですが疲れた身体を癒しながら寛いでいるのでしょうか?・・・一方骨格だけになった可哀そうなムチカラマツさんですが回復はもう望めないのだそうでムチカラマツさんにとっては大迷惑です・・・こんな姿になったムチカラマツさんですがガラスハゼさんと一緒に暮らすことで何かメリットでもあるのでしょうか?・・・ガラスハゼさんの目を見たら「そんなこと知らないもん!」って言っているようですがもう少し住まわせてもらっているんだからムチカラマツさんの事を真剣に考えた方が良いと思います!

- ガラスハゼさんは反対側の眼の裏まで透けて見えてますがガラスハゼさんには自分がどのように見えているのでしょうか?・・・よく考えると眼は外側を向いているので自分の体の中までは見えないですね・・・それにしてもガラスハゼさんはどうしてこんなに透明の体に進化したのか不思議ですね!・・・自分だったらこんなに透け透けの身体だとちょっと恥ずかしくて外に出れそうにありませんが自分の体をさらけ出しあけっぴろげの性格のガラスハゼさんってすごいと思います!・・・やっぱり透けてるほうがムチヤギさんの色が映ってうまく擬態できるということなのでしょうか?・・・身体が透き通ったハゼさんは今まですべてガラスハゼさんだと思っていましたがいろいろ種類があるようで区別が難しいですね・・・例えばオオガラスハゼさんはガラスハゼさんに比べると口が長く体は細く長めで背鰭の前に横線がありますがガラスハゼさんは口が短かめで体は太く短く寸胴な体をしています・・・下のムチヤギさんはガラスハゼさんがいないところではポリープも元気に花開いて一生懸命食事をしているようです。

- ガラスハゼさんは小さなガラス細工のような繊細で透明感のある体をしていますが針金のようなムチカラマツさんやムチヤギさんというサンゴの一種を住処としてちょこまかちょこまか動き回っています・・・写真を撮ろうとするとすぐ反対側に隠れてしまういけずなガラスハゼさんですがカメラを向けないと隠れないのにカメラを向けると隠れるってどういうことなんでしょうか?・・・ガラスハゼさんは写真を撮られること自体が嫌いなのか?それともカメラにとられるともしかして魂を吸い取られるとでも思っているのでしょうか?・・・現在ガラスハゼさんの仲間は日本に9種類ほどいるそうですが住んでいる場所によって同じ種類でも色が違うこともありますので種類が違うのか同じなのか勉強しないとよくわからないですね・・・透き通った清楚で小さな体に体のわりに目がクリっと大きくガラスハゼさんのとぼけた表情が何とも言えません。






コメント