『いつ見ても近寄りがたい迫力のお姿!結構大きいのねオニヒトデさん!』つぶやきVer 小笠原 ダイビングーフォト‐tsubuankun

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サンゴさんをそんなに食べないでねオニヒトデさん! 2024 小笠原

  • アカヒトデ目オニヒトデ科オニヒトデ属のオニヒトデさんはいつ見ても迫力なのですが多数の腕を持ちトゲトゲに覆われた輻長約15~30 cm の大型のヒトデさんです・・・オニヒトデさんはサンゴ礁で暮らしていて石灰藻やお魚さんなどの死体が分解してできた有機物であるデトリタスなどに加えて珊瑚さんを食べています・・・そしてオニヒトデさんは石灰藻やサンゴを食べる時は口から胃を出し裏返して広げて押し付け消化吸収を行うそうです・・・だからバクバク食べるのではなくじゅわじゅわと溶かしながら食べているといった感じですかね?・・・上から見ているとわかりませんがこのオニヒトデさんも今胃を出してサンゴを食べているのでしょうか?・・・オニヒトデさんの寿命は6~8年で通常はミドリイシ類やコモンサンゴ類等の成長が早いサンゴを好むためサンゴ礁の多様性を維持する役目を負っていると考えられています・・・オニヒトデさんって言うとサンゴを破壊する悪いやつというイメージでしたが意外と役に立っているんですね。
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  • でも数年に一度オニヒトデさんは大発生することがありその時は成長の速いミドリイシ類やコモンサンゴ類を食べ尽くし成長の遅いサンゴまで食べるためサンゴ礁環境の保全上有害とされています・・・この大発生は自然の長期サイクルによるとする説と人間の環境破壊によるとする説がありますが富栄養化がオニヒトデ幼生の餌である植物プランクトンを増殖させ大発生につながるとする説が最も有力視されています・・・それからオニヒトデさんの体表面には多数の有毒の棘が生えその棘に刺されると激しい痛みを感じアナフィラキシーショックに陥ることもあるのだそうです・・・だからもしオニヒトデさんに刺された時はなるべく早くポイズンリムーバーで血液を吸引した後に温湿布で患部を温めるといいそうです・・・とにかく刺されたら速やかに病院に行きましょう。

オニヒトデさんにはオニという名前が付いています

何故オニとう名前が付いているのでしょうか?

鬼は日本の伝説や神話に登場する妖怪です

鬼は力強く恐ろしい存在とされています

だから鬼の名前が付いているものは

力強さや恐ろしさを連想させるのです

スポーツでも強い相手を鬼と表現することがあります

鬼以外にも天狗や河童などの伝承もあります

実在する狸やキツネも化ける妖怪であったりします

日本の伝説や神話は奥が深そうです

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