おいしそうなセミエビさん! 2024 小笠原
- 岩陰に何かいると思ったら十脚目セミエビ科セミエビ属の美味しそうなセミエビさんではないですか・・・セミエビさんは体長30cmくらいまで成長する大型種で体表は外骨格が分厚く発達していて非常に堅く背面すべてにボコボコと顆粒状突起が密生しています・・・また顆粒状突起の間には短毛が散在し体色はほぼ全身が赤褐色で尾扇は黄褐色をしています・・・でも尾扇は折り曲げていてなかなか見れないですね・・・それから独特な半円形の第2触角が体の前面に2つ並んでいてその間からひげ状の第1触角が触角に見えない第2触角よりも長く伸びています・・・何故か頭胸甲の上には縦にUHと彫刻されたように見える溝があります・・・何かの秘密暗号でしょうか?・・・体つきはセミエビ科特有の上から押しつぶされたような平たい体型ですがウチワエビさんやゾウリエビさんなどに比べると厚みがあり体の縁に鋸状の歯がない点で区別できます。
- 体型が蝉に似ることからこのセミエビさんという名前が付いていますが体長数cm程度のヒメセミエビさんの方が大きさの点で蝉に近いかもしれません・・・昼は写真の様にセミエビさんは岩陰に潜んでいますが夜になると出歩いて貝類や甲殻類などの小動物を食べて暮らしています・・・セミエビさんの身は美味で市場では1kgあたり2万円の高値がつくためその多くは高級料亭に卸されるそうです・・・ちなみにウチワエビさんは体長15cmほどで体は上から押しつぶされたように平たく体の前半分が円盤形で上から見ると和名通りうちわのような形をしています・・・ウチワエビさんの体表は堅い外骨格で覆われ縁には鋸の様な棘が並んでいて歩脚と複肢は短くいっぱいに伸ばしても背中側からは見えないのです・・・またゾウリエビさんは体長15cmほどでやや中央部が盛り上がるものの上から押しつぶされたように平たい長円形の体型で体表は厚く堅い外骨格に覆われ表面には顆粒状突起と短毛が密生してつやがありません・・・ゾウリエビさんの体色は黒褐色や黄褐色や灰白色など変異があり大小のまだら模様があり外縁に鋸状の棘が並び歩脚は太くて短く上から見た際に外縁から少しはみ出る程度です。
セミエビさんはきっと思っています
エビなのにセミってどういう事?と
例えるとは他の物事と比較して説明する事
例えば人生を旅に例えるとか愛情を花に例えるとか
例え話が上手な人がいます
それは相手の事をよく理解していて高い共感力を持つ人
語彙力が豊富で分かりやすい例えを選ぶことができる人
異なる分野の知識などを柔軟に結びつけることができる人
一つの物事を多角的にとらえる力がある人
周囲の物事や状況を細かく観察できる人
様々な分野に精通していて話す人に合わせた例え話ができる人
できれば例え話が上手な奥行きのある人になりたいものです
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