ゾウゲイロウミウシさんの薄紫に白のストライプが清楚!(改)
- ゾウゲイロウミウシさんはサンゴ礁域や岩礁域に生息していて体の色は白色から象牙色になっていいてこれが和名の由来になっています・・・外套膜周縁部は極細い白色の線で縁取られていますがこの白い線くっきりしていてアクセントになってきれいですね・・・ゾウゲイロウミウシさんは通年観察できますが春季から夏季に見かけることが多いようです・・・暖かくなってくるとどの生物も活動的に動きだすんですね・・・象牙色の身体に薄紫色の顔とオレンジの触角が清楚な印象のゾウゲイロウミウシさんには失礼なんですけどお尻は何処なのでしょうか?・・・ミカドウミウシさんは二次エラの付け根の真ん中に肛門があるんだけど・・・種類は違うけどゾウゲイロウミウシさんも同じような形をしているのでおそらく・・・。
- ゾウゲイロウミウシさんの触角と二次エラは黄色で基部が赤紫色になりますが地域的な変異は多いようです・・・身体の大きさは45mm程度でハダイロウミウシさんとも言いますがこれは新参異名で学名読みはヒュプセロドーリス・ブロッキイさんといいます・・・ウミウシさんはひとつの個体の中に常にオスとメスの両方の機能が存在する同時的雌雄同体の動物だそうです・・・何かすごいと思いませんか?・・・両性生殖腺というひとつの器官で精子と卵の両方をいっぺんに作っています・・・両性生殖腺にある頃の精子はまだ活性化されておらず自家受精はしない仕組みになっているそうです・・・それではウミウシさん同志が出会うにはどうすればいいのでしょうか?・・・ウミウシさんの触角の根元には小さな眼点と呼ばれる眼を持っていますが明暗の差が認識できるくらいだそうです・・・ですから出会うためにウミウシさんは自分の這い跡に必ず匂いを残しその匂いをたどって他のウミウシさんが追いかけてお互い広い海で出会うのだそうです・・・この広い海の中で凄いですね・・・そして交接管をくっつけて互いの精子を交換しあいその両方が卵を産むという不思議と言うか神秘的な世界です。
世界は広い
身近な世界にも知らないことばかり
自分が見えている世界
それは世界の一部
だから今見えている世界
それだけで判断してはいけない
子供の様に好奇心をもって
???で探求し
これからも生きていこう
新しい世界が広がるかも?
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