『ハタンポの仲間』総集編 ダイビング‐フォト‐tsubuankun

Dive-photo まとめ 分類
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ハタンポ科はスズキ目に所属するお魚さんでキンメモドキさんやツマグロハタンポさん・リュウキュウハタンポさんなど沿岸性の32種が所属しています。ハタンポ類は一般に夜行性で昼間は岩陰などで大きな群れを作りながら休んでいます。ハタンポ科の魚類は著しく側扁した左右に平たい体型をもち全長は最大でも30cm程度と小型です。腹部はやや突き出しており体高は高く眼は大きくキンメモドキさんなど一部の種類は発光器をもっています。

キンメモドキさんの凄さ! ケラマ

  • キンメモドキさんだと思うのですが目が大きいですね・・・黄色い口先に背骨まで見える透明の体で天邪鬼のキンメモドキさんもいますが同じ方向を向いて整然としています・・・キンメモドキさんは体長約6cm程度で体の割に眼と口が大きく胸部と肛門に発光腺があるのが特徴です・・・この写真のお魚さんも体の割に目が大きいですよね・・・夜行性のため昼間は岩陰やサンゴの下で群れを作っています・・・全身がオレンジっぽければキンメモドキさんとわかりやすいのですがスケルトンボディだともしかしてスカシテンジクダイ?と迷ってしまいます・・・透明っぽい群れでもキンメモドキさんの特徴は丸みを帯びた体で眼が大きく口の先端が黄色く尾柄部に黒点がありませんのでそこで区別できます・・・この写真のお魚さんの特徴にぴったりです。
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  • よく似たお魚さんでスカシテンジクダイさんがいますがキンメモドキさんと同じように群れています・・・スカシテンジクダイさんは無色透明に近い体に背ビレは2つで透明な三角形です・・・もちろん閉じていることも多くサイズが小さいので水中では見分けづらいです・・・また尾柄部に黒点があることが特徴ですがスカシテンジクダイさんの場合は黒点がないまたは薄い場合もあるので群れ全体をよく見て判断するほうがいいようです・・・ここが迷うポイントですよね・・・スカシテンジクダイさんならはっきりと黒点を付けてくれると助かるのですが・・・まあ人間サイドの都合ですね・・・上の写真はどこを見てるのかな?という感じでしたが下の写真は口をへの字にして私の方を睨んでいるキンメモドキさんがたくさんいます・・・小さいのに眼力がすごいです。
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  • キンメモドキさんは胸部から腹部が淡く光るのですがその発光メカニズムは餌であるウミホタルさんのもつ発光酵素を細胞内に取り込むことで発光しているそうです・・・小さいのに凄い能力ですがなぜそのような力を身に着けたのでしょうか・・・キンメモドキさんにとって光ることで何かメリットがあると思うのですがよくわかりません・・・またキンメモドキさんは全体の統制がすごく取れていてザッザッザっと群れで動く姿は感動モノです・・・あれだけの数のキンメモドキさんを統率するリーダーがいるのでしょうか・・・もしいたとしたら素晴らしいリーダーだと思いますし尊敬いたします。
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キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんどっち? ケラマ

  • キンメモドキさんはオレンジ色に近い赤い体をしており夜行性で昼間はサンゴ礁の近くに隠れていますが泳ぐ時は群れを成して大群になります・・・この群れは統制が取れており遠くから見ると大きな魚がいるのかと思うほどです・・・スカシテンジクダイさんは名前の通り透明な体をしていて骨まで見えるスケルトンボディをしています・・・下の写真はスケルトンですが体が少し濁っているのでキンメモドキさんかな?
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  • キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんのはっきりとした違いは背びれの数でスカシテンジクダイさんの背びれは2つでキンメモドキさんの背びれは1つです・・・でも泳いでいるときに見分けるのは困難がありますね・・・他にも違いがありましてスカシテンジクダイさんの尾柄部には黒点が見られますがキンメモドキさんには黒点がありません・・・しかしこれもスカシテンジクダイさんの中に黒点が薄いものもいるので見分けがつきにくいことが多々あります・・・この写真はキンメモドキさんですね。
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  • キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんの違いのひとつにサンゴから離れるか離れないかというのもあります・・・キンメモドキさんのほうが臆病なのかあまりサンゴから離れません・・・スカシテンジクダイさんはサンゴから少し離れたところで群れを作っています・・・この写真はサンゴの近くでごちゃっと群れていますのでキンメモドキさんですね。
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  • 下の写真はスカシテンジクダイさんですかね・・・サンゴから少し離れたところで群れているという点ではそうかもしれませんがこれだけじゃわからないですね。
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  • 近づいてみましたがいかがでしょうか・・・背びれが2本あるような無いような?・・・2本あればスカシテンジクダイさんなのですがわかりにくいですね。
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  • さらに近づいてみましたが・・・やっぱりよくわからないですね・・・スカシテンジクダイさんのような気がしますがいろいろ混じっているような気もします・・・はっきりした特徴を表してくれていればいいのですがあいまいな個体が多くスカシテンジクダイさんとキンメモドキさんを見分けるのはやっぱり難しいです。
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迷うよね!キンメさん!?スカシさん?(改)ケラマ

  • 目の前に居るスズキ目ハタンポ科のキンメモドキさんにピントが合っているのでちょっと確認しづらいのですがホンソメワケベラさんが派手派手なユカタハタさんの頭の所を一生懸命クリーニングしていますね・・・ユカタハタさんも気持ちがいいのか「儂は満足なり!」と言いたげな表情をしているようです・・・もしかしてキンメモドキさんもクリーニングして欲しいのでしょうか?・・・キンメモドキさんは小さ過ぎて無理ですかね・・・キンメモドキさんは体長約6cmくらいで浅い海の岩礁域やサンゴ礁で暮らしていますが体の割に眼と口が大きく胸部と肛門に発光腺があるのが特徴です・・・キンメモドキさんは海に漂う動物プランクトンを食べていますが夜行性のため昼間は岩陰やサンゴの下で群れを作っています・・・確かに岩陰でよく群れていますが先頭の仲間に付いて行くため丸い塊や時には大きな魚の形など様々に形を変えて泳いでいますので夜行性という感じではありませんでした。
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  • スカシテンジクダイさんなのか?キンメモドキさんなのか?どちらも体長は2~5cmほどで普段居る場所もよく似ていて群れをつくって泳いでいるのでサイズなどを見ただけでは判断は難しいです・・・いつも迷うところですがスズキ目テンジクダイ科のスカシテンジクダイさんの体は透明で骨まで見えるスケルトンボディが特徴です・・・キンメモドキさんはオレンジ色に近い赤い体をしていますが中には透明の体をした個体もいます・・・したがってスケルトンだからという理由では見分けられないのです・・・スカシテンジクダイさんの背鰭は2つですがキンメモドキさんの背鰭は1つなので背鰭を見れば見分けられます・・・またスカシテンジクダイさんの尾柄部には黒点が見られますがキンメモドキさんには黒点がありません・・・ただしスカシテンジクダイさんの個体によっては黒点が薄く見えにくいこともありますのでたくさんの個体を確認して判断するようにしましょう。
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スカシテンジクダイさんとキンメモドキさんは似た者同士!

似た者同士は様々なことにおいて価値観が似ている

だから意思疎通がスムーズにできて居心地が良い

意見の不一致による衝突が少なくストレスが少ない

一緒にいて楽しく笑いが絶えず幸福感を得られる

常に自然体でいられるので安定した関係を築ける

相手の気持ちが理解しやすく絆や信頼関係が築きやすい

似た者同士は辛い時に支えになってくれる

そんなかけがえのない大きな存在なのです

キンメさん?スカシさん?・・・どっちなんだい!(改)パラオ

  • キンメモドキさん達とスカシテンジクダイさん達は小さいし群れているしよく似ているのでいつもどっちなのか迷ってしまいます・・・キンメモドキさんはスズキ目ハタンポ科に属していてスカシテンジクダイさんはスズキ目テンジクダイ科に属していますので違う科なのですが住んでいるところも同じような所なので判別に困ってしまいます・・・老眼なのでダイビング中の肉眼では小さすぎるし・・・いつも写真を撮った後に拡大して確認していますがこれだという特徴があるといいのですが?・・・キンメモドキさんは体長約6cm程度で岩礁域やサンゴ礁域に非常に大きな群れをつくり夜行性のため昼間は岩陰やサンゴの下などに身を隠していて夜間は餌を求めて活発に行動します・・・キンメモドキさんは丸みを帯びた体で体の割に眼と口が大きく胸部と肛門に発光腺があります・・・近年の研究により発光する甲殻類「ウミホタル」を食べることで発光物質を獲得していることが明らかになりました・・・発光するのはキンメモドキさんの腹側で発光することにより月明かりなどの海面から届く弱い光でできた自分の影を消し海底から敵に見上げられた時に見つかりにくくしていると考えられています。
  • 統制のとれた滑かな動きで群れは先頭の仲間に付いて行くため群れ全体がまるでひとつの生き物のように丸い塊や細長い形や時には大きな魚の形など様々に形を変えます・・・黄味を帯びた赤色ボディの暖色系のお魚さんですがスカシテンジクダイさんかと迷ってしまうスケルトンのボディのものもいるので困ってしまいます・・・吻の先端が黄色く尾柄部に黒点がないことが確認できればスカシテンジクダイさんではなくキンメモドキさんだとわかります・・・と言うことは上の写真はスカシテンジクダイさんがメインかな?・・・スカシテンジクダイさんは光の加減によっては白っぽく見えることもありますが体は透明でクローズアップすると骨も透けて見えます・・・キンメモドキさんとスカシテンジクダイさんはどちらも同じくらいのサイズで同じような場所を好みまサンゴの根やイソバナの周辺などで同じような群れをつくるためときに混同されます・・・下の写真の中央はキンメモドキさんで上の方がスカシテンジクダイさんですかね?

キンメモドキさんもスカシテンジクダイさんもなんだか楽しそう

楽しく過ごすには心が愉快であればいい

心が愉快であれば終日歩いても嫌になることはない

心に憂いがあればわずかな距離でも嫌になる

常に明るく愉快な心を持ちたいものである

明るく愉快な心を持つには好きになること

でも嫌いなことも当然ある

嫌いな事であれば見る方向を少し変えればいい

そうする事で全く違う世界が広がるかも

違う世界であれば好きになることもある

ほんの少しの工夫で人生が変わることがある

人は愉快に生きる機会を与えられているんだから

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