ア行 (ア-カ行2)総集編 diving-photo‐tsubuankun

Dive-photo まとめ アイウエオ
アカネダルマハゼーケラマ

アカスジウミタケハゼさんが玉乗りのコツを伝授してる?

  • スズキ目ハゼ科ウミショウブハゼ属のアカスジウミタケハゼさんは透明な体に赤色の線が入っていて大きなお目目がなんだか愛嬌がある小さくてかわいいハゼさんです・・・アカスジウミタケハゼさんの体高はどちらかと言うと低くめで細長く背鰭に黒い斑点がないことが特徴です・・・アカスジウミタケハゼさんは水玉サンゴさんの上にいる事が多いのですが小さいハゼさんなのになかなか度胸があるのか逃げ隠れせずその場に堂々ととどまってくれるハゼさんです・・・とっても小さなハゼさんなのでピントを合わせるのに時間がかかる私にとっては優しい配慮のあるアカスジウミタケハゼさんなのです・・・今回もまるで玉乗りでもしている様にミズタマサンゴさんの上に乗っかてくれていますが後は私のピントを合わせるスキルを上げることですね・・・頑張ります。
  • ウミタケハゼさんの仲間はサンゴさんやカイメンさんなどの表面にチョコンと乗っていることが多いのですが陰に隠れていたりするのでそんなに目立つ存在ではありません・・・ミズタマサンゴさんの大きさからおわかりになると思いますがかなり小さめのアカスジウミタケハゼさんなので見ようとしないと気づかないかもしれません・・・それからアカスジウミタケハゼさんはセボシウミタケハゼさんとよく似ていて体の色にはいくつかのタイプが見られますが第一背鰭の基部付近に黒斑が入ることと尾鰭に模様が入らないのが特徴です・・・でもこんなに小さいアカスジウミタケハゼさんなので私の衰えた眼で背中の黒斑による見分けがつくのかどうか心配です・・・と言うより頑張ってピントを合わせて写真を撮ってその後拡大して比較しないと水中で確認するなど絶対に無理ですね。
  • ウミタケハゼさんの仲間たちは微妙な違いが多く種類がわからないことが多いので「あれ?この方はどなたですか?」といった感じでもどかしい思いをさせられるお魚さんたちです・・・アカスジウミタケハゼさんは水深は10~35mあたりに住んでいますが下の写真の様にサンゴさんの上でちょこんと上手に乗ってのんびりと寛いでいる事が多く可愛らしさにつられてついついたくさん写真を撮ってしまうなんとも言えない存在です・・・このアカスジウミタケハゼさんはキョトンとした眼で何か考え事をしているようですが何か気になる事でもあるのでしょうか?・・・お昼ごはんは何にしようかな?それとも今後の人生について考えているのでしょうか?・・・ところで話は全然変わりますが水玉サンゴさんの模様って人間の指紋みたいに見え何故か親近感を感じるのは私だけでしょうか?
  • 下の写真ではわかりずらいですがよく似たセボシウミタケハゼさんの第一背鰭の付け根付近には黒色斑がありますからこのハゼさんはセボシウミタケハゼさんとは違いますよね?・・・でもセボシウミタケハゼさんの背鰭の付け根付近の黒色斑は薄いものもいるので見分けはなかなか難しくまたセボシウミタケハゼさんは体高が高いのですがアカスジウミタケハゼさんは低いので区別できますがやっぱりこの写真では区別は難しいです・・・横からの写真も撮ったら良かったのですが申し訳ございません・・・アカスジウミタケハゼさんはあまり動かないので比較的撮影はしやすいお魚さんなのですが当然無頓着に近寄るとびっくりしてピピッと動いて逃げてしまいます・・・アカスジウミタケハゼさんは見失ってもまた元の所に戻ってくることが多いのですがそれでも驚かさないようにそおっと近づくのがエチケットだと思います・・・そうすればアカスジウミタケハゼさんものんびりと過ごすことができ透明な体にこの惚けた様な大きな目の顔がじっくり見えます!
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アカネダルマハゼさんはどうして髭が黄色いの?(改)ケラマ

  • アカネダルマハゼさんはダルマハゼ属の1種で頭部に細かいひげ状の突起が「もじゃもじゃ」密生していますのでよく見てください・・・でも「もじゃもじゃ」が黄色なのであまり目立たないしかわいいですよね・・・髭が黒いと「ひげもじゃおじさん」になってしまってかわいらしさが半減しますが黄色なので愛嬌があります・・・まあアカネダルマハゼさんに言わせればこれは髭ではなく髭のように見える突起なので黄色だろうが黒だろうが赤だろうが関係ないのでしょうが・・・もしこの突起が青かったらさぞかし綺麗だろうなあ・・・いややっぱり黄色がベストですね・・・トゲサンゴの間から臆病なアカネダルマハゼさんが「なんだよお~!怖いんだから近づくなよ~!」とこちらをこっそり覗く表情がかわいいです。
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 602a4cf948bf6f8457c29aca4935905a-768x1024.jpg
  • ダルマハゼさんの仲間は種類によってお気に入りのサンゴがほぼほぼ決まっているそうですがアカネダルマハゼさんは枝の先っちょがトゲトゲの「トゲサンゴ」が好きなようです・・・理由はよくわかりませんがやっぱりそれぞれの居心地とか相性とかがあるんですね・・・アカネダルマハゼさんの体の色は写真の様にきれいな薄い黄色でエメラルドグリーンの小さな目がとてもミステリアスです・・・アカネダルマハゼさんの目をよく見ると外側にオレンジの枠があってその内側が黒と白のストライプになっていてとってもおしゃれな目をしています・・・でもひげがもじゃもじゃなんて対比的でキュートですよね・・・アカネダルマハゼさんは体長が2cmほどと小さくとても臆病なのでサンゴの隙間から顔を出しているのを見つけたかと思うとすぐにまたサンゴの間に隠れてしまいます・・・何とかこの愛らしいアカネダルマハゼさんを撮影しようと奮闘するのですがちょこちょこちょこちょこと動き回る何とももどかしいアカネダルマハゼさんです・・・こんなサンゴさんの隙間にいるのでサンゴさんの枝が邪魔になってアカネダルマハゼさんにピントが合わせにくいしその上じっとしていてくれないので苦労します。
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 4530187d58bb59d05d10839c2bca6f8f-768x1024.jpg

あれ?このアカハタさんどこかで喧嘩でもしてきたのでしょうか? 

  • こちらをじっと見ているのはスズキ目ハタ科アカハタ属に分類されるアカハタさんで体長は約30~40cmありハタ類の中では小型とされています・・・アカハタさんの様なハタさんはみんなドテッと大きくなるのかと思っていましたが意外とそうでもないんですね勉強不足でした・・・アカハタさんの体は側扁し他のハタ類同様に楕円形の丸みをおびた体形となっており口は大きく唇は厚めで下顎が上顎より前にグッと突き出ているので何故か愛嬌がありますね・・・体の色は赤褐色で体側には濃赤褐色の5~6本の横縞があって白い不規則な斑点が散らばっています・・・また岩礁の色が明るい海底に棲む個体は体色が薄いものが多いなどアカハタさんは住んでいる環境によってかなり個体差がありますが住んでいる環境に身体の色を合わせるのは獲物を狙う時に目立たず気づかれないようにするためなのでしょうか?
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  • この写真ではよくわかりませんがアカハタさんの背鰭の前半部及び棘条部の縁は褐色で尾鰭の後縁はウチワ状に丸くなっています・・・それからアカハタさんは昼間もよく泳ぎ回って活動的なのですが昼行性かどうかは解明されていないそうです・・・アカハタさんは魚やカニなどの甲殻類などを食べますが成長するに伴ってタコ・イカなどを好んで食るようになるなど人間と一緒で大人になると好みが変わるんですね!・・・このアカハタさん右側の鰓辺りや鼻の辺りが傷付いているようですが縄張り争いか?それともどこかでタコさんとでも戦ってきたのでしょうか?・・・また他のハタさんと同様にアカハタさんも雌雄同体で全ての個体はメスとして生まれ2~3年ほどで成熟しオスに性転換するそうです!・・・このアカハタさんはもうオスになったのでしょうか?・・・ちなみにアカハタさんに似ているアカハタモドキさんは背鰭棘条部の外縁は鮮やかな赤色で背鰭軟条部の後縁と尾鰭には黒色域がある点で見分けることができます。
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  • このアカハタさんはまだ身体が小さいようですので性転換する前のメスだと思うのですがそう考えると胸鰭や腹鰭の開き方などもちょこんと揃えてなんとなくですがおしとやかさを感じます・・・背鰭前半のギザギザの所の黒白もお洒落に決めていて唇はまだそんなに大きくも厚くもなくこのアカハタさんの表情に艶っぽさを感じます・・・ちなみに艶っぽさとはご存じの通り色気があり美しい様子でセクシーと違って品があります・・・艶っぽい人は余裕があり仕草が丁寧でしなやかさがあり上品で凛とした雰囲気が滲み出ています・・・このアカハタさんの「私綺麗でしょ?」っていうカメラ目線の表情もなかなかのものだと思いませんか?・・・アカハタさんは伊豆諸島北部では「アカギ」「アカゲ」伊豆諸島南部や小笠原地方では「アカバ」関西では「アカッベ」「アカッポ」沖縄では「ハンゴーミーバイ」など様々な地方名を持っています。
  • アカハタさんをアップにすると歯は細かくて鋭いし目力もあってなかなかの迫力なのですが体の大きさに対して頭でっかちなので強面なのに何故かなんとも言えない愛嬌があります・・・このアカハタさんはアップにし過ぎてアカハタさんの特徴を確認できないくらいなのですが目も拡大すると複雑な構造をしているんですね・・・お魚さんが虫歯になって痛そうにしているところを見たことは無いのですがこんなに鋭い歯をしているアカハタさんって虫歯にならないのでしょうか?・・・手足のないお魚さんにとって歯は最も大切なものなので虫歯などで歯を失ってしまうと生命の危機に晒されてしまいますよね!・・・結論からいうとお魚さんは虫歯にならないそうでその理由はお魚さんは常に水の中で1日中うがいをしている状態だからだそうです・・・なるほどですね!・・・でも同じ水中生物の歯クジラさんには虫歯があることが知られていて詳しくは分かっていないのですが寿命が長いことが関係しているという説があります・・・虫歯は砂糖などを食べて歯のエナメル質がとけるために起こるので野生動物が食べるものには砂糖など入っていないため虫歯にはならないのです・・・でも野生動物でもうっかり石をかんだり獲物を襲う時に歯を傷つけたりした場合や年齢を重ねて歯がすり減ったりした場合にそこから虫歯になることもあるそうです・・・やっぱりクジラさんの虫歯は長い間生きているからですかね。

アカハチハゼさんは黄色いのになぜアカハチ?(改)柏島

  • 浅い海の岩礁やサンゴ礁で暮らしているスズキ目ハゼ科アカハチハゼさんの名前の由来は赤い鉢のハゼさんという意味だそうです・・・でもアカハチハゼさんの頭はどう見ても綺麗な黄色ですよね?赤くないですよね?なぜアカハチハゼさんなのでしょうか?・・・そうなんです海の中で生きている時のアカハチハゼさんは写真の様に黄色い頭をしているのですが死んだ後にアカハチハゼさんの頭は赤くなるのです・・・不思議ですよね!でもこの事が名前の由来になっているというのが有力な説のようです・・・釣り人がアカハチさんを釣り上げた後死んでしまったアカハチさんを見て「あれ?頭が赤くなってる!」という事で名前を付けたのでしょうか?
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  • アカハチハゼさんの大きさは15cm程度で体型は細長い円筒状で上顎は下顎より長く口が丸みを帯びています・・・アカハチハゼさんは体が白色で頭が黄色く目の下に鮮やかな水色の縦線が入っています・・・黄色い頭に映えるなかなかシャープな青い筋ですよね・・・それからアカハチハゼさんの幼魚は頭部だけではなく背鰭や胸鰭や腹鰭・尻鰭・尾鰭の各鰭が黄色に染まっているそうです・・・写真のアカハチハゼさんを小型にして各鰭を黄色く染めたおチビちゃんを想像するに見たことは無いですがかなり可愛くて綺麗な感じがします・・・一度拝見したいものです。
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  • アカハチハゼさんは死サンゴの欠片が転がっているような砂底や礫底を好み単独か雌雄のペアで暮らしています・・・アカハチハゼさんは砂底などを掘って作った巣穴の周りに縄張りを持ち驚くとサッと巣穴に逃げ込みます・・・ダイビングっユニ見かけるアカハチハゼさんはいつもペアで泳いでいるような気がしますが仲がいいんですね・・・アカハチハゼさんは肉食性で小型の魚類や魚の卵やエビさんやカニさんなどの小型甲殻類を食べます・・・餌は砂ごと口に含み鰓でこし取った後砂だけを鰓からフンっと吐き出します・・・アカハチハゼさんとよく似たアオハチハゼさんと言う方がいますがアオハチハゼさんは頭部が黄色くありません・・・ちなみにアオハチハゼさんは頬のあたりにある太い青い線とその上下にある黄色の線が特徴で警戒心はそんなに高くないハゼさんです・・・アオハチハゼさんはアカハチハゼさんより深めのところに住んでいて名前は似ていますがアカハチハゼさんは頭が黄色いので区別は簡単です。
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