グルクマさんの群れが大きな口を開けて食事中!(改)
- この写真の群れはおそらくスズキ目サバ科のグルクマさんだと思うのですが大きな群れで何か捕食中です・・・グルクマさんは動物プランクトンや小魚さんなどを食べますがプランクトンを濾過摂食するために鰓耙がよく発達しているそうです・・・近くで見るとグルクマさん達の「俺のごちそうだ!腹いっぱい食ってやる!」と言うような必死な表情が面白いですね・・・少しでもたくさん食べて生き抜くんだ!という強い意志が感じられますがそんなに大きく口を開いて顎がはずれないのでしょうか?・・・ちょっと心配になりますがグルクマさんにとっては普通のことなのでしょう!・・・グルクマさんの成魚は全長40cmほどでマサバさんやゴマサバさんに比べると小型ですが体高が高く太短くスマートな身体とは言えないお魚さんです・・・グルクマさんの背中側には黄緑色の地に黒い斑点列が縦方向に並んでいます。
- ちなみにマサバさんは全長50cmほどとグルクマさんより大きく身体は前後に細長い紡錘形で短い吻が前方に尖っていて横断面は楕円形です・・・グルクマさんに比べるとかなりスマートな体形ですね・・・マサバさんの背面は青緑色の地にサバ類独特の黒い曲線模様が多数走り側線より下の腹面は無地の銀白色をしています・・・よく似たゴマサバさんは腹面に小黒点が散在することと体の断面が円形に近いことで区別できます・・・この時グルクマさんは動物プランクトンを食べていたようですが光の加減でお腹を一杯にしようと必死で開けた大きな口と顔だけが妙に光り輝いていました・・・なかなかいい表情だと思いませんか?
グルクマさんは必死に生きています
顎が外れそうになるくらい大きな口を開いて必死に食べています
グルクマさんにとって生きるのも日常で死んでいくのも日常
人も同じなのですが何故か人は2度死ぬという
それは肉体が滅びた時とみんなに忘れ去られた時の2度だと言う
だから人としての努力を決して怠らないでいたい!
ただただ死に向かうだけの人生は如何なものか?
人は必ず死を迎えるのだから死を知り生くべき時を知っていたい
絶対は絶対にないのだから必死に生きてこそ光を放つことができる
理念を持ち信念に生きることができればそれで悔いは無し
必死に生き抜いた人は死んでもその人の影響は死ぬことはない
そして自分が死ぬ時に一緒に持っていけるものは?
それは富ではなく愛情にあふれた思い出だけ
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