ア行 (オ)総集編 ダイビング‐フォト‐tsubuankun

Dive-photo まとめ アイウエオ
オトヒメエビー柏島

オイランヤドカリさんってイメージと違って毛むくじゃら!セブ島

  • 赤いきれいなソフトコーラルの上にヤドカリさんがいます・・・ソフトコーラルの小さなつぶつぶがフルーツケーキのトッピングのようでおいしそうです・・・ヤドカリさんは雑食性と聞きますがソフトコーラルも食べるのでしょうか?・・・そこのところは申し訳ございませんがよくわかりません勉強します・・・オイランヤドカリさんは眼柄と角膜の境界が黄色くなっているというのが特徴です・・・大きな貝殻から体を少し出して長めの眼をキョロキョロとこちらに向けて「なんだよお!」という表情をしていてかわいいですね。
  • 最初はオイランヤドカリさんの名前から派手な色に細めの体で妖艶という勝手なイメージを持っていました・・・でもこのオイランヤドカリさんはそのイメージと全く違っていて毛がもじゃもじゃで色合いもどうなんでしょうか?・・・それにごっつい貝殻を背負ってますよね重たくないのでしょうか?・・・せめてもう少しかわいい貝殻を背負ってくれていればと思うのは私だけでしょうか?・・・これだけ大きいと重いかもしれませんがこのオイランヤドカリさんにしてみれば広くて快適な豪邸かもしれないですね!・・・オイランヤドカリさんは珊瑚礁域のやや深場に住んでいて赤色型と黒色型の2種が知られています・・・写真のオイランヤドカリさんは黒色型でやや地味な色合いです。

オオアカホシサンゴガニさんは実はサンゴの守り神!(改)パラオ

  • サンゴガニ科のオオアカホシサンゴガニさんは枝の間に多くの複雑な空間ができるミドリイシさんやハナヤサイサンゴさんの仲間の枝の間の隙間に身を隠している体長3cm程度の小さなカニさんです・・・隙間に隠れているのでなかなかピントが合わず撮影が難しいのですがオオアカホシサンゴガニさんの眼は綺麗な黄緑色をしていて体の色は白地にたくさんの明るい赤色の斑紋でおおわれています・・・オオアカホシサンゴガニさんの斑紋の数は大人になると多いのですが若い頃は斑紋が少ないそうです・・・この写真のオオアカホシサンゴガニさんは斑紋の数が多いのでもう立派な大人ですかね。
  • サンゴガニ類は一方的にサンゴさんのすき間を間借りをしているだけではなくサンゴさんが分泌する粘液なども頂いて食べながら暮らしています・・・でもオオアカホシサンゴガニさんはタダで住まわせて頂いている訳ではありません・・・実はサンゴさんを害する敵などが来た時には勇気を持って小さなハサミで立ち向かいそれらの敵を追っ払ってしまうのだそうです・・・なんとあの大きく狂暴なオニヒトデさんにも立ち向かうオオアカホシサンゴガニさんは勇敢な海の戦士であり守護神であり頼れる兄貴だったんですね・・・いつも隙間に隠れて体全体を見せてくれない臆病なオオアカホシサンゴガニさんだと思っていましたが見る目が変わりました・・・もちろんサンゴさんがやられると自分の住処がなくなってしまうという共生関係にあるので必死なのは確かなのでしょう。

オオアカホシサンゴガニさんは死に物狂い

生死がかかっていれば真剣になる

だから当然強くなる

でも常に死に物狂いでは疲れてしまう

疲弊してしまい続かない

いざという時に力を発揮出来るのか?出来ないのか

それは日頃からの覚悟で決まる

日頃から覚悟と準備を心がけていれば

いざという時に死に物狂いになれる

オンとオフの心構えが勝敗を分ける大きな要因となる

オオスジイシモチさんですか? パラオ

  • 体全体が写っていれば多少は種類を見分けることも可能なのですがアップだけだと私では厳しいです・・・本当に迷ってしまいます・・・このお魚さんは何でしょうか?・・・イシモチさんのような気がします・・・その中でもヤライイシモチさんのような気がします・・・如何でしょうか?・・・全然違いますかね?・・・ヤライイシモチさんであれば5本の黒のラインと尾びれの付け根の黄色の部分の中に小さな黒色の斑点があるのが特徴なのですがこの写真ではよくわかりませんね。
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  • やっぱり違うような気もします・・・オオスジイシモチさんですか?・・・オオスジイシモチさんであれば体側に4本の暗色縦帯があり尾柄部中央に黒色円斑があるのが特徴です・・・でもやっぱりこの写真ではよくわかりません・・・どちらかと言えばオオスジイシモチさんの方が近いような気がします・・・やっぱり写真はアップだけでなく全体が写っている写真も撮らなければなりませんね。

オオモンハタさんは目の周りまでお洒落してる!(改)ケラマ

  • オオモンハタさんの頭は他のハタさんより少しほっそりとスマートなスタイルでひれや体には黄褐色から褐色の円い斑点が密に分布しています・・・淡色のお洒落な網目模様が美しいオオモンハタさんですが色や模様に個体差があるので他のハタさんとの区別が結構難しいです・・・この写真ではわかりませんがオオモンハタさんの尾びれの先は白いふち取りになっています・・・ここがオオモンハタさんによく似たホウセキハタさんと見分ける大きなポイントになっています・・・ホウセキハタさんの身体の色は全体的に赤~茶褐色の見た目をしており茶褐色の斑点が体全体に密に並び網目模様になっています・・・尾ビレが丸く白く縁取られないものはホウセキハタさんであることが多いようです・・・またオオモンハタさんは尾びれが湾入していますがホウセキハタさんの尾びれは丸くなっているのも違いです・・・この写真では尾びれが見えないのでもしかしたらホウセキハタさんだったりして?
  • 実はオオモンハタさんの幼魚には縞模様があってかわいいのですが身体の円斑は成長とともに相対的に小さくなって数が増えるので見た目が大きく変わってきます・・・子供の頃はシマシマ模様に大きな斑点の服を着てるだなんて子供っぽくていいですね・・・オオモンハタさんは最大で50センチ・2kgほどまで成長しますが標準サイズは35センチ〜40センチで1kg前後の小型のハタさんです・・・大きな口に分厚い唇なのですが眼の周りにも小さな斑点模様を施したつぶらな瞳がアンバランスでかわいいオオモンハタさんです・・・オオモンハタさんの名前はそっくりのホウセキハタさんと区別するためにつけられた呼び名でオオモンハタさんの網目状の斑紋がホウセキハタさんの斑紋より大きかったので大紋ハタさんになったそうです・・・上の写真のハタさんは身体の斑紋が大きめなのでやっぱりオオモンハタさんですかね。

お洒落ってどういうことだろう?

派手にすること?

煌びやかにすること?

高級な宝飾品や洋服で着飾ること?

私はそれより人の気づかないところまで気を使っている

そんな気遣いがいいなあ

心のお洒落がいいなあ

オキゴンベさんがサボテンしょってる!(改)柏島

  • オキゴンベさんの体の高さはやや高めで何と言いますかいかり肩で立派な体?をしています・・・それと見ての通りゴンベ科の特徴でもあるのですが背びれの棘には数本の糸状突起があります・・・「どうや!すごいやろ!」と少し半開きの口が言っているようで顔つきも何となくドヤ顔に見えるオキゴンベさんです・・・よく見かけるサボテンみたいな見事な棘ですが体が鮮やかな黄色もしくはオレンジ色なのでイメージはパイナップルですかね?・・・オキゴンベさんの体側には不明瞭な暗色斑があって背びれや尾びれには斑紋がなく体長は10cmくらいの大きさです。
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  • ゴンベさんの英名は「ホークフィッシュ」と呼ばれていて鷹のようにサンゴや岩の上に留まってあたりを鋭い目つき?で見張っているところからきているそうです・・・確かに潜っているとよく岩の上で踏ん張っているところを見かけますよね・・・ゴンベさんには浮袋は無く遊泳性には欠けますが止まっている時は胸びれで体を支えているので胸びれは発達しています・・・しなやかなお魚さんというよりはちょっとマッチョな筋肉もりもりのゴンベさんです・・・ゴンベさんの名前はこの糸状突起を権兵衛(江戸時代後期から大正時代まで流行った幼児のヘアースタイルでぼんのくぼのところだけ剃り残した毛髪のこと)に見立てたことから来ているそうです・・・英名はかっこいいのですが和名はちょっとかわいいです。
  • オキゴンベさんは雌性先熟の性転換魚で雄はハーレムを作り数尾の雌と暮らしています・・・群れの中で一番大きな個体が雄へと性転換するのですがオキゴンベさんは群れの都合に合わせて両方向の性転換もできる事が知られています・・・うらやましいというか?たいへんというか?忙しいというか?とにかくすごいですよね!!・・・両方向の性転換ができる種は他にオキナワベニハゼさんやダルマハゼさんやイチモンジハゼさんなどがいます。
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  • オキナワベニハゼ:サンゴ礁域の礁斜面やドロップオフに生息していて水深3〜55mの崖壁の亀裂内やサンゴの根の壁面や天井などで単独で見られます・・・眼の下に4本の黄色ラインがあって体長はおよそ3.5〜4cmで体に黄色〜橙色の斑点が密在しています・・・ダルマハゼ:頭に細かいひげ状の突起があるダルマハゼは頭部が淡褐色になっており体側や各ひれが暗色であることでクロダルマハゼやアカネダルマハゼと区別できます・・・ヨゴレダルマハゼは頭部のひげ状突起が長いことと眼周囲に細かい斑紋があることなどで見分けられます・・・イチモンジハゼ:岩礁域の約20m以深に生息しており岩の表面や岩穴の奥などで単独で見られます・・・吻から眼を通り尾びれにかけて体側に黒色の縦帯が走っています。

埋没しがちな人

それぞれの特徴や個性を自ら理解し

その良さを意識することができれば

さらに磨くことも尖らせることも

自ずとできるようになる

そうなれば鬼に金棒

生きていくことが楽しくなるはず

オグロクロユリハゼさんの神経質そうな顔!(改)ケラマ

  • ハタタテハゼさんがいるようなところで見かけるスズキ目クロユリハゼ科のオグロクロユリハゼさんはみごとに綺麗な青色の体をしており写真の様にたいていペアで仲良くホバリングをしております・・・写真の下に写っているオグロクロユリハゼさんはのんびり顔ですが上のオグロクロユリハゼさんはいかにも神経質そうな目をしています・・・オグロクロユリハゼさんは同じ属のイトマンクロユリハゼさんやゼブラハゼさんと比べると体高が低く細長く体側には横帯などがありません・・・ハナハゼにも似ていますがオグロクロユリハゼさんは尾鰭の鰭条は伸びてなく尾鰭の中央部に黒い点があることが特徴になっています・・・でもこの写真では尾の部分が見えないのでわかりませんね・・・オグロクロユリハゼさんの体色はゼブラハゼさんやイトマンクロユリハゼさんやハナハゼさんなどよりも鮮やかな青色をしています。
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  • ちなみにイトマンクロユリハゼさんは胸鰭の付け根に黒い線があり一つ目の背鰭と二つ目の背鰭が分かれています・・・ハナハゼさんの特徴は尾鰭軟条が糸状に長くのびていることで体色は透明な青色で腹部はやや紫がかっています・・・ゼブラハゼさんは体の色は緑色から灰色ですが体側にある多数の横帯が明瞭で尾鰭の形状は普通の形で尾鰭には模様もありません・・・オグロクロユリハゼさんはたいへん臆病なハゼさんで写真を撮ろうとしてもなかなか近くに寄らせてくれず危険を感じるとあっと言う間に巣穴に飛び込んでしまいます・・・せっかく写真を撮ろうと思ったのにということが多々あるのですがいつもペアでいるオグロクロユリハゼさんをびっくりさせないようにそーっと近づいてチャンスがあれば撮影してみてください。

オグロクロユリハゼさんはとても神経質のようです

神経質とは情緒的に不安定でわずかなことにも過敏に反応する

こだわりが強くいろいろな事に細かく感情の起伏が激しい

潔癖症で綺麗好きで自分が気にしていることには敏感

自分の基準で物事を考えるので柔軟性に欠け許容範囲が狭く余裕がない

そして慎重だからなかなか自分の意見が言えないなどなど

神経質な方と言うのはいろいろ大変なようだ

でも大雑把な人にとっては神経質な人はとても参考になるのです

慎重に事を運ばなければならない時などが正にそれです

大雑把だとどうしても慎重性に欠け準備不足になりがちである

行動が雑になってしまいリスクを負いやすいのだ

だからどちらが良いと言うのではなくバランスである

どのような性格でも考え方次第で互いに学べることがあるのですね

オシャレカクレエビさんは名前負け?(改)ケラマ

  • オシャレカクレエビさんは透明な体で周りに馴染んでいるのでがら場の砂の上にいると何処に居るのかよくわからなくなります・・・もう少し派手な色が何処かにあると目立つのですがそんなこともなくとても奥ゆかしいオシャレカクレエビさんです・・・はさみ脚は二の腕の部分が細くてものすごく長いので目立たず体から随分離れたところに突然大きなハサミがあるという感じがします・・・先端は橙色に彩られ先端から見て一つ目の節は黄色くそれ以後は暗色の斑紋がささやかながらあります・・・顔周りには白線が入り体には赤茶色の縦線があって下の写真はそれぞれの特徴がわかりやすく表れていますが清楚なお洒落というイメージですね。
  • オシャレカクレエビさんにはお洒落という名前が付いているのに他のエビさんと比べるとやや地味な感じがします・・・でも派手さはないですがこの地味さの中でのちょっとした色使いがかえってお洒落ということなんですかね・・・この写真のオシャレカクレエビさんはちょっとバルタン星人に似ていませんか?・・・オシャレカクレエビさんは岩場の下に空いたがれきの隙間などに生息していてよくペアで見られます・・・南方種になるエビさんなので夏以降によく見られますよ・・・何度も言いますがオシャレカクレエビさんは体の下が白いと本当に目立たないエビさんなのでカクレエビさんという名前は納得できるのですが・・・まだまだ人生経験が足りないせいかお洒落いう名前がしっくりこない私でした・・・オシャレカクレエビさん何度も何度もすみません。
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お洒落は派手さだけではない

それは何となくわかるけれど

わび?さび?センス?

難しいですね

もっと人生経験を積めば少しはわかるかな?

オトヒメエビさんは岩陰に潜む艶やかな夫婦!(改) 柏島

  • オトヒメエビ科に属するオトヒメエビさんは沿岸付近のサンゴ礁や岩場の岩陰に住むエビさんでクリーニングをするエビさんの中では少し大きめの体長は40~60mmくらいあります・・・体の色は半透明の白色で頭部や腹部や尾扇にきれいな赤色と白色の帯があります・・・オトヒメエビさんの触角は白く体長を上回るほど非常に長くどこまで続いているのと言った感じです・・・体の表面は細かい棘に覆われていて第3歩脚は長く先に鋏を持ち赤色と白色のめでたい帯が各4本あって歩脚の付け根は青色のワンポイントが入っています。
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  • オトヒメエビさんは鮮やかな体の色に細長い触角や脚を広げた姿があたかも乙姫を想起させることで和名が付いたそうです・・・オトヒメっていい名前を付けてもらいましたね・・・オトヒメエビさんは大型魚の体を綺麗にするクリーナーと呼ばれるエビさんですがウツボさんやハタさんなどの大型魚の体を這い回り食べかすや寄生虫などをツンツンツンと健気に食べています・・・オトヒメエビさんはとても働き者ですが普段から共生をしているため大型魚に食べられてしまうことはほとんどありません・・・ほとんど?
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  • 岩陰で長いひげをたなびかせた姿は優雅さを醸し出しておりますが夜間は比較的活発に行動しています・・・オトヒメエビさんは常に雌雄でつがいをなして同居しているとても仲良しのエビさん達で雌雄の結びつきがとても強いのだそうです・・・オトヒメエビさんのどちらか片方を別個体に入れ替えるとオスがメスを排除してしまうそうです・・・オトヒメエビさんはすぐに相手が変わったことわかるんですね・・・いいことなのか悪いことなのか私にはわかりません。
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昔から夫婦喧嘩は犬も食わないと言います

オトヒメエビさんにはオトヒメエビさんの考えがあるのでしょう

つまらない原因かも?

一時的な原因かも?

細かい内情は知りがたい

知りがたいのだから他人が仲裁に入れるものではない

そのことを知るだけでいいかも

オトメハゼさんが妄想中に一緒に妄想した心のつぶやき!(改)柏島

  • オトメハゼさんの体の色はグレーっぽい白色~クリーム色で頭部から体側にかけて鮮やかなオレンジ色の大小さまざまな斑紋が数多く見られます・・・見方によってはこのオレンジの斑紋が小さな2つの眼に大きく開いた口のような驚き顔がたくさんあるようにも見えます?・・・体の中央付近に入るちょっと薄めの縦帯は繋がっているように見えますがその上の模様は途切れ途切れになっていま~す・・・また頬にある明るい青色の斑紋はちょっとしたアクセントになっていて名前の通りオトメを感じさせるお洒落なハゼさんですね。
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  • オトメハゼさんはサンゴ礁域の浅い砂地に住んでいて石の下などに上手に口で穴を掘り隠れ家を作っています・・・砂底で二匹寄り添うように仲睦まじくペアでイチャイチャしているオトメハゼさんもいれば単独で孤高を貫いている凛々しいオトメハゼさんもいます・・・今回は単独で孤高を貫いているオトメハゼさんの写真ですが下の写真はちょっと口を半開きで・・・「あ~!彼女が欲しいなあ~!」って寂しさを醸し出しているようにも見えます・・・気のせいでしょうか?・・・できれば仲良く寄り添う姿を撮りたかったですね。
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  • オトメハゼさんは大きな口を開けて砂を思いっきり頬張ったかと思うとエラから砂だけブハっと吐き出して砂の中に含まれるプランクトンや甲殻類等を食べています・・・乙女とは思えないほどのほおばり様のオトメハゼさんですが砂がエラに詰まったりしないのでしょうか?・・・「乙女だけど何か問題でも?・・・生きていく為には格好なんて気にしてられないわ!」って言っているようです・・・確かにおっしゃる通りです!!・・・このオトメハゼさんは大きいもので15cmにもなる上に度胸が据わっているのか警戒心も高くないので見つけやすく出会えるチャンスが多いハゼさんです。
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気になるけど必要以上に人の眼なんて気にしなくていい

自分にとっての一番を貫けばそれでいい

しかも自分が思っているほど

悲しいかな?うれしいかな?

人は自分を見てくれていないものです

オニオコゼさんのその面構えなかなかの風格です!(改)柏島

  • カサゴ目フサカサゴ科に属するオニオコゼさんの体の色は住む居場所によって変化し黒っぽいもの灰色っぽいものから鮮やかな黄色や橙色まで様々なものがいます・・・オニオコゼさんは見た目と違って結構お洒落に気を使っているのかもしれません・・・大きさは20cmほどでトゲトゲしていて厳つい顔をしていますが肉は白身で美味しく高級魚として知られています・・・オコゼさんのから揚げなんて最高なんですが調理には気を付けないといけません・・・下手して棘が刺さってしまいますと大変なことになってしまいますから・・・ちなみにオニオコゼさんとオニカサゴさんの違いはオニオコゼさんには鱗がなく頭が丸っこくて大きく胴体は小さめです・・・オニカサゴさんには鱗がありオニオコゼさんより頭が小さめですので調理をしたらわかるかもしれませんが・・・?
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  • オニオコゼさんは背びれには大きく長い毒腺を持った棘がありこの棘に刺されると激痛と激しい腫脹を伴います・・・でもオニオコゼさんの毒の成分は不安定なため温めると急速に分解しますので刺された時は火傷をしない程度のお湯(45度ぐらい)に30分程浸ける事が勧められています・・・ただしオニオコゼさんの毒は蛋白性の毒なのでアナフィラキシーショックを起こす事もあります・・・刺されたら直ちに病院で適切な処置を受けましょう・・・オニオコゼさんの仲間にはオニダルマオコゼさんやダルマオコゼさんやイトオコゼさんやヒメオコゼさんなどがいます。
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  • オコゼさんの名前の「オコ」は醜いという言葉の古語に由来すると言われていて「ゼ」は魚を意味する古語なのだそうです・・・つまりオニオコゼさんは「鬼のように醜い魚」という意味になりますが酷い名前の付け方ですね・・・オニオコゼさんは主に夜行性で昼間は砂にもぐったり藻や岩陰に潜んでいますが獲物のお魚さんが近づいてくると一瞬でバクっと食らいつく待ち伏せ型のフィッシュイーターなのです・・・この写真のオニオコゼさん「もううるさいなあ!あっち行っててよ!食事の邪魔をしないで!」って怒っているようにも見えます・・・ ちなみにダルマオコゼさんは達磨さんのようにずんぐりと丸くて太くて短いお魚さんですが背びれの棘には猛毒があります・・・ダルマオコゼさんは頭部にも棘が見られますが棘の先は丸くなっていて大きな目と口を持っています・・・頭部は丸く幅広くて眼の上は隆起していて後頭部には四角形の大きな窪みがあります。
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オニオコゼさんっていう名前

なぜこんな名前が?

自分に非が無くても躓く事は多々ある

こんな名前を付けられて落ち込んだかもしれない

特に若い時は立ち直れないと思うかも

それでも取り敢えず立ってみる!

立ち上がらないと何処にも進めないから!

転んだままでは周りが何も見えないから!

一生懸命生きるそこに強さと尊さを感じる

オニオコゼさんの顎髭がすごく立派でワイルドです!(改)

  • 下のオニオコゼさんは最初写真を見た時エンマゴチさんかなと思ったのですが目がエンマゴチさんとちょっと違うし・・・近接過ぎて何を撮ったのかよくわかりませんでした・・・遠景も一枚撮らないと迷ってしまいますね・・・オニオコゼさんの体の色は褐色系が多いのですが色彩変異に富んでいて私は見たことはないですがオレンジ色の珍しい種類もあるそうです・・・オニオコゼさんの口は上向きについていて底に潜んでいいるオニオコゼさんは身体の上を通ったお魚さんにバクっとこの大きな口で行くんですね・・・怖いですね・・・下のオニオコゼさんは私の方をじっと見ていますがまさか私を狙っているのではないですよね。
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  • オニオコゼさんの体長は20cm程度でもっと大きくなることもありますが体の表面は他のカサゴ類と同様にいぼ状・房状の突起が発達し皮膚が剥がれているようにも見えます・・・立派なあごひげというかもじゃもじゃというか突起がいっぱいあります・・・こんなにもじゃもじゃ髭が生えていても剃りたくはならないんですね・・・昼間は砂に潜り主に夜間に活動する夜行性のお魚さんで岩場や砂場に潜んで寄ってきた甲殻類や小魚等をバクっと捕食する肉食性のオニオコゼさんです・・・ご存じの通りオニオコゼさんの背ビレの棘には猛毒があるので決して触らないように注意が必要です・・・オニオコゼさんには大変申し訳ないのですが醜悪な見た目であることを山の神が好んだという言い伝えがありオニオコゼさんを祈願のお供え物として使用されていたという言い伝えもあります。
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人は見かけのよらぬもの

その人のことをよく知らないと間違った判断をしてしまう

知ろうと努力することで見えてくるものがある

知ろうとしないと一生見えてこないものでもある

見た目に惑わされず深く知るように心がけたい

こんな所に恐怖の大王オニダルマオコゼさんが! 小笠原

  • 岩の間で何かが動いたような気がしたので近づいてみると何とカサゴ目フサカサゴ科オニダルマオコゼ属のオニダルマオコゼさんではないですか・・・オニダルマオコゼさんは熱帯域のサンゴ礁など浅い海で暮らしていて日本近海では小笠原や奄美大島や沖縄周辺にいます・・・オニダルマオコゼさんの体長は40 cm程度で全身がコブ状の突起やくぼみに覆われていてパッと見ただけでは何処が顔なのか何処が口なのかよくわからず正に岩そのものに見えます・・・オニダルマオコゼさんは他のオコゼ類と同様に肉食性で小魚や甲殻類を捕食しますが浮袋を持たない底生魚で海底で動かずじっと獲物を待っています・・・獲物となるお魚さん達もここまで見事に擬態されると食べられるまで気が付かないですよね・・・ちなみに下の写真では上の方に口があります。
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  • オニダルマオコゼさんの背鰭の棘は毒があり非常に強力な神経毒であるストナストキシンを分泌するのです・・・このストナストキシンはハブ毒の30倍も高い毒性を持っていて刺されると関節痛や呼吸困難・心肺機能不全・血圧低下などの症状が現れる事があります・・・オニオコゼ亜科の仲間はすべて背鰭に毒腺を持っていますがオニダルマオコゼさんはとりわけ毒性が強く刺された人を死に至らしめることもあるのです・・・またオニダルマオコゼさんの棘は非常に硬く鋭いためゴム製のビーチサンダルやマリンブーツでは踏み抜く可能性があります・・・オニダルマオコゼさんは積極的に人間を襲うことはないので恐れ過ぎることは無いのですがオニダルマオコゼさんの存在に気がつかずに誤って踏んでしまわない様にだけは最大限注意しましょう。
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  • オニダルマオコゼさん以外にも気を付けるべき毒のあるお魚さんはたくさんいますがゴンズイ玉で有名なゴンズイさんも刺されると痛みや腫れを引き起こすことがありますしクサフグさんも体表に毒を持っているので誤って触れると中毒症状を引き起こすことがあるそうです・・・やっぱり知識は蓄えておかないといけないですね・・・オニダルマオコゼさんは日本では高級料理の食材としても知られていて確かに美味しいとされていますが食べる際には専門家の指導を仰ぐ方がベターだと思います・・・棘が刺さると大変ですからね・・・ちなみに上の写真では上の方にムッとした口がありますが下の写真は正面から撮ったもので下に口があり眼もわかりやすいのではないでしょうか?
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オニダルマオコゼさんは毒を持っています

毒は生命活動に不都合を起こす物質です

でも毒は生物によって異なる影響を与えます

例えばフグ毒は人間には致命的でもフグ自体には害を及ぼさない

毒と薬は表裏一体であり紙一重でありその境界は曖昧

薬は病気や傷などを治し健康を保持します

抗生物質は人にはほとんど害がなく細菌には毒となります

まだまだ可能性のある不思議な世界です

マウイ島のマウイイワスナギンチャクというイソギンチャク

オーストラリアウンバチクラゲというクラゲ

世界で初めて毒を持つ鳥として発見されたスグロモリモズ

モウドクフキヤガエルやカバキコマチグモなど

世界には様々な強力な毒を持った生物たちがいます

近い将来強力で素晴らしい薬ができることを期待します

恐怖!オニダルマオコゼさんがこんなところに!!(改)ケラマ

  • カサゴ目フサカサゴ科またはオニオコゼ科のオニダルマオコゼさんは体長が約40センチほどで全身がボコボコとしたコブ状になっており岩礁や砂などに擬態しているため海の中でその姿を発見しずらいお魚さんなのです・・・オニダルマオコゼさんは背鰭の棘条からストナストキシンと呼ばれる強力な毒を分泌するため非常に危険な魚類として知られていますがこの毒はハブ毒の30倍とも言われる非常に高い毒性を持っています。・・・オニダルマオコゼさんは浮袋を持たない底生魚で海底で動かずじっと獲物を待っているため浅瀬で気づかずにオニダルマオコゼさんを踏んでしまいその結果発熱や呼吸困難や痙攣を起こして死亡するという事故も起こっています。
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  • オニダルマオコゼさんの毒が大変危険な事はわかっていても擬態しているオニダルマオコゼさんにうっかり触ってしまったり踏みつけて刺される事も考えられます・・・もしそうなってしまったら毒が回って動けなくなって溺れてしまわないようにまずは海から上がりましょう・・・海から上がったら真水で傷口をよく洗い傷口にオニダルマオコゼの棘が残っていないか確認しもし残っていたら必ず取り除きましょう・・・そしてオニダルマオコゼさんの毒はタンパク性の毒であるため刺された場所を45度以上のお湯で温めましょう・・・以上の応急処置をして可能な限り早急に医療機関で受診しましょう・・・それにしても上手に擬態しているので発見しづらいお魚さんですよね・・・この時も「ん!何かいる」っと気が付いたからいいものの気が付かづに踏んだり手をついたりしたらと思うとぞっとしますね・・・写真の様に怖い顔をして岩の隙間に潜んでいますので最大限気を付けましょう!

オニダルマオコゼさんは恐ろしい顔と恐ろしい毒を持っている

でも誰かがチャレンジしたから美味しく頂けるお魚さん

死ぬリスクが無ければ何事に出会っても決して逃げない事

逃げずに決然と立ち向かえば危険は半分に減る

危険が身に迫った時逃げ出すようではかえって危険が二倍になる

人に選べる道なんて努力するか諦めるかのどっちかしかない

挑戦というリスクを取らない方がかえってリスクは大きい

何もしない事が一番大きなリスクなのです

笑われても笑われても今何ができるかを考えてベストを尽くす

成功するところまで続ければそれは成功になる

成し遂げようと決めた志をたった一度の敗北によって捨ててはいけない

ものは見方によってすべて変わるのだから

失敗のない人生なんておもしろくないものです

オニヒトデさん増えすぎるのもほどほどに! 小笠原

  • オニヒトデさんは約15-30cmの大型のヒトデさんで多数の腕を持ち全身がトゲトゲで覆われていて名前もそうですがなんとも恐ろしい形をしています・・・オニヒトデさんはサンゴ礁で暮らしていてサンゴさんを餌としていますがサンゴさんを食べる時はなんと口から胃を裏返して広げサンゴさんに押し付け消化吸収を行うそうです・・・胃を外に出してサンゴさんを消化吸収するなんてサンゴさんもたまったものではないですね・・・オニヒトデさんの寿命は6~8年くらいで通常はミドリイシ類やコモンサンゴ類等の成長が早いサンゴを好むためサンゴ礁の多様性を維持する役目を負っているとも考えられています・・・でも数年に一度大発生することがあって成長の速いミドリイシ類やコモンサンゴ類を食べ尽くし成長の遅いサンゴさんまで食べるためサンゴ礁環境の保全上有害とされています・・・オニヒトデさんも増えすぎて環境バランスを崩してしまうのは如何なものかと思います。
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  • この大発生に関して自然の長期サイクルによるとする説と人間の環境破壊によるものとする説がありますが富栄養化がオニヒトデ幼生の餌である植物プランクトンを増殖させ大発生につながるとする説が最も有力視されています・・・またオニヒトデさんは汚染に強いこととあいまって大発生のサイクルが短くなっているという指摘もあります・・・またオニヒトデさんの体表面には多数の有毒の棘が生えておりこれが人の皮膚に刺さると激しい痛みを感じアナフィラキシーショックによって最悪の場合死に至ることもあるそうです・・・刺された時の対応はなるべく早くポイズンリムーバーで血液を吸引し後に温湿布で患部を温めすぐにお医者さんへ行きましょう・・・そんなオニヒトデさんにも天敵が存在していてオニヒトデさんを食べてしまう生き物としてフリソデエビさん・モンガラカワハギさんやフグさんの仲間・ハタさんの仲間・オウギガニさんの仲間がいます・・・それからホラ貝さんもヒトデさんが好きでオニヒトデさんを食べるためオニヒトデさんの天敵とされていいますが摂餌頻度が低く生息数も少ないため駆除方法としての実用化にはならないようです。

オビクラゲさん教えて!ヴィーナスは帯締めるのかな? 小笠原

  • オビクラゲさんは他のクラゲさんの様に球形に近い形でフワフワと漂っているものと違って極端に扁平で細長い帯状の形をして浮遊しています・・・オビクラゲさんはその美しさから「ヴィーナスの帯」という別名がつけられているそうですが確かに漂っている姿はなんとも美しく神秘的な感じでした・・・分類的にはカブトクラゲさんやフウセンクラゲさんと同じ仲間になります・・・長さは大きいものでは1mから時には1.5mにも達するものもあるそうですが普通は80cm以下になります・・・幅は約8cm程度ですがこの短い方向が体の縦軸方向になり真ん中あたりの色が変わって筋のようなところの先端が口になりますます・・・「え!そんなところが口なの?・・・長い方の先端のどちらかが口じゃないの?」と思いますよね。
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  • オビクラゲさんは全体が透明なのですが黄色や紫の斑紋がその両端に出るものや同じような色が帯の横方向の真ん中あたりにある筋のような水管や口から伸びる両翼の先端にある触手に出るものもいるそうです・・・クラゲさんと言うと触手に触れるととんでもなく痛いというイメージですがこの触手は毒はあるそうですが触ってもそんなに痛くないそうです・・・オビクラゲさんはミジンコのような小型の甲殻類を捕食するのですが捕食の際には口方向(縦方向)に水平にブーンと移動します・・・また敵から逃げる時には蛇のように全身を波打たせて横方向に素早く動くこともできます・・・臨機応変でなかなか器用なオビクラゲさんです・・・初期にはフウセンクラゲ型のような楕円形をしていますがその後に左右に伸びるように成長して成体の姿になります・・・近縁のものには形態的に似ている小型のコオビクラゲがいますがこれは20cmほどと遙かに小さく沿触手面の櫛板列を完全に欠くことや水管の配置に違いがあることなどから別属とされているそうです。

オルトマンワラエビさんの足って長すぎませんか?(改)柏島

  • きれいなソフトコーラルさんに何か違和感があったのでよくよく見ていると何か枝のようなものが付いていました・・・その枝のようなもを辿っていくとその中心に小さな小さな体がくっついているではありませんか・・・それは何とオルトマンワラエビさんの長い長い足だったのです・・・オルトマンワラエビさんはサンゴ礁や岩礁域の水深15m~70mあたりに住んでいるヤギさんやウミトサカさんやウミカラマツさん達の枝の上で見られます・・・オルトマンワラエビさんはエビさんという名前が付いていますが見た目はエビさんではなくカニさんのように見えますよね・・・それにしてもオルトマンワラエビさんは身体の割に足が長すぎると思いませんか?
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  • オルトマンワラエビさんはカニさんのような形をしていますが分類的には実はヤドカリさんやコシオリエビさんと同じ仲間だそうです・・・頭胸甲の背中には白色線のみごとな二等辺三角形があって人工的な印象を感じませんか?・・・オルトマンワラエビさんの身体は赤褐色に近く錆びた金属的な色をしていますし頭胸甲に比べて非常に長いというか長すぎる脚がそこからニョキニョキと生えていてまさにロボットのようです・・・脚の長節には淡黄色の斑点がぽつぽつと並んでいてオルトマンワラエビさん意外とお洒落には気を使っているようです・・・長節の末端は黒色で囲まれた白色の斑紋がワンポイントあってその先の脚には斑点がありません。
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  • 近似種にホシゾラワラエビさんという方がいらっしゃるのですがホシゾラワラエビさんには長節の末端に白色の斑紋はなく長節から前節まで淡黄色の斑点が続いていきます・・・写真の様に拡大して見ればなるほどなるほどって納得できますが実際海の中で肉眼でその違いを確認するのは老眼の私では困難ですね・・・ホシゾラワラエビさんもクモさんのような姿で細く長い脚に斑点が多数ありこれを星空に見立てて名前が付けられました・・・頭胸甲の背中には白色線の三角形があり体は赤褐色ではさみ脚や歩脚は頭胸甲のサイズに比して極めて長いところはオルトマンワラエビさんとほぼ同じです・・・オルトマンワラエビさんとの違いはオルトマンワラエビさんは膝の関節辺りに白い点状の模様が入っていますがホシゾラワラエビさんには入っていません・・・生息域はサンゴ礁の礁斜面や洞窟などの比較的暗めの場所に生息するウミカラマツ類やイソバナ類やヤギ類などの枝上に住んでいます。
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  • ガシャーンガシャーンと音を立てながらソフトコーラルの森を我が物顔で動き回っているオルトマンワラエビさんですが昔「ムギワラエビ」さんと呼ばれていたそうです・・・しかし深海域に生息するムギワラエビさんとは別種として分けられオルトマンワラエビさんと名付けられたそうです・・・ちなみにオルトマンワラエビさんとフォルムが似ているムギワラエビさんは日本固有種だそうです・・・主に東京湾・浦賀水道・相模湾・南紀・日向灘の水深50~70m程度のヤギ類に生息しているそうです・・・どちらのエビさんもまるでアメンボさんやクモさんなどの昆虫のようなルックスをしています・・・ちなみにムギワラエビさんの関節は赤・白になっているのに対してオルトマンワラエビさんは前述したように黒・白・黒です。
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  • オルトマンワラエビさんの英名はOrtmann’s spider-crabです・・・訳すとオルトマンクモガニさん?・・・ちなみにオルトマンはドイツの生物学者の名前だそうです・・・こちらのほうがフォルム的には私はシックリくる名前だと思います・・・まさにクモさんのように足の長いカニさんといった感じです・・・それにしてもハサミ足を一生懸命伸ばしていますがちょっと長すぎませんかね?・・・遠くまで手が届くのはいいと思うのですがこんなに小さな眼だと何をはさんでいるのか見えないんじゃないですか?
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  • 背景の岩と重なってわかりづらいかもしれませんが上の写真のオルトマンワラエビさんもハサミ足をまっすぐにピンと延ばしています・・・そんなにハサミ足を遠くまで伸ばして何をつかもうとしているのでしょうか?・・・「オルトマンワラエビさん!その先に何があるの?何をつかもうとしているの~?」・・・ソフトコーラルさんの中のオルトマンワラエビさんは比較的わかりやすいのですが下の写真のヤギさんの中にもオルトマンワラエビさんがいます・・・宇宙人ようなフォルムのオルトマンワラエビさんですがどこにいるのかわかりますか?
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想定外のものは信じられない

不安定を避けたいから信じたくない?

混乱してもいいじゃないか

世の中には知らないことばかり

知らないことの方が多い

不安定を避けるのではなく

一歩引いて不安定を楽しめれば

新しい世界が広がるかも

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