『お見事なダンス!集団の動きが最高!美しい流線型のノコギリダイさん!』つぶやきVer 小笠原 ダイビングーフォト‐tsubuankun

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青い海に映える銀と黄色のノコギリダイさんの集団! 2024 小笠原

  • それにしても小笠原の海はブルーが濃く魚影が豊富ですね・・・6月はちょっと水温が低くて寒さを感じていましたが遠くからでもわかる魚影に近づいて行くとそれは銀と黄色に光る綺麗なノコギリダイさんの群れでした・・・タイ目フエフキダイ科ノコギリダイ属のノコギリダイさん全長約20cm最大30cmの大きさとなりますがこれだけの大群が近づいてくると圧巻ですね・・・ノコギリダイさんの体は側扁していて所謂タイの形をしていますが口先は尖っていて眼はかなり大きくなんとも可愛い顔をしています・・・ノコギリダイさんの尾は二叉していて身体の色は銀灰色で側面に黄色の線と暗色の線があり背鰭後部下方に黄色い斑点がポチンとあってアクセントとなっています・・・鰭はピンクがかった色合いをしており上唇にはうっすらと黄色の線があり胸鰭の付け根と鰓蓋縁が黄色くなっていて至る所にお洒落を感じます。
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  • フエフキダイ科ノコギリダイ属を構成するのはノコギリダイさん1種のみしかなく沿岸の水深30mまでの浅い岩礁やサンゴ礁に群れを作りながらのんびりと暮らしています・・・ノコギリダイさんはこう見えても夜行性で日中は写真の様にサンゴ礁の近くで大小の群れを作って遊泳していますが夜になると食事のために分散してエビさんやカニさんなどの甲殻類や小型のお魚さんなどを食べるために単独行動をするそうです・・・夜行性という事は昼間は群れを作る事で他の大きなお魚さんに食べられない様にみんなで協力して身を守っているという事ですかね?・・・ノコギリダイさんの群れの中にアカヒメジさんも混じっていますが違う種であることなど関係なくノコギリダイさん達は種の垣根を越えて仲良しの団体行動をしています。
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  • それにしてもノコギリダイさんは体の割に眼が大きいですね・・・これだけ眼が大きいいとよく見えるでしょうね・・・ところで眼の大きさってどうやって決まるのでしょうか?・・・お魚さんの眼の大きさは基本的には遺伝によって決まりますが環境要因も大きな影響を与えることがあります・・・例えば深海で暮らしているお魚さんは暗い環境で視力を補うために大きな目を持つことが多いようです・・・またお魚さんの目の大きさは種によって大きく異なり捕食者から逃れるために視野を広く持つ必要があるお魚さんや逆に獲物を見つけやすくするために大きな目を持つお魚さんもいます・・・お魚さんの視力は環境によって変化し深海に生息するお魚さんは暗い環境に適応しており視力は低い傾向にあり表層で暮らしているカツオさんやマグロさんなどの大型魚は比較的視力が良いとされています・・・またお魚さんの眼の構造も人間と異なり人間は水晶体の厚みを変えてピントを合わせますがお魚さんは水晶体の位置を動かしてピントを合わせます・・・このため魚は広い視野を持つ一方で視力は人間よりも弱いことが多いそうです。
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眼の大きなノコギリダイさん!

眼には不思議がたくさん詰まってます

虹彩のパターンは指紋よりもユニークで虹彩認証で利用されます

目の色は虹彩のメラニン含有量と光の散乱で決まります

メラニンが多いと目の色は濃くなり茶色や黒になります

メラニンが少ないと光が虹彩内で散乱し青や緑になります

目は脳の一部が外に出ているようなものです

視神経を通じて脳と直接つながっていますから

それから目の周りの筋肉は1日に約10万回も動く働き者です

また涙には基礎涙や反射涙や感情涙の3種類があります

いつも見ている目だけど不思議がいっぱいです

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