痛くない?ブラックチップシャークさんの咬み痕!(改)パラオ
- 浅い場所で生きているメジロザメ目メジロザメ科メジロザメ属のブラックチップシャークさん鰭の先端に黒い模様を持つことが特徴で全長1.6m程度になるサメさんで実はとても臆病なのです・・・映画ジョーズのようにダーンダーンダンダンダンダンと襲ってくることはほとんどなく逆にダイバーが近づこうとしてもブラックチップシャークさんは距離を置いて離れていきます・・・縄張りは狭くあまり移動しませんが活動的で主に小さな硬骨魚さんを捕食します・・・おちびさん?達は大きな群れを作り大人のブラックチップシャークさんより浅い場所で生活しています・・・基本的には臆病なので人を襲うようなサメさんではありませんが餌と間違えて浅瀬を歩く人を攻撃した例などもあり絶対に襲ってこないという保証はありませんので見かけた場合はやっぱり不用意に近づかないに越したことはないですね・・・下の写真ではブラックチップシャークさんとギンガメアジさんが仲良く泳いでいますね。
- 単独か小さな群れで見られることが多いブラックチップシャークさんですがとても活動的で普段は悠々と泳いでいるのにエサを採るときはびっくりする程ものすごい高速で泳ぎまわります・・・たまに大きな群れも観察されますがいくらブラックチップシャークさんがおとなしいサメさんだとわかっていてもさすがに大きな群れで来られるとちょっと怖いです・・・ブラックチップシャークさんの体は頑丈な流線型で典型的なサメの形をしており吻は短くて丸く幅広くなっています・・・眼は楕円形である程度大きく鼻孔には後端が乳頭状の突起となった前鼻弁を持っています・・・胸鰭は大きくて細く鎌型で先端は細く尖っていて第一背鰭は胸鰭の後端から起始しかなり大きくて高く後縁はS字状に湾曲しています・・・第二背鰭は比較的大きく後縁は短く臀鰭と対在しています・・・ブラックチップシャークさんの背面は淡い灰褐色で腹面は白く臀鰭の上から体側を前方に明瞭な白い帯が伸びています・・・全ての鰭の先端に黒い模様があり白で縁取られていますが第一背鰭と尾鰭下葉の模様は特に顕著になっています。
- オグロメジロザメさんやネムリブカさんと並んでインド太平洋のサンゴ礁で最多のサメさんですがブラックチップシャークさんはこの2種より浅い場所に生息しています・・・先にも言いましたが水深30m程度の非常に浅い海を縄張りにしているブラックチップシャークさんなので浅い海を巡航する際に海の上から特徴的な背鰭が見える事も多く発見は難しくありません・・・でも海の上からブラックチップシャークさんの背鰭が見えるとどうしてもあの映画を思い出してしまいダーンダーンダンダンダンダンという音がよみがえってきます・・・思い出すだけで恐怖を感じますがブラックチップシャークさんのおちびさんは大型のハタさんやオグロメジロザメさんやイタチザメさんなどに捕食されるそうです・・・サメさんが食べられるなんて想像がつきませんがやはりここでも弱肉強食の世界なんですね。
- ブラックチップシャークさんは通常はサンゴ礁の棚に沿って右往左往しながらオラオラオラっと泳ぎ回っていますが稀に浅瀬の砂地に進出してくることもあります・・・私も見たことがあるのですが砂地の浜辺でお弁当とりながら休憩していると三角形の背鰭が見えることがあります・・・お弁当が食べたくてわざわざ浅瀬の砂地まで遊びに来たのかもしれませんね・・・でも砂地に来るようなブラックチップシャークさんはちょっと小さめですかね・・・サンゴ礁生態系で最も個体数の豊富な頂点の捕食者ですが餌は主にボラさんやハタさんやアジさんなど小型の硬骨魚でブラックチップシャークさんは連携してボラさんの群れを浅瀬に追い込み捕食することもあるそうです・・・その他にイカさんやタコさんエビさんやウミヘビさん等も食べるそうです。
- ブラックチップシャークさんの尾鰭や臀鰭や尾鰭の先に黒色の斑紋がありますがやっぱりブラックチップシャークさんもちょっとおしゃれを意識しているのでしょうか?・・・それと猫のような特徴的な目にぐっと張り出したいかつい鼻先と鋭いのこぎり状の歯を備えた大きな口はやっぱり迫力がありますね・・・やっぱりシンプルなスマートさがあるブラックチップシャークさんはクールで格好いいです・・・だんだんこのブラックチップシャークさんが私の方に近づいてきました・・・まさかエサと間違えたという事はないと思いますが猫のような細い眼でじっとこちらを睨んでいます・・・私を食べてもおいしくないですからいつもの様に小型のお魚さんを食べてください!
- ちなみにブラックチップシャークさんの背の色は灰色またはハジバミ色はヘーゼルナッツの色に由来する色でくすんだ赤みの黄色または黄色がかった薄茶色をしています・・・腹の部分は他のサメさんでも多く見られるような白色で脇腹には縦縞が見られます・・・さらに近づいてきましたがよく見るとこのブラックチップシャークさん左目の後ろのところ何かに咬まれていませんか?・・・丸く咬み痕のようなものが残っていますよね!・・・ブラックチップシャークさん同志で喧嘩でもしたのでしょうか?・・・他の強者との縄張り争いで取っ組み合いかな?・・・それとも彼女の取り合いで勝ち抜いたなのでしょうか?・・・理由はわかりませんがスカーフェイスが決まっていてなかなかの迫力です。
- さらにアップで撮ってみましたがやっぱりこのブラックチップシャークさん左目の後ろと左ほほのところに点点々と丸い咬み型が付いていますよね・・・おとなしいサメさんといえどもやっぱりサメさんなんですね・・・「こんな傷なんてかすり傷程度で何でもないさ!いい感じの傷跡だろ!」ってブラックチップシャークさんは平静を装っている様ですが咬まれた時は絶対痛かったと思います!・・・さすが歴戦の勇者シャーク!!・・・ところでブラックチップシャークさんはツマグロさんとも呼ばれていますがこの写真のサメさんはもしかしてメジロザメ目メジロザメ科メジロザメ属カマストガリザメさん?・・・最後になって申し訳ございませんがサメさんは種類が多く見分けが難しくてよくわかりません。
サメさんに海の中で出会ったら逃げるが勝ち?
逃げるが勝ちも真理でありまたリスクがあっても戦うも真理です
人生の選択では状況や環境は様々です
自分にとって非常に負担となり健康や幸福に悪影響を及ぼす場合
そんな時はその場を離れることが最善の選択となることもあります
勇気ある撤退で新たなチャンスを得ることができるかもしれません
人生には様々な戦略がありすべてが戦うことだけではありません
時には後退して状況を見直すことも大切です
リスクとリターンのバランスを考え適切なリスクを取ることが大切です
環境の変化や予期せぬ事態に対応するためには柔軟な考え方と行動
そして人生の様々な局面に真剣に取り組むことで
新たなインスピレーションが得られるかもしれません
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