リュウキュウヤライイシモチさんが口内保育してます
- あなたはスズキ目テンジクダイ科のリュウキュウヤライイシモチさんで間違いないですよね?・・・ヤライイシモチさんの仲間は大きな犬歯状歯が発達していて体側には約8本の黒色縦帯がありますが確かに写真のお魚さんもそれくらいの縦帯があります・・・また幼魚の頃は尾柄部に黒色斑がありますが成長するとその形状は不明瞭になるそうで写真のお魚さんも微妙に残っていますね・・・リュウキュウヤライイシモチさんは尾鰭上・下葉は淡色で縁取られていて体長は17cm程度に達する大型種です・・・一般にテンジクダイ類は群れて生活しているものが多いのですが産卵期にはつがいになった2匹が群れを離れて遊泳します・・・離れた2匹は岩礁や造礁サンゴの周辺で縄張りを持ち産卵までの7日~10日間一緒に仲良く過ごします。
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- テンジクダイ類の雌が1回に産む卵の数は6千~2万と言われていてかなり小さいのですが粘着糸で繋がっていて直径15mmくらいの卵塊状になっています・・・雄は放精後すぐに向きを変え卵塊を自分の口腔内に受け入れ口内保育に入ります・・・口内保育の期間は8日~10日で雄は単独で岩陰などで行いその間は餌をとらないそうです・・・写真のリュウキュウヤライイシモチさんも口が膨らんでいます・・・と言うことは現在口内保育中ということですね・・・お腹が空いているでしょうけど無事孵化してかわいい子供たちが見れるまで頑張ってください・・・リュウキュウヤライイシモチさんの眼付きが真剣ですがヨスジフエダイさんやノコギリダイさんが狙ってるからでしょうか?
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