『優雅な殺し屋が!ハナミノカサゴさんその緩やかな動きが怖い!!』つぶやきVer 柏島 ダイビング‐フォト‐tsubuankun

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ハナミノカサゴさんは優雅なのんびり屋?(改)

  • カサゴ目フサカサゴ科のハナミノカサゴさんの体形は楕円形で側扁しており大きな鰭が特徴的で成魚は最大30cmほどに達します・・・ご存じの通りハナミノカサゴさん達は鰭が長いので身体の大きさの割に結構大きく見えます・・・身体の色は赤色やピンク色や白色を基調に暗色や褐色のきれいな縞模様が入っていますが独特な縞模様できれいですよね・・・ハナミノカサゴさんは水深約50mまでの比較的浅い岩礁帯で特に何故か砂底が混ざる場所が好みの様です・・・ハナミノカサゴさんは砂遊びが好きなのでしょうか?・・・群れは作らず単独で優雅にゆらゆらと生活しているハナミノカサゴさんですが小魚や小型の甲殻類に近づくとバクっと素早く吸い込むようにして捕食する肉食性のお魚さんです。
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  • ハナミノカサゴさんは大きな背鰭や胸鰭が蓑のようであることから「蓑笠子」と言われるようになったそうです・・・確かに長い鰭が蓑の様だと言われれば蓑に見えないことは無いですがちょっと違和感があるのは私だけでしょうか?・・・そらからこの鰭の棘には強い毒があり刺されると激しい痛みが生じるので注意が必要です・・・通常ハナミノカサゴさんから襲ってくることはありませんが撮影目的で追い回すと鰭の毒棘を立てて立ち向かってきますので無茶はやめましょう・・・ミノカサゴさんも自分の命が危ないと思ったら普段おとなしくても当然攻めてきますよね。
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  • ハナミノカサゴさんの背鰭や胸鰭や尻鰭の棘には毒腺が付いており刺さると毒液が注入される仕組みになっています・・・毒液が注入されるってどの様な仕組みになっているのでしょうか?・・・毒の成分はタンパク質性であることは分かっていますが物質的に不安定なこともあり毒物単体での分離・同定はできていないそうです・・・刺された人の話を聞くと刺された瞬間はスタンガンで激しい電気的ショックを受けたような感じだそうです・・・スタンガンを受けたことが無いのでよくわかりませんがかなりのショックのようですね。
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  • ハナミノカサゴさんに刺されたとしても命を左右するほどのことは稀ですが激痛が走り刺された患部は真赤に腫れ場合によっては眩暈を起こし胸がムカムカして気持ち悪くなることもあるそうです・・・怖いですね!・・・命を左右しないとしても刺されるのはやっぱり嫌ですから君子危うきに近寄らずですよね・・・もしもダイビング中に刺されてしまったら落ち着いて陸や船に上がり患部を洗浄して細菌などによる2次感染を防止しましょう。
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  • ハナミノカサゴさんに刺されてもしも折れた棘が刺さったままの場合はピンセットなどで取り除き患部を圧迫して毒を絞り出しましょう・・・それから熱湯を用意して45℃位まで冷ました後30~60分ほど患部をお湯に浸けて患部を加熱しましょう・・・ハナミノカサゴさんの毒はタンパク質なので熱に弱くちょっと熱いかもしれませんが我慢して患部を加熱しましょう・・・その後は様子見をせず必ず病院で手当てしてもらうように致しましょう。
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苦労を重ねる事で気高くなれる?

幸福である事で時には気高くなる事はある

でも苦労を重ねる事で大抵は意地悪くなるもの

そんな苦労を重ねながらも気高く優雅に振舞うことができるのは

心そのものが気高く優雅であるということなのか?

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