アカシマシラヒゲエビさんの赤と白のストライプがクール!
- こちらをジッと見つめている体の長さ30mm~60mm程度のエビ目モエビ科ヒゲナガモエビ属のアカシマシラヒゲエビさんは身体全体がきれいな赤を基調とした色合いで腹面は黄褐色をしています・・・アカシマシラヒゲエビさんの背中の中央部分と第3脚と長い髭は白くなっていて背中には白線を挟む2本の赤い帯が有り綺麗な色をしています・・・アカシマシラヒゲエビさんはお魚さん達と仲良く共存しているエビさんでお魚さんが困っている痒いところに手が届く頼もしいクリーニング屋さんです・・・お魚さんの体表をチョコチョコチョコとかわいく這い周り体表に着いた寄生虫や魚の口の中に残った食べカスなどを小さなハサミを器用に使って食べます・・・清潔感漂う白い手袋をはめている様に見えるアカシマシラヒゲエビさんの仕草を見ていると飽きないですね。


- アカシマシラヒゲエビさんは水深が比較的浅いサンゴ礁帯の岩穴などを探してみると潜んでいてその岩穴でお魚さん達と一緒に仲良く暮らしています・・・アカシマシラヒゲエビさんが自分たちの身体を掃除してくれる事を良く判っているお魚さん達は正直美味しそうだなと思うかもしれませんが決してアカシマシラヒゲエビさんを食べる事はありません・・・アカシマシラヒゲエビさんを欲望に負けて食べちゃうと掃除してくれる人がいなくなって結局自分達が病気になってしまうことを理解しているので様々なお魚さんが順番待ちをしています・・・人間の様に横入りなど狡いことはせず行儀よく並んでクリーニング待ちをしているお魚さん達を見ていると海の世界の住人を見習わないとと思ってしまいます・・・アカシマシラヒゲエビさんは紅白のラインがくっきりしていて見ためがおめでたい感じのするエビさんですがスカンクシュリンプさんとも呼ばれております・・・その名前の由来は背中の白い筋が動物のスカンクに似ているからだそうですが決してスカンクさんのようにオナラで困らせることは無いようです。

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