アカエソさんの口から何か出てますよ!(改)
- このヒメ目エソ科のアカエソさんは相変わらずの頭でっかちですが何か思うところがあるのか腹鰭をしっかり開いてサンゴの上で仁王立ちをしています・・・あれ!よ~くよ~く口の先を見て見ると何かチロッと尻尾のようなものが口から出ているように見えます!・・・何かヘビの舌先の様なものが出ています!・・・今まさに何かを丸のみしたばかりのような!・・・アカエソさんのエラがなんとなく張ってますし何かを口の中に入れているのは間違いないようです・・・でもこのアカエソさん「僕は知らないよう!何のことかなあ?」ととぼけて知らんぷりです・・・アカエソさんのこの表情がなんとなく笑えますがやっぱり口から何か出ていますよね!・・・誰を食べたんだ!アカエソさん!!
- アカエソさんの体色は生息環境により変化を見せ赤褐色から赤味の強いものや褐色そして白っぽいものまで変異に富んでいます・・・体高は低く全体として細長く上顎が下顎より前に出ていてその表情が何ともユニークなのです・・・体の背側にある帯状の模様が特徴で体側中央斑紋の間隔は狭く細かく見え最大40㎝程にもなるアカエソさんです・・・砂地などでペアでいるところが多いアカエソさんなのですが実は雄より雌の方が体が大きいのです・・・基本的には夜行性で通常は砂地に潜って頭だけを出しています・・・そして自分より小さな生物が通るのをその状態で待ち伏せして一気にバクっと食らいつくのです。
アカエソさんは知らんぷりをしています
知らんぷりとは身の回りの出来事や人に対して
関心のある素振りを持たないように意図的に振る舞うこと
何故知らんぷりをするのでしょうか?
それは不快な話題や議論を避けるため
他人のプライバシーを尊重し他人の問題に干渉しないため
疲れやストレスを感じる時に余計なエネルギーを使わないため
人間関係が複雑でトラブルを避けるため
知らんぷりされたら少し不快な気持ちになるかもしれません
でも知らんぷりすることも人生の選択肢の一つです
状況によって適切なタイミングで知らんぷりをする
そんな判断が大切です
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