アップに耐えられる凛々しい面構えのオオスジイシモチさん! パラオ
- スズキ目テンジクダイ科スジイシモチ属オオスジイシモチさんだと思うのですが体全体が写っていれば多少は種類を見分けることも可能なのですが顔のアップだけだと私では厳しいです・・・本当に迷ってしまいますがこのお魚さんはいったい何方なのでしょうか?・・・イシモチさんの仲間の様ですがヤライイシモチさんでしょうか?オオスジイシモチさんでしょうか?如何でしょうか?・・・ヤライイシモチさんの特徴は体が細長くて側扁し体高は低めです・・・ヤライイシモチさんの眼は大きく前鰓蓋縁は鋸歯状で尾鰭は湾入しています・・・尾鰭は見えませんが前鰓蓋縁は鋸歯状になっているような?なっていないような?・・・体色は淡褐色で白っぽく体側には5本の黒っぽい縦縞がありその内の1本は眼を通っています・・・尾柄にはひとつの黒い斑が見られ黄色く縁取られているそうですがこの写真ではわかりませんね。
- 変わってオオスジイシモチさんの特徴は体側に4本の暗色縦帯があり尾柄部中央に黒色円斑があるのが特徴なのですがやっぱりこの写真では尾柄部が写っていないのでよくわかりません・・・どちらかと言えばオオスジイシモチさんの方が近いような気がします・・・やっぱり写真はアップだけでなく全体が写っている写真も撮らなければなりませんね・・・それから一般にテンジクダイ類は群れて生活しているものが多いのですが産卵期にはつがいになった2匹が群れを離れ岩礁や造礁サンゴの周辺で縄張りを持ち産卵までの7日~10日までの間一緒にいます・・・それから雄は放精後すぐに卵塊を自分の口腔内に受け入れ口内保育に入ります・・・口内保育は産卵後の受精卵を雄が口腔内に収容し孵化後のしばらくの間新鮮な海水を卵に送り安全に守るという行動ですが口内保育の期間は8日~10日です・・・稀に雌が卵をくわえる場合もありますが口内保育は雄が単独で岩陰などで行いその間は餌をとりません・・・ごく危険な卵の時期を親の口の中で保護されるのでほとんど無事にふ化することができます。
凛々しい顔つきのオオスジイシモチさん
顔つきは文化的背景や遺伝的な要因などによって影響を受ける
個人的な経験や感情よっても影響を受ける
怒りや喜びや悲しみなどの感情も顔に表れるし
日光にたくさん当たる人やよく笑う人もしわが多い
骨格や輪郭や目鼻の形など遺伝によって受け継がれる
文化によって表情の使い方が異なることがある
様々な要素が組み合わさって個人ごとに独自の顔つきが生まれる
オオスジイシモチさんは口内保育という重大な責任を負っている
だから凛々しい顔つきになったのかな?
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