ヨウジウオさんが目を吊り上げてものすごく怒ってます! セブ
- このトゲウオ目ヨウジウオ科ヨウジウオ属のヨウジウオさんこちらをぐっと睨んで目を吊り上げてものすごく怒ってますよね!・・・あまり私が近づき過ぎたからヨウジウオさんの気分を害したのでしょうか?・・・申し訳ございません!怒らせる気は毛頭ございません!ただちょっと写真を撮りたかっただけです・・・アポイントも撮らず訪問してしまってすみませんでした!そんなに目を吊り上げて口を尖らせないでください・・・ヨウジウオさんって結構短気?・・・いやもしかしてヨウジウオさんは自分の名前に怒ってるのかも?・・・体が細いからってヨウジという名前を付けたことに怒ってる?・・・「お友達のタツノオトシゴさんは龍をイメージした名前が付いているのに僕はヨウジですか?失礼じゃないですか!!もっとまともな名前で呼んでください!!」とでも言っている様です・・・名前を付ける時は気を付けないといけないですね。
- ヨウジウオさんはこの細長い体型を活かして海草の中に溶け込むようにして外敵から身を守っています・・・体の色も赤や黄色や褐色や銀色のようなものなど様々で不規則な模様や斑があり身体も細いので確かに海藻に見えますよね・・・ヨウジウオさんはタツノオトシゴさんよりも機敏で活発に泳ぎますがじっとしている方が好きなようです・・・ヨウジウオさんは長く突き出した口でプランクトンや小魚や甲殻類を食べるそうですが口は小さく歯もないのでかなり小さなものしか食べれそうにありません・・・それからヨウジウオさんはタツノオトシゴさんと同様にオスに育児嚢があります・・・ヨウジウオさんのメスはオスの育児嚢に卵を産み付けオスは数週間後に卵が孵化した後しばらく成長するまでは育児嚢で保護する習性があり子煩悩です・・・そして全長10mm程になったヨウジウオさんの赤ちゃんは育児嚢から泳ぎだして流れ藻などに一生懸命しがみついて成長していくそうですが想像すると笑みがこぼれます。
ヨウジウオさんのヨウジとは?
爪楊枝のことで日本の伝統的な美容用具です
主に爪を整えるために使われ歴史は古く平安時代には存在したそうです
当時は主に貴族や上流階級の女性たちが使用していました
爪楊枝は主に木や竹で作られ時代が進むにつれて変化を遂げ
素材やデザインが進化し現代ではプラスチック製もあります
爪楊枝は歯間の食べ残りを取り除いたり
歯垢の形成や虫歯のリスクを減らします
適切に使うことで爪楊枝は健康維持に役立ちますが
やりすぎは良くないので優しく使うことが大切です
爪楊枝は歯のケアだけでなく日常生活でも多用途に使えます
小さな物を拾ったり細かい作業をする際に役立ちます
なくてはならない爪楊枝さんです
だからヨウジウオさんも気分を害さないでください!
とっても眼付の悪いヨウジウオさん達が何か企んでいる! ケラマ
- 岩の上から目つきの悪い2匹のトゲウオ目ヨウジウオ科ヨウジウオ属のヨウジウオさんが並んであたりをこっそりと伺っています・・・それにしてもいかにも何か悪い事を企んでいますという目つきをして辺りを伺っていますねえ・・・このヨウジウオさん達はどんな悪だくみを考えているのでしょうか?・・・近くのお魚さん達!ヨウジウオさん達が何か企んでいますよ!騙されないように十分に気を付けましょう!・・・ちなみにこの2匹のヨウジウオさんはペアなのでしょうか?・・・それともただの仲良しグループなのでしょうか?・・・よくわかりませんがヨウジウオさんのオスの腹部には育児嚢があって卵が孵化して赤ちゃんが生まれるまで保護をしています・・・こんな目つきをしていますがなかなかの子煩悩ですしヨウジウオさんですから悪いことはしないと思うのですがこの目つきはちょっと只者ではないですね。
- ヨウジウオさんはタツノオトシゴさんの仲間で体は骨板の甲で覆われていてかたく名前の様に細長い身体をしています・・・口は長い筒状で歯は無く背鰭起部の下方には微細な臀鰭はありますが腹鰭はありません・・・また尾鰭は丸く扇のような形をしていて通常のお魚さんらしくない不思議な体形をしています・・・ヨウジウオさんは泳ぐのは苦手で海草などに尾部を巻きつけてつかまっていることが多く細長い体は海草の間に入り込むのに適しています・・・またヨウジウオさんがじっとしていると海草と見分けづらく外敵から身を守るのにとても適しています・・・ヨウジウオさんの体色は赤っぽいものや黄色味を帯びたものや褐色や黒っぽいものまた緑色を帯びた銀色のようなものなど様々います・・・不規則な模様や斑があるものなどもいて変化がありますがタツノオトシゴさんよりは活発に泳ぎます・・・今回はどんな目的があるのかわかりませんが2匹で仲良く移動中です。
このヨウジウオさん達とっても眼付が悪い?
目つきの悪さは敵意や不快感を感じさせる視線や表情
鋭い目つきや不機嫌そうな表情が他人に不安や恐怖を与える
意識的か無意識的かに関わらず周囲の人々にネガティブな印象を与える
しかし眼付の悪さは必ずしもその人の内面を反映しているとは限らない
目つきが悪くなる原因はストレスや疲れかもしれない
怒りや不満や緊張などの感情が視線に現れているのかもしれない
病気や体調不良が原因で目つきが悪く見えることもある
時に意識的に威圧的な態度を示すために目つきを変える人もいる
目つきが悪くなる背景には身体的・精神的な要因が複雑に絡み合っている
だから第一印象だけに惑わされないこと
多方面からその人を考慮することが大切なのかも
ヨウジウオさんのひょうきんな顔はひょっとこ顔?(改)柏島
- トゲウオ目ヨウジウオ科のヨウジウオさんはタツノオトシゴさんの仲間で名前のように体は細長く最大で30cm近くになるものもいます・・・ヨウジウオさんは骨板の甲で覆われていて吻は長く突き出てその先に小さな口がありますが歯はないのが特徴です・・・長く突き出た口先でプランクトンや小魚や甲殻類を食べるそうですが歯がないのにどうやって食べるのでしょうか?・・・何かもどかしいですよね・・・ヨウジウオさんは背鰭起部の下方には微細な尻鰭がありますが腹鰭はもっておらず尾鰭は丸く扇のような形をしています・・・ヨウジウオさんの体の色は多様で赤っぽいものや黄色味を帯びたものや褐色や黒っぽいものや緑色を帯びた銀色のようなものなど様々です・・・またヨウジウオさんは色の変化だけでなく不規則な模様や斑があるものなどもいて変化に非常に富んでいます。
- ヨウジウオさんはアマモなどの海草が繁茂するところに住んでいて細長い体は海草の間に入り込むのに適しています・・・確かにこれだけ細長いとクネクネと海藻の隙間を上手に泳げそうです・・・それにヨウジウオさんはじっとしていると海草と見分けづらいので外敵から身を守るのにも適しています・・・遊んでいるのかお洒落をしているのかよくわかりませんがヨウジウオさんは体を海草などに巻きつけるようなこともします・・・それからヨウジウオさんの産卵期は3~6月頃でタツノオトシゴさんと同様に雄には育児嚢があり雌は雄の育児嚢に卵を産みつけます・・・卵は数週間後に孵化するのですが雄は孵化した後もしばらく成長するまで育児嚢で保護する習性があるそうです・・・子煩悩ですね・・・全長10mm程になったヨウジウオさんの稚魚は育児嚢から泳ぎだし流れ藻などにくっ付いて成長していきます・・・新たな旅立ちですね!頑張れ!
ヨウジウオさんは用心に用心を重ねて子供を育てその後一人旅をさせます
可愛い子供だからこそ甘やかさない
世の中の辛さや大変な経験をさせ自分の力で乗り越えさせる
ついつい甘やかしてしまいそうになる
でもそれが子供の将来のためになる
ただし子供が悩みを打ち明けてきたら子供の目線に立って相談にのる
人生はいつも楽しい事ばかりではなく苦しい事もある
逆に苦しい事ばかりではなく楽しい事もあるのだから
彼を変えたのは?ヨコシマサワラさんの風格! パラオ
- バラクーダさんの群れがいたので撮影していた時ふと水面方向を伺うとスズキ目サバ科サワラ属のヨコシマサワラさんが悠々と泳いでいました・・・「俺様はバラクーダ達と違って群れたりしないよ!一人で生きていくんだ!」とでも言いたげに表層部を優雅に威厳のある姿で泳いでいました・・・まさに一匹狼のスナイパーという感じで風格があります・・・ヨコシマサワラさんは鋭い目つきでトビウオさんやイワシさんなど小魚を狙って飛び掛かります・・・ヨコシマサワラさんはサワラさんより大きく全長2mを超える大型魚で名前の由来は体側に不規則な黒い横縞がたくさん入っているからです・・・このヨコシマサワラさんもキラキラ光る体で前方の黒い小さなお魚さんを狙っているのでしょうか?・・・鋭い歯を隠し持ってさっそうと泳ぐ姿はやっぱりかっこいいですよね。
- ちなみにサワラさんは成長するに従って40~50cmをサゴシさん50~60cmをナギさん60cm以上をサワラさんというふうに呼び名が変わる出世魚でもあります・・・サワラさんの体長は細長く体色は背側が青灰色で腹側が銀白色となっており体側には黒っぽい斑点列が縦方向に並んでいます・・・ヨコシマサワラさんは2mを超す大型種で細長く側扁していて引き締まった体をしていますが2mを超えるってかなりの迫力ですよね・・・ヨコシマサワラさんの第1背鰭は後半部が低くなることや体側中央部を中心とした不規則なひも状暗色の横帯が見られることが特徴です・・・この横縞があることでヨコシマサワラさんの風格というか貫禄を出しているように思えます・・・ヨコシマサワラさんによく似たカマスサワラさんにも横縞がありますがカマスサワラさんの横縞は帯状の太めの横縞で顔もヨコシマサワラさんより長くとがっています。
ヨコシマサワラさんの横縞には風格や貫禄を感じます
そう感じるのは何故なのでしょうか?
縞模様は自然界や人間文化において様々な意味を持ちます
縞模様は捕食者から身を守ったり捕食者を混乱させる効果があります
敵に自分が有毒であることを警告することもあります
縞模様は特定グループや文化シンボルとして使われることもあります
例えば囚人服の縞模様は歴史的に囚人を識別するために使われました
縞模様は視覚的に魅力的でダイナミックなデザイン要素です
縞模様は視覚的に脳に刺激を与え動きを感じさせる効果があります
縞模様は多様な意味と機能を持っていますが
このサワラさんの印象も私の中の背景が関係しているのでしょう
深い自然界の知恵や文化的な象徴性が詰まっていますね
あれ?君ヨスジフエダイさんと違うよね! 2024 小笠原
- いつ見ても綺麗なのですがボニンブルーの海に今年もたくさん群れて映えているのはスズキ目フエダイ科フエダイ属のヨスジフエダイさん達です・・・ヨスジフエダイさんは最大で全長50 cmにもなりますが私がよく見かけるのは体長25 cmほどの群れです・・・ヨスジフエダイさんって小さくて可愛いというイメージですが全長50cmのヨスジフエダイさんってちょっと大きすぎませんか?・・・ヨスジフエダイさんの体高はやや高く見ての通り吻はやや突出しています・・・下の写真のヨスジフエダイさん達も皆さんこちらを向いて口を尖らせているので何か文句を言いたげのように見えます・・・言いたいことが有ったら心にとどめずはっきりと伝えた方がヨスジフエダイさんも精神的にいいと思いますよ。
- ヨスジフエダイさんの尾鰭は中央がわずかに凹んだ形状をしていますが背中と側面は明るい黄色で腹側にいたるにつれて白色となっていきます・・・体の側面には黒く縁取られた明るい青色の縦線が4本入っているヨスジフエダイさんですがこの青色の縞よりもさらに腹側には淡い灰色の縦帯が数本存在します・・・ヨスジフエダイさんのほとんどの鰭は黄色く腹部には微小な赤い斑点があるので薄く赤く見えます・・・ちなみにヨスジフエダイさんの幼魚は背中に黒い斑点がみられることがあります・・・ヨスジフエダイさんは基本的に肉食ですがお魚さんやエビさんカニさん等だけではなく藻類も食べるそうです・・・でも加齢や生息域などによっても食性は変化するようです・・・やっぱりヨスジフエダイさんも人間と一緒で年と共に食べるものが変わっていくのですね。
- 一番上の写真にも写っていますが上の写真の右側にも違うお魚さんがとぼけた顔で写っています・・・パッと見ただけでは同じ仲間のように見えますが背中の筋模様が違いますよね・・・これはタイ目フエフキダイ科ノコギリダイ属のノコギリダイさんです・・・ノコギリダイさんの全長は通常20 cmですが最大で30 cmほどに成長します・・・体は側扁しヨスジフエダイさんの様に口先は尖っていて体色は銀灰色で側面に金色の線がありその上に暗色の線があります・・・ノコギリダイさんの鰭はピンクがかった色合いをしており上唇には黄色の線があり胸鰭の付け根と鰓蓋縁は黄色くなっています・・・ノコギリダイさんは背鰭後部下方に黄色い斑点があって目はかなり大きいのが特徴です・・・下の写真では明らかに違う種類のお魚さんが仲良く泳いでいます。
ヨスジフエダイさんの多様性?
多様性は異なる特性や特徴を持つ人々が共存すること
異なる価値観や背景を受入れ融合させること
本質的な多様性を理解すれば素晴らしいイノベーションが生まれる
異なる視点からのアプローチは問題解決の速度を向上させる
社会的な公正と平等を促進するためにも
異なる人々のニーズや権利を尊重した環境を作ること
そのことが益々重要になってきます
ヨスジフエダイさんは他のお魚さんとも仲良しなの? 小笠原
- ヨスジフエダイさんは体の大きさが25 cmほどで体高はやや高く頭部背側の輪郭はキュンとしています・・・なかには全長50 cmに達する化け物のようなヨスジフエダイさんもいるそうですが私はまだそんな主のようなヨスジフエダイさんにはお目にかかったことがないです・・・そこまで大きくなるとかわいいというよりは貫禄が凄いでしょうね・・・それからヨスジフエダイさんの吻はやや突出していますし尾びれは中央がわずかに凹んだ形をしています・・・ヨスジフエダイさんと言えば背中と側面が明るいきれいな黄色で彩られていますがお腹の方に行くにつれ白っぽくなります・・・体の側面には黒く縁取られた明るい青色の縦線が4本入っていてこの青色の縞よりもさらにお腹側にも淡い灰色の縦帯が数本入っています。
- 海の中でヨスジフエダイさん達が群れているとこの黄色とブルーの縞々がよく目立って華やかさがありますよね・・・それからほとんどの鰭は黄色で腹部には微小な赤い斑点があるのでよく見ると薄く赤く見えます・・・幼魚は背中に黒い斑点がみられることもあるそうです・・・よく似た同属種のロクセンフエダイさんは体側面の青色の縞が5本である点でヨスジフエダイさんと区別できます・・・なんでロクセンフエダイさんなのに縞が5本しかないのと思ったらエラの辺りに短い線が1本あるので確かにロクセンでした・・・それとヨスジフエダイさんはお腹の辺りが白いのに対してロクセンフエダイさんはお腹の辺りも黄色く全体が黄色になっています・・・さらにヨスジフエダイさんに酷似なのがベンガルフエダイさんです・・・どちらも側面に4本の縞が入っていて見た目はほとんど一緒なのですが違いはお腹の白いところです・・・ヨスジフエダイさんは淡い灰色の縦帯が数本入っていますがベンガルフエダイさんには縞は無く白くなっています。
- 下の写真はヨスジフエダイさんだけでなくキンセンアカヒメジさんやノコギリダイさんも混じってみんな仲良く泳いでいるので遠目で見ていると種類が混じっているのかどうかよくわからないですよね・・・キンセンアカヒメジさんはヨスジフエダイさんとほぼ同一の体色をもちヨスジフエダイさんの群れに紛れ込むことで獲物から身を守っていると考えられています・・・確かにキンセンアカヒメジさんはヨスジフエダイさんによく似せています・・・ヨスジフエダイさんは基本的に肉食で魚やエビやカニなどを食べますが藻類も捕食対象となっています・・・でもヨスジフエダイさんの食性は加齢や生息域などによっても変化するそうです・・・人間も同じですかね。
ヨスジフエダイさんの群れかと思ったら?(改) パラオ
- リーフの端などで群れているのをよく見かけるフエダイさんの仲間も調べてみるとなかなか奥が深いです・・・今回もきれいな色をしたヨスジフエダイさんが群れていると思って撮影してみましたがよくよく見るとあれ?・・・ヨスジフエダイさんじゃないのもいる!・・・というかヨスジフエダイさんじゃないお魚さんの方が多いではありませんか!・・・潜っているときはそこまで意識してなかったので気が付きませんでしたが写真を見て初めて気が付きました・・・ボーとして泳いでいてはダメですね。
- 特に下の写真はヨスジフエダイさんの群れというよりはどちらかというとキュウセンフエダイさんの群れといったほうが正解ですね・・・潜っているときはヨスジフエダイさんが群れていてきれいだと思って見ていましたが・・・体の色も尾びれの色ももちろん体側の筋の数も写真の上の方に写っているヨスジフエダイさんと下の方にいるキュウセンフエダイさんとは全然違いますね・・・なんとなく撮影してしまってヨスジフエダイさんにもキュウセンフエダイさんにも失礼をしてしまいました・・・「この人ちゃんとわかって私たちを撮影してるのかな?・・・あやしいなあ?・・・仲良く一緒に泳いでいるけど全然違う種類だからね!」って疑いの眼で見られていました。
- 下の写真は魚群を塊として撮影したくて下から海面に向けてあおって撮ってみました・・・ちょっと白ボケしてしまいましたがこちらもいろいろ混じっていますね・・・それにしてもヨスジフエダイさんとキュウセンフエダイさんは仲がいいですね・・・それぞれの数としては半々ぐらいですか?・・・同じ種類のお魚さんの群れと言っても違和感がありませんね・・・見事にシンクロしています。
- ヨスジフエダイさんは根つきのお魚さんでいつも同じようなところで見事に群れていてくれます・・・なので群れの大きさはその日のよって違いがありますが「あ!今日も群れてくれてる」っていう感じなので撮影するダイバーにとっては助かります・・・下の写真でよくわかると思いますがヨスジフエダイさんの体の色は黄色で暗色に縁どられた4本の青白色縦帯があります・・・眼の下に2本の青白色縦線があり腹部は白っぽく20cmを越えるサイズになります・・・青い海を背景にヨスジフエダイさんが群れている様子は見ごたえがあり、特に天気の良い日は鮮やかな青色をバックに光る鮮やかな黄色がとてもよく映えています。
- 下の写真ではヨスジフエダイさん達がこちらを向いて「私たちを撮ってくれるの?・・・撮るんだったらポーズを決めるからきれいに撮ってよねえ!・・・下手に撮ったら承知しないわよ!」って言っているようです・・・ヨスジフエダイさん達の正面からの表情はなんともかわいいものですね・・・それにしても胸びれをぴんと張って見事なホバリング状態です・・・さすがお魚さん達ですがなんとなく今から飛び立ちますよ~って感じに見えてしまいます。
- 下の写真の群れはほとんどがヨスジフエダイさんですね・・・最初の写真の様にキュウセンフエダイさんと混泳していることが多々ありますが群れによって好き嫌いでもあるのでしょうか?・・・「俺たちは同じ仲間としか泳がない」という群れだったり・・・「同じ海の中で同じような場所にいるんだから一緒に仲良く泳ごうよ」という群れだったり・・・群れの中にもしかしたらボスがいてそのボスの意思で決めているのでしょうか?
- ヨスジフエダイさんによく似たお魚さんにロクセンフエダイさん、ベンガルフエダイさん、キュウセンフエダイさんなどがいます・・・ロクセンフエダイさんの体の色は鮮やかな黄色で体側には細青色縦帯が5本あります・・・体側に黒色斑を出す個体もあり体長25cmに達しますがなぜロクセンという名前なのに青色縦帯が6本でなく5本なのでしょうか?・・・不思議ですね!・・・黄色の部分が6本に見えるからなのか?・・・ベンガルフエダイさんもヨスジフエダイに酷似していますが体側腹部には斑紋がなく眼下にある細い縦帯が1本であることなどでも見分けられます・・・しかしこれらは重なったりヨスジフエダイさんでは薄かったりする場合があるので総合的に判断するしかありません。
- キュウセンフエダイさんは体側には9本前後の縦帯があり頭部は赤みがあって尾びれは黄色で後縁部は暗色です・・・あれ!?特徴から判断するとこのお魚さんはキュウセンフエダイさんではないですね・・・ノコギリダイさんだ!・・・ノコギリダイさんは小さな群れを作ってじっとしていることが多いのですがたまに大きな群れを作ることがあります・・・ヨスジフエダイさんとよく混ざっていて体の色は白っぽい時くすんだ色になっている時暗い体色になる時があります・・・後方に黄色い斑紋があるのが特徴で上の写真のお魚さんの特徴に合致していますね。
個性は人それぞれで
一方向から見るだけでは真の価値に気づかないことが多い
あらゆる方向から見ようとする努力が
その個性を伸ばすために大切である
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