ウミシダヤドリエビさんともぞもぞ動くウミシダさん!(改)
- モゾモゾと動く申し訳ないのですがちょっと薄気味悪いウミシダさんの中をよくよく探すとテナガエビ科のウミシダヤドリエビさんに出会えるかもしれません・・・ウミシダヤドリエビさんはウミシダさんに上手に擬態しているので見つけにくいと思いますが・・・それにウミシダさんは妙にまとわりついてくるので嫌いなのですがウミシダヤドリエビさん見たさに探してみると居ました居ました・・・ウミシダさんの色に合わせたきれいなウミシダヤドリエビさんです。
- ウミシダヤドリエビさんはうまく隠れるために宿主のウミシダさんによって体の色がずいぶんと変わるそうです・・・それはそうですよね宿主のウミシダさんと色が違っていれば自己主張はできるかもしれませんが目立って仕方ないですよね・・・だからウミシダヤドリエビさんも衣装替えしたバージョンがたくさんあって探してみると結構楽しいですよ・・・この写真のウミシダヤドリエビさんもそうですが基本は頭から尻尾にかけての縦のラインが一本すっと綺麗に入っていて何ともスマートな印象与えてくれるエビさんです。
- このウミシダヤドリエビさんはじっとしていることが不得意なのか恥ずかしがり屋なのかよくわかりませんがとにかく動き続けてすぐにウミシダさんの間や裏に隠れてしまいます・・・しかもどの個体も1cm~2cm程度ととても小さいしウミシダさん自体がもぞもぞもぞもぞ動いて邪魔するので撮影しずらいことこの上ないエビさん達です・・・ウミシダヤドリエビさんにピントが合ったと思ったらウミシダさんが被ってくるしウミシダさんが避けてくれたと思ったらウミシダヤドリエビさんが裏側に隠れるしでちょっとイライラしてしまいますね。
- 不思議な生物ウミシダさんは実は動物なのです・・・でも動物とは思えない植物のような形をしていて多数の腕を中心の体から輪生状に伸ばし根のような形の枝で他のものにしがみついています・・・羽根のような腕を広げた姿は確かにシダ類に似ていますが巻枝は基盤にしがみついているだけなので移動が可能なのです・・・種によっては腕を動かして活発に遊泳することもできます・・・でもウミシダさんの腕は折れやすく刺激を受けると自切することもあります・・・一般には不活発な動物であり海底の岩やサンゴの上に巻枝でしがみつき腕を広げてデトリタス(生物遺体や生物由来の物質の破片や微生物の死骸、あるいはそれらの排泄物を起源とする微細な有機物粒子)などを集めて食べています。
郷に入れば郷に従え
新しい場所に来たらまずはその習慣に従う
人間関係を円滑に進めるための処世術
最初は抵抗感があるかもしれませんが
新しい価値観を受容する寛大な精神を持つということ
自分の意見だけが正しいわけではないのだから
でも自分の意見を殺してばかりで周りの空気を読む
そんな行き過ぎた同調圧力には乗らない
長い物には巻かれろということではない
バランス感覚なのかな?
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