何処が三筋なのかわからない!?ミスジチョウチョウウオさん教えて!
- ペアで仲良く泳いでいたので写真を撮ろうとしたら何故か仲良く全速力で逃走を開始したスズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属のミスジチョウチョウウオさん達です・・・「そんなに逃げないで!写真撮るだけだから!危害加えないから!」と心の中で叫んでいる私なのですがミスジチョウチョウウオさん達には全く心が通じずそそくさと逃げるのです!・・・それでもめげずに逃げるペアの後を追いながらなんとかシャッターチャンスを伺う私でした・・・それにしてもいつも仲良くペアで一緒に泳いでいるミスジチョウチョウウオさん達ですがたまには機嫌の悪い時もあるでしょうに一回も喧嘩はしたことないのでしょうか?・・・ちなみにミスジチョウチョウウオさん達って一度ペアになったら死ぬまで一緒なのでしょうか?・・・それとも?

- このミスジチョウチョウウオさんは全長15cm程度で肌色の様な黄色の様な身体の色をしていて体側には紫色の縦帯が並んでいてとても綺麗なチョウチョウウオさんです・・・ちなみにミスジチョウチョウウオさんの和名の由来である3本の黒い帯は目を通る部分と尾鰭基部周辺と尾鰭の部分の3本となっています・・・でもちょっとミスジって名前には私は無理があるように想えるのですが如何でしょうか?・・・三筋に見えますか?・・・特に尾鰭基部周辺の所に問題があるような気がするのですがまああまり気にし過ぎても仕方のない事ですね・・・話は変わりますがミスジチョウチョウウオさんはサンゴさんのポリプを専食としているそうです・・・と言う事はサンゴさんが元気な所しかミスジチョウチョウウオさんは住めないという事になりますので我々もサンゴさんをいじめない様に注意しながらダイビングしないといけないですね。

- 上の写真は「ワー見つかった!急いで隠れなくっちゃ!怖い怖い!」と今にもサンゴ礁の隙間に隠れようとしているミスジチョウチョウウオさんです・・・ミスジチョウチョウウオさんにとって静かに穏やかに暮らす事は魅力的で心地良いものなのでしょう・・・自分が心地よいと思うものだけを選び刺激的な情報から離れ自分の時間を大切にすれば静かな暮らしが実現できるはずなのにダイバーの様に騒音や混乱を起こす存在はミスジチョウチョウウオさんの集中力を散漫にしてしまいます・・・話は変わりますがミスジチョウチョウウオさんにはよく似た種類がたくさんいて紅海周辺で暮らしているエクスクイジットバタフライフィッシュさんや紅海アラビア海ペルシア湾などで暮らしているアラビアンバタフライフィッシュさんやインド洋で暮らしているメロンバタフライフィッシュさんなど可愛い名前のお魚さんがいます・・・ちなみにこのキャベツの様なサンゴさんはイシサンゴ目サザナミサンゴ科リュウキュウキッカサンゴ属のリュウキュウキッカサンゴさんで別名キャベツサンゴさんです。
ミナミハタタテダイさんが見つめる第3の眼! ケラマ
- 黄色く彩られたおちょぼ口が可愛いらしくて愛らしいスズキ目チョウチョウウオ科ハタタテダイ属のミナミハタタテダイさんのおちびさんです・・・このミナミハタタテダイさんのおちびさんまだまだ弱弱しい感じがしますがおちびさんの頃は尻鰭に実は眼状斑があります・・・ちょっと見えにくくなってきましたがポツンと丸い黒い斑点があるのがわかりますかね?・・・きっとこの眼で威嚇をしてびっくりさせて大きなお魚さんにいじめられない様に自分を守っているのでしょうね・・・体にある黒いシマシマも斜めに流れていて優雅さを感じますし背鰭がハタタテダイさんの様に細長くなく太めでゆったりとした特徴があります・・・ミナミハタタテダイさんは主にサンゴのポリプを食べていて水深45mまでのサンゴ礁域で枝サンゴの間などでペアで潜んでいることが多いです。

- 下の写真はミナミハタタテダイさんのおちびさんを正面から撮ったものですが黄色いおちょぼ口の上に黒い線があって横から見るとわからなかったのですがお洒落です・・・背鰭も横から見ると太めでゆったりしたイメージでしたが正面から見ると細長くてスッとしていてスマートですね・・・ミナミハタタテダイさんのおちびさんは横から見るのと違って正面から見るとサンゴさんの枝に上手に隠れているようにも見えます・・・それから特徴的な尻鰭の眼状斑ですが下の写真では違うお魚さんが重なって写っているのかと思ってしまいました・・・私も騙されてしまいましたが正にお魚さんの眼の様でよくできています・・・でもこの眼が本当に見えていたらちょっと怖いですね・・・またもしこれが感覚器であったとしても凄いことですよね・・・そんなことは無いのですが第3の眼って興味をそそられます。

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